製作 / 発売 : 株式会社カプコン 公開形態 : 業務用及び、家庭用ビデオゲーム ジャンル : (2D)対戦格闘 ●稼動開始・発売時期 【アーケード版】 * 1ST (正式名: STREET FIGHTER III "NEW GENERATION")/ 1997年2月 * 2ND ( 〃 : 同 2nd IMPACT "GIANT ATTACK")/ 1997年10月 * 3RD ( 〃 : 同 3rd STRIKE "Fight for the Future")/ 1999年5月〜 【家庭用】 * ドリームキャスト版 ダブルインパクト(1STと2NDを一本にまとめたもの)/ 1999年12月 * ドリームキャスト版 3RD / 2000年6月 * プレイステーション2版 3RD / 2004年7月 (他にXbox用ソフト『ストリートファイター アニバーサリーコレクション(2004年10月)』にも収録) ●●ストーリー ニューヨークはマンハッタンに住む青年格闘家、アレックス。 彼は『金髪の男』を追いかける為、そして確かめる為、世界に飛び出した。 男の名は、ギル。 アレックスに格闘を教えた男であり、最大の目標でもある退役軍人トムを、彼の眼前で容易く倒した男。 アレックスが知る限り『最強』の男であり、幾ら挑んでもフォールすら奪えないトムに、絶対の敗北を与えた男。ギル。 あのトムがあれほど簡単に倒される筈など無い――――何かある筈だ。 それとも……本当に二人の強さにそれ程の差があったとでも云うのか……? 金髪の男―――ギルを追いかければ、戦えば、何にしても、全部解かる。 ――――――行こう世界へ、外へと出よう。『最強』の証明を求めて。 ●●●作品の概要 2D対戦格闘ゲームの様式を確立した作品、『ストリートファイターII』の正当な続編として、そして『究極の2D格闘ゲーム』を目指すべく製作された作品。 初版(通称1ST)の他、システム・技・キャラクターを追加(一部削除)し、調整を施した二度の改良版(2ND・3RD)が発売された。 また、『主人公をソレまでのリュウからアレックスに変更』・『煩雑な操作(コマンド)は出来る限り排除(意図して入れたもの・テクニカルキャラ等の例外は多少アリ)』・『キャラクターはほとんど総入れ替え』・『頭身も過去作品に比べ一頭身ほど高くスタイルが良い』・『音楽やインターフェイスデザインも一新』等、全面的なイメージチェンジを図った。 ●●●●やや踏み入った詳細解説 ◆まず、外見的な特徴として、 『異常なまでに多い動画枚数(後発の2D格闘よりも遥かに多い)』、『やたらメリハリと重量感の溢れまくった、美しくかつ豪快なアクション』、『2D格闘としては速すぎと言える程のゲームスピード』、『重低音が良く利いている爽快な効果音(特にKO時の効果音は、『格ゲ史上最高』と言っても過言では無い!)』等が挙げられる。 ◆次にシステム面の特徴を挙げる。 このゲームの象徴と言える、ハイリスクだが、攻撃を弾いて相手に反撃をできる様にする【ブロッキング】、【下段攻撃が弱い】代わりに【投げ・中段攻撃が強い】事、【飛び道具が少ない】事、 『どれもそこそこ』だったそれまでのスーパーコンボ(超必殺技)と違い、『極端な性能差がある代わりに、三つの内から一つしか選べない』【スーパーアーツ(SA)セレクト】、【無敵技が非常に少ない(昇龍拳も無敵ナシ!)】事、【キャラクター限定の特殊技能が多い(≒性能面の個性が強い)】、等がある。 ◆これらの他にも、必殺技の強化版【EX必殺技】、キャラと技の順序を完全に規定した、目押し(チェーン)コンボ【ターゲットコンボ】、【(一足跳び型)ダッシュ】、【ハイジャンプ】、【クイックスタンディング(≒受身)】、挑発+特殊効果の【パーソナルアクション(PA)】等、 他の2D格闘で御馴染みのシステムも、(上手く咀嚼されて)数多く取り入れられている。 ◆肝心のゲーム性は、『立ち状態での格闘を重視』している事(前述の下段技が弱い・飛び道具が少ない等はその為)、ブロッキングの導入や無敵技の少数化を始めとした『安易な戦法(トリカゴ・作業的固め・ガン待ち等)の徹底的な排除』、 速いゲームスピードと一発のダメージが高い事による『緊張しっぱなしの駆け引き』、所謂『弱キャラ』でも十分に勝てる余地がある事、『攻め過ぎでも待ち過ぎでも勝ちにくい』等々、詰めても詰めても詰みきる事の無い、非常に奥が深い物となっている。 しかしその反面、『安易な戦法を排除』した事で、初心者や中級者に近寄り難い雰囲気を与えてしまったのも事実で、1ST・2NDの頃は(波長の合った人と上級者を除き)ウケが今一つだった。本格的にそのゲーム性が評価されたのは、ユーザーがようやっと追い付き始めた3RDからである。 ◆それでも、矢張り『マニア向け』の印象を拭い去れなかった事、発売が格闘ゲームブームが収束に差し掛かっていた時期だった事、等の要因で一般受けはしなかった。 だがしかし、偏見を取り去れば『実はとってもシンプルなシステム』、安易な戦法を排除した事によって実現した『いつまでも遊べる内容』、速いスピードに慣れてしまえば気付く『簡単かつ優れた操作性』、ますます磨きがかかった『ブットんだキャラクター(一部除く。主人公アレックスとか(泣)。何でだ!!)』等が非常に高く評価され、 発売から何年も経った今でも全国大会が開かれていたり、攻略が行われていたりする、超ロングセラー作品と化した(プレステ2版が2004年になって発売されたのもその為)。 そして、気付けばセガが誇る3D格闘ゲーム『バーチャファイター』と並んで、【格闘ゲームの最高峰】の評価を勝ち得ていたのである(!!) ◆又、この作品は音楽への拘りも凄く、アシッドジャズやヒップホップ(しかも主題歌!)等の、良い意味で『ゲーム音楽らしからぬ・ストII、ストZEROらしからぬ音楽』を基調とした、非常にノリの良い音楽もウリの一つ。 これらの一見『ストリートファイターシリーズに合わなそう』な音楽を、あえて大胆に取り入れた事によって、『ノリの良さに起因した、過去作品には無い独自の緊張感』を生み出す事が出来た。 これにより、音楽面においてもさらに『対戦ツール』に相応しい、より適切な方策を採ったと言えるだろう。 ●●●●●登場キャラクター/ファイトスタイル 【パワーエイジ】 アレックス (トム直伝、総合格闘技(未熟ゆえ、やや力任せ)+プロレス) 【若き双龍】 ユン&ヤン (中国拳法全般)*1 【風雲の白龍】 ユン (中国拳法全般、勢いに頼るタイプ)*2 【疾風の青龍】 ヤン (同上、技巧に頼るタイプ)*2 【高校生忍者】 いぶき (忍術+独自の体術) 【大地の戦士】 エレナ (カポエイラ) 【炎の昇龍】 ケン (暗殺拳を祖とする格闘術+波動の力) 【熱風キッド】 ショーン (ケンの見様見真似+我流カラテ) 【バイオサイバー】 ネクロ (肉体改造による秘儀+戦闘プログラム) 【仙術の怪老】 オロ (仙術+超人的身体能力) 【拳闘紳士】 ダッドリー (ボクシング(バイソンと違い、テクニック主体型)) 【鉄血の大巨人】 ヒューゴー (プロレス) 【反逆の使徒】 ユリアン (総合格闘術+雷のオーラ+『66の奥義(不完全)』) 【麗しき脚線美、ふたたび】 春麗 (中国拳法(足技主体)+気孔) 【超硬派カラテ少女】 まこと (空手) 【謎の存在】 Q (爆発を起こせたり、超重の打撃技を得意とする様だが、詳細は不明) 【白い殺戮マシーン】 トゥエルヴ (身体形状変化能力+戦闘プログラム) 【愛と憎しみの狭間で】 レミー (独自の格闘術+怨憎) 【拳を極めし者】 豪鬼 (暗殺拳+殺意の波動)*3 【神世紀の覇者】 ギル (総合格闘術+焔と氷のオーラ+『66の奥義(完全)』) そして、 【孤高の求道者】 リュウ (暗殺拳を祖とする格闘術+二つの波動の力) *1:1STのみ登場 *2:2ND・3RDのみ登場 *3:2NDのみ隠しボス版『真・豪鬼』も登場 ・関連作品 : RYU FINAL〜戦いの果てに〜(リュウが主人公のストIII漫画版) ■□■ストIII 用語解説 |
[1]エアスタンピート
[2]エアニースマッシュ |
アレックス |
[1]アレックス版『ヘッドプレス』と言った所。中段技の強力踏みつけ。 ベガと違い相手を追尾しない欠点があるものの、速度が速い、威力も高い、さらにダウンを奪える、等の長所がある。 また、例えガードでも当てる事さえ出来れば、反撃を受けることは少ない。 因みにEX版はゲージを使う代わり、ベガ同様に自動で追尾する様になる。(goldさんより) [2]似非対空技。対空打撃投げ(つまりブロッキング可能)で、地上の敵には当たらない。 空中の相手に向かって飛び上がり、膝を打ち込んでそのまま膝から地面に叩きつける、見た目にも痛そうな荒業。 発生は早いのだが、判定が弱いため通常技キャンセルでないと、対空技としては使いづらい(潰され易い)。 EX版は地上の相手も捕らえる事が出来るようになり、SA以外では彼唯一の割り込み技となる。(goldさんより) |
・スタンガンヘッドバット | アレックス |
当初アレックスは投げキャラだった為、このスーパーアーツIIIも投げ技である。特殊移動投げ。 放物線を描くように相手に飛び掛って掴んだ後、強烈なヘッドバットを連発する。 技自体の威力はかなり低いのだが、成功すると絶対に相手がスタンする為、 その後の追撃を足して考えるとハイパーボムとほぼ互角の大ダメージになる。 投げ間合いはそこそこといった感じだが、実は低空の相手も掴める様になっている為、ジャンプでは逃げにくい。 ストックは1つのみだが、SAゲージは短いので一試合中に複数回出すことも出来、博打として出すには最適である。 なお、小〜大の順に遠くに跳ぶ様になるのだが、基本的にはすぐ目の前に降りる小で出す。(T'sさん、goldさんより) |
・スパイラルD.D.T. | アレックス |
アレックスの移動投げ。3RDで追加された。 相手に向かって跳びこんで行き、掴んだ後に地面に叩きつける。矢張り威力は高い。 だがしかし、出が遅い事・しゃがんでいる相手は掴めない事が災いして、使いづらい技になってしまった。 因みに小〜大の違いは跳びこみの距離と掴むまでの時間のみ。威力は全て同じである。 * なお余談だが、アレックスが主人公の癖にプロレス技主体で戦うのは(彼には飛び道具も無い)、 カプコンのプロレスゲーム『マッスルボマー』の主人公、アレクセイ・ザラゾフをモデルにしているからだと思われる。 また、いぶきは『エイリアンVSプレデター』のヒロイン、リン・クロサワをモデルにしている。さしづめセルフパロディと言った所だろうか。(goldさんより) |
・スラッシュエルボー | アレックス |
アレックスの動きの特徴である『素早い重量級』を特徴づけている技。タメ系の突進技。 素早い踏み込みから、重く鋭い肘打ちをブチかます。他の技同様、威力は高い。 小以外の通常版は意外に隙が大きいので、多用は禁物。EX版は(突進技としては)全キャラ中屈指の性能を誇る。(goldさんより) |
・ハイパーボム | アレックス |
アレックスの代名詞と言える技。スーパーアーツ@。ストック1の超強力コマンド投げ。 2連続でバックドロップを仕掛けた後、最後に高く飛び上がってのパワーボム(=ハイパーボム)を叩き込む。 発動時の演出を見てからジャンプで回避される致命的な欠点こそあるが、その威力と広い掴み間合いは魅力的。 無敵時間もあるので、相手の攻撃に対するカウンターとして投げてしまうのが良い。 なお、背を向けた相手に仕掛けた場合は、凄まじい速さのバックドロップ五連発に変化。ヒューゴーの『ギガスブリーカー』に匹敵する超威力。 投げ技らしからぬ見た目もかなり格好良く、爽快感は最高。但し、決めるのは困難。(T'sさん、goldさんより) |
・パワーボム | アレックス |
プロレスにもある技だが、彼の場合は掴んで持ち上げる際に、高く飛び上がるのが特長。 威力は高く、コマンドも簡単(逆ヨガ)なのだが、発生が遅いため、割り込み技としては使いづらい。 当て投げや連携などの、攻めの選択肢としては有用なので上手く使いたい。 また、背中を向けている相手に決めると、『バックドロップ』に変化。威力が上がる。(goldさんより) |
・ブーメランレイド | アレックス |
アレックスのスーパーアーツA。打撃+投げの変則技。ストックは2
片腕で、フック→手刀→フック→手刀の順に打撃を浴びせ、手刀で振り向かせた敵にバックドロップで止めを刺す。 アレックスのスーパーアーツの中で、唯一連続技になることもあり、安定感は高い。ゲージが短いのも魅力。 しかし、その代償として他のスーパーアーツより威力は低め。 なお、最後のバックドロップ部分だけが決まると、パワーボムに変化する。(T'sさん、goldさんより) |
・フラッシュチョップ | アレックス |
皆にザラゾフ、ザラゾフ(プロレスゲーム『マッスルボマー』の主人公。似ているが別人)と呼ばれる可哀想な主人公、アレックスの得意技。 上体を思いっきりひねりつつ、力任せに手刀を繰り出す、超痛い横チョップ。 発生の早い小とEX版はコンボのお供、中・大は発生が遅い代わりに相手を力ずくで振り向かせられる(ココに追い討ちが可能)。 この振り向かせ状態の時に『パワーボム』や『ハイパーボム』を仕掛けると、技が変化する。(goldさんより) |
