著者:榊一郎 原作イラスト:BLADE(無印、まかでみックス共通) 漫画版著者:BLADE、仲尾ひとみ 原作レーベル:ファミ通文庫(エンターブレイン 刊) 漫画レーベル: (BLADE 著)マジキューコミックス(エンターブレイン 刊) (仲尾ひとみ 著)MFコミックス・アライブ(メディアファクトリー 刊) TRPG版レーベル:ファミ通文庫(エンターブレイン 刊) 【あらすじ】 あるところに一つの教育機関があった。 ただしそれは地球上に存在する各国の定める組織にあらず、社会理念や一般常識の埒外に存在するものであった。 何故なら、世界中のあらゆる国家の公文書に存在せずあらゆる地図にも存在しないこの学び舎が教え伝えるものは、一般社会とは相容れないものであったからだ。 そこは人が社会を構築して行く中で切り捨てられてきたものを堆積し、後世へと受け継いでゆくための場所であった。 故に関係者達は様々な思惑の元にその学び舎をこう呼ぶ、現代に潜みし魔法使い達の学び舎「学園(マジシャンズ・アカデミィ)」と。 「2年B組の平均点算出機」の別名を持つ高校生・羽瀬川拓人は、魔法使い達の学び舎にして魔法使い達の二大勢力の一つ、学園(マジシャンズ・アカデミィ)に通うれっきとした魔法使いの一員である。 彼が召喚の実技試験の追試で呼び出してしまったのは、御前天使級の膨大な魔力と神格を持ちながら神とも魔とも知れない属性不明の未分化神魔「タナロット」であった。 記憶もなにも持たずただ召喚主である拓人にだけ懐く彼女の存在は、彼の周囲の者のみならず、魔法使いや神界、魔界をも巻き込んだ一台騒動へと発展してゆく―――。 【作品紹介:原作】 「スクラップド・プリンセス」等でお馴染の榊一郎が描くドタバタコメディ。 魔術師の一派である学園が運営する魔法使いの学び舎「アカデミィ」を舞台に、魔法使いを志す少年「羽瀬川拓人」と愉快な仲間達や神魔達の騒動に満ちた学園生活を描いている。 本編である学園と連盟の軋轢や始原的神魔創造者にまつわる事件などを描く無印シリーズと、主に榮太郎やシュタイン教授、愉快な神魔達が引き起こすちょっとした騒動等を描く短編集「らでぃかる」で構成される。 元々の榊一郎の作品群の二大分類である白榊(スクラップド・プリンセスを始めとする王道展開に近い作品群)と黒榊(ストレイト・ジャケットを始めとする暴力的・残虐的なシーンが多い作品群)のどちらにも属さないことから第三の分類である「ピンク榊」に分類される。 2007年にはゲーム化、2008年にはアニメ化を果たしており、また続編・番外編として「まかでみックスシリーズ」「その男、魔法使い“A”」等も存在する。 【作品紹介:まかでみWAっしょい】 原作:榊一郎 著「まじしゃんず・あかでみい」 放送局:チバテレビ(テレビ東京系列) 放送期間:2008年10月5日〜2008年12月21日(チバテレビ放送分) 製作:MA PROJECT 監督:金崎貴臣 シリーズ構成:長谷川勝己 キャラクター原案:BLADE キャラクターデザイン:大隈孝晴 メカプロップデザイン:常木志伸 美術監督:谷村心一 色彩設定:津守裕子 撮影監督:高橋賢司 音響監督:岩波美和 アニメーション制作: オープニングテーマ: 「M☆O☆S☆O乱舞」(歌:MA chu RI(feat. 伊瀬茉莉也、宮崎羽衣、福井裕佳梨)) エンディングテーマ: 「パステル」(歌:村田あゆみ) 「魅惑のラヴィアンローズ」(歌:MIKA) 「蒼いエンジョウ フォーエバウィッズユー」(歌:メタリス、MA全自動合唱団) 「きみのひこうき雲」(歌:エーネウス) 「M-O-E-S K-S-Kする衝動」(歌:榮太郎、シュタイン、アガリアレプト) 2008年秋期に放送されたアニメシリーズ。 内容は大筋で本編4巻及び一部の短編で構成されており、また5巻サブタイトルがオリジナル回で採用されている。 