「あんてぃ〜く」シリーズ(「ヘッポコあんてぃ〜く」、「ラジカルあんてぃ〜く」) [必殺技辞典]

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著者  :清水文化
イラスト:南島達也
(富士見ファンタジア文庫)

「気象精霊記」が第八回ファンタジア長編小説大賞、審査員特別賞受賞作ならばこの「ヘッポコあんてぃ〜く」は月刊ドラゴンマガジン誌上の連載権をかけて争う第二回竜王杯(ドラゴンカップ)で竜王となった作品で、1999年6月30日発売のドラゴンマガジン8月号で連載を開始したものである。

【あらすじ】
●『ヘッポコあんてぃ〜く』
 主人公で骨董雑貨店「古色堂」の店主代理というより実質上の店主である高校生「香田 雪兎」と小妖精(ピクシー)の「アニス・パイア」との出会い(第1話「ドツボに願いを」参照)から始まった短編集。
 幼なじみ「有栖川 加々美」や、クサレ外道呼ばわりされている水の神霊「シズク」、そんなシズクに一目惚れした第1級福神「疫病神(オー・ペイシェン)」、幸福の女神見習いの大食い福娘「ユエメイ」、憑喪神たちのドタバタストーリーです。
 書き下ろしとして「ハミダシあんてぃ〜く」を収録しており、4巻「霊を認めぬ霊能力者」発売以降休載中。

●『ラジカルあんてぃ〜く』
 短編集から数年後の話で、大学生となった主人公の香田 雪兎と、身の回りに起こる事件を絡めて描いた長編。
 主人公の陰陽術が見れるのもこのシリーズのみで、おなじみ「有栖川 加々美」や泉の神霊「シズク」などに加え、新キャラの馬 喀玲(マー・カーリン)などの登場で雪兎を巡る恋の戦いも混戦模様。
 現在第5巻「聖なる山とドジ妖精」発売後休載中。

【関連商品】
・ドラマCD『ヘッポコあんてぃ〜く』
 富士見書房のドラマティックドラゴン2ndより発売したドラマCD
 内容は本編からアニスが初めて古色堂にやってきた時を描いた「ドツボに願いを」、幸福を呼ぶ福娘のユエメイの主としての権利をめぐって加々美とシズクがお菓子作り対決をする「下心のケーキ大作戦」、アニスが精霊世界へ送還される危機に見舞われる「アニス強制送還される?」が全3巻にそれぞれ収録されている。
 [キャスト]
  香田雪兎 役:上田祐司
  アニス・パイア 役:池田千草
  有栖川加々美 役:氷上恭子
  イワイズミ・シズク 役:ゆかな
  阮月梅(ロァン・ユエメイ)役:水樹奈々
 (※雪兎役の上田祐司さんは現在うえだゆうじの名前で活動中)


【連載状況】
 1999年6月末日、ドラマガ誌上にて「ヘッポコあんてぃ〜く」第1話掲載(第2回龍皇杯掲載分)
 1999年8月(ドラゴンマガジン 1999年10月号)より全6話連載開始
 連載再開希望意見多数により2001年5月(ドラゴンマガジン 2001年7月号)連載再開
 2002年2月「気象精霊ぷらくてぃか」連載開始の為休載開始


【発売状況】
●小説「ヘッポコあんてぃ〜く」(短編集)
第1巻「至極のカオスでぇ〜と」(2000年8月発売)
第2巻「下心のケーキ大作戦」(2001年6月発売)
第3巻「意地と呪いの交響曲」(2002年4月発売)
第4巻「霊を認めぬ霊能力者」(2003年4月発売)

●小説「ラジカルあんてぃ〜く」(長編)
第1巻「魔神を呼び出すドジ妖精」(2000年1月発売)
第2巻「森の女神とドジ妖精」(2000年7月発売)
第3巻「ローマ金貨とドジ妖精」(2001年5月発売)
第4巻「伝説の鍵とドジ妖精」(2002年1月発売)
第5巻「聖なる山とドジ妖精」(2003年2月発売)

●ドラマCD「ヘッポコあんてぃ〜く」
(「富士見書房 ドラマティックドラゴン2nd」より発売)
第1巻「ドツボに願いを」
第2巻「下心のケーキ大作戦」
第3巻「アニス強制送還される?」


【用語説明】
  • 『魔術と霊術等の違い』

  •  使用するエネルギーなどの種類は根本的に同一である(気象精霊で言う霊力を使用する)
     霊術は術者側から力を与えることで発動し、魔術(魔法)は既存の何かから力を借りて発動させるという違いがある。

  • 『霊力』

  •  霊能力者や精霊、神霊、女神などが使用する力の源となるエネルギー。
     術式として使用した場合、発動形態によっては霊術と魔術等に分けられる。
     精霊から見た解釈に関しては『気象精霊記』の用語解説参照。

  • 『霊術・魔術の属性』

  •  精霊世界における精霊の属性は「火・風・水・大地・霊魂・幻想・時空」に分かれている。
     精霊の霊術は上記の7属性から己の扱える属性霊術を組み合わせて霊術を組み上げている。
     それに対して人間のものは独自の解釈の元に魔術体系ごとに異なる属性を組み上げている(例えば陰陽五行(火・水・木・金・土)に代表される5つの属性を基本とした魔術体系もあれば、四大元素属性の様に4つの属性を基本とする魔術体系、中には聖と魔の二つに分類する魔術体系等も存在している)
  • 『浜生田(はみゅうだ)市』

  • 本作の舞台となる日本国内の地方都市。人口は約20万人で市街部の地名は港新町。
    江戸時代に国内の中継港となって発展し、今でも国際貿易港として栄える中核都市である。
    県名は明かされていないが、星峰山と海に挟まれた地形である。気象精霊記も合わせてみたところ、どうやら太平洋側に位置するようだ。
    神戸市等の瀬戸内海に面する小さな港湾都市のような外観と考えればいいかもしれない。
    都市の中心部である港新町、古色堂や有栖川写真館などがある旧市街・木古里、馬一族が未だ強い権限を持つ馬堀地区、山の上の方にある星峰地区などの地名が判明している。

  • 『木古里(きこり)商店街』

  • 木古里地区に存在する、江戸時代から続く古い商店街。古色堂はここの一角に存在する。
    懐古的な景観を残すため、街灯がガス灯に似せられている、窓ガラスにフィルムを張って外に漏れる光量を抑えるなどの徹底した地域ぐるみの活動を行っている。

  • 『古色堂(こしょくどう)』

  • 店主  :香田雪村
    店主代理:香田雪兎
    木古里商店街の一角にある骨董雑貨店で、外観は黄色みがかった古いレンガ造りの店である。
    憑喪神がやたらと集まっている古物商で、普段からかなりにぎやか。
    アニスのドジやシズクのはた迷惑な行動はもはやこの店の日常的な風景である。
    店主は香田雪村という人物であるが、不在のため現在は孫の香田雪兎が切り盛りしている。

  • 『有栖川写真館』

  • 木古里商店街にある写真屋さんで、メインヒロインの加々美の実家。
    外観は土倉作りの構えで、木古里商店街を始め、浜生田市の発展に関する写真資料を多く保有する。
    夏場は特選された心霊写真が店頭に展示されているらしく、加々美の趣味はここから来ているような気がする。
    なお、普段は木古里商店街の印刷物を一手に引き受けているらしい。