・風斬り(かざきり) | いぶき |
対空技。……なのだが、判定があまり強くない(≒ツブされ易い)ので、実際はあまり向かなかったりする。 技の概要は――垂直に跳び上がりつつ、片足で思いっきり蹴上げる、と言うもの。 用途は、小は出が速いので、中距離での牽制技つぶしに、中・大はコンボ用に、EX版は無敵時間が付くので割り込み・対空等に使える。 また、EX版は蹴上がりが終わってからの下降時に、斜めジャンプ技が出せるようになる。とことんマニヤな性能である。(goldさんより) |
[1]霞駆け [2]霞朱雀(かすみすざく) |
いぶき |
[1]その場に残像を残しつつ、一気に前方に駆け抜ける高速の移動技。 小→大の順に距離が伸びる他、必殺技扱いなので通常技にキャンセルをかけて使う事も可能。 他の特性としては、『相手の裏は取れない』・『移動中に攻撃を受けるとダメージが1.5倍』、がある。 いぶきの通常のダッシュは、近場で出すと相手の裏を取れるので、状況に応じて使い分け幻惑するのが主な使い方。 スキはそれなりにある上、カウンターダメージもあるので、多用は禁物だが 『選択肢がやたら多い』のが彼女のウリなので、切り捨てずに使いたい。(goldさんより) [2]漫画やゲームでは、雷打ったり、波動拳打ったり、悪魔にマシンガンぶっ放したりと、 何かと凄い事ばっかりやってる感じがする女子高生キャラだが、それはストIIIにおいても例外では無かった。 女子高生でしかも忍者の、いぶきが得意とするスーパーアーツの一つ。 空中から苦無(手裏剣の一種)を高速かつ大量に投げつける離れ業。 威力はそれなりだが、ストックは3・ゲージも短い・削りダメージが尋常ではない、と中々の高性能。汎用性も高い。 いぶき使いの主力となるSAである。(goldさんより) |
・首折り | いぶき |
上段ガードが出来ない、下段突進技+打撃投げ。 姿勢の低い突進で突っ込んで、相手をひるませた後、瞬時に身体を駆け上り、脚で敵の頭を挟んで首を折る。 一応、飛び道具をくぐる事が可能だが、姿勢が低くなるまでに時間が掛かるので、過信は禁物。 EX版は突進速度が上がるほか、首を折る回数が三回に増える。 主に奇襲に使うが、ガードされると簡単に反撃されるので、使いどころが難しい。(goldさんより) |
・築地越え(ついじごえ) | いぶき |
『霞駆け』同様にコレも移動技。 こちらは残像を残しつつ、前方宙返り(ムーンサルトと言った方が良いかも)をする物となっている。 矢張り、小→大の順に高さと距離が伸びる上、ジャンプの頂点を過ぎた後なら『苦無』・『霞朱雀』を撃つ事も出来る。 ただ、割とゆっくり目に跳ぶ上、上記の二つの技以外は使えないので、『霞駆け』に比べ、使いづらい感がある。(goldさんより) |
・旋(つむじ) | いぶき |
スピードの速い、連続横回転蹴り。コンボのお供。 リーチが長く、出もそれなりに速い。さらに追加入力で攻撃回数を増やしたり、下段回し蹴りに変化させる事も可。 EX版は、攻撃回数が更に増えるほか、速度・威力も上がり、貴重なダメージ源となる。 但し、EX版はその代償として隙がかなり大きい上、隙の少ない通常版でも『必ず二発目が出る』ので、 慣れている人が相手だと、ガードブロッキングで返されて地獄を見る、なんて事にもなりかねない。 矢張り、安易な運用は禁物である。(goldさんより) |
・破心衝 | いぶき |
いぶきが2NDまで使用していたスーパーアーツIII(3RDでは『闇時雨』と言う技に差し替え)。シンプルな突進技。 肘打ちから始まり、目にも留まらぬ速さで、ハイキック→前蹴り→膝蹴り→蹴り上げの順に攻撃する。 慣れるまでが大変でかつ、不安定な強さを持つ彼女にしては安定感のある技で、使い易かったのだが、3RDでは削除されてしまった。(goldさんより) |
・飛燕 | いぶき |
小ジャンプ型の中段技。主な用途は奇襲。 技の概要は、前に跳び込んで行った後に、左右の脚で相手を踏みつける、と言ったもの。 踏んだ後(ガードでも可)は『苦無』や『霞朱雀』を繰り出すことが出来るので、コレで大きい隙をごまかそう。 例によって、小〜大で飛距離が変わる(小が一番近く、順次遠くなる)他、EX版は自動追尾する様になる。(goldさんより) |
・闇時雨 | いぶき |
3RDで削除されたSA『破心衝』の代わりに覚えた、スーパーアーツIII。下段飛び道具+ロック技。 相手の足元に苦無を三本投げつけ、当たってひるんだ相手を、五連の神速の手刀で切り裂く、かなり格好良い奥義。 始めに投げる苦無は、押すボタンの小〜大で投げる位置を変えられる(小は目前に、中・大は少しずつ遠くなる)他、上段ガードが不可能。 また、苦無をガードされると、後半の手刀五連は行わない。 威力はそれなりで、ストックも1つのみだが、ゲージが短く、リーチ不足の彼女にしては長いリーチを持つので、上手く使いたい所。(goldさんより) |
・鎧通し | いぶき |
女子高生忍者(Z級映画みたいだ……)、いぶきのスーパーアーツそのA。『雷打』の強化版と言える打撃投げ。 発動時に相手が至近距離に居て、なおかつガードしていない時にのみ、敵を掴み腹部に大量の『気』をブチ込んで、内部から敵を破壊する。 威力は三つのSAの中でも最大だが、間合いが狭いのでやや使いづらい。出は早いのでカウンターで使う事が中心。 * なお、距離が少しでも離れていたり、ガードしていたりすると、大量の気を球状に放出する技に変化する。 こちらは飛び道具に近い扱いで、多段ヒットするが、発生が遅くダメージもイマイチなので、何とか至近距離で当てたいところ。(goldさんより) |
・雷打 | いぶき |
いぶきの得意技で打撃投げ(つかみ部分がガード可能な投げ技。ガード出来る代わりにコンボに組み込める)。 つかみに成功すると、相手の腹部に『気』を送り込んで、内側から損傷を負わせる強力な技。 ガード可能なので、相手の防御を崩すのには使えないが、威力が高くコンボに組み込める上、ブロッキングは不可能なので使える技。(goldさんより) |
・スクラッチホイール | エレナ |
エレナの得意とする対空技。 彼女のモデルの様に長い脚を生かした強烈な蹴り上げ。名前通り、円を描く様な動作をする。 小 < 中 < 大 < EX 、と威力が上がる毎に、ヒット数が一回ずつ増える(小が1ヒット)。EX版は無敵もある。 『昇龍拳』や『ジェットアッパー』同様、ガードされたり空振りしたりすると反撃確定なので、使用には注意を払うべし。(goldさんより) |
・スピニングビート | エレナ |
スラっとしたモデル体系が魅力のカポエイラ使い、エレナのSA1。 側宙から繰り出すカカト蹴り上げ二連を喰らわせて、『スクラッチホイール』でシメる技 。 決定打に欠けるものの、ゲージが短く、ストックも三つあるので割と気軽に使って行ける(但し反撃は受け易いので注意)。 SAと言うよりはある意味で、EX技の延長線上にあると言えるかも知れない。(goldさんより) |
・スピンサイズ | エレナ |
上体を水平近くまで倒しつつ、鎌で薙ぎ払う様に、二連の後ろ廻し蹴りを繰り出す技。 コマンド追加入力を行う事で、更にもう一回廻し蹴り→逆の脚で前蹴り、まで行う事も可能(但しスキが大きくなる)。 EX版は『Scythe/大鎌』の名に恥じない、三連の高速廻し蹴りとレッグアッパーになり、相手を跳ね上げて追撃出来る様に (追加入力した場合は、レッグアッパー後に前蹴りで吹っ飛ばす為、不可)。ダメージも大きい。 エレナの貴重なダメージ源となる技なので、上手に使って相手を足蹴にしまくってやろう。(goldさんより) |
・ブレイブダンス | エレナ |
エレナのスーパーアーツそのA。 飛び膝から始まる乱舞技。彼女はカポエイラ使いなので、当然全て足技のみで構成されている。 乱舞技の割には、威力に若干物足りなさを感じるが、ストックが2なので、それなりに気軽に使っていける。 エレナはケンや春麗と違い、SAにあまり頼らないキャラなので、好みで選ぶ感覚が強い。 * 因みに彼女のSA3は『ヒーリング』と言う技で、体力を一定量回復する、反則技。 だが、ストックは1でゲージも長く、回復中はその場に伏せてしまうので、『超卑怯』と言う程でもない。 エレナのSAはケンや春麗と違い、かなりバランスが取れていると言えるだろう。 (goldさんより) |
・マレットスマッシュ | エレナ |
『Mallet/木槌』を振り下ろすかの如く、側宙から繰り出す強烈な振り下ろし蹴り。中段技。 エレナの細く長い脚と相まって、(格闘の動きとしては)見た目にも美しい技である。 出はやや遅いが、どの強さで出しても2ヒットするのでちょっとしたブロッキング対策にもなる(まあ、上級者はキッチリ防ぐが…)。 ガードされた時のスキも殆ど無い上、大とEX版がヒットした時は、目押しでスーパーアーツが決まる。巧く使いたい技。(goldさんより) |
・ライノホーン | エレナ |
エレナの得意技の一つ。突進技。 片足でハイキックを行った後、そのまま身体をひねって勢いをつけ、前方に踏み込みながら蹴りを喰らわせる。 相手からするとタイミングが取りづらいので、本来の用途よりは、ブロッキング対策としての対空技として使われる事が多い様だ。(goldさんより) |
・リンクステイル | エレナ |
その場に両腕で立って(逆立ちでは無い)、両脚をブンブン振り回す下段の連続打撃技。 脚を振り回す時には、ちゃんと片腕ずつ放したり、また地に付けたりするので下半身を大きくグルングルン廻している。 小・中は2回(小は1ヒットしかしない)、大は4回、EX版は5回攻撃する。 出の速さがそれなりに早く、リーチ威力もまずますだが、隙は大きいので多用は禁物。(goldさんより) |
・鬼ヤンマ | オロ |
高く跳び上がりつつ、エルボーアッパーカット。乱暴に言ってしまうと『肘で昇龍拳』である。 タメ系の対空技で、即座に使うのはチト難しい(『タメ分割』と言う特殊技術を使えば即座に使うのも可、詳細は割愛)。 技の性能上の都合から、相手の行動を読んで『置いておく』様な感じで使う事が多いだろうか。他はコンボ用などにも。 EX版は無敵時間があるので、割り込み等にも使える。あと、仙人の意地を見せ付けたいのか『ヒジで神龍拳』ってな位、カッ跳ぶ。(goldさんより) |
[1]鬼神鎚 [2]鬼神力 |
オロ |
[1]SA1『鬼神力』の別バージョンで、コマンド入力時にパンチボタンを二つ押しする事で鬼神力から変化する。 相手に飛び掛かって掴んだ後、左手の封印を解除(オロは(設定上では)あまりに強すぎるので普段、利き腕を封印している)。 相手を真上に放り投げてから自分も飛び上がり(しかも数10mも!)、そのまま思いっきり地面に叩きつける。 鬼神力と違いタイマー制のパワーアップでは無く、即効性の移動投げになっており、威力もなかなか。 だが、見てからかわされる上、他二つのSAが何とも凶悪な性能なので、コレを好んで使う人は殆ど居ない。(goldさんより) [2]設定上では間違いなくストシリーズ最強キャラの仙人、片手を封印したままで『拳を極めし者』豪鬼や『天帝』ギルを完膚なきまでにブチのめしまくる、おチャメな140歳、オロのスーパーアーツ@。 タイマー制のSAで発動後、身体が発光する。その状態でパンチボタンを押すと相手を掴む動作になり、掴む事が出来るとそのまま片手で、幾度と無く地面に叩きつけまくる。空中でも可能で、その場合は『鬼神空中地獄車』になる。 即効性が薄い・タイマーが短い・ストックは1・逃げに徹されると掴むのが困難・そして何より他2つのSAが非常に強力、と色々な欠点があるので、このSAを使う人は少ない。 また、別コマンドで『鬼神鎚』と言う、移動投げの技に変化させることも可能。(goldさんより) |
・人柱渡り(じんちゅうわたり) | オロ |
小〜大で決められた距離を飛んだ後、相手の頭を両足で交互に『踏み踏み』する。 下ガードが不可である他、頭を踏む所為かダウンを奪う事が可能。EX版は相手を追尾する他、踏む回数も3回に増える。 ジャンプ中にも出す事が可能で、こちらは『人柱登り』に技名が変化。連打で最大8回(EX版は9回)まで踏む事が出来る他、 技を出す高さの調整(≒タイミング)が割と自由に出来るので、ブロッキング対策にも有効(それでも上級者は全部防ぐが……)。 なお、『踏み踏み』なんて表現を使ったのは、アレックス(の『エアスタンピート』)みたいに力任せかつ強引にブッ潰すのでは無く、 仙人らしく(?)余裕綽々な感じで、軽く踏み付けている様に見えるから。『超越者』たる者、こうでなくてはいけないのだろう。神より強いんだし。(goldさんより) |
[1]天狗石(てんぐいし)
[2]天狗乱石(てんぐみだれいし) |
オロ |