【作品紹介:TRPG版】 原作:榊一郎 著「まじしゃんず・あかでみい」 著者:久保田悠羅/F.E.A.R. イラスト:みかきみかこ アニメ版タイアップ企画として制作されたメディアミックス作品の一つ。 著者として「アニムンサクシス」「ドラゴンアームズ」等で知られるデザイナー、久保田悠羅を起用している。 システムは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチ(以降「F.E.A.R.」)が公開している汎用TRPGシステム「SRS(スタンダードRPGシステム)」を採用しており、アルシャード(ff、ガイア)シリーズ、風の聖痕RPG、神曲奏界ポリフォニカシリーズ等と互換性がある。 他のSRS作品群とは異なる最大の特徴は、ライフパスと連動して突発的行動等を管理する判定「インパルスシステム」や他のSRSシリーズで数多く採用されている絆ルールに相当する衝動点等が挙げられ、ある意味全SRSシリーズの中で最もライフパスがルールに影響を及ぼすゲームシステムとなっている。 【作品紹介:リプレイ「ドジッ娘☆なんですけど」】 原作:榊一郎 著「まじしゃんず・あかでみい」 システム:久保田悠羅 著「まじしゃんず・あかでみいRPG」 著者:齋藤幸一/F.E.A.R. イラスト:みかきみかこ 参加プレイヤー: ・キョウシロウ=魔奈部(PL:田中信二) ・ラヴィ=オーリン(PL:みかきみかこ) ・矢部明日斗(PL:久保田悠羅) ・マスク・ド・カラテ(PL:大畑顕) ゲーマーズ・フィールド別冊17号「特集SRS'09」に掲載されたリプレイ。 著者として後にナイトウィザードThe2ndEditionリプレイ「蒼穹のエンゲージシリーズ」等で活躍する、まかでみファンの元自衛官「齋藤幸一」を起用している。 【声の出演】 [記述はゲーム版/アニメ版] ・羽瀬川拓人 役:小橋達也/小清水亜美 ・タナロット 役:斎藤千和/伊瀬茉莉也 ・羽瀬川鈴穂/鈴果 役:新谷良子/宮崎羽衣 ・ファルチェ・ザ・ヴァリアブルワンド 役:早水リサ/福井裕佳梨 ・佐久間榮太郎(サマエル)役:寺島拓篤(共通) ・クラリッサ・シノノメ・エインワーズ(エーネウス)役:たかはし智秋/川澄綾子 ・ミヤビ 役:矢野明日香/生天目仁美 ・シンクラヴィア 役:佐藤利奈/小林ゆう ・シュタイン教授 役:真殿光昭/檜山修之 ・アガリアレプト 役:−/諏訪部順一 ・霧島双葉 役:−/佐藤利奈 ・メタリス 役:−/渡辺明乃 ・ハプシエル 役:−/飛田展男 ・トリンシア 役:−/木村亜希子 ・ゲート・イズモ 役:−/黒田嵩矢 ・イエス・キリスト(学長)役:−/長克巳 【既刊一覧】 [本編] ・まじしゃんず・あかでみぃ1 女神降臨!? ・まじしゃんず・あかでみぃ2 聖母抹殺!? ・まじしゃんず・あかでみぃ3 魔王発生!? ・まじしゃんず・あかでみぃ4 聖夜爆走!? ・まじしゃんず・あかでみぃ5 雪原沸騰!? ・まじしゃんず・あかでみぃ6 乙女分裂!? ・まじしゃんず・あかでみぃ7 父親奪還!? ・まじしゃんず・あかでみぃ8 学園封鎖!? ・まじしゃんず・あかでみぃ9 学園逆襲!? [短編集] ・まかでみ・らでぃかる1 誘われちゃったんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる2 復活の先生なんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる3 正体不明なんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる4 妹なんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる5 テロリストなんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる6 宇宙人なんですけど。 ・まかでみ・らでぃかる7 子犬なんですけど。 [その他] ・コミック「まじしゃんず・あかでみぃ」(マジキュー版) ・コミック「まじしゃんず・あかでみぃ」(アライブ版) ・PS2専用ソフト「まじしゃんず・あかでみい」 ・まじしゃんず・あかでみいRPGルールブック 【関連作品】 [まじしゃんず・あかでみぃシリーズ] ・まかでみックスシリーズ ・その男、魔法使い“A” [その他] ・SRS(スタンダードRPGシステム) 【用語解説/関連項目】 [関連作品項目] ・まじしゃんず・あかでみい(ゲーム版) ・まかでみックスシリーズ ・その男、魔法使い“A” [用語解説] ・まじしゃんず・あかでみいシリーズの用語解説 |
・千里眼 | 小泉敏明 |
魔力や霊魂など本来目に見えない存在が見える先天的能力。「妖精眼」などとも呼ばれる。 作中では突然現れていじめっ子からお金を取り返してくれたタナロットの本質(御前天使級の魔力を内包した未分化神魔)と聞き間違えた名前で、つい先日(作中基準)まで放送されていた特撮番組の光の巨人・ターンアロー13だと思い込んだりした。(クウガもどきさんより) |
・チョウ・ユンファ撃ち | 佐久間 榮太郎 |
人間界と魔界の間での違法な取引を行っていた人達に対して榮太郎先輩が使った技。 文章を見る限り、「G○ン'75」風の刑事になりきってる感じの榮太郎先輩が二丁の(魔法的に改造された)エアガンで撃ちまくる技のようである…が、本人の腕前の影響で弾丸が全く相手に当たらない。 加えて拓人も口に出さずに述べているようにチョウ・ユンファはあくまで香港の映画スターであり、刑事、特にG○ン'75とは関係ない。 (クウガもどきさんより) |
・肉汁ジェット噴射 | 知性化(スマート)ハンバーグ |
大量の肉汁を吹き付けて相手を押し流す。(クウガもどきさんより) |
・にっくき肉片(ミンチ・インベイド) | 知性化(スマート)ハンバーグ |
ミンチの肉片を機関銃のように大量に乱射する。 発射された肉片は有機物に着弾すると同時にその有機物を同化・捕食して自分の肉体の一部へと変化させる。ただし自身の肉体がこの技に使用する肉片(ミンチ)の材料なので、無駄打ちすればするほど自身の肉体が失われてゆく。 作中では調理場にあった魚を捕食したが、タナロット相手に使用した際には逆に肉片を食べられた。(クウガもどきさんより) |
・聖槍(グングニル) | スワットピンク(羽瀬川拓人) |
魔法特捜マジスワットのスワットピンク……もとい拓人の使用した魔法で、おそらく所持する武器に光の刃を発生させる魔法だと思われる。 7巻初登場で、この時は可変式魔法機杖ファルチェスクの先端に光の刃を構成し、そのまま敵である骸骨兵士に突貫して破砕した。 なお、技名であるグングニルの元ネタは、北欧神話における主神オーディンが所持したとされる槍のことである。(クウガもどきさんより) |
・真・肉球撃(ネコパンチ) | タナロット・アンサーティン |
本編3巻よりタナロットのものになった、魔力制御用グローブ「パンチアウト」に記録されているらしい技の一つ。↑↑↓↓←→←→BAと入力し、相手に強力なアッパーを食らわす。 初使用は倉庫の掃除中に現れた「導師ファルチェスク」(「可変式魔法機杖ファルチェスク」の製作者)との対決時で、タナロットの膨大な魔力に基づくその破壊力によって無数に襲ってくる精霊化アイテムを次から次へと沈黙させていった。(クウガもどきさんより) |
・パルヴァライズ・エクスキューショナー | タナロット・アンサーティン |
厳密には拓人たちの先輩で同人などの世界にどっぷりはまった榮太郎先輩(正体は最高クラスの悪魔)が、タナロットの魔力の高さを生かして(?)作った魔力を制御するためのグローブ「パンチアウト」にオプションとして登録してあった必殺技。元は猫の手の感じのあるグローブが変形して機械的な形になり、そこにタナロットの魔力を集めて殴りつける。この技はただ単に榮太郎先輩の趣味であり、別にタナロットが作った技ではありません(笑)、けどその性質上真価を発揮できるのも御前天使クラスと同等な量の膨大な魔力を使いこなせないため、普段から魔力が有り余って体力に変換されてるようなタナロット位である。ちなみに発動する状態に移行するには他人(3巻作中ではエーネウスだった)にコマンドを入力してもらわなければならない・・・使えねえ。(クウガもどきさんより) |