  • 『魔抜(まぬき)神社』

  • 筆頭神主:宮部修造
    木古里商店街北部にある、退魔のご利益がある神社。白ヘビ様が守護している。
    白ヘビ様は金運の神様なのだが、毎年正月には参拝客が本殿に投げ入れる小銭によって撃墜される(をい)
    ここの筆頭神主は近くにある私立総合病院「宮部神霊科病院」の院長をも勤めている。

  • 『星峰大学(Seihou University)』

  • 浜生田市の星峰地区に設立されている私立総合大学。
    敷地面積二平方kmほどの校内に、約一万人ほどの学生が在籍している。
    校内の資料館などは一般公開されており、市民の校内侵入は自由となっている。
    雪兎が人文学部文化人類学科、加々美が人文学部民俗学科、カーリンさんが史学部東洋史学科に所属する。

  • 『青幻(チンファン)』

  • 代表:馬龍(マー・ロン/かずとりりゅう)
    骨董品類を扱う華僑系の商業結社。規模はまだ明かされていないので不明。
    現在判明している部門としては重宝部門「調査局」や骨董品・霊的なアイテムを回収する「籌集局」などがある。
    馬喀玲は調査局の、郤那猛や阿萌拓、葛光は籌集局の魔導師として所属している。
    ちなみに、行動理念の関係で調査局と籌集局の仲は結構悪いらしい。

  • 『青龍商会』

  • 会長:馬龍(マー・ロン/かずとりりゅう)
    浜生田市の馬堀地区に本拠を構える、地方レベルでは大手の古美術商。
    会長の孫娘である馬喀玲もこの商会に鑑定士等として籍を置いている。

  • 『霊魂運命監察官』

  • 精霊界の非政府系組織「万魔殿霊魂運命監察局」の職員のこと。
    生命体の魂の管理・回収などを主な業務とし、地上界の人間からは「死神」とも呼ばれる。
    本作初登場は3巻で、タマヒ監察官が監視固体香田雪兎の容態確認のために現れた。
    参照:「万魔殿霊魂運命監察局

  • 『御札魔術』

  • 本作主人公の一人、ドジ妖精ことアニスが使用する魔術。
    御札にルーン文字を最低五種類以上、文字数はほぼ制限無しに記述することで魔術式を組み上げる。
    その効果は訳の分からないしょうもないものから殺傷能力を十分に持つ強力なものまで多岐にわたる。
    コァンはこの魔術体系を伝説の魔法元素『重合霊符』と考えているが、むしろその原型に近いものである。

  • 『陰陽術』

  • 本作主人公の一人、香田雪兎が使用している魔術体系。
    古代の中国で生まれた思想「陰陽五行説」を起源として日本で独自の発展を遂げた自然科学・呪術の体系「陰陽道」に属する術式のこと。この陰陽道に携わるもの達のことを陰陽師という。
    雪兎の使用する陰陽術は正式には我流の陰陽術なので、本来のものとは少し異なる。
    彼の術式の場合はアニスの御札魔術をベースに陰陽道の思想を加えて生み出された。10色の陰陽札に効果を連想させる漢字一文字を浮かび上がらせることで多彩な効果を発生させる。
    【各陰陽札の色に対応する効果】
    ※式神の場合は見た目など反映される。
    ・赤 :炎などに関する効果を得る最も攻撃的な属性。
    ・青 :水などに関する効果を得る。
    ・黄 :電気を扱う。雪兎が最も多用する属性である。
    ・緑 :植物などに関する効果を得る。
    ・青緑:風などに関する効果を得る。
    ・茶 :大地などに関する効果を得る。
    ・灰 :冷気・氷などに関する効果を得る。
    ・紫 :光に関する効果を得る。
    ・黒 :風を伴わない衝撃波などを扱う。
    ・白 :浄魔の力を持ち、浄化や治癒等に用いられる。

  • 『重合霊符(ラジカル・カード)』

  • 西洋魔術に伝説として残っている究極の魔法元素。
    本文を見る限り札による魔法増幅で膨大な魔力を扱う技術らしい。
    現在それらに関する詳しい記述は失われているため、コァンやカーリンさんは現在独学で復活させようとしている。
    なお、アニスの「御札魔術」はこの技術の原型に近いものとのこと。


【関連作品・用語】
・気象精霊記シリーズ
・『龍皇杯

家ダニの御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
ヘッポコあんてぃ〜く作中で、テレビ局にて自分たちを除霊しようと迫ってくる御牧に対し、放った術。家ダニをたくさん召喚し、襲撃させる。ちなみに「やぶっ蚊の御札」「家ダニの御札」「ノミの御札」と続く三連コンボの2つ目。(クウガもどきさんより)

火焔の御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
アニスが使用する御札魔術の一つで、熱量を発生させる術である。
作中初登場はヘッポコ2巻及びラジオドラマ第2巻(下心のケーキ大作戦)のユエメイの主人の権利争奪ケーキ対決時である。このときはシズクチームのスポンジケーキを焼くために使用し、うまく中火で焼き上げた。
ただし、例の如くお札に近づきすぎたアニスも(物理的に)燃えた。(クウガもどきさんより)

乾燥の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
2巻にて『ひだる』が最初に登場した際、アニスの放った爆撃によって衣装が汚れた雪兎のために使用した術その2。
一言で言えば乾燥術で、先に使った『水洗いの御札』による洗浄の仕上げとして使用した。(クウガもどきさんより)

魚雷マンボウ アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
3巻のプール騒動でアニスが使用した術。召喚の御札によって召喚したと思われる巨大なマンボウをシズクに突撃させるというものである。
マンボウの体当たりが直撃したシズクは氷の上から転落した。(クウガもどきさんより)

検索の御札 アニス・パイア
ハミダシあんてぃ〜く
アニスが使用する御札魔術の一つで、効果が限定された探査系霊術を発現させる。
アニスが住処としているフランス製陶磁器の飾り壷に据え付けられた部屋札(ルームプレート)の位置を探査できるように組み上げられた術式で、探査範囲内にある限り確実に古色堂(というかアニスの部屋)の位置が判別できる。
作中ではヘッポコ1巻にて使用されたが、探査範囲から外れていたために何も反応しなかった。(クウガもどきさんより)

洪水の御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
アニスの使う術で、津波が出現して自分の周りに洪水を起こす。
登場したのは短編集第2巻。実際は古色堂の掃除を始めた雪兎を手伝うために「水掃除の御札」を使用しようとした際、間違えて発動させた御札だったりする…。(クウガもどきさんより)

体力回復の御札 アニス・パイア
ハミダシあんてぃ〜く
アニスが使用する御札魔術の一つで、体力回復に限定した回復霊術。
ヘッポコ第1巻書き下ろしにて初登場。発作を起こした樹海蛍菜の祖父に施した治療措置の最終段階に使用した。(クウガもどきさんより)

凍結の御札 アニス・パイア
あんてぃ〜くシリーズ
アニスの使用する御札魔術で、水等の対象物を凍らせることができる。
作中ではヘッポコ1巻にて初使用。もはや見境無くなったシズクを止めるために使用されたが、結局は水道管を凍らせて破裂させただけだった。
その後第ラジカル3巻で撃たれた雪兎を負傷後できるだけ現状を維持して病院に運ぶため、「時間凍結の御札」の代わりに使用した。
一応失敗だが、凍結させたおかげで後遺症もほとんどなく蘇生出来たことを考えれば結果オーライかな? (クウガもどきさんより)