[1]仙道を極めしもの『オロ』。彼にとっては神通力ごとき、手足の様な物なのだろう。 そんな彼を象徴する、反則スーパーアーツそのB。ストック1の時間制限付きパワーアップ技。 片手で印を結び、3つのガラクタ(主に石や瓦礫)を自身の頭上に呼び寄せる。 このガラクタ達は、オロの繰り出す攻撃をそのまま追尾して、攻撃の回数を増やす役割を果たしてくれる。 その為、普段連続技にならない様な連携がコンボになったり、壁際に追い込んだ敵を散々いたぶりまくったり、ともう大変。 しかもガラクタがくっ付いている時間も長い上、コレでケズりまで可能なのだから(一杯削れる)、相手からしてみれば正に『地獄』。 ちなみに、別コマンドを入力する事で『天狗乱石』に更にパワーアップ。おぢいちゃん、堪忍や………(goldさんより) [2]SA3『天狗石』のパワーアップ版。天狗石のコマンド入力時に、パンチボタンを二個同時押しする事で変化可能。 『鬼神鎚』や『夜行大魂』同様、禁断の左手の封印を一時解除。更に強力な神通力を発動し、ガラクタを沢山呼び寄せる。 天狗石との相違点は、『制限時間が短い代わりに、ガラクタの数が5個に増える』事。 その為、ガードしている相手の体力を削る用途には、使いづらくなってしまったが反面、コンボ用としてはより最適化される事に。 ガラクタが5個に増えた為、『たった一発の拳や蹴りで実質6回攻撃する』事になるので、一度相手をカチ上げて無防備状態にしてしまえば…… もう相手が宙に浮いたままワケわかんない位、めったくそに殴る蹴るの暴行を繰り返しまくる事が出来てしまうのです。 巧い人が、コレを使って連続技を決めると、それこそ『地獄より酷いぜ』な状態に。但し要練習。ソレが唯一の救い。(goldさんより) |
・仁王力 | オロ |
性能の良い打撃投げ。相手を片手一本で掴んで、ぬいぐるみでも振り回すかのごとく、軽々と地面に3回叩きつける。 打撃投げなので相手のガードを破るのには使えない為、主にコンボ用として使う(威力が高いので有用)。 体重の軽い少女のいぶきやまことならまだしも、ムキムキ兄貴アレックスや挙句の果てには、化物みたいな大巨人ヒューゴーですら 同じように扱うのだから、仙人の超力っぷりには本当に恐れ入る。(goldさんより) |
・日輪掌 | オロ |
指先に仙気を集中し、小さい球状にして打ち出す、タメ系の飛び道具。 押すボタンによって角度を変える事が可能で、小は水平に、中はやや斜め上、大は更に上向きに撃つ。 EX版は速度がもの凄く遅い代わりに、自動追尾式になる。 威力は非常に低いので、足止め・いやがらせ(≒精神的揺さぶり)程度の気持ちで使おう。(goldさんより) |
[1]夜行魂(やぎょうだま)
[2]夜行大魂(やぎょうおおだま) |
オロ |
[1]まだまだ達者な140歳、オロのSA2。ストックは3つ。 片手に仙気を溜めて、大きな気弾を作って撃ち出す。 小はまっすぐ、大は大きな放物線を描きながら飛ぶ。中はその中間。 この気弾は非常にゆっくりとした動きで、相手に向かって飛んで行く為、相手に絶大な精神的重圧を与えたり、 普通では考えられない様なコンボを可能にしたり、自分と夜行魂で相手を挟み撃ちにしたり (古い版の基盤では何とガード不能!但し、ブロッキングは可)、 とユリアンの『エイジスリフレクター』並みかそれ以上のマニアックな性能を持つ。 但し、この気弾自体の威力は低いので、お手軽な一発逆転、とかは難しい。完全に上級者向け。 また、ストックが3つあり、尚且つコマンド入力時にボタンを二つ押しする事で『夜行大魂』に変化させられる。(goldさんより) [2]SA2『夜行魂』の強化版。ストックが満杯(3つ)の時にのみ使用可能。 コマンド入力と同時に、まずは左腕の封印を一時解除。 そのまま垂直に跳び上がり、持てる仙気の全てを練り上げて、瞬く間に超巨大な気弾を作り出す。 そして、ソレを相手に向かって投げつけるのだが、あまりに大きいので(Xメン格ゲ並か、下手するとソレ以上にデカイ) 避けるのは困難。防ぐなら、(実質的には)ガードかブロッキングしか無いだろう。 但し、夜行魂のストックを全て使い果たす上、動作が大きいので使い所が難しい。 因みに、威力を一言で表すならば『危険』。この一言に尽きる。飛び道具のクセに。(goldさんより) |
・高速度連続打撃(仮) | Q |
その場から繰り出す、連続打撃技。 一歩踏み込んで、3回連続で力任せに相手を引っかく。主な用途はコンボ用。 小〜大でダメージは一緒だがソレ以外(特に判定)は微妙に違う(コレを生かして、大を対空に使うことも可)。 EX版は出がかなり速くなり、引っかきもヤケクソ気味なモーションになり、回数も7回に増える(当然ダメージ増)。 が、元々大きなスキが更に大きくなってしまうので、安易に使わないように。(goldさんより) |
[1]突進及び致死連続打撃(仮)
[2]突進頭部打撃(仮) [3]突進頭頂部打撃(仮) [4]突進下肢打撃(仮) |
Q |
[1]鉄仮面を被った、CIAですら何も解らない謎の存在、『 Q 』のスーパーアーツ@。『突進〜』シリーズの最上級と言える技。 文字通りに突進しながら、骨が陥没するんじゃないか!?とさえ思える、パイル打ちの如き超重の拳を五連続で繰り出す。 4段目は姿勢を低くして下段を殴っている為、3段目ガード後に、ガードを上段→下段と切り替えなければ喰らってしまう。 発生の早さ・威力はそこそこだが、前方へのリーチが長いので連続技・反撃(或いは割り込み)技のどちらにも使える上、 Qのスーパーアーツでは唯一、SAゲージを2本ストックできるので使いやすい。 欠点は空中の相手にはカス当たりになる事・ガードされたら確実に反撃される事、位だろうか。(T'sさん、goldさんより) [2]まるで、ロボット刑事の様な風貌の怪しすぎる存在、『 Q 』。 彼の三種の『突進系』攻撃の中で、最も基本かつ標準的な性能となる技。タメ系の上段突進技。 残像が見える程の、素早い突進から、体重を乗せた非常に重いストレートを繰り出す。 通常版は隙も小さく、更に 小 < 中 < EX < 大 の順に、突進の距離が伸びる。 EX版は速度も向上し、尚且つ相手を壁に叩きつけられる(跳ね返った相手に、追い討ち可能)がスキは特大。 また、ボタン押しっぱなしで中段技『突進頭頂部打撃(仮)』、キックボタンで下段技『突進下肢打撃(仮)』に変更可能。(goldさんより) [3]『突進頭部打撃(仮)』の変型版。タメ系の中段突進技。 突進頭部〜を出す際、ボタンを押しっぱなしにする事で変化する。 踏み込みの速さと距離は、突進頭部〜と同じだが、ストレートが振り下ろし型のフックに変わる。 コレにより下ガードが不可になるが、出がやや遅くなってしまう上、ガードされた時の隙も大きくなる。 なお、EX版は無いが、ヒットした時は目押しで、SA2『腹部及び後頭部への痛打(仮)』が決まる。(goldさんより) [4]『突進頭部打撃(仮)』の変型版。タメ系の下段突進技。 矢張り、残像付きの素早い踏み込みから、今度は足元をすくう様にフックを繰り出す。上ガード不可。 突進の速度は他二つに比べると遅く、距離もやや短いが、出の速さ自体は『突進頭頂部〜(中段)』とほぼ同じ。 下段技で、ダウンを奪える利点の代償として、ガードされた時のスキは特大。 因みにEX版は、通常版に比べるとかなり速い上、2ヒットする。また、移動距離は小〜EX版の順に長くなる。(goldさんより) |
・爆発を伴う打撃や捕獲(仮) | Q |
QのスーパーアーツIII。ストック1の時間制強化技。 Qが謎のポーズ(構え?)をとった後、身体が赤く変色・発光すると同時に、スーパーアーツゲージがタイマーに変化。 この状態は技の準備段階に過ぎず、タイマーのある内に236+Pで『打撃』、236+Kで『捕獲』をいつでも出せる様になる。 技がヒットすると、一旦画面が真っ暗になり、『打撃』なら攻撃した場所付近で(『捕獲』は中央付近で)大爆発が起きる。 画面が元に戻ると、相手が爆発を受けて吹っ飛んでいる(『捕獲』の方はQも吹っ飛ぶが、ダメージは無い)。 両方とも大体同じ演出だが、『捕獲』の方に限り、明らかにQとは違う声で「DANGER !」とコールがなされた後、技を出す。 コマンド入力完成と同時に技が出ない上、一回当てただけでタイマーが強制終了してしまう、なんとも使いづらい技。 因みにガードされたり、掴むのに失敗した場合はタイマーは終了せず、そのまま続行。なお、『捕獲』の方がダメージは上。(T'sさん、goldさんより) |
・腹部及び後頭部への痛打(仮) | Q |
(恐らく)非常に体重が重いであろう、Qの特性を生かした一撃必殺型のSA2。ロック型の近接打撃技。 五臓六腑が吹き飛んでもおかしくない程の、超重いボディブローで相手の体勢を崩した後、 更に後頭部目掛けて、これまた無茶苦茶重そうな両手叩きつけを思いっきりブチかます、傍目から見てもとっても痛そうな大技。 喰らった相手は地面に打ちつけられた後に高くバウンドし、やられ判定が残ったまま宙に浮くため、更に追撃が入る。 リーチが短いことと、スーパーアーツゲージが1本しか溜まらない(しかも長い)のが欠点だが、 出掛りにしっかり無敵時間がある上、カス当たりする事も少なく(但し、ごく稀に起こる事もある)、かなりの高ダメージを誇る。 * Qの技の名前は全て、彼を追っているCIA(米国中央情報局)が、彼の技の動作や効果等を元に付けた『便宜的な仮称』である。 それ故、彼の技名(通常技含む)はやたら説明的かつ具体的な物ばかりで、尚且つ末尾に(仮)と付けられているのだ。 Qの本当の技名は一切不明。若しかしたら、彼本人は特別な呼称を付けているのかも知れないが、それすらも不明。 全てが謎。ソレが『 Q 』と言う存在なのである。(T'sさん、goldさんより) |
・捕獲及び痛恨打撃(仮) | Q |
掴むまでがやや遅い代わりに、絶対に追い討ちを入れられる投げ技。 片手で掴みかかり、そのまま逆の手からの重いアッパーで派手にブチ上げる。 小〜大の順に、遠くに落ちるようになる。追い討ち(主に『突進〜』シリーズ)後はPA(防御力超アップ)をやるのに最適。 なお、アレックスの『パワーボム』以上に掴むまでが遅いので、割り込みや反撃には使えない。攻めの選択肢として使おう。(goldさんより) |
・サイバーラリアット | ギル |
ギルの使う突進技。すさまじい速度の踏み込みから放つ強烈ラリアット。 性能は弟ユリアンが使う『チャリオットタックル』の強化版と言った所。 『パイロキネシス』同様、向きによって視覚効果が変わる。右向きなら凍結効果『クリオヒット』、左なら燃焼効果『パイロヒット』になる。(goldさんより) |
・セラフィックウイング | ギル |
紀元前から、世界を裏で支配する『秘密組織』の最高権力者『天帝』。 その歴代の天帝の中でも、組織の数千年分の叡智を凝縮した『66の奥義』全てを体得した 史上初にして唯一である『奇跡の男』、ギル(弟ユリアンも『66の奥義』の大半が使えるのだが、全ては使えない)。 この技は、その現人神たる彼が使うインチキSA『リザレクション』(サイト規約に反する為、未登録。KO時に自動で完全復活!最悪…) と並んで、彼の『天帝』ぶりをこれでもか!これでもか!!と体現したような、超絶的反則スーパーアーツ(全画面攻撃)である。 【技の概要】 背中に天使の羽(オーラが具現化したもの)を生やした後に、高速でステージの中央へと浮遊し、 画面全体に神々しい威光と共に、彼の持ちうる全てのオーラを爆発的に放出し、あらゆる物を滅ぼし尽くす、 名実共にストIII最強最悪のスーパーアーツ。ストIII 3RDで追加されてしまった。 コマンド成立と同時に全身完全無敵、技終了まで切れることがない上、発生も非常に速い(一応見てからガード可能)。 更にブロッキングが不可能なのに、直撃すれば体力の6〜8割(キャラの耐久値によって変動する)・ ガードしても2.5〜3割(豪鬼の『滅殺豪波動』クリーンヒットと同ダメージ!…ケズリで。)を奪い去る、究極に反則的な性能を持つ。 欠点は、『SAゲージが溜まるまでが長い』・『ガード後は、一部の突進SAで反撃可(他の技でも可能だが効果が薄い)』、な事位か。 発生が早い為、相手の小技にさえカウンター使用が可能で、ゲージが一度溜まれば、相手に絶大なプレッシャーを与えられる。 なお、ギルは最終ボスということもあり、アーケード版ではCPU専用キャラだが、家庭用ではこの技も含めて変更点なく使用可能。強過ぎ。 * 2D格闘ゲームにおける『全画面攻撃』の始祖は、旧SNKの『ザ・キング・オブ・ファイターズ '97』に登場する、 ボス敵『オロチ』が使う、『さあ、無に還ろう(正式名:???? ????)』だと思われる(初出1997年)。 その為、初出が1999年であるセラフィックウイングは、残念ながら全画面攻撃の始祖ではない。 そしてその後、他のゲーム(KOF2000・ギルティギア等)でも全画面攻撃は登場するのだが、 矢張り、今なお『総合的な強さ』としては、最上級の全画面攻撃である!と筆者は思う。 と、言うのも大半の全画面攻撃は、その効果の凶悪さの代償として、諸々の『リスク』を背負っているからだ。 例を挙げてみると―――【発動すればガード不能で、威力も高いが、出るまでに多大な時間がかかる】 (KOF2002:チャン『鉄球大世界』・メルティブラッド:暴走アルクェイド『偽りの月』)、【空中専用技・出も遅い】(KOF2001:K9999『これは、まるで…!!』) 【ダメージは特大だが、特殊な形態時にしか使用できない上、使用後は自身が瀕死に】(ギルティギア:A.B.A.『証拠・爆滅』) 【威力は絶大だが、技の後のスキも絶大】(KOF '97:オロチ『さあ、無に還ろう』)【潰されないが、出が遅く、隙だらけ】(KOF2000:ゼロ『白羅滅精』) ギルのソレは『威力においては』他の技に負ける事も多い。が、しかし『リスク・リターン比』で見た場合、 どう考えても、『最強』とまでは行かなくとも、『最上級』に位置しているのは間違いないだろう。 反撃も基本的には困難な上、何より発生が速いわ、潰せないわ(稀に可能だが、基本的に無理)で『総合力』ではトップクラスだ!と断言出来る。 (T'sさん、goldさんより) |