・秘技 真剣白刃取り | タナロット・アンサーティン |
鈴果の機剣「ワルプルギス」による攻撃に対し、タナロットが使用した技。 相手の手元を押さえつけるのではなく、実際に剣の刃の両端を押さえて相手の斬りつける攻撃を止める技で、漫画とかでは存在しても実際に行うのは常識的に考えて不可能な内容である。 本来なら両側から押さえつける力より刃を押し込む力のほうが強いはずなのに止めることができるのは、巧みにタナロットの魔力を体力に変換している量がどれだけ多いかということを示している。 使用したのは7巻であり、本人曰くケーブルテレビで放送していた『子○れ狼』を見て覚えたらしい。(クウガもどきさんより) |
・魔弾(カスパル) | 羽瀬川 拓人 他 |
神族や魔族に対して比較的通用するといわれる魔法。体の回りに光弾を出現させ、それを相手に飛ばして攻撃する。威力は術者によって変化し、拓人は機杖「フェンリルIV」の魔力増幅つきでそれほど威力の高くないものを6個一度に出現させて攻撃する位だがファルチェに操られていた時は威力が上がっており、榮太郎先輩や寒河江教授の場合に至っては魔力増幅なしに威力の高いものを100個位一度に出現させることができるそうである。(クウガもどきさんより) |
・監獄(ジェイル) | 羽瀬川 拓人 他 |
本編6巻に初登場した魔法で、相手を光の檻で捕縛する。その捕縛能力はかなり高く、少なくとも人間に打ち破れる代物ではない。 ただ鈴果はタナ郎と同じく魔力によって生み出された存在であったため、この魔法を「機剣ワルプルギス」で力任せに打ち破ってしまった。(クウガもどきさんより) |
・防壁(ジェリコ) | 羽瀬川 拓人 他 |
前面に力場障壁を展開して飛来する物体から身を守る防御魔法。 作中ではファルチェを利用した高速詠唱で展開され、『にっくき肉片(ミンチ・インベイド)』から身を守った。(クウガもどきさんより) |
[1]滅雷(ソドム) [2]裁炎(ソドム) |
羽瀬川 拓人 他 |
[1]機杖「フェンリルIV」に記録されている魔法にも含まれるもので、雷光が触手か鞭の様な動きをして相手を打ち据える。作中ではファルチェに操られた拓人がタナロットに対して使用した。(クウガもどきさんより) [2]ハプシエル戦において拓人がファルチェ(可変型魔法機杖(ヴァリアブルワンド)「ファルチェスク」)のサポート付きで使用した魔法。対象に数十発(術者の技能によって変動の可能性有?)の火炎弾を打ち込んで攻撃する。威力は高いと思われるが、ハプシエルにはさほど効いていなかった。(クウガもどきさんより) |
・幻弾(ファントム) | 羽瀬川 拓人 他 |
拓人が電脳世界上で使用した電子戦用魔法の1つで、対象に光による一撃を食らわせる。(クウガもどきさんより) |
・セレストンドライバー | 羽瀬川鈴穂 |
佐久間榮太郎が開発した衣装の背中に装備されたブースターを展開して、 飛行しながら相手の背後を取って、そのまま急降下していき頭から地面へと激突させる。 自分自身にもダメージがあるようである。 |
・超侵奪脳天逆墜とし(ベクタードレイン) | 羽瀬川鈴穂 |
魔動力炉「みはま」炉心に紛れ込んでいた魔法生命体「パイロミネンス」に対して使用した技。 榮太郎先輩が開発した魔力侵奪能力強化キットに内蔵された羽根付きブースターで接敵し、魔力侵奪能力を発生させたままバックドロップの要領で相手を地面にたたき付ける。ただでさえ魔力侵奪能力によって魔術的な防御などは無効化されている上に、たたき付けられた地面がおもいっきり砕かれていることからその威力は非常に高いと推測されるため、食らった者はただじゃ済まないだろう。 (クウガもどきさんより) |