ノミの御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
ヘッポコあんてぃ〜く作中で、テレビ局にて自分たちを除霊しようと迫ってくる御牧に対し、放った術。どうやら失敗したらしく、自然界では考えられないような巨大ノミを1匹召喚する。ちなみに「やぶっ蚊の御札」「家ダニの御札」「ノミの御札」と続く三連コンボの締めくくり。(クウガもどきさんより)

爆風の御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
アニスが使用する御札魔術の一つで、御札の効果発現地点を中心に強力な暴風を発生させる。
本来は夏の暑さに耐えかねて涼しい緩やかな風を起こすための御札魔術を使用するつもりだったが、間違えて使用してしまった。(クウガもどきさんより)

病状検知の御札 アニス・パイア
ハミダシあんてぃ〜く
アニスの使用する御札魔術の一つで、効果が限定された探査系霊術を発現させる。
病気などに対して効果を示すように組み上げられた術式で、病状とその原因などをアニスへと伝える。
本人は自覚していないが、おそらく「修繕の御札」同様アニスがその病状を知らなければ病状が判別できないと思われる。
作中ではペッポコ1巻にて使用され、蛍菜の祖父の病状を調べて「治癒の御札(治癒霊術(ヒーリング):軽度治療系霊術)」「回復の御札(回復霊術(リカバリー):重症・再生治療系霊術)」を使用すべき位置を確認した。(クウガもどきさんより)

水洗いの御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
2巻にて『ひだる』が最初に登場した際、アニスの放った爆撃によって衣装が汚れた雪兎のために使用した術。
精霊たちが使う洗浄術の一種…ではなく、ただ単に雪との頭上から水をかけて汚れを洗い流そうとしただけなので、どちらかというと「水の術」に近い。
なお、この後に『乾燥の御札』を使用してアニスによる衣装の洗浄は仕上げとなる。(クウガもどきさんより)

火傷の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
2巻にて使用したアニスの御札魔術の一つ。
本当は自分が紅茶を被って火傷した際、治療というより患部を冷やすために使用した。
だがこの御札の効果はその名の通り『火傷させる』というものである。その結果、火傷が広がってひどい目にあった。
なお、その後はちゃんと冷却系の御札を使用できたみたいである。(クウガもどきさんより)

やぶっ蚊の御札 アニス・パイア
ヘッポコあんてぃ〜く
ヘッポコあんてぃ〜く作中で、テレビ局にて自分たちを除霊しようと迫ってくる御牧に対し、放った術。やぶ蚊をたくさん召喚し、襲撃させる。ちなみに「やぶっ蚊の御札」「家ダニの御札」「ノミの御札」と続く三連コンボの始めの一撃。(クウガもどきさんより)

ランプの御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
2巻にて、雪兎に頼まれて使用したアニスの術。
放った御札が空中で停滞し、オレンジ色の光を発する。たぶん攻撃性は無いと思われる。(クウガもどきさんより)

護法結界 イワイズミ・シズク
ラジカルあんてぃ〜く
シズクが霊魂運命監察官に雪との魂を持って行かせまいと展開していた結界。
五芒星を描くように置かれた五つのコップの水を媒介に発生させるもので、おそらく水の結界か水属性を付加した時空結界辺りと思われる。
結局はシズクの取り越し苦労であったのだが……(クウガもどきさんより)

幸福の舞 疫病神(オー・ペイシェン)
ヘッポコあんてぃ〜く
第一級福神である疫病神(オー・ペイシェン)が舞う踊りで、主人に福を呼び込む効果がある。
第3話(第1巻収録)にて使用された術で、このときの効果は雪兎と加々美がデートするというもので、少なくとも加々美は幸せそうだった。主人(この時は雪兎)に対しての効果は微妙だが、実際不幸に感じたのはド外道精霊(シズク)だけなので、ペイシェンらしい幸福の呼び方だといえる。
もちろんド外道精霊が黙っているわけが無く、すぐに妨害工作に乗り出すのだが…

ちなみに、ペイシェンは泉に落とされた後も水の中で踊り続けたという…、自分が酷い目に遭っても福の神としての役目は果たそうとするのだから、すばらしい心意気である。(実は愛しきシズクを振り向かせる為だったとも言い切れないが…)(クウガもどきさんより)

悪魔祓いの呪文 御牧師保
ヘッポコあんてぃ〜く
加々美に惚れてしまった御牧のよく使う呪文で、霊などを払う呪文。
初使用は3巻で、初めてこの呪文の対象となったフランス人形は理不尽にも仏教徒だった為に効果が無かった 。(クウガもどきさんより)

聖なる生命(セフィロート)の木 御牧師保
ヘッポコあんてぃ〜く
加々美に惚れてしまった御牧の使える呪文で、天使の力を借り、神霊の動きを封じる呪文。 設定上では「天使」はどこかの機関に所属する初級文官資格を持たない精霊、「神霊」は大抵下級精霊だったりするから、おそらくこの呪文の裏では商品券などの報酬を与えられて買収される下級精霊たちという構図が出来上がっていると思われる、というか多分これがこの呪文の正体である。 さらに言うと、その商品券は「お酒」などに消えていくと思われる 。(クウガもどきさんより)

風雷結界(シールド) カツラギ・ミズハ
ラジカルあんてぃ〜く
2巻冒頭部の回想シーンにて知恵の女神ミズハが使用した霊術。
雷光混じりの障壁を展開する霊術で、おそらく風の障壁に炎属性霊力を付加したものと推測される。

なお、気象精霊記登場時のミズハのフルネームは「ミズハ・カツラギ」である。(クウガもどきさんより)

捕縛 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使用する陰陽術の一つで、相手を捕縛するための術式である。
緑色の札に「縛」という文字を浮かび上がらせることからおそらく植物を操って相手を捕縛するものと思われる。
ただし、術式完成後相手に札を貼り付ける前に銃で撃たれてしまったために効果は発揮しなかった。(クウガもどきさんより)

氷の術 イワイズミ・シズク
ヘッポコあんてぃ〜く
第一巻で、第1級福神の疫病神(オー・ペイシェン)と一緒にアニスの「封印の御札」によって封印されそうになったシズクが封印から逃れるために使った霊術。そのせいでシズクが残念ながら封印から逃れてしまった。(クウガもどきさんより)

酸性雨攻撃 イワイズミ・シズク
ヘッポコあんてぃ〜く
第2話でシズクが披露しようとした水の霊術。おそらくその名の通り酸性雨を降らせる術と思われる。
疫病神(オー・ペイシェン)が仕掛けた雪兎と加々美のデートを妨害する最中に起こったアニスとシズクが戦い、その戦闘の最後に使用しようとした。しかし水蒸気を雨粒へと変換する途中でアニス共々止められた為、完全に発動させることはできなかった。(クウガもどきさんより)

超音波洗浄 イワイズミ・シズク
ヘッポコあんてぃ〜く
ド外道精霊こと泉の精霊シズクの霊術を使った技。超音波で物を洗うのは洗濯機やちゃんと設定された結界の中ならば安全ですがその外枠がなければとっても危険。というわけで「ヘッポコ」第一巻で、「古色堂」に立てこもった銀行強盗犯にその超音波の加わった水流でとどめを刺した(死んではいないけど)。推定だが「気象精霊記」でミリィなどが水の霊術で服を着たまま洗浄・除菌・乾燥(ここは風の霊術)している術と本来同種の使い方をする術だと思われる。(クウガもどきさんより)