・パイロキネシス | ギル |
破廉恥赤青神、ギル様が使う飛び道具。 焔のオーラを纏った右腕から、高速の火球を打ち出す。右向き時にのみ使ってくる。 この火球は二つの半球状の焔弾がくっついた物なので、2ヒットする(つまり一回の動作で、飛び道具を二発撃ってる)。 流石、神の如き力を持った『天帝』ギル様と言った所だ。どこぞのサイキョー流とは偉い違いである。 また、左向き時は『クリオキネシス』と言う氷のオーラを利用した飛び道具に変化する。勿論コレも2ヒット。 因みに2D格闘ゲームは製作工程の都合上、右向きと左向きで同じグラフィックを反転させて使いまわすのだが、 ギルは右向きと左向きで違うグラフィックを使用している(何故そんな事をするのかは、彼の容姿を見れば絶対に分かる)。 コレにより、ギルのSA以外の大半の技は向きによって、見た目や視覚効果が変わる(技の性能自体は同じ)。 こんなシステムは恐らく2D格ゲ初だろう(ストIII及びギルの初出は1997年)。(goldさんより) |
・メテオストライク | ギル |
空中から大量の気弾(必殺技『パイロキネシス』・『クリオキネシス』の物と同じ)を降らせるスーパーアーツ。 ストIIIの2ND以降使うようになった(それまでは完全蘇生技『リザレクション』のみだった)。 気弾は斜めに落ちてくるので潰し辛く、ガードされてもそれなりに体力を削る事ができる。 更に気弾が当たった後は追撃可能。 但し、ストIII3RDでは超極悪全画面攻撃、『セラフィックウィング』が追加されたので、影が薄くなりがちである。 (T'sさん、goldさんより) |
・サイコヘッドバット | ギル |
弟ユリアンが使う『デンジャラスヘッドバット』のオリジナルである技。 使い手は只の誇大妄想狂で、一人称が『余』の変態(ユリアン)ではなく、 『天帝』であられるギル様だが(ギル様も変態ぢゃん!は禁句)、見た目も性能も大体一緒。 ただ、ユリアンと違いEX版はナシ。しかし、問題は無いだろう。 何せギルは、システム面においてユリアンのオリジナルである上(ユリアンは1ST時には居なかった)、 プレイヤーが使えないボス敵(≒ちょっとやそっと反則的に強くしても何ら問題が無い、実際やたら高性能)である事も相まって、 全体的に見ればユリアンとは『月とスッポン(当然ギルが月)』と言えるほどの差があるのだから。 * 因みにギルの弟ユリアンはストIII 2NDが初登場。 前述の通り、『プレイヤー使用不可(家庭用では使えるが)の強すぎる』ギルを『ゲームとして破綻しない程度に劣化』させ、 彼独自のスーパーアーツを持たせて『プレイヤー用のギル』として登場させたのが始まり。 その為、ギルとユリアンのSAを除いた殆どの技は、自然と性質が被るモノばかりになるのである(原則的にユリアンの方が弱い)。(goldさんより) |
・ムーンサルトニードロップ | ギル |
相手の頭上に宙返りした後に、両ヒザを落とす中段打撃技。 ユリアンの『バイオレンスニードロップ』と違い、必ず相手を追尾する上、標準で2ヒットする。しかも威力まで弟に勝っている。 しかし、こちらが確実にブロッキング出来るようになれば、絶好の反撃チャンス。 最初は難しいかも知れないが、確実に出来るようになっておきたい。(goldさんより) |
・疾風迅雷脚 | ケン=マスターズ |
ストIIIでケンが編み出した、足技のスーパーアーツB。反則的な性能を誇る、突進連続打撃。 片足による、上・中段の素早い廻し蹴りを連発した後、その勢いを生かした高速の『竜巻旋風脚』で蹴りまくる。 威力は三つの内で最も低いが、リーチがやたらと長く、発生が超早い為、反撃上手になると、とてつもなく強い技に化ける。 ゲージもかなり短い上、しかもストックは『 3 』! 隆とは偉い違いである………修行サボってたくせに。 * また何故か、過去の世界の筈のストZERO3でも使えたりする。この時は、スパコンゲージがLv3でないと放てない。 こちらの物は、Lv3専用技の割に弱いので、無理に使う必要は無い。ストIIIと違い、『昇龍裂破』が強いのでソレで十分。(goldさんより) |
・金剛國裂斬(こんごうこくれつざん) | 豪鬼 |
技のデパート、豪鬼がストIII3RD以降に使うようになった特殊スーパーアーツ。 ありったけの殺意の波動を右手に収束し、渾身の力を込めて大地に叩きつける。 威力も天帝ギル様の『セラフィックウィング』に次ぐ超破壊力で、プレイヤーキャラとしては最強。 2NDのエンディングの際、オーストラリアの巨岩ウルル(旧エアーズロック)を叩き割る時に編み出した(本当に困ったものである)。 実際にSAとして使えるようになったのは3RDからで、『瞬獄殺』同様、どの基本SAを選んでも使う事が出来る特殊技 (豪鬼の基本SA 3種は、どれもゲージの長さ・ストック数が同じ)。 また、その見た目から『豪鬼ゲイザー』なんて呼ばれたりもする。(goldさんより) |
・天衝海礫刃 | 豪鬼 |
3RDの豪鬼のエンディングのみに登場。 深海に沈んだ沈没船に乗った豪鬼が海を引き裂いた技。(うーどさんより) |
・滅殺豪螺旋 | 豪鬼 |
ストIIIから使う様になった豪鬼の新技。スーパーアーツIII。 『竜巻斬空脚』の強化版と言える技で、旋風脚で高速回転しながら垂直に高く飛び上がる。 性能は『真空竜巻旋風脚』と『神龍拳』のあいの子と言った所。性質上、やや当てづらい感がある。 * また、空中で出すと技が『滅殺豪旋風』に変化。最初だけ、その場で高速回転した後、矢張り垂直に上昇する。(goldさんより) |
・ショーンタックル | ショーン=マツダ |
基本的には移動技。だが、ボタンを押しっぱなしにする事で、下段の突進打撃投げに変化させる事も可。 相手に向かって、姿勢の低いタックルを気合一発(ダメージはナシ)。通常はコレで終わりなのだが、 ボタンを押しっぱなしにした場合は、そのまま相手をスッ転ばし、マウントポジションに移行。そのまま、2連のパンチをおもいっくそブチ込む。 EX版はタックルの速度が向上する他、パンチが4連になり、止めに叩き付けまでカマす様になる。 タックルの距離は例によって、小〜EX版の順に長くなる。因みに、スキは大きいので、ガードされた時は『覚悟完了』しよう。(goldさんより) |
・ショウリュウキャノン | ショーン=マツダ |
ショーンのスーパーアーツそのA。ストックは2で、ゲージの長さは標準的。 二連続で強力なジャンピングアッパーカットを放つ技。つまりショーン版『昇龍裂破』(ケンの弟子だから)だが、 最後の1回はパンチボタン連打でダメージ・ヒット数共に増加させられるあたり、実は『神龍拳』の要素も混ざっている。 「ドラゴンスマッシュを連発する技」と思われがちだが、3RDでドラゴン〜が違う動作になった為、その説明では通らなくなった。 威力は結構あるのだが、横方向のリーチに乏しい為、主に連続技に使われる。 また、実は対空技としても意外に優れていたりする。ショーン少年、必殺技は貧弱だがSAは『サイキョー流』と違い、中々に優秀だ。(T'sさん、goldさんより) |
・ドラゴンスマッシュ | ショーン=マツダ |
いずれにせよ、ケン(彼がすぐ押し付けるので、実質的には隆のだが…)の弟子である ショーン少年が見様見真似で編み出した、劣化版『昇龍拳』である事には違いない。 しかし、その性能や技の概要は作品の前期(1ST・2ND)と後期(3RD)で異なっている。それぞれ紹介して行こう。 (1ST・2ND) 本家『昇龍拳』同様、掬う様に振り上げる強烈なアッパーカットを跳び上がりながら繰り出す。 しかしその後、威力不足を補う為か、空中に打ち上げた相手をフックで地面に叩き落すのだ(空振りでもフックはやる、コレが曲者)。 コレにより、連続技用としては兎も角、相手の出方を先読みして使う対空技としては、非常に使い難いモノとなってしまった。 しかも無敵時間も無いので、相手を引きつけてから繰り出すのも、あまりお勧めできない。まったく、困った物である。 (3RD) そこで彼は改良に改良を重ね、遂に『新ドラゴンスマッシュ』を編み出した!! ……とか書くと、かなり良さそうな感じがするが、実際は逆。より使い難くなってしまったのだ…… 技の概要―――何と『両腕で』掬い上げるようにアッパーカット(?)。そしてそのまま腕を振り上げつつ跳びあがる。 何だ改良出来てるぢゃん、と思うかも知れないが何と、『横方向へのリーチが更に短くなった』上に『真上の敵以外には当たり難い』のだ。 しかも出がかりを掴まれてしまうので、相手が投げを狙ってきた場合(同時に出した時)は一方的に掴まれてしまう。 EX版は無敵時間もあるので、何とか…なるかもしれない。頑張れショーン。【炎の昇龍】ケン=マスターズを超えるその日まで。(goldさんより) |
・トルネード | ショーン=マツダ |
ショーン版『竜巻旋風脚』………なのだが、まだ彼は未熟な為、両足を交互に繰り出す旋風脚になっている。 その為、背後への敵には蹴りが当たらない、と言う欠点があるものの、威力自体はケンの竜巻〜とほぼ同じ位ある。 だが、技後の着地の隙が大きく、例えクリーンヒットでも、出の速いSAや投げで反撃されてしまうと言う、致命的な弱点を抱えてしまっている。 但し、EX版は普段よりも低い位置で旋風脚を繰り出す所為か、隙が少なくなり、幾分状況は改善される。 因みに移動距離は、小 < 中 < EX < 大 、の順に長くなる。さらに、EXは速度も速い。(goldさんより) |
・ハイパートルネード | ショーン=マツダ |
押しかけ女房ならぬ、押しかけ弟子(ケンの)、ショーン少年のスーパーアーツB。 同じオリジナル技でも『リュウビキャク』とはうって変わって、かなり高性能な彼オリジナルの乱舞技。 相手に素早いタックルを仕掛け、これが当たるとまずは拳と蹴りの連打、間髪入れずに高速の旋風脚『トルネード』へ繋ぎ、 止めに回転の勢いを利用した、いつもよりもかなり早く重い『リュウビキャク』で叩き落す、彼最高の大技。 出が非常に早い上にダメージも大きく、ショーンの技の中ではトップクラスの性能を誇るが、その代償としてSAゲージが1本しか溜まらない。 その為、『ここぞ!』というタイミングでちゃんと使えない人には不向き。 使いどころ自体は反撃・割り込み・起き上がりのリバーサル・連続技と山ほどある。 * なお、最初のタックルがガードされるとそこで終了。あと、コレは彼の他のSAにも言える事だが、ガードされたら『覚悟完了』。(T'sさん、goldさんより) |
・ハドウバースト | ショーン=マツダ |
熱血コゾウ、ショーン少年のスーパーアーツ@。飛び道具系SA。ストックは3。 前方に大型でかつ強力な波動拳を放つ技。弾速はとてつもなく早く、当たると相手はダウンするが、 単発ヒットしかしないので、ガードされると隙が大きい。 一段(通常版の『波動拳』や『日輪掌』など)までの飛び道具なら、打ち破る事も可能。ゲージが短いのも魅力。 だがしかし、『あの』ケンの(一応)弟子の彼だが、見様見真似で『真空波動拳』まで出した、春日野さくらと比べると明らかに弱い。 明日はどっちだ??(T'sさん、goldさんより) |
・リュウビキャク | ショーン=マツダ |
90年代前半の2D格闘ゲーム並に低性能な、彼オリジナルの中段技。相手に向かって飛び掛り、浴びせ蹴りを喰らわせる。 一応、飛び道具(一部、不可能な物もアリ)を飛び越せるのだが、動きが大きい上、出が遅いので使い難い。 それどころか、相手のブロッキングの練習にされかねない(アレックス等と違い、タイミングが非常に取り易いのだ)し、 喰らわせても出の速いSA等で反撃されてしまう。しゃがんでいる相手に当てた場合なら反撃は受けないが、矢張り使い辛い。 EX版は相手を追尾し、威力もかなり上がるが出の遅さは一緒。ん〜〜〜〜〜………(goldさんより) |
・クロスカウンター | ダッドリー |
両手ぶらぶら〜と、わざとスキだらけのポーズを取り、ココに相手が攻撃すると、超速のストレートで反撃する。 名前通りのカウンター専用技で、威力は相手の攻撃の威力に、ダッドリー自身のパンチの威力を上乗せした物になる。 小→大の順にぶらぶらの時間(=カウンター受付時間)が短くなる代わりに、上乗せするダメージが増す。 EX版はカウンターストレートでブッ飛ばした相手に、返す刀でもう一発ストレートをブッ込む。威力もかなりの物で一発逆転も可能。 但し、ぶらぶら中は通常よりも受けるダメージが大幅に増す上、足元を狙った攻撃・投げ・一部の技にはカウンター自体が成立しなかったり、 稀にではあるが、ストレートが出ても当たらなかったり(最悪、自分ばっかり喰らう事も)する事もあるので、注意が必要。 * 因みに別コマンドで『パンチ&クロス』と言う技に変化可能。 こちらは、小〜大(EX版は大と同じ)に応じた通常技で攻撃した後に、両手ぶらぶらに移行する。(goldさんより) |