・ビッグバンスーパートルネードサンダークラッシュ | 羽瀬川鈴穂 |
背景にものスゴイ演出が現れるアッパーカット。 宵藍の侵奪者(ミッドナイトブルー・ヴァンパイア)になった際に使用したものだが、 力自体は弱いために、あまり意味をなさない。 |
・宵藍の侵奪者(ミッドナイトブルー・ヴァンパイア) | 羽瀬川 鈴穂 |
作中では鈴穂が能力を封じているリボンを取ると発現する能力の識別名及びマジシャンズ・アカデミィ関係者が鈴穂に対して使用する蔑称で、能力としての性質は魔法よりも超能力に近い。 内容はすぐ近くの魔力を問答無用で吸収・無効化するというものであり、発動中の鈴穂の髪の毛が蒼くなるためこの名前が付いている。 中世の魔女狩りにおいて本物の魔法使いが人間に殺された原因の一つに、魔力侵奪能力によって逃走用の魔法が使えなかったという史実があり、その関係で基本的にこの能力を含む魔力侵奪能力は魔法使いから疎まれている。実際、鈴穂は小さい頃に一度「連盟」(魔法使いの世界における2大組織のうち1つで、「マジシャンズアカデミイ」(通称「学園」)と同等の勢力を持ち、正反対の性質を持つ組織。魔法使いの生活環境を良くする為に神界・人間界・魔界の完全なる支配を掲げている)から刺客を差し向けられたこともある。 作中で鈴穂がタナロットや天使・悪魔などと対等に近い状態で渡り合える理由に関してもこの能力がかなりの部分を占める。 鈴穂の場合、本人の性格の関係でこの能力を使用せざるを得ない場合には好戦的でちゃんと喋ることのできる別人格(羽瀬川鈴果)が表に出ていることが多い。 さらに6巻で始原的神魔創造者として覚醒した後は、この能力で蓄えた魔力を使って別人格の鈴果を短時間の間実体化させることを可能としている。ただし、鈴果を実体化している間はこの能力を使えなくなっている。 (クウガもどきさんより) |
・ラブテンプテーション | ハプシエル |
相手を取り囲むように大量に分身をして筋肉による超振動が 共鳴をおこすことによって、囲まれた相手の三半規管を刺激して 動きを封じる。技の解説は佐久間榮太郎より。 |
・精霊化(スピリタイズ) | ファルチェ・ザ・ヴァリアブルワンド |
定義上では魔力を持った道具の魔力が密集して擬似的な人格を持ち、外見を変えたりして自分で活動する現象。ただし精霊化人格であるファルチェの場合はその現象を自分の力で強制的に起こし、ある程度ならば精霊化させたアイテムを自分の支配下に置くことも可能である。(クウガもどきさんより) |
・縮地 | 舞鬼萌 |
ミミガーシリーズ最新型「ミミガー00(ダブルオー)」の試験運用の為に捕まったマジシャンズ・アカデミィの生徒が使用した術式。 二点間を空間的に繋げることで、瞬時に二点間を移動する。つまり世間一般でいう縮地の中でも、伝承上で仙人等が使うものに近い代物である。 作中初登場はらでぃかる7巻。このときシフトポータル(術式類による空間接続時に発生するつながりのこと)の先を偶然歩いていた羽瀬川拓人は、ミミガー00から放たれた「人間をケモノにしてから擬人化しちゃうぞ光線」の一部を浴びてしまうことになる。(クウガもどきさんより) |
・エクセレント・エンジェル・センサー | 《福音を告げてしまうもの(エヴァンゲリスト)》ハプシエル 他 |
神族が持っているという探査能力で、彼の場合は(ハードゲイな展開の餌食となる)生徒の密集している場所がわかる。(クウガもどきさんより) |
・アーマゲドン・ブレイザー | フルアクション・アニレオン |