水の術 ユメミ、イワイズミ・シズクなど
気象精霊ぷらくてぃか、ヘッポコあんてぃ〜く
その名の通り、水の霊術の基本で水を発生させる。おそらく多くの精霊の使う「洗浄術」、シズク(「あんてぃ〜く」シリーズより)の使った「瀑布」などはこの術の応用だと推測される。(クウガもどきさんより)

緩衝の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの使う術で、爆発などの衝撃などを和らげることができる。
登場したのは長編第1巻のナモン達による草野邸襲撃時で、ナモンが撤退する間際に放った術のダメージから身を守るために使用した。(クウガもどきさんより)

灼熱の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
「炎の御札」の強力なものだと思われるアニスの術で、白い光弾に見えるほどまで高温の火炎弾を打ち込み、着弾時の膨大な熱量で焼き尽くすものである。
長編5巻にて、雪兎が放った「浄火」が火光鼠に効いているのを見たアニスが使用した。だが、火光鼠に効くのはあくまで浄魔(浄化)系の術であって炎ではないので、結果は炎を取り込んだ火光鼠が巨大化しただけだった。(クウガもどきさんより)

消火の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの使う術で、大量の消石灰らしき粉を発生させる。
登場したのは長編第5巻で、火光鼠とそれが発生させた炎を消すために使用したが、粉塵爆発を起こして火光鼠を増やしただけだった。(クウガもどきさんより)

召喚の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
あんてぃ〜くシリーズ全作通じてよく使われるアニスの術。魔神やスズメバチなどいろいろなものを召喚できる術である。
なお、アニスが最もよく召喚するのは長編でおなじみとなった、天魔72将軍に属する「補給将軍:堕天使ハルファス」(理由:単体での戦闘能力が天魔72将軍中でも最上位クラスに位置するから)である。
ちなみに天魔72将軍クラスだとわざわざ送還されなくても自力で帰れるが、スズメバチ、ラフレシア等は誰かが送還しなければ帰れない。 (クウガもどきさんより)

閃光の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの術で、御札が目も眩むようなまぶしい光を放つ。
本編2巻にて、雪兎からもっと強い明かりを出すよう言われたアニスが使用したもので、敵味方双方の目を眩ませた。。(クウガもどきさんより)

送還の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの使用する術で、被召喚者を元の場所へと送還(送り返すこと)する術。
作中はあまり名前が出てこないが、見えないところで非常によく使われていると思われる術その2。(クウガもどきさんより)

滝の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
作中では4巻でコァンにつかまったアニスが、鳥かご(結界付き)から脱出するために使用した。しかしナモンの結界はそんなに甘いものではなく、この術はあまり効果がなかった。(クウガもどきさんより)

治癒の御札 アニス・パイア
あんてぃ〜くシリーズ
アニスが使用する御札魔術の一つで、霊術本来の名称は「治癒霊術(ヒーリング)」
対象者の自然治癒力を高め、対象者の傷などを治療する霊術である。術者の霊力の高さによって自然治癒力の上昇率は大きく変動する。(クウガもどきさんより)

取り消しの御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの使う術で、直前の御札による一次的効果を取り消す。ちなみに作中(「ラジカルあんてぃ〜く」第四巻の最後あたり参照)ではアンフォラの修理に失敗したアニスが、失敗した「修繕の御札」の効果を打ち消して元に戻した。(クウガもどきさんより)

100万ボルトの御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
長編3巻にてアニスが使用した術で、御札から高圧電流を発生させる。
中華料理店「四川飯店」で、自動ドアが閉まって締め出されたアニスが自動ドアを開けようと使用し、停電騒ぎを起こした。どう見てもネタなので、多分今回限りの術だろう。(クウガもどきさんより)

噴流の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの術で、御札から高圧の水流を吹き出して攻撃する。
その様はまるでウォーターカッターのようで、長編5巻ではあっさりと火光鼠を真っ二つにしたが、火光鼠は浄魔(浄化)系の攻撃以外の攻撃は効かず、パワーアップもしくは増殖するという効果を持っているため、破片それぞれが再生して二匹に増えた。 (クウガもどきさんより)

炎の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く
アニスの術で、御札が炎となって攻撃する。あくまで札は媒介であり、この術も実質はアニスの小妖精にしては高い魔力によって発動している。(クウガもどきさんより)

浄化の術 ウィルティ・プロディギウス
ラジカルあんてぃ〜く
浄魔の女神ウィルティが使う霊術で、対象を浄化する。
初登場は長編5巻。「浄魔結界」に帯びている浄化の力が火光鼠に効くと堕天使ラウムから聞いたウィルティが雪兎達の援護として放った。(女神といっても二級福神である為、雪兎達の力を合わせても徐々に不利になっていったが…)(クウガもどきさんより)

浄魔結界 ウィルティ・プロディギウス
ラジカルあんてぃ〜く
浄魔の女神ウィルティが使う霊術で、浄化効果を帯びた結界を展開する。
初登場は長編5巻。雪兎たちとコァン達の戦いから身を守るために展開したもので、本人の司る浄化効果を帯びていた為に、自分に近寄る火光鼠を消滅させていた。(クウガもどきさんより)

効果音 音響魔龍クロセル
ラジカルあんてぃ〜く
アニスが召喚する魔神・天魔72将軍の一柱にして音響将軍をクロセルの特技。
魔龍クロセルが得意とする効果音によって相手を撹乱する特技である。追加効果というかクロセル本人の趣味である無意味な効果音によって、相手の気力を損なわせる効果を併せ持つ。
作中では主に警報や時報、乗り物のアナウンス等を再現したりしていた。しかし何故かまともな効果音を使用することはほとんどない。 (クウガもどきさんより)

[1]火焔(かえん)
[2]火焔弾(かえんだん)
香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
[1]雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「炎」または「払」の文字の組み合わせによって発動する術式。
「炎」の場合は術式発動状態の札を放つことにより、札が炎に変わって炎に触れたものを燃やす。
「払」の場合は術式発動状態の札を手に持って凪ぐように振るうことで炎を放つ。射程は少し短め。 (クウガもどきさんより)

[2]雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「炎」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札から出現した炎の飛礫が相手の少し上空から絨毯爆撃を仕掛ける。 (クウガもどきさんより)

風の結界 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、青緑の陰陽札と「壁」の文字の組み合わせによって発動する術式。
目の前に風でできた障壁を作り出すことで相手の攻撃を防ぐ。
結界の形状にもよるが、毒ガスなど気体関係の攻撃に対して効果が高い。
3巻では「風障壁」という名称でも登場した。 (クウガもどきさんより)

極光(きょっこう) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、紫の陰陽札と「明」の文字の組み合わせによって発動する術式。
とても明るい光を放つ明かりを生み出すもので、暗いところで逃げる敵を見つけるのには最適だが逆の立場だと使用したらすぐ居場所がばれるので使用しないように。 (クウガもどきさんより)

激流破 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、陰陽札の色と対応する文字は不明。
ちなみに微妙に背景と化した戦闘時に放った術であったためエフェクトも省略されてしまった。そのためどのような術かも不明である。(クウガもどきさんより)