・コークスクリューブロー | ダッドリー |
>ヘビー級チャンピオンでありながら、卓越したテクニックとスピードも併せ持つ、彼ならではのスーパーアーツIII。ストックは3。 瞬時に上体を思いっきりよじって力を溜め、前方に踏み込みつつ、上体の回転と拳の回転により、 凄まじい速さと爆発的な威力を持ったストレートを撃ち出す。回転があまりにも凄まじい為、小さな竜巻を拳の周りに纏っている程。 最大5ヒットし、弱・中・強の順で踏み込む距離が伸びる。威力こそ3つの中で最も低いものの、SAゲージが短いので使いやすく、 更に連続技から反撃・割り込みまで、ほぼ全ての場面で活用できる高い汎用性を持つ。その特性上、SAと言うよりはEX技に近いと言える。 欠点は兎に角カス当たりし易い事。5ヒットの内の最初の一発が当たらないと、全然ダメージを与えられないのだ。 その為、実戦ではダメージよりも汎用性を重視しての選択、という事になる。(T'sさん、goldさんより) |
・サンダーボルト | ダッドリー |
2NDでのみ登場した後、3RDではバッサリ削除されてしまった『幻の技』。 目にも留まらぬ速さで、相手の真上にジャンプ。そこから、身体ごと拳を真下に向けてきりもみ回転しながら急降下(因みに彼は『ボクシングをするひと』である)。 EX版はコレを当てて着地した瞬間に、目押しでSAを当てられるのだが、 通常版はクリーンヒットさせても、何と!逆に出の速いSA等で反撃されてしまう、何とも困った技。 余談として飽くまでも個人的な推測だが、削除された理由は性能の問題うんぬんよりも、 『あまりにもボクサーらしからぬ動き』が最大の理由の様な気がする。(goldさんより) |
・ジェットアッパー | ダッドリー |
有り体に言ってしまうとダッドリー版『タイガーアッパーカット』。 姿勢を低くしつつ、地を抉る様に拳を振りそのまま上に向かって、拳を振りぬきながら天高く飛翔する。 サガットの『タイガーアッパーカット』との見た目の違いは、背を向けずにこちらを向いている事と、後は跳ぶ高さだろうか。 しかし、性能はかなり違っており、相打ちになり易い故に、『相手の行動を読んでの(早出し)対空』としてでないと使いづらい。 ダウンを奪える、威力は高い、SA(『ロケットアッパー』のみだが)に繋げられる、等の利点があるのでコンボ用には適している。 なお、EX版は無敵時間が付く他、名前に恥じない跳びっぷりになる(まあ、その分スキだらけだけど)。(goldさんより) |
・ショートスイングブロー | ダッドリー |
とってもボクサーらしくない技『サンダーボルト』の代わりに3RDで追加された、(ある意味)とってもボクサーらしい技。 姿勢を低くしつつ『サッ!』と後ろに下がった次の瞬間、一気に間合いを詰めてボディブローを叩き込む、回避+反撃用の技。 小〜EX版で微妙に性能(主に速さ・距離)が違う他、EX版はボディ→アッパーカット→ストレートの三連撃になる。 性能自体は良いのだが、ただ出すだけでは効果が薄いので、攻めている最中に不意に出してみたり、 相手を幻惑する為に使ったり、と変則的に使う事が多い。地味だけど、色々面白い使い方が出来る良い技。(goldさんより) |
・ダッキングストレート | ダッドリー |
残像で身体が『伸びて見える』程の速いダッキング(ヒザを曲げて瞬時に頭を下げる、ボクシングの防御技術) をしつつ、間合いを詰めて相手の懐から強烈なストレートを繰り出す、移動+回避+攻撃と言う、とっても都合の良い技。 ダッキングのみを出す事も可能で、『小〜大で移動距離を変えられる』・『通常技にキャンセルをかけて素早い攻めが出来る』・ 『一瞬だが上半身が無敵』・『スキが非常に少ない』・『ココから投げやSAも狙える』等々、非常に便利な特性を沢山持つ。 移動技としては全キャラ中屈指の性能で、この技がダッドリーの強さの大きな要因になっているのは間違いないだろう。 * なお、ストレートをアッパーに変える事も可能(こちらは『ダッキングアッパー』に技名が変わる)。威力が高い分スキが大きくなる。 因みにこの技は、小〜大で変わるのはダッキングの距離のみで、パンチ部分の威力は全て同じである。(goldさんより) |
・マシンガンブロー | ダッドリー |
即座に間合いを詰めた後、拳がいくつにも見える程のジャブ連打を浴びせ、シメにボディアッパーを打ち込む。 間合いを詰めるのが非常に速いので、奇襲に使うのが主だが、代償としてスキは大きめ。 小→EX版の順に距離と速さ、そしてジャブの回数が向上する他、EX版はさらにボディアッパーの逆の手で、アッパーカットまで喰らわせる。 他の使い方としては、けん制(+威嚇)も兼ねた中距離からのコンボや、壁を利用したハチャメチャなコンボなんかもある。(goldさんより) |
・ロケットアッパー | ダッドリー |
グラブをはめたまま、ティーカップを持つ(薔薇も投げる)素敵な英国紳士ダッドリーのスーパーアーツ(超必殺技)その1。 対空技の『ジェットアッパー』を3回繰り出すSAで、3回目のアッパーは正にロケットと呼ぶに相応しい飛びっぷり(殆ど『神龍拳』に近い)。威力・汎用性ともにそこそこ。 但し、対空技としては使いづらい(カス当たりし易い為)ので、専ら反撃とコンボに使う。 他2つのSAに比べるとやや利便性には欠けるものの、コンボ時にはカス当たりする事が少ない上(他2つはやや組み込み難い)、非常に見栄えがするので、コンボ好きな方には薦められる技。(goldさんより) |
・ローリングサンダー | ダッドリー |
その性格は隆よりも優しく、その攻めはマイク=バイソンの10倍ひでぇ、間違った英国紳士ダッドリーのSA2。やや特殊な乱舞技。 残像が残る程のダッキングで瞬時に相手の懐に潜り込んだ後、腹の肉を全部抉り取りかねない程に凄まじいボディブローの連発から、 アッパーカットで締めるダッドリー必殺のスーパーアーツ。 彼のSA中で最高の威力を持つ上、パンチボタン連打でボディブローの回数が増え、更にダメージを上げることができる。 発生自体はかなり早く、突進(ダッキング)速度も速いので、地上の連続技や反撃に使うことが可能。 欠点は、ゲージが長い・ストックが1・空中の敵にはカス当たりしてしまう事、だろうか。 なお、発動の演出中にレバー前+パンチボタン3つ同時押しで、相手にぶつかるまで高速でダッキング(デンプシー?)する様になる。 (T'sさん、goldさんより) |
・天星乱華 | 春麗 |
回転しつつ蹴りを連打しながら上昇し、最後は脚を思いっきり開いたまま相手を 地面に叩きつけるスーパーアーツ。ある意味では覇山蹴の強化版。 体カタイ人には絶対出来ない技。 出始めに無敵時間があり、最後の叩きつけ部分は中段。 横方向のリーチに乏しいため、実戦で使う場合は対空にあてる。 もっとも、春麗は他のスーパーアーツが優れているので、これが選ばれることは少ない。(T'sさんより) |
・覇山蹴 | 春麗 |
ストIIIで春麗が新たに使う必殺技の一つ。 以前使っていた『旋円蹴』の強化版で中段技。昔と違い、カカトを叩きつける際に『ズドオォン!!』と強烈な音がする様になった。 強さと言い、美しさと言い、ファンサービスし過ぎである。隆、ケンと違って弱体化する事も無いし。(goldさんより) |
・鳳翼扇 | 春麗 |
ストIIIに出たことで、(恐らく)格ゲ初の三十路ヒロインになってしまった春麗(しかも目立ってるし)。 そんな彼女だが、その足は若さとは裏腹にさらに磨きが掛かりまくっていた(実際は、見た目も若返ってる感じがしますが……承太郎じゃあるまいし)。 『鳳翼扇』は春麗がストIIIに登場した際に使うスーパーアーツ(他2つは御馴染みの『気孔掌』と、『覇山天昇脚』の改良版『天星乱華』)で、以前使っていた『千裂脚』の改良版である。 技の内容は―――まず相手に向かって突進し、片足で千裂脚→続いてもう片足で千裂脚→そして、最後に強烈な蹴り上げ―――と動画枚数がやたらと多いのがウリのストIIIらしい物となっている。 威力はまあまあと言った所だが、千裂脚以上に前進速度が速く、突進中は飛び道具を避けることが出来る上に、出が速い、リーチも長い、その上ストックは何と『 2 』!と殆ど反則と言って良い性能を誇る。 実際、ストIIIの春麗使いの大半がこの技を愛用する上、安易な戦法がとことん排除されているこのゲームの中で、ほとんど唯一の『適当に戦って勝てる』キャラなので、敵に回すと『うげえぇえ゙ぇえぇ゙ぇ゙』な気分になる事間違い無し。 (以上の説明はストリートファイターIIIの時のもの)(goldさんより) |
・A . X . E . | 12(トゥエルヴ) |
その場で行う、連続攻撃技。 トゥエルヴの身体形状変化の能力を利用し、両腕を斧の形に変化、ヌンチャクのように高速で振り回す。 彼の技の中では比較的威力が高く、貴重なダメージ源となる。空中でも使用可能だが、やや隙が大きくなる。 他の技同様、正式な呼び方は不明。但し、技の動作と英語『AXE(斧)』をもじったと思われる名前から、 アックス(アクス)と呼ばれる事が多い様だ。(goldさんより) |
・X . N . D . L . | 12(トゥエルブ) |
改造人間ネクロを最初の型(モデル)とすると、丁度『12番目』の型に相当する『完成品』のトゥエルブ。 空中戦を得意とし、身体を大きく変形させることが出来る彼の、第一のスーパーアーツである。 必殺技『N . D . L . 』の強化版で、大量の針(腕を変形させたもの)を地面から突き出して、敵対者を仕留める。 見た目も格好良く、他二つのSAと違って使いやすいので、決定打に欠けるトゥエルブには何とも有り難い技。 正式な呼び方は不明だが、『N . D . L . 』が英語の『NEEDLE(針)』をもじった物だと思われる為、 『エックスニードル』と呼ばれる事が多い。(goldさんより) |
・X . F . L . A . T . | 12(トゥエルヴ) |
空中殺法を得意とする、彼を象徴する技(と言えそうな気がする)、スーパーアーツII。 空中体当たり『D . R . A . 』の強化版と言える空中専用乱舞技。最早、ストリートファイターではなく、Xメンの領域である。 コマンド成立後、身体を鳥とグライダーを合わせた様な形状に変化、そこから高速で特攻する。 最初の特攻が当たると、そのまま相手を真上に跳ね上げて、全方位から幾度と無く特攻しまくる大技。威力もかなりの物。 ……なのだが、見てからガード可能な上、空中専用なのでコンボにも組み込みづらい、という欠点だらけのロマン技だったりする。 因みに巷ではそのまま『エックスフラット』と呼ばれている模様。『FLAT(平面・平べったい)』の名の通り、薄っぺらい形に変化するし。(goldさんより) |
・X . C . O . P . Y . | 12(トゥエルヴ) |
トゥエルヴのスーパーアーツそのB。変身能力。 彼の特殊能力を最大限活用し、対戦相手と同じ姿に変形する。ストックは1。 さらに、相手と同じ技を使えるようになり、攻撃力も相手の1.25倍に向上するのだが、 ゲージを使った技(EX技とSA)は使用不可。もちろん、制限時間もある(約24秒間)。 正式な読みは矢張り不明だが、そのまま『エックスコピー』と呼ばれる事が殆ど。 * また、変身が解ける瞬間に攻撃を受けると、通常の二倍のダメージを受ける。 ココにパーソナルアクション(PA)をあらかじめ行って攻撃力を強化した豪鬼による『金剛國裂斬』を受けると、 例え体力が満タンでも即死亡。ストIII唯一の【一撃必殺技】と化す。(goldさんより) |
・N . D . L . | 12(トゥエルヴ) |
兵器人間トゥエルヴの技の一つ。半飛び道具。 腕を地面に突っ込んで、離れた位置から数本の針状にして突き出す能力。 針が出る位置はボタンの強弱で変化(小〜大の順に遠くなる)、EX版は自動的に敵の足元に出る様になる。 技の正式な呼び方は不明だが、英語の『NEEDLE(針)』をもじった物だと思われる為、ニードルと呼ばれることが多い模様。(goldさんより) |
・D . R . A . | 12(トゥエルヴ) |
空中専用の突進技。 空中で身体を翻らせた後、相手に向かって特攻する。 通常版はやや出が遅いものの、EX版ならかなり優秀な突進技として機能する様になる。 この技も正式な呼称は不明である。これはそのままアルファベットで呼ばれる事が多い様だ。(goldさんより) |
・エレクトリックスネーク | ネクロ(イリヤ) |
彼の二つの秘儀の内の一つ『発電能力』を生かしたスーパーアーツB。ストック2の下段飛び道具(?)。 発動の瞬間、両腕を後ろに伸ばし、手に大量の電気を蓄積させる。 そして、ソレを一気に地面に叩きつけ、前方の地面一帯を非常に強い電気で覆いつくす。 下段技で、しかもリーチが非常に長い事へ対する制約として、『発動の演出を見てからガードされる』・ 『少しでも相手が跳んでいると当たらない』、と言う欠点があるが、コンボに組み込む事が可能な上、感電させた敵を跳ね上げる事も可能。 コレにより、コンボが今ひとつな彼にも強力なコンボが出来る様になる。技自体の威力はやや低いが、ソレも追撃で十分補える。 * ネクロはどうやら自身の伸びる腕や脚を『蛇』に見立てているらしく、 彼の技の名前には『スネーク/Snake』・『コブラ/Cobra』・『バイパー/Viper』と言った蛇に関連する言葉が使われている事が多い。 実際、蛇が獲物を強襲するかの如く、彼も瞬時に手足を伸ばして、離れた敵を押さえ込む様に攻めるのが得意である。(goldさんより) |