本来は作中で昔放送されていた特撮ヒーローの必殺技らしい。 作中ではファルチェの力で精霊化したおもちゃの「フルアクション・アニレオン(カトウ・トーイ/39,000円)」がおもちゃ泥棒の少年たちに再び捕まえられそうだったトレカ(精霊化している)を助けるために使った技で、相手の顔面にとび蹴りを食らわす。 (同レーベルから発売の「アニレオン!」シリーズ 葛西伸哉 著より) 光覇滅却拳(アーマゲドン・ブレイザー)は、時空を歪めて敵が爆発した ときのエネルギーを未来から持ってきて、敵にぶつける技。 (クウガもどきさん、nonさんより) |
・ドラゴン・ブレス | 魔剣「ドラゴンクロウ」(精霊化アイテム) |
本来はドラゴンが口から吐く超高温の火炎弾で、その熱量は厚い壁の裏にいる相手でも焼き殺すことができるといわれるほど。作中では3巻で精霊化してドラゴンを模した形になった魔法具が使用、熱量は本物のドラゴンが吐くものよりは温度が低いと思われる。ちなみにその精霊化アイテムはタナ郎の一撃と拓人の魔法によってほぼすぐに沈黙した。(クウガもどきさんより) |
・還元術式 | 魔法使い |
魔法使い等が召喚術式によって召喚された神族や魔族を送還するための術式。 ただし始原的神魔創造者が使用した場合だけは本来と意味が異なり、本来死・消滅等という概念とは無縁であるはずの神族や魔族の存在を分解し、対象の精神なども全てただの構成要素にまで還元する。つまり世界で唯一、神や悪魔を「消滅させる」ことの出来る術式に変貌するのである。 作中では世界を分解して新世界の神となろうとした人間イエス(イエス・キリストが神となる際に失われた概念)の使用する召喚術式(始原的神魔創造者Ver)で生み出された未分化神魔の還元のために使用された。拓人が使用した場合は神魔を消滅させる性質を持った「氷」で対象を覆い、消滅させるエフェクトとなっている。(クウガもどきさんより) |
・召喚術式 | 魔法使い |
魔法使い等が神族や魔族を召喚するために使用する術式。 普通は機械や魔法陣などの補助を受け、周囲に影響が無いように特殊な設備・場所の中で使用される。 ただし始原的神魔創造者が使用した場合だけは本来と意味が異なり、膨大な魔力を消費して未分化神魔と呼ばれる個体を生み出す術式へと変貌する。 作中初登場は第1巻冒頭で、神魔を召喚するマジシャンズアカデミィの試験の再試験にて使用され、拓人の体内や周囲から大量の魔力をかき集めて御前天使クラスの神格を持つ未分化神魔「タナロット(タナロット・アンサーティン)」を創造した。なおタナロットは作中で登場した未分化神魔の中でも存在が非常に安定している方で、後に登場した同じ未分化神魔の羽瀬川鈴果等とは異なり普通どおりに日常生活を送ることが出来る。 また召喚座標を他の生命体の内部に設定した場合、召喚対象が受肉する代わりに召喚座標上に居る生命体と融合させることもできる。 このとき通常であれば元の生命体と召喚対象のそれぞれの精神が多重人格のように共存するのだが、たまに召喚座標に居る生命体と召喚対象の精神面が似通っている場合等は例外としてエーネウスの様に精神面が融合してしまうこともある。 (クウガもどきさんより) |
・肉弾昇天押しくらまんじゅう | ミハイル |
ミハイルの超能力「精神感応」によって生み出された28対の仏像たちによる必殺技。 文字通り攻撃対象をおしくらまんじゅうの中心において押し合い圧し合いする技である。 7巻初登場で、この技によって魔法特捜マジスクワット(命名者:タナロット・アンサーティン)のスワットレッドことタナロットを撃墜したが、その間に他の4人は先へ進んでしまったと言ふ。(クウガもどきさんより) |
・封縛じん | ミヤビ |
地面に陣を展開させ、
その中に入った相手をドーム状の結界の
中に対象を捕える。
当然人間の力ではビクともしない。
番外編「その男、魔法使い“A”」では同等の魔法に捕らえた対象の魔力を一時的に減衰させる付随効果があることから、こちらも同様の効果があるものと思われる。 |
[1]メタリスコレダー [2]メタリス・ハイパー・コレダー |
メタリス |
[1]マジシャンズアカデミィの生徒の一人、ゴーレムのメタリスが使用できる技(兵装?) バリアを展開するもので、