豪雨 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使用する陰陽術の1つで、青い陰陽札と「粒」の文字の組み合わせによって発動する術式。
発動状態の陰陽札が空へと舞い上がり、大気中の水分を集めて飽和状態を超えさせ、局地的に軽い雨を降らせる。
見る限りでは気象精霊達が低気圧を操作して雨を降らせる際に使用する気象操作術の劣化版である。
作中では5巻にて山の木に燃え移った火を消すために使用した。だが術式自体は発動したものの、冬場+5巻の舞台が瀬戸内海に面していた(ちなみに神戸か姫路、岡山付近)ということもあって空気中の水分があまりに少なく、雨を降らせることは出来なかった。(クウガもどきさんより)

豪火(ごうか) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「炎」の文字の組み合わせによって発動する術式。
雪兎の使用する炎系陰陽術の中では最上位の術式で、札が巨大な炎となって相手を焼き尽くす。
第4巻初登場。カーリンさんの操る炎系月魔術最上位魔法「灼熱の術(カロル)」と合わせて使用されたが、暴走する混沌狼には通用しなかった。 (クウガもどきさんより)

氷の結界 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、灰色の陰陽札と「壁」の文字の組み合わせによって発動する術式。
目の前に氷の障壁を作り出すことで、攻撃から身を守る。 (クウガもどきさんより)

氷の槍(こおりのやり) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、灰色の陰陽札と「刺」の文字の組み合わせによって発動する術式。
術式発動状態の札を放つことで、札から槍状の氷を出現させて相手を貫く。(クウガもどきさんより)

金剛槍(こんごうそう) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黄色の陰陽札と「刺」の文字の組み合わせによって発動する術式。
術式発動上体の札を放つことで、札から槍状の電撃を放つ。 (クウガもどきさんより)

式神 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎が第3巻の臨死体験に伴う霊力総量の増大によって使用可能となった陰陽術。
紙でできた式神を作り出し、使役して戦闘サポートをさせる陰陽道においては最も有名な術式の一つである。
術者が近距離に居れば比較的高度な行動をも可能とするが、式神自体は紙なのでそれほど強度はなく火にも弱い。
雪兎が現在一度に使役できる式神の最大数は3体だが、活動待機状態までなら約7体まで展開可能。

【雪兎の使用する主な式神】
『三光鳥』
 赤い陰陽札から生み出される鳥型の式神。
 追跡・偵察によく用いられる全長50〜60センチの鳥で、攻撃時には炎を纏って突撃することもある。
 もちろん、炎を纏って体当たりした後の三光鳥はベースである陰陽札が燃え尽きて消滅する。
『銀狼』
 白い陰陽札から生み出される狼型の式神。
 素早い身のこなしによって多彩な攻撃を可能とする。
 雪兎が最初に使用した式神でもある。 (クウガもどきさんより)

呪縛 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黒い陰陽札と「縛」の文字の組み合わせによって発動する術式。
相手の動きを封じる術式であり、黒い陰陽札であることから重力か何か高圧力を与えるもので押しつぶして動けなくする術と思われる。さすがに時空属性霊術のような周りの空間に対する直接的な効果はないだろう。
ただし、素早く逃げ回る稲荷巫女(巫女装束を着ている加々美の守護霊に最下級格の招き狐がとり憑いたもの)は術式発動までの短時間の間にとり憑いている守護霊の宿主である加々美の体内へと逃れたため、効果を与えることはできなかった。
なお、これがきっかけで後の戦術(稲荷巫女が再出現したと同時に加々美をしばらくの間外界から霊的に切り離し、稲荷巫女の逃げ場をなくす)が誕生した。(クウガもどきさんより)

浄火(じょうか) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、陰陽札の色と対応する文字は不明。
赤い陰陽札と浄化関連の文字、もしくは白の陰陽札と炎関連の文字によって発動すると思われる。
札から出現した光弾で相手を攻撃する。 (クウガもどきさんより)

衝雷撃(しょうらいげき) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黄色の陰陽札と「衝」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札から発せられる雷で直接的に攻撃する。気象精霊達の「電撃」の弱体版みたいなもの。(クウガもどきさんより)

浄霊 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、白い陰陽札と「消」の文字の組み合わせによって発動する術式。
霊的な存在を光で包まれた結界らしきものの中に一時的に封じ、霊的なものに取り付かれた対象から切り離してから除霊する術である。
ちなみに、霊的な存在に取り付いた霊的存在に使用することも可能らしく、作中では加々美の守護霊に取り憑いた邪霊を切り離している。とりあえず、低俗な邪霊に簡単に取り疲れる守護霊がなんの役に立つのかとは突っ込んではいけないと思う。(クウガもどきさんより)

水霧 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、青い陰陽札と「霧」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札が霧に変化して対象を包み込む。風や雷などとは比較的相性が良い。
作中では旋風と組み合わせることで、コァンの強力な雷撃系星魔法『闘龍雷撃』を漏電させた。(クウガもどきさんより)

水龍(すいりゅう) 香田雪兎、イワイズミ・シズク
ラジカルあんてぃ〜く
水系の術式で、出現した水龍状の水によって相手を打ち抜いたり押し流したりする。
シズクの場合は多分水属性基本霊術「水の術」の応用として、雪兎が使用する場合は青い陰陽札と「射」の文字の組み合わせによって発動する。
初登場は1巻にシズクが使用したもので、もちろん純粋な威力はシズクの方が高い。(クウガもどきさんより)

砂嵐(すなあらし) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、茶色の陰陽札と「嵐」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札から細かい砂状の粒を大量に放って相手を攻撃する。
(クウガもどきさんより)

制動(せいどう) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つ。青緑の札に「停」の文字が浮かび上がり、物が動くときのベクトルを抑えることができる。しかしその術の力にも限界がある。(クウガもどきさんより)

聖流(せいりゅう) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、陰陽札と対応する文字は不明。
浄化系を最重要視した術式であり、おそらく白の陰陽札に風関係の文字を組み合わせたと思われる。
札から放たれる浄化の力を持った旋風で対象を浄化する。 (クウガもどきさんより)

旋風 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黄緑の陰陽札と「渦」の文字の組み合わせによって発動する術式。
小さな竜巻を巻き起こす術式で、気象精霊の気象操作術『竜巻』の超弱体版と考えればよい。
作中では水霧と組み合わせ、竜巻の根元を海につなげることでコァンの強力な雷撃系星魔法『闘龍雷撃』を漏電させた。(クウガもどきさんより)

灯火(とうか) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「明」の文字の組み合わせによって発動する術式。
ほんのりと赤い光を放つ明かりを生み出す。赤い陰陽札であることから明かりに触れるのは危険と思われる。 (クウガもどきさんより)

爆砕(ばくさい) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黒い陰陽札と「爆」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札を中心にして爆発を起こしたかのように全方位へと衝撃波を放つ。 (クウガもどきさんより)

爆風(ばくふう) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、青緑の陰陽札と「爆」の文字の組み合わせによって発動する術式。
黒い陰陽札系統の衝撃波とは異なる、強風による衝撃波で相手を攻撃する。 (クウガもどきさんより)

破魔風(はまかぜ) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、青緑の陰陽札と「破」の文字の組み合わせによって発動する術式。
巻き起こされた旋風によって相手を吹き飛ばす。 (クウガもどきさんより)