・スネークファング | ネクロ(イリヤ) |
相手の足元に片腕を『文字通り』伸ばし、掴んで引き寄せつつ両手で後ろに投げ飛ばす。 超人的な柔軟性(ようは『ゴム人間』、漫画『ONE PIECE』の主人公ルフィと一緒)を巧い事利用した技の一つ。 下段の打撃投げなので下ガードで防げるが、リーチが長くコンボに組み込める上、ダメージもまずまずなので使い易い。 なお、背中を向けた相手に決めると、伸びる腕による遠心力を利用した強烈な『ジャーマンスープレックス』に変化。攻撃力が大幅に上がる。(goldさんより) |
・スラムダンス | ネクロ(イリヤ) |
ゴム人間ネクロのスーパーアーツA。ネクロ版『ハイパーボム』と言った所。 伸びる腕を活用したジャーマンスープレックス(遠心力が凄い)二回→同じく、伸びる脚を活用したフランケンシュタイナー、の強烈な連続投げ。 技単体の威力はかなりの物で、無敵もあるのだが、 『純粋な投げ技』の上、さらにコンボに組み込むとダメージが大幅に減ってしまうので、単発以外では使いづらい。(goldさんより) |
・超電磁ストーム | ネクロ(イリヤ) |
秘密組織によって改造された強化人間ネクロ(本名:イリヤ)の第1のスーパーアーツ。 対空必殺技『電磁ブラスト』の超強化版で、体内の発電機構を最大限駆使して、大規模な電磁嵐を起こす。 威力はさほど高くは無く、ストックも1だが(初期は2だった)、SAゲージが短い上、利便性が非常に高いので使い易い。 主な用途は対空・反撃・コンボ・削りと言った所。(goldさんより) |
・電磁ブラスト | ネクロ(イリヤ) |
超人的な柔軟性と発電機構を持つ、改造人間である彼らしいと言える技の一つ。 身体を大きく開き、体内の発電機構から生じる高圧電流を、自身の身体に纏わせる。 その場から殆ど動かない為、主な用途は対空及びコンボ。特に対空技としては中々優れた性能である。 また、コマンド入力後ボタン連打で、発電している時間及びヒット数を増やす事が可能。(goldさんより) |
・トルネイドフック | ネクロ(イリヤ) |
『電磁ブラスト』が発電機構を活用した技なら、こちらは『超人的な柔軟性』を活用した技と言えるだろう。 一瞬でゴムの様に上半身をグルグルとねじり、それが戻る反動の力を利用した強烈なフックで、相手を何度も打ち据える。 さらにこの時には、自身も回転しつつ突進しているので、威力が上乗せされている上、前進しつつ攻撃出来る。 基本的には突進しながらの連続打撃なので、コンボに使うのが主。大だけは出が遅いのを代償に、相手を力ずくで振り向かせる効果がある(追い討ち可)。 EX版は上半身の回転速度の向上と、突進の速度、そして自身による高速回転とが合わさって、『竜巻』の如く相手を叩きのめす。(goldさんより) |
・フライングバイパー | ネクロ(イリヤ) |
『ライジングコブラ』同様この技も中段技だが、こっちは前に少し跳ねてから攻撃する、と言う典型的なもの。 技の詳細は―――前方に少し跳びつつ両腕を後ろに回した後、腕が伸びるくらい勢いのある手刀を振り下ろす、と言うもの。 移動距離は 小 < 中 < 大 ≒ EX版 で、通常版はダウンも奪える。 EX版はダウンを奪えないが、瞬時に二回手刀を繰り出す為2ヒットし、さらにガードされても着地のスキが少ない。 『ライジングコブラ』と違って目立った動きをする為、普通に使っても対処され易いので、たまに奇襲に使う位の方が良いと思われる。(goldさんより) |
・ライジングコブラ | ネクロ(イリヤ) |
一旦後ろに倒れこんだ後、ハンドスプリングで起きながらカカト落としを繰り出す。中段技。 EX版は2ヒットになり、威力も向上。通常版・EX版、どちらも出は少々遅いが威力が高い上、相手のダウンを奪う事も出来る。 コンパクトな動き(≒見切られ難い)と微妙な『遅さ』を利用して、相手のブロッキングを失敗させるのが使い道だろうか。 ただ、基本的には使うのが難しい技である上、ガードされると一部のSAで反撃されるので、使用には細心の注意が必要。(goldさんより) |
・ウルトラスルー | ヒューゴー |
片手一本で相手をワシ掴みし、そのまま壁に向かって乱暴にブン投げる。 超人的な膂力を誇る大巨人、ヒューゴーならではの無茶苦茶な大技。 壁に叩きつけられた相手は、手前に跳ね返ってくるので、必ず追い討ちを入れよう(実は、意外に威力が低い)。 なお、小〜大でダメージ・出の速さが変わる事は無く、跳ね返り方が順次大きくなるだけである。(goldさんより) |
・ギガスブリーカー | ヒューゴー |
アレックスがザンギエフを『標準寄り』にしたキャラクターなら、ヒューゴーはソレとは逆にパワフルさと投げにより特化したキャラ、と言えるだろう。 そんな彼の代名詞とも言えるこのスーパーアーツは、ストIIIの投げ技の最上位に位置する、文字通りの『奥の手』である。 技の概要―――相手を掴んだ後に背負って、2回連続で強烈なバックブリーカーを極める。 そして、抱きかかえたまま天高く跳び上がり、全体重を乗せたボディプレスで相手を、完全に破壊し尽くす。 作品により詳細な部分がやや異なるが、体力の半分以上を奪い去る、超強力な投げ技であることには違いない。 掴み間合いこそ、アレックスの『ハイパーボム』に劣るものの、無敵時間がある為、割り込み・反撃に使える上、 発動の演出を見てからでは、ジャンプで回避する事が『絶対に不可能』(回避する為には、来る!と思った時にあらかじめ跳ぶしか無い)。 欠点はどちらの作品でも、兎に角出す条件がキツいこと(ストIIIではレバー2回転+ゲージが長く、ストックも1)。 加えてSVCでは1試合につき1回しか出せないのも痛い。 * レバー2回転コマンドと言うと、通常立ったままの状態でいきなり出すのは不可能である。理由は、どんなに早く回しても、必ず跳んでしまうからだ。 その為、通常は小技等を出してる最中にぐるぐる廻して発動したり、ジャンプ攻撃をわざと空振り(或いは攻撃しない)させて出したり (ジャンプ中にレバーを廻しておき、着地時にボタンを押す)するのが、一般的な出し方だろう。 しかし実はこの技、システムの虚を突いた『裏コマンド』(ストIII 時)があり、ソレを利用する事で『立ったままいきなり出す』事が可能となる(!!) それでも、裏コマンドとはいえ、確実に出すには相当の練習が必要なのだが、コレが出来ると、相手に絶大なプレッシャーを強いる事になる為 (『ただ近くに居るだけでいきなり死亡』なのだから当然だ)、ギガス使いの大幅な戦力向上になるのは間違いないだろう。(T'sさん、goldさんより) |
・ジャイアントパームボンバー | ヒューゴー |
まるで、神話上の巨人を連想させる巨体を誇る、ヒューゴーを象徴する様な、激烈打撃技。 上体を思いっきり仰け反らせつつ、両手を大きく広げた後、『バチコォオン!!』ってな感じに敵を叩き潰す、豪快な攻撃。 思いっきり力んでから繰り出す為、出はかなり遅いのだが、喰らった相手も相当痛いらしく、ひるんでいる時間が長い為、 ココから何と『普通に』追い討ちが入れられる(EX版は、軽く浮かせられる様になるので、更に楽になる)。 ガードされてもスキは全然無いのだが、いかんせん彼自身の動きが鈍重なので、思った程有利にはならない。(goldさんより) |
・シュートダウンバックブリーカー | ヒューゴー |
狂獣の如き雄叫びを上げつつ、空中の相手に向かって跳びかかり、そのまま掴んでバックブリーカーを決める。 『対空専用』の投げ技。パワーとスピードを兼ね備えたアレックスと違い、彼は純粋な投げキャラなので、 文字通り、本当の意味での『対空投げ』になっている(つまりブロッキングは不可能)。 ボタンによって跳び方が変わり、小は高く(距離が)短く、中は低く長く、大は高く長く、跳びかかる。 主な用途は予約(先読み)対空・『ウルトラスルー』or『EX版パームボンバー』後の追い討ちと言った所。(goldさんより) |
・ハンマーマウンテン | ヒューゴー |
通称『トンカチ山』。ストック2のスーパーアーツB。ヒューゴー唯一の打撃系SAである。 爆発的な速度の突進から、ラリアット→逆の腕でラリアット→1回転してヒジ落とし→胸を突き出して体当たり(?) →そして止めに『ジャイアントパームボンバー』で敵を粉砕する。威力はそこそこと言った所(使い易いからね)。 地味に3・4発目(ヒジ・体当たり)は中段になっており、しゃがんだままだと喰らう為、下ガードの時は注意。 無敵時間が短く、空中ヒットするとカス当たりになってしまうが、発生が早くリーチも長いので、 連続技に組み込める他、動きが全般的に鈍重なヒューゴーにとって貴重な反撃技にもなる。 * なお、ボタン押しっぱなしで、攻撃前の突進の距離を伸ばせるが、 ずっと走り続けると、一定時間後には全く攻撃せずに停止してしまう。気をつけよう。(T'sさん、goldさんより) |
・ミートスカッシャー | ヒューゴー |
移動投げ。ドタドタとやかましく走りながら掴みかかり、そのまま壁まで走って、最後は壁と自身の巨体で挟み潰す。 アレックスの『スパイラルD.D.T.』と比べ、出は更に遅くなり、動作もスマートさに欠けるが、屈んでいる相手も掴める。 ………が、使いづらいのは一緒。何とか上手く使いたい所だが……(goldさんより) |
・ムーンサルトプレス | ヒューゴー |
ヒューゴー版『スクリューパイルドライバー』(モーションは全然違うが)。投げキャラの真骨頂と言える技。 おもむろに相手に掴みかかり、そのまま(横に)廻りながら空高く飛翔(小→大の順に高く跳ぶ)。 頂点に達すると相手が下になる様に宙返りし、そして、圧殺。 掴むまでの時間が非常に早いので、アレックスの『パワーボム』と違い、割り込み等の防御的な使用も可能。 例によって小〜大で、威力と投げ間合いが反比例するので、その場の状況に合わせて使い分ける事。(goldさんより) |
・メガトンプレス | ヒューゴー |
その巨体に似合う体重と、似合わない跳躍力を最大限に活用したSA2。ストック2の対空専用投げ。 空中の相手を掴んだ後、上昇しながら空中でぐるぐると高速回転し、先に相手を地面に叩きつける。 そしてシメに、半端じゃない落下速度の超絶ボディプレスで、相手を文字通り『ペシャンコ』に潰してしまう。 性能的には必殺技『シュートダウンバックブリーカー』の強化版だが、スーパーアーツということもあり、威力はかなり高い。 『ウルトラスルー』や『EX版ジャイアントパームボンバー』の追い討ちとして掴むのが一般的な用途だが、 先読み対空で決まろうものなら、確実に相手のトラウマになる(笑)。なお、密かに着地時の隙は皆無だったりする。 因みに、押したボタンの小〜大で跳ぶ軌道を変える事が可能。軌道はシュートダウン〜とほぼ同じ。 (T'sさん、goldさんより) |
・モンスターラリアット | ヒューゴー |
ダウンを奪える突進技。 『ミートスカッシャー』同様、煩く音を立てながらダッシュし、勢いありまくりなラリアットを振るって、相手をブチ倒す。 小は殆ど移動せずに腕を振るうが、距離の長い中・大(特に大)は名前通りの化物じみた動きで、見る者に恐怖を与える。 因みにEX版は出が非常に速い他、距離の調整も可能で、威力が凄まじい所為か、相手が少し浮き上がる(追い討ちは不可)。 勿論、例によってどの強さで出しても、スキは特大。ソレがヒューゴーのキャラ特性なので、コレは仕方が無い所。(goldさんより) |
・暴れ土佐波砕き | まこと |
攻めは鉄拳(ナムコのアレ)、守りは紙ペラな彼女を象徴する、スーパーアーツII。ストック2の特殊突進技。 発動すると、まずは必ず壁に向かってバックジャンプ。上空からの刺さるような、跳び蹴りからの連携を行う。 内容は、跳び蹴り→ヒザ(浮かせ技)→ハイキック(追い討ち)→シメの『吹上』で相手を思いっきりブッ飛ばす。 技後は追い討ちが可能で、超絶コンボもあるが、技の性質上、『唐草(喉輪)』の後でないと、決めるのは難しいだろう。 因みに、最初の蹴りは押すボタンで角度を変えられる(小が最も手前に落ち、順次遠くへ行く)。(goldさんより) |
・打ち下ろし手刀 颪【おろし】 | まこと |
カラテ少女らしく、全身全霊をこめた気合の入った手刀を、地面めがけ打ち下ろす中段技。 小は出が早い代わりにスキがあり、大は遅い代わりにダウンを奪える上スキが無い。 中は出がやや遅くスキもある中途半端な性能。ブロッキングのタイミングずらし(所謂ディレイ)位の効果しか無いと思う。 EX版になると、速い・スキ無し・威力高い・ダウン奪える、と良い事ずくめ。(goldさんより) |
・正中線五段突き | まこと |
まだ少女なのに、ムキムキ兄貴アレックス並みの攻撃力を誇る、まことのSA1。その場から放つ打撃技。 瞬く間に、人間の正中線(人体の縦の中心線)にある五箇所の急所全てに、正拳を叩き込む離れ業である。 ストックは1でゲージもかなり長いのだが、当たれば相手に壊滅的な打撃を与えることが出来る。出もかなり速い。 技が成功すると、相手を空高くに打ち上げるが、まことが必ず『決め科白』を叫ぶ為、追い討ちは不可。 なお、ガードされた場合は、最初の拳で終了。(goldさんより) |
・閃空踵落とし 剣【つるぎ】 | まこと |
空中で繰り出す踵落とし。前ジャンプor垂直ジャンプ時にのみ繰り出す事が可能。 小・中は普通に喰らわせるだけだが、大・EX版ならダウンを奪う事も可能。空中の相手にカマした場合は追い討ち可。 技の軌道は通常版なら、ジャンプの慣性に従って落ちていくのだが(中・大は更に、ほんの少しだけ前に行く)、 EX版に限り、例え前ジャンプであろうと、出した瞬間から垂直落下する様に(早めに出す事で『擬似的な中段技』に出来る)。 あとこの技は性質上、(必殺技と言うよりは)ジャンプ攻撃の一種と言っても良い技なのだが、 ブロッキングのタイミングを計るのが難しいのも特長(ジャンプ攻撃をブロッキングするのは割と楽)。ブロッキング対策にもなる。(goldさんより) |
・丹田練氣・攻めの型 | まこと |
土佐弁(高知なまり)が意外に可愛い(?)まことのスーパーアーツそのB。時間制のパワーアップ。 丹田に気を集中し、一定時間力を高める。体中が紅潮し、すべての技の威力が1.75倍にハネ上がる。 コレだけ書くと、反則的な感じがするが、実は発動中は何と『ガード不能』! 往年のサムライスピリッツにあった『剣聖』システムにそっくりである(ガード不能な代わりに常に攻撃力が高い)。 ちなみにストックは1。また、発動時に長い無敵時間があるが、コレを使いこなすのは困難である(技自体もだが)。(goldさんより) |
・直上正拳突き 吹上【ふきあげ】 | まこと |
対空専用打撃技。 力を込めて勢い良く『真上に』打ち出す、「どんな流派だよ!?おい?」な正拳。威力・スタン値はかなりの物。 だが!地上にいる相手には、幾ら頑張っても絶対に当てる事が出来ない上、実は対空技としてもイマイチだったりする。 理由はその場から全くと言って良い程、動かないで正拳を打ち出す為、自分の真上にいる敵にしか当たらないからだ。 その為、自分からダッシュして敵の真下に潜り込むか、自動で少し前ダッシュするEX版でないと対空としては機能しづらい。 因みに、正拳が当たった後は追い討ち可能。SA2『暴れ土佐波砕き』後の追い討ちにも使える(前ダッシュが必要)。(goldさんより) |
・吊し喉輪 唐草【からくさ】 | まこと |
両腕で襟首を掴んで相手を吊るし上げ、そのままノドをボキリと締め上げる投げ技。 威力は非常に低いのだが、技後は自分の方が早く動ける為、ココから幾通りにも派生する事が可能。 SA2『暴れ土佐波砕き』を選択した時は、コレを決めるのが彼女の目的、と言ってしまっても良いかもしれない (暴れ土佐波〜を単独で決めるのは割と困難(動作が目立ちすぎる為)。実は『唐草』を利用しても、少し制約があるのだが…)。 しかし、それにしても……少女とは言え、空手家の彼女が何で喉輪を使えるのかは謎だ。 まあ、そんなコトを言ってしまっては、ボクサーの癖にヒジを使う、ダッドリーの立場が無くなってしまうんすけどね。(goldさんより) |
・突進正拳突き 疾風【はやて】 | まこと |
『勢いこそ全て!』な彼女を表している様な激速突進技。 一瞬で相手の懐に飛び込み、勢いありまくりな正拳を叩き込む。突進技としては『訳わかんねぇよ!』な速度を誇る為、 ストIIIを良く知らない人相手にコレを連発しまくると、あっという間に倒せてしまう『初心者殺し』な技でもある。 しかし、スキはしっかりと存在しており、投げや出の速いEX技・SA等で反撃可能。慣れてしまえばあまり恐くない技。 * 実は小〜大で威力の違いは無い。が、距離は変えられる(厳密には、出の速さ等も少しではあるが変わる)。 代わりにボタン押しっぱなしでタメる事が可能で、溜める程に威力が上がりスキも無くなっていく。一応、タメを中断する事も可能だ。 EX版は距離と速度が向上する他、スキが全く無い。壁際なら追い討ちまで可能。やっぱり強い。ズル過ぎ。 つくづく、格ゲは攻めキャラが強いんだなぁ〜と思える瞬間でもある(まことは超級の攻めキャラ。まあ、受けに回るとザコだが…でも強い)。(goldさんより) |
・エイジスリフレクター | ユリアン |
彼(とギル)が統治し、数千年もの間、世界を裏から支配している『秘密組織』の叡智の精華、『66の奥義』の一つであり、 そして、その超凶悪な特性から、ユリアンの代名詞と化してしまったSA3。ストック2の設置型飛び道具。 両腕を目前にかざし雷のオーラを収束した後、バッ!と腕を大きく開いて、 邪悪な紫色をした、長方形の『鏡』を生成し、放つ(その見た目から、『壁』と言う通称もある)。 この『鏡』は、前方に一定距離進んだ後停滞し、6ヒット or 時間経過で消滅する(後者の場合、ガラスが割れる様に消滅)。 『設置』出来る場所は、押したボタンによって変わり、小は目前に中・大は順次遠くに『設置』される様に。 なお、あまり意味はないが『画面上に2つまで出せる』・『ボタン二つ押しで斜め上に設置可能』・『飛び道具を跳ね返せる(SAも可)』等の特性もある。 この技自体の威力は、EX技の飛び道具に毛が生えた程度なので、単独で利用する事はまず無く、 『設置』出来る、と言う特性を活用して、起き攻め・連携用に使う(通称:『壁連携』)。 コレが無いと、彼は『中の上キャラ』どまりなので、エイジスを使いこなす事は、最早ユリアン使いにとっての定石である。 連携の殆どは、エイジスとユリアン本人でハサミ撃ちにするのが基本となっており一見、極悪なハメ戦法の様に思えるが、 実はブロッキングやEX技・SA等によって切り返しが可能(但し、かなり困難だが)な上、 ユリアンを使う側も、実戦に導入するにはかなりの修練が必要な為、暗黙の了解でこの戦法は認められている。 * 『エイジス』とは、ギリシャ神話中で主神ゼウスが娘アテナに与えた、あらゆる邪悪を払うとされる防具の名に由来する (ユリアン総統閣下、邪悪ぢゃん!!変態ぢゃん!!ブーメラン(パンツ)ぢゃん!!ってな突っ込みは却下)。 ギリシャ読みは『アイギス/Aegis』で、エイジスは英語読み。最近は、しばしば『イージス』とも表記され(イージス艦の呼称もココから) 「エイジスは間違ってる!」とも言われるのだが、英語特有の訛りのせいで、日本人の耳には『エイジス』に聞こえる事も少なくない。 一応、ユリアン役の声優(米国人)も『イージス』と言っている様だが、ガテラル(しゃがれ)声と訛りのせいで、矢張り『エイジス』に聴こえる。 どうやら製作陣は名前を付ける際に、慣用表現のカタカナ表記よりも『実際にどう聞こえるか』、を優先したようだ。(T'sさん、goldさんより) より) |
・タイラントパニッシュ | ユリアン |
ギリシャ彫刻体形とガテラル声が萌えたぎりまくる、ユリアン閣下のSA1。ストック2の連続突進攻撃。 必殺技『チャリオットタックル』の強化版。肩口から浴びせる体当たりを左右交互に、計四回繰り出し、 最後は、力任せにラリアットを振るい、地面に叩きつける。 威力があるので、いぶき・豪鬼のような防御力の低い相手には、『エイジスリフレクター』を用いた攻めより効果的。(T'sさん、goldさんより) |
・チャリオットタックル | ユリアン |
チャリオット(Chariot/古代に使われた戦車)の名に恥じない、重量感溢れる高速の体当たり。 タメ技で、兄ギルの『サイバーラリアット』のユリアン版(見た目こそタックルとラリアットで違うが、性能は割と近い。但し劣化はしている)。 小・中は肩口から、大は背中からぶつかって行く。EX版は肩口からぶつかった後、全体重を乗せた背中からの体当たりで更に押し潰す。 シンプルな技なので、使い勝手が良いのが大きな魅力。またココからスーパーアーツでキャンセルも掛けられるが、練習が要る。 コレを覚えないと悪名高き『壁連携』(SA3『エイジスリフレクター』を活用した、超凶悪な戦法の俗称。)が使えないので、ユリアン使いの必修技術になっている。(goldさんより) |
・デンジャラスヘッドバット | ユリアン |
小さく前に跳びつつ、大きく仰け反ってから思いっきり頭突きをブッ込む技。ギルが使う『サイコヘッドバット』のユリアン版。 主に浮かせ技でカチ上げた後の追い討ちに使う。また、しゃがんだ相手には(基本的に)当たらない。 EX版は相手を感電させる様になる他、更に追い討ちが可能。 また、タメ技(つまり即座に出せない、但し特殊技術による例外アリ)なので、巧く扱うには練習が必要。(goldさんより) |
・バイオレンスニードロップ | ユリアン |
その場から垂直にバク宙し、斜め下の相手に両ヒザを落としに行く。中段技でコレもタメ技。 ギルが使う『ムーンサルトニードロップ』と違い、一発しか当たらない上、通常版は自動追尾しない(押したボタンで距離を変える)。 EX版でようやっと上記のギルの物とほぼ同じ性能になる(それでも、まだ威力等が及ばないのだが)。 因みに掛け声は『DESTROY !!!』。(設定上で)現人神を目指している割にはひでぇ御言葉。邪神の方が向いてます。彼。(goldさんより) |
・メタリックスフィア | ユリアン |
ユリアン唯一のコマンド技(SAは除く)で飛び道具。コレも兄であるギルの飛び道具『パイロキネシス』の劣化コピー。 邪悪な赤黒い雷光をまとった、名前通りに鋼鉄色をした雷球を片腕から撃ち出す。 弾速は結構早いのだが、ギルと違い1ヒットしかしない。 EX版でようやっと2ヒットする様になるが、今度は弾速が遅くなりスキも大きくなる(但し、威力だけは勝っている)。 因みに、ボタン押しっぱなしでタメる事が出来るが、威力は変わらない。タイミングを変えられるのみ。(goldさんより) |
・ユピテルサンダー | ユリアン |
変態的なルックスの癖に、超尊大な言動が何とも素敵な、ユリアン様のスーパーアーツA。ストック2の大型飛び道具。 『メタリックスフィア』の強化版と言える技で、当たると骨が見える程の、強い電力を帯びた、赤黒い巨雷球を撃つ。 出始めは、縦に大きく潰れた球状だが、遠くに飛ぶにつれて真球状に変形していく。それに伴い、弾速も上がっていく。 威力は大した事無いのだが、スタン値が凄まじく高いので、気絶させやすい。 とはいえ、他のスーパーアーツの方が使いやすいので、実戦で使われることは少ない。(T'sさん、goldさんより) |
・快ホウ | リー=ヤン |
ヤン専用の前方移動技。姿が一瞬見えなくなる程の速いダッシュ。 連携やかく乱に使うのが主。小〜大で距離を変えることも可能。 移動中でも投げられ判定があり、更に意外に隙があるので、安易に使うのは止した方が良い。 因みに技名の『ホウ』の字は正式には、足偏に『包』(実際は若干違う)の字。(goldさんより) |
・星影円舞 | リー=ヤン |
疾風の青龍、ヤンのスーパーアーツIII。2NDから使えるようになった。ストックは1 ヤン版『ソウルイリュージョン』と言える特殊技で、本体の1/4の攻撃力を持つ分身が二体付く。 この分身は本体の行動をそのまま追尾するため、攻撃の回数が単純に3倍になる。 その為、主な使用法は固め・連携・起き攻め・コンボ等である。 使い手の実力と操作技術次第で、強さが大きく変わる為、他二つのSAに比べ、かなりの練習が必要となる。(goldさんより) |
・蟷螂斬(とうろうざん) | リー=ヤン |
2ND以降単独キャラ(元々ヤンはユンの2Pカラー扱いだった)になった、ヤン最大の特長と言える連続打撃技。 横に薙ぐ様に手刀を振るう技で、追加入力で最大三回連続で攻撃できる。 特に小は隙が小さく使いやすく、EX版は最大で五回連続まで攻撃可能になり、ヤンの貴重なダメージ源となる。(goldさんより) |
・白虎双掌打 | リー=ヤン |
その場で強く踏み込みながら、両手で強烈な掌打を繰り出す。 出はかなり遅いものの、威力は高く、隙も小さい上、判定は相当に強い。 連携の中に混ぜて、ブロッキングのタイミングをずらすのが、主な使い方だろうか。 なお、ボタンを二個以上同時押しすると、フェイク(寸止め)になる。(goldさんより) |
・雷震魔破拳(らいしんまっはけん) | リー=ヤン |
ストIIIの2ND以降、単独キャラになったヤンが使うスーパーアーツその1。 必殺技『蟷螂斬』の強化版と言える技で、強烈な貫手で突いた後、そこから斬り上げ、 止めに、超速の手刀で相手をメッタ斬りにする、ヤン最高の秘技。 見た目はストZEROで元が使う『惨影』を更にカッコ良くした感じ。威力も彼のSAの中では最高で、(ガードでも)当てることさえ出来れば反撃は受けない。 至近距離でないと当てられないのが、欠点と言えば欠点。(goldさんより) |
・鉄山靠 | リー=ユン |