火の結界 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「壁」の文字の組み合わせによって発動する術式。
目の前に火の障壁を展開する術で、気象精霊記にてホークが展開した炎の繭を風の楯状に展開したらこの術のようになると思われる。 (クウガもどきさんより)

氷礫(ひょうれき) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、灰色の陰陽札と「礫」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札から出現した氷の飛礫を放つことにで相手を攻撃する。 (クウガもどきさんより)

風炎 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、陰陽札と対応する文字は不明。
札を炎上させて熱量を発生させ、更に風を巻き起こすことで風に巻かれた炎が広範囲に広がる。 (クウガもどきさんより)

封呪 香田雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、紫の陰陽札と「禦」の文字の組み合わせによって発動する術式。
発動待機中の魔法円など発動前の呪的効果を対象として使用する術式で、その呪的効果を打ち消す。
紫の陰陽札から発動する術式は時空属性系効果が多いため、これもおそらく時空属性霊術の原理の応用の類だと思われる。(クウガもどきさんより)

封魔(ふうま) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、木製の封印用護摩札に邪霊など霊的なものを封印する。
一枚の護摩札に封印できる霊格の最大量は決まっており、護摩札に書かれた文字の違いによって封印できる最大霊力量も変化する。(クウガもどきさんより)

炎の矢(ほのおのや) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「射」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札から発生した炎の矢が、相手を打ち抜く。 (クウガもどきさんより)

霧氷剣(むひょうけん) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、灰色の陰陽札から氷の刃物を形成する。
組み合わせる漢字は近接用の「斬」と中距離用の「射」がある。

・『斬』の場合:
 陰陽札を氷の剣に変えて装備し、武具とする。
 雪兎自身は魔法を織り交ぜた近接戦闘を得意としているが、発動時のタイムラグがあるため近接戦ではあまり使われない。
・『射』の場合:
 陰陽札から氷で形成された大量の手裏剣を放つ。
 一撃辺りの命中力は低いが、乱射されるので殺傷力もそれなりに高い。
 ちなみに、コァン等熟練した魔導師相手の時は主に牽制用として使われる。 (クウガもどきさんより)

厄災(やくさい) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黒い陰陽札と「災」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札の前方に、非常に重い衝撃波を打ち込む。風を伴わないとのことなので、放たれたのはおそらく重力塊か何かだと思われる。 (クウガもどきさんより)

妖光破(ようこうは) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、赤い陰陽札と「礫」の文字の組み合わせによって発動する術式。
札から放たれる、無数の炎の飛礫で相手を攻撃する。(クウガもどきさんより)

電光(公) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黄色の陰陽札と「破」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札から発せられる電撃によって相手を攻撃する。 (クウガもどきさんより)

雷帝(らいてい) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、黄色の陰陽札と「爆」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札から発生した雷の塊が、ミサイル状の形になって相手を攻撃する。 (クウガもどきさんより)

柳葉剣(りゅうようけん) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、緑の陰陽札と「斬」の文字の組み合わせによって発動する術式。
陰陽札が変化し、鳥の羽根型の飾りが付いた幅の広い刃物に変化して相手を切り裂く。 (クウガもどきさんより)

凛森(りんしん) 香田 雪兎
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の使う陰陽術の1つで、緑の陰陽札と「禦」の文字の組み合わせによって発動する術式。
地面などから突然生えてきた木が相手の武器などによる攻撃を受け止める。(クウガもどきさんより)

宝瓶宮障壁(アクエリアス・ケイジ) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
黄道十二宮の星座・水瓶座に見立てられた魔法で、透明な風の障壁を展開する。 雪兎の陰陽術『風の結界』や精霊達の霊術『風の盾』と同タイプの魔法である。 (クウガもどきさんより)

天王粉砕撃(ウラヌス・バースト) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
太陽系の惑星・天王星に見立てられた魔法で、魔法そのものの描写がないため詳細は不明だが初登場の5巻にて雪兎の『妖光波』と相殺しあったことから細かい攻撃を大量に放って攻撃する魔法であることは間違いないだろう。 (クウガもどきさんより)

猟師宮砲火(オリオン・フレイム) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
オリオン座に見立てられた魔法で、振った腕の軌道上に光の粒子が発生し、その粒子が目標に集中砲火を仕掛ける。 (クウガもどきさんより)

雷神斬戟(サンダー・ボルト) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
相手を一撃で昏倒させるほどの雷撃を起こして攻撃する魔法だが、コァンは接近距離〜零距離で使用したため正確な射程は不明。 (クウガもどきさんより)

双児宮風(ジェミニ・ウィン) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
黄道十二宮の星座・双子座に見立てられた魔法で、高温の水蒸気を発生させて攻撃する。 (クウガもどきさんより)

天蠍宮紅炎(スコルピオ・フレイム) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
黄道十二宮の星座・蠍座に見立てられた魔法で、幾条もの真紅の光弾を放って相手を打ち抜く。おそらく熱線を放っていると思われる。 (クウガもどきさんより)

[1]闘龍雷撃(ドラゴン・テイル)
[2]闘龍噴砕(ドラゴン・ヘッド)
葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
[1]商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
膨大な電気エネルギーによって形成された光の龍を上空に出現させ、あたかも生きているかのように空中から大量の雷を落とす強力な雷撃魔法である。
この光の龍は純粋な電気エネルギーであるため、雨などのような電解質水溶液に弱い。 (クウガもどきさんより)

[2]商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
周囲の地面に魔力の地雷原を展開し、触れたものに爆発で攻撃を行う設置型攻撃魔法である。 (クウガもどきさんより)

海蛇宮鞭(ヒドラ・ウィップ) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
自身の持つ魔法発動体の星の杖(スター・ロッド)を鞭状に変化させ、武器の代わりにして振るう魔法である。ちなみに確証はないが、星の杖内部に仕込まれた銃はさすがに撃てないと思われる。この鞭の属性はおそらくないと思われるが、海蛇座に見立てられた魔法であることから水に関係する属性を持っている可能性も無いわけではない。 (クウガもどきさんより)

冥王爆砕(プルート・ボム) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
太陽系の惑星の一つである冥王星に見立てられた魔法で、巨大な火の玉を相手目掛けて打ち込む。 (クウガもどきさんより)

闘神撃破(マルス・ショット) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
戦いの神の意を併せ持つ太陽系の惑星・火星に見立てられた魔法で、杖から放たれた赤い光弾が加速しながら前方へ飛んでいき、着弾と同時に周囲に膨大な熱量と閃光を撒き散らす火炎魔法である。
呪文詠唱によって普段よりも威力が強化されたその威力は熱量だけで金属製の機銃をチョコレートの様に容易く溶かしてしまう程である。
・魔法強化用詠唱呪文:
「闘争の星よ、我が呼びかけに応え、彼の者を滅せよ――闘神撃破」 (クウガもどきさんより)

[1]流星塊弾(メテオ・グレネード)
[2]流星放射(メテオ・シャワー)
[3]流星光弾(メテオ・ストリーム)
葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
[1]商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
いくつもの光弾を上空へと放物線を描くように打ち上げ、上空からあたかもグレネードランチャーで掃射するかのように降り注がせる。
流れ星に見立てられた魔法の一つで、呪文詠唱による威力強化を施したにもかかわらず撃破数だけを見たら直前に登場した『流星放射(メテオ・シャワー)』同等程度であることから流星放射における体積辺りの攻撃密度を減らして効果範囲を更に広げた魔法と見られる。
・魔法強化用詠唱呪文:
「天空から来る星よ、彼の者に死の炎を浴びせよ――流星塊弾」 (クウガもどきさんより)