漫画やらゲームやらですっかり御馴染みの技だが、ユンの使う鉄山靠は、思いっきり姿勢を低くして、 背を向けながら敵の懐に滑り込み、背中で相手を打ち上げる様に繰り出す、と言うかなり変則的なもの。 実際、中・大・EX版は相手を打ち上げる事が可能で、追い討ちも入れられる(EX版は威力があり過ぎる為、画面端限定)。 始めの背を向けた滑り込みは、素早い上に移動距離も長い為、飛び道具を避けることも可能。 なお、ユンがこの技を使うようになったのは、2ND以降からである。(goldさんより) |
・二翔脚 | リー=ユン |
跳び上がりながら、素早い二連の蹴り上げを行う技。対空用の技だが、やや使いづらい感がある。 出は早く、EX版は相手を高く打ち上げるので、コンボ用としては悪くない。 しゃがんでる相手には基本的に当たらないので、注意が必要。『鉄山靠』同様、この技も2NDから使う様になった。(goldさんより) |
・揚炮(ようほう) | リー=ユン |
ストック1の一撃必殺型スーパーアーツ(SA1)。 2NDでユンとヤンが(システム面においても)別のキャラクターになった際に、使うようになった。 振り上げるように掌打を繰り出して、軽く浮かせる→『鉄山靠』でさらに打ち上げる→ 止めに満身の力を振り絞った上向きの拳(アッパーとは違う)で空高くにブッ飛ばす、と言う爽快感溢れる奥義。 ストIIIアクションの特長である、極端に重量感のある演出が最大限生かされたエフェクトの割に、 威力にかける感があるが(それでもユンのSAの中では一番強い)、確実に追い討ちが入るので、総合で考えれば威力は高い。 * 元々ユンとヤンは、ストIII 1STの時点では同じキャラクター扱いで、ユンが1Pカラー・ヤンが2Pカラーとしての存在だった。 詰まり、見た目は違えど二人とも全く同じ技を使っていたのである(双子なので顔・声以外がほぼ同じ)。 その為、このサイトでは彼らの技の『使用者』項目に、ユン・ヤン二人の名前を書く事が多いのだが、 2ND以降で完全に別キャラクター扱いになった為、二人が最終的に共用する技は『前方転身』のみになった。(goldさんより) |
・幻影陣 | リー=ユン、リー=ヤン |
小柄な身体を生かした韋駄天の如き速さと、素早い連撃がウリのユンを象徴するSAIII。時間制のパワーアップ。 発動すると、気合の掛け声と共に、自分と瓜二つの青い分身を二体まとわせる。 外観こそ、ストZEROシリーズの『オリジナルコンボ』システムにそっくりだが、効果は別物。 詳細な効果に関しては、非常に細かく設定されているので、ココでは簡潔に紹介する。 『攻撃力が低下する代わりに動作が速くなる』・『一部の必殺技の性能が変化』・『空中の敵に対するコンボが楽になる』、のが主な効果。 ストックは1つのみだが、ゲージが非常に短いので、気軽に強化出来るのが強み(コレを利用したコンボのダメージは中々の物)。 但し、強化していられる時間がとっても短いので、『コンボの途中に組み込む』様に発動しないと、殆ど有効活用できない。要練習。 * なお、この技も1ST時にはユン・ヤン二人とも使っていた。2ND以後はユン専用になり、 最初はそれなりだった活用法も相当研究されて、最終的には彼の代名詞と言えるSAになった。 あと、上に『効果はオリジナルコンボとは別』と書いたが、実質的な活用法は『オリコン』と殆ど同じだったりする。(goldさんより) |
・虎撲子(こぼくし) | リー=ユン、リー=ヤン |
強く踏み込みながら、体重をしっかり乗せた掌打(両手)を繰り出す。 1STではユン・ヤン二人とも使っていたが、2ND以降ヤンは『白虎双掌打』を使うようになった為、最終的にはユン専用になった。 『白虎双掌打』に比べると、出がさらに遅くリーチも短いが、威力・スキの少なさにおいては此方が上である。(goldさんより) |
・絶招歩法 | リー=ユン、リー=ヤン |
残像付きの素早い一足跳びからパンチを繰り出す、使い勝手の良い突進技。 『虎撲子』同様、1STではユン・ヤン共用だったが、2ND以降はユン専用の技になった。 小→EX版の順に距離が長くなる他、ダウンも奪える。EX版以外はスキが大きいので、考えて使う様に。(goldさんより) |
・穿弓腿(せんきゅうたい) | リー=ユン、リー=ヤン |
似非(?)対空技。移動付きの蹴上がりである。 小は、その場から片腕一本で飛び上がりつつ蹴上がりを繰り出し、中・大・EX版は高速で前転した後に、蹴上がりを繰り出す。 中と大は前転の際、決められた距離を移動するのだが、EX版は空中の相手を自動で捕らえるようになる。 基本的には使いづらいのだが、コレを強力な対空兵器として運用出来る上級者も存在する。 また、1STではユン・ヤンどちらも使っていたが、2ND以降はヤン専用になった。(goldさんより) |
・前方転身 | リー=ユン、リー=ヤン |
投げ技の一種で、(2ND以降においても)ユン・ヤン唯一の共用技。 相手の両肩を掴んで、そのまま肩の上で側転し背後を取る。 ダメージは無いのだが、自分の方が少しだけ早く動けるので、追撃が可能。(goldさんより) |
・転身穿弓腿(てんしんせんきゅうたい) | リー=ユン、リー=ヤン |
街の若き指導者、ユン(及びヤン)のスーパーアーツ。必殺技『穿弓腿』を強化した突進技。 発動の瞬間に身体を丸め高速で前転、相手を捕らえた後、『穿弓腿』と同じ要領で昇り蹴りに移行。 そして止めに、空中で三連の蹴り上げを喰らわせる。 威力はやや低いが、発生が非常に早い上、前転の速度も速く、飛び道具をかわす事が出来、さらにカス当たりし難いので有用。 なお、この技は1ST時にはユン・ヤンどちらも使っていたが、2ND以降はヤンのみが使うようになった。(goldさんより) |
・槍雷連撃 | リー=ユン、リー=ヤン |
1STではユン・ヤン共用のSA2、ソレ以降はユン専用のSA2。突進型スーパーアーツ。 肘打ちから始まり、さらに逆肘→掌打→逆の手で掌打→二連の旋風脚、で締める高速連続攻撃。 低い威力と引き換えに、無敵時間がある・当て易い・ストックが3・ゲージが短く気軽に出せる、と言った長所がある。 利便性の高い技だが、SA3『幻影陣』が大人気なので、コレを使う人は少ない。(goldさんより) |
・上段足刀蹴り(じょうだんそくとうげり) | リュウ |
ストIIIで初登場となったリュウの新技……なのだが、何とも地味な技なので、他の作品(カプエスとか)では殆ど出番が無いようだ。 相手に向かって、間合いを詰めつつ重い上段蹴りを放つ技で、威力や性能はまずまずと言った所。 EX版は相手を壁に叩きつける程の威力で、跳ね返ってきた敵に追撃が可能となる。 間合いを詰める距離が短い上(1STでは長かったのだが…)、ガードされると確実に反撃される技なので、主に連続技に使う。(goldさんより) |
・真・昇龍拳 | リュウ、殺意の波動に目覚めたリュウ |
ストIIIが初出になる、リュウ最大の絶技(『風の拳』は特殊な技なので除外)。 第二のスーパーアーツ(ストIII 時)であるが、あまりにも格好良すぎた為、瞬く間にリュウの代名詞と化してしまった。 肝心の技の内容は―――まず、渾身の力を込めたアッパーを相手の懐に打ち込み、続いて逆の手で再度アッパーを入れ、 跳び上がりながら片膝を打ち付けつつ、全ての力を振り絞った昇龍拳で止めを刺す―――というもの。 なお、作品によって膝蹴りが無かったり、最後の突き上げが無かったりと、内容が微妙に変わる事もある。 因みに、相手がガードしていたり、距離が離れすぎていると、ただ連続ヒットするだけの、へっぽこ昇龍拳になってしまう。 (上記の説明はストリートファイターIII 2ND・3RDのもの) * またこの技は、その非常に格好良い見た目から、豪鬼の『瞬獄殺』同様、さまざまなゲームでパクられまくっていたりする。 挙句の果てには、カプコンの『デビルメイクライ3』で、セルフパロディまでやってしまっている程。(RAYZAさん、goldさんより) |
・電刃波動拳 | リュウ、殺意の波動に目覚めたリュウ |
『殺意の波動(≒暗黒面の力)』を織り交ぜる事により、強力な電気を帯びた波動拳を作り出す、スーパーアーツIII。 ガードが不可能で、かつスタン値が非常に高いという特長を持つ。技の特性上、起き攻めに使う事が殆ど。 ボタン押しっぱなしでタメが可能(更にレバガチャと、溜めてるボタン以外のボタンを連打する事で、タメ速度が向上)。 コレによって、スタン値とヒット数が最大5段階まで増加する。 ブロッキングでしか回避できないため、高レベルの戦いでは扱いやすい真空波動拳を捨てて、 この技で勝負をかけるリュウ使いも多い。(T'sさん、(goldさんより) |
・ヴィエルジュに安息を | レミー |
ヴィジュアル系キャラ、レミーのスーパーアーツその2。 有り体に言ってしまうと『トリプルサマソー』である。必殺技『マ・シェリの悲哀』を三連発するSAで威力はそこそこ。無敵もある。 技名のヴィエルジュとは仏語で『Vierge/聖母』の意。しかし、例によって…(以下略)(goldさんより) |
・ヴェルテュの残光 | レミー |
3RDにのみ登場するキャラ、レミーの必殺技。タメ技である。 片手を振るい、真空波を飛ばす。上段の『オット』と下段の『バス』が存在する(バスは上ガード不可)。EX版はどちらも上下に打つようになる(性能は若干違う)。 性能としては、若しもガイルの『ソニックブーム』をサガットが使ったなら、と言った所(レミーはサガット同様、長身キャラ)。 また、タメ分割と言う特殊技術を応用すれば、『オット』と『バス』を立て続けに打ち続けることが可能。 因みにヴェルテュは仏語で『Vertu/美徳』、オットは『Haut/上』、バスは『bas/下』の意。名前が長いので通常は『上ソニ』、『下ソニ』と呼ばれる。(goldさんより) |
・傷心のノクテュルヌ | レミー |
ストリートファイターより、キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラ)や メルティブラッド(コレまた吸血鬼モノ…でも似合い過ぎ)の方が確実に似合ってしまうフランス人、レミー君のスーパーアーツその3。 何と、カウンター技(格ゲ用語では『当て身技』)+乱舞技と言う、(当時の)超必殺技としては異色の技であり、 そして、(ヴィジュアル系キャラなのに…)『真の漢』を目指すならば、決して避けて通る事は許されない、『究極のロマン技』でもある。 発動と同時に片膝を前に出し、ソコに攻撃が入ると、カウンターで目にも留まらぬ連撃を繰り出し敵対者を葬り去る、一発逆転の秘技。 威力は三つの中で最高、かつSAゲージもかなり短い(ストックは1)ので直ぐ使えるが、狙ってコレを決めるのは至難の技。 理由は(カウンターの)受付時間が短い上に、2D格ゲで御馴染みになったカッコ良い発動時の演出の所為で、(早出しでは)バレバレになるからだ。 実戦で運用する為には、『相手の行動を読んで何かの技を出してきた所に置いておく』、か『反射神経を鍛える(所謂『超反応』レベルまで)』、 か或いは『ガードブロッキングを利用した特定の技(主に連続攻撃系のSA)orコンボに限定した変則的な反撃』として使うしかない。 詰まり、使う人間自体が強くならないと実戦導入は極めて困難。少なくとも、『作業的な戦法』に頼りがちな人には使えないだろう。 これこそが、レミー自体が弱キャラでかつ超美形である事も相まって、文字通りの『真の漢の為の究極のロマン技』たらしめているのである。 * 因みにノクテュルヌとは『Nocturne/夜想曲』を意味するフランス語。コレだけは誰もが『傷心』と呼ぶ。レミーの代名詞的な技だしね。(goldさんより) |
・冷たく蒼いルグレ | レミー |
溜めキャラであるレミー唯一のコマンド技(SAは除く)。突進技。 身体を翻した後、相手に向かって飛び蹴りを放つ。連携用に使われる事が多い。 因みにルグレとは仏語で『Regret/悔恨』の意。(goldさんより) |
・憤怒のシュペルノーヴァ | レミー |
ストIIIの3RDに登場するヴィジュアル系(!!)キャラ、餓狼MOWの双葉ほたる(こっちは萌えキャラ)と並んで『出るゲーム間違っちゃってるだろ!!』キャラの代表格、レミーのスーパーアーツその1。 『ヴェルテュの残光』で繰り出す真空波を大量に飛ばす、飛び道具系スーパーアーツ。 通常の『ヴェルテュの残光』とは違い、立ち・しゃがみのどちらの相手にも当たる。汎用性はそこそこだが、決定打に欠けるきらいがある。 因みにシュペルノーヴァとは、フランス語で『Super Nova/超新星』の意。レミーの技名は通常技も含め、どれもこんな感じの名前。 流石カプコン。例え耽美ネタでも、独自のブッ飛びっぷりは変わらなかった。(goldさんより) |
・マ・シェリの悲哀 | レミー |
ストシリーズ初の『直球ド真ん中』美形キャラ、レミーの必殺技の一つ。 様は『サマーソルトキック』のレミー版である(コマンドも同じ)。………のだが、見た目(特にモーション)はこちらの方が格段と格好良いだろう。さらにEX版は二段技で、無敵時間もある。 但し、この作品は根幹から『安易な戦法』が徹底的に排除されてしまっているので(それ故、世間的にはマニヤゲーの烙印を捺されてしまったのだ)、ガイルと同じように戦っても上手く行き難い。 因みに、マ・シェリはフランス語で『Ma Cherie/愛し君』の意。……で、例によって長い名前なので、一般には『サマソー』と呼ばれてしまっている。(goldさんより) |