[2]商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
杖を振ることでその軌跡上に複数の光弾を展開し、周囲にいっせいに掃射する事で複数の相手を一掃する。
4巻初登場でアンフォラの片方を積んだRORO船を襲撃した際、警備員を一掃するために使用した。流れ星に見立てられた魔法の一つで、おそらく5巻に登場した『流星光弾(メテオ・ストリーム)』の効果範囲を広げたタイプの上位魔法かと思われる。(クウガもどきさんより)

[3]商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
杖から放たれた一条の光段を相手に撃ち込む魔法で、流星に見たてられた他の魔法のベースになる魔法と見られる。ただし、魔法の操作性自体は『流星放射』『流星塊弾』に比べて高い。 (クウガもどきさんより)

獅子宮波(レオ・ウェーブ) 葛光(コー・コァン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の籌集局特別籌集班班長を務める魔導師・葛光の使用する星魔法。
黄道十二宮の星座・獅子座に見立てられた魔法で、放たれた閃光が大きく膨らみながらそのまま対象の方向へと跳んでいく。おそらく光の壁か衝撃波辺りで相手を押しつぶす魔法と思われる。
作中初登場は4巻のRORO船襲撃時で、雪兎が放った陰陽術『衝雷撃』を打ち消すために使用した。 (クウガもどきさんより)

昇天の術(アドスンプティ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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カーリンさんの使う月魔術の1つで、霊的なものを浄化・成仏させる。(クウガもどきさんより)

風の術(ウエントウス) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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商業結社青幻の調査局に所属する魔導師・馬喀玲の使用する月魔術。
微風程度の風を巻き起こす魔法で、この魔法自体に直接的な殺傷能力は持たない。
作中登場時はアニスの手引きを受け、重合霊符(ラジカル・カード)研究用の風属性試作霊符2枚を介して起動した。
霊符の補助が付いた威力は非常に高く、大人一人を軽く吹っ飛ばす位の突風を発生させた。 (クウガもどきさんより)

浮遊の術(エメルギア) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の調査局に所属する魔導師・馬喀玲の使用する月魔術。
自身や物体に使用することで空を飛ぶ魔術である。作中や作者ホームページのイラストで箒に乗って空を飛んでいる際に使用している魔法はこの魔法である。(クウガもどきさんより)

抹消の術(エクティンク) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ラジカルあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、対象を塵にまで粉砕する。(クウガもどきさんより)

霊滅の術(オビーレ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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カーリンさんの使う浄化系月魔術最上位呪文で、霊的なものを浄化・消滅させる。
長編5巻でアニスの手引きで自作の札と雪兎の陰陽札を混ぜて使用した際はさらに威力と範囲が広がり、山一つ分の範囲(加々美の霊障の大半も含む)を浄化した。
ただ流派の異なる複数のお札を利用して使用したためか、浄化・消滅のうち、「消滅」の効果が「送還」に変わっていた。(クウガもどきさんより)

灼熱の術(カロル) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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カーリンさんの使う月魔術の1つ。炎系月魔術の最上位呪文で、膨大な熱量によって相手を焼き尽くす。
第4巻にて雪兎の操る炎系陰陽術最上位の「豪火」と併せて使われたが、暴走する混沌狼には通用しなかった。(クウガもどきさんより)

緩衝の術(クルキツタ) 馬喀玲(マー・カーリン)
ハミダシあんてぃ〜く
青龍商会代表者の孫娘にして魔導師見習いである馬喀玲の使用する月魔術。
衝突しようとする物体との間に展開することで、己に対する衝撃を緩和することが出来る。
魔術体系(それ以前の問題?)こそ違えどアニスの使用する御札魔術「緩衝の御札」と効果は同一である。(クウガもどきさんより)

破壊の術(ディラプト) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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カーリンさんの使う月魔術の1つで、爆発を起こしてその破壊力で攻撃する。(クウガもどきさんより)

暴風の術(テンペスタ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
<.htm#rajian">ラジカルあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、突風を起こして攻撃する。(クウガもどきさんより)

放水の術(ドゥース) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ラジカルあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、勢いよく水を放つ。(クウガもどきさんより)

風雨の術(ニンバス) 馬 喀玲(マー・カーリン)
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カーリンさんの使う月魔術の1つで、暴風混じりの雨を起こす。(クウガもどきさんより)

障壁の術(パリエス) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ラジカルあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、魔力の障壁を作り出してダメージから身を守る為の魔法。
作品を見る限り、この障壁の防御効果はそれなりに高いようである。(クウガもどきさんより)

灯台の術(フアロス) 馬喀玲(マー・カーリン)
ハミダシあんてぃ〜く
青龍商会代表者の孫娘にして魔導師見習いである馬喀玲の使用する月魔術。
普段は髪飾りとして装着している折りたたみ式の「三日月の杖(クレッセント・ロッド)」の先から目印霊波(イーサ・ビーコン)を放ち、霊的存在に場所を伝えて誘導する信号魔術。(クウガもどきさんより)

掃除の術(ブリーツエ) 馬喀玲(マー・カーリン)
ハミダシあんてぃ〜く
青龍商会代表者の孫娘にして魔導師見習いである馬喀玲の使用する月魔術。
小さなつむじ風を多数発生させて周りのごみを吸い上げる魔術で、精霊達が使用する「風の術」に相当する。(クウガもどきさんより)

炎の術(フレーマ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
<.htm#rajian">ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の調査局に所属する魔導師・馬喀玲の使用する月魔術。
炎を発生させて相手を焼き払う。全属性中ではかなり殺傷性が高いものの、火属性月魔術の中ではかなり低位の魔法である。
作中では本来の術式起動とは別に、アニスの手引きを受けて重合霊符(ラジカル・カード)研究用の試作霊符計23枚を消費して起動した。
術式の通常起動に加えて霊符使用による術式強化、5段階の火力増幅を繰り返したその術式は炎系月魔術最上位呪文「灼熱の術(カロル)」を遥かに上回る、射軸上にあった魔獣や物体すべてを燃焼する間もなく融解・蒸発させるほどの威力を発揮した。施設に使われていた筈の鉄骨等も確実に失われていたことから魔法本体の温度は1500度を超えていたと思われる。
[参考:霊符版の組合わせ(4巻より)]
 ・術式本体:
   火・火・火・地‐地・火・火・火(火:6枚、地:2枚)
 ・火力増幅:
   ‐火・地・火‐(一段階当たり「火:2枚、地:1枚」)
 ※火力増幅術式は術式本体の「‐」の部分に組み込む。
  また、火力増幅術式は『‐』の部分に続けて連結可能。 (クウガもどきさんより)

凶暴化の術(ルナティック) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ラジカルあんてぃ〜く
商業結社青幻の調査局に所属する魔導師・馬喀玲の使用する月魔術。
月魔術の中でも最終手段といえる術式で、月魔術を暴走させて魔力の衝撃波を術者の周囲に撒き散らす。
魔力が暴走している為制御こそ出来ないものの、その魔力の奔流の威力はアニスが召喚する魔神一柱を軽々と吹っ飛ばす程である。普通の人間が直撃を受ければ大怪我程度じゃ済まないだろう。
ちなみに、術者の魔力を使い果たすか術者本人が気絶すれば魔力の供給源を絶たれて術式は自然消滅する。 (クウガもどきさんより)

瀑布(ばくふ) 香田 雪兎、シズク
ラジカルあんてぃ〜く
雪兎の場合は「禦」の文字が浮かび上がった青い陰陽札、シズクの場合は水の霊術で厚い水のカーテンを作り出し、相手の攻撃を防ぐ。(クウガもどきさんより)

浄化神術 疫病神(オー・ペイシェン)
ハミダシあんてぃ〜く
効果範囲内にいる霊的なもの全てを浄化・消滅させる霊術。ちなみに、第一級福神である疫病神(オー・ペイシェン)の使用するものは、カーリンさんの使用できる最高の浄化系月魔術「霊滅の術(オビーレ)」を遙かに上回る。
初登場はヘッポコ2巻の書き下ろし。町中の悪霊を取り込んだ餓鬼の強力な術でカーリンさんと未華(ウェイウェン)が殺されたと思ったペイシェンが使用し、そのパワーアップした餓鬼を悪霊ごと一撃で消し去った。
余談だがカーリンさんは抗魔体質であらゆる術を打ち消すため、餓鬼の放った術は無効化され、カーリンさんが盾になる形でウェイウェンも餓鬼の術とこの霊術の影響を受けなかった。(クウガもどきさんより)

創造魔法 樹海 蛍菜
ハミダシあんてぃ〜く
ヘッポコ及びハミダシあんてぃ〜くに登場した保育園児、樹海蛍菜の持つ能力にして独自の魔法体系。
普通は既存の魔法体系に属する呪文などを覚えて使う魔術を、自分の想像で作り上げる。
おそらくベースは幻想霊術系だと思われるが、花を咲かせる事も可能であることから気象精霊記シリーズでミリィが持っているような『命を育む能力(幻想+大地&霊魂)』も含まれていると思われる。
初登場はハミダシあんてぃ〜くで、主に幻想霊術系の使い方(物質変換など)として使われた。
使用可能となったきっかけはアニスの御札だが、最終的には御札の補助無しでこの魔術を使えるようになったことから先天的に魔術的な適性は高いと思われる。また、公式HPの情報より彼女の潜在魔力は非常に高いらしいので、将来的には全世界的に考えて非常に優秀な魔法使いに成長する可能性もある。

人気投票での彼女の人気は結構高いが、この魔法を含めたパワーバランスの関係で長編『ラジカルあんてぃ〜く』に登場することはおそらくないと思われる。人気はあるのに性能が高すぎる為、スピンアウト寸前という珍しい例である。

魔術の性質としてはある意味TypeMoonの作品「月姫」の空想具現化に似通った部分があるように思える。
余談だが、この魔法が登場して以来どうやら彼女は読者の間で魔法少女キャラとして定着したらしく、『まじかる蛍菜ちゃん』という単語が巷(及び作者公式ホームページ)でよく聞かれるようになった。 (クウガもどきさんより)

竜巻の術(トウルボ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
ハミダシあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、つむじ風を起こす。(クウガもどきさんより)

炭酸ガス洗浄 フィオレ、シズク 他
気象精霊ぷらくてぃか、<.htm#rajian">ハミダシあんてぃ〜く
「洗浄術」の一種。しかし通常の洗浄術とは違い、水ではなく炭酸ガスで洗浄するため、水に弱い衣類などを洗うのに有効。ちなみに七三気圧、31℃の時がちょうど炭酸ガスが半分液化して最も汚れの落ちる最適な状態だそうです。
フィオレの場合は体験修行時に家政師範ハッサンの元で学んだ。
シズクの場合はヘッポコ2巻の書き下ろし(ハミダシあんてぃ〜く)で初披露した。 (クウガもどきさんより)

雷(いかずち)の御札 アニス・パイア
あんてぃ〜くシリーズ
本作主人公の一人、アニスの使用する御札魔術。
札から電撃を起こして攻撃する魔術である。(クウガもどきさんより)

修繕の御札 アニス・パイア
あんてぃ〜くシリーズ
アニスの使用する御札魔術で、札を当てた対象を修理することができる。
ただし、術者であるアニス自身が修繕対象の元の形を知らなければ元通りに戻すことはできない[ラジカル4巻参照](クウガもどきさんより)

退魔の御札 アニス・パイア
あんてぃ〜くシリーズ
アニスの術で、邪霊など霊的なものを追い払う。
残念ながらド外道精霊ことシズクは、霊力がこの術の威力どころかアニスの霊力を遥かに上回っていたので払うことができなかった。(へっぽこあんてぃ〜く第1巻参照) (クウガもどきさんより)

封印の御札 アニス・パイア
ラジカルあんてぃ〜く、ヘッポコあんてぃ〜く
アニスの使用する御札魔術で、お札を貼り付けた霊的な相手を封印する。
初登場時は第1級福神の疫病神(オー・ペイシェン)とど外道精霊ことシズクをまとめて封印しようとしたが、残念ながらシズクの方は封印前に脱出されたので封印できなかった。(クウガもどきさんより)

浄化の術(パプティ) 馬 喀玲(マー・カーリン)
<.htm#rajian">ラジカルあんてぃ〜く、ハミダシあんてぃ〜く
カーリンさんの使う月魔術の1つで、かけた対象(邪霊、またはその類)を浄化する。(クウガもどきさんより)

爆裂の御札 アニス・パイア
「あんてぃ〜く」シリーズ
アニスの術で、貼り付けられた御札が爆発を起こす。
作中ではよく使われているが、大抵「使用する状況を間違えた」「他の術と間違えた」「暴発」といった感じに失敗している。 (クウガもどきさんより)

洗浄術 ミリィ、フィオレ、シズク他多数の精霊たち
気象精霊記・ぷらくてぃか、(あんてぃ〜くシリーズ)
洗濯物や使用された食器を結界(結界霊術とは別種)の中に閉じ込めて水などの霊術ですすぎ、汚れを落とす。そのバリエーションは計り知れない。 さらに風の霊術を加えて乾燥させるというオプションも付け加えることができる。 しかし、使用方法を変えればシズクがやったような攻撃方法(「超音波洗浄」のこと)もできそうなところが怖い代物である 。(クウガもどきさんより)

譲歩的依頼法 交渉術
ラジカルあんてぃ〜く
3巻に登場した交渉における技術の一つ。
まず当初の目的よりも相手に不利益を被るような条件を切り出し、少しずつ譲歩して当初の条件まで引き下げていく交渉方法である。
使いどころを誤れば相手の神経を逆撫でして逆効果になりかねないが、うまく偽装して交渉に組み込めれば相手にお互い譲歩したと錯覚させることができて交渉を有利に進めることもできるとのこと。(クウガもどきさんより)

隔離結界 ハルファス、ラウム、霊寂院の修験者達 他
ラジカルあんてぃ〜く
邪霊などの霊的なものや、霊的効果を遮断するための結界。おそらく時空結界の一種だと思われる。
この結界によって遮断できる霊的存在のレベルは術者の霊力に依存するらしく、それを上回る霊力を包容する霊的なものを遮断することは出来ない。ちなみに、人間(多分数人がかり)が展開した程度の結界では天魔72将軍が一柱・ベヒモットの足止めにもならなかった。(クウガもどきさんより)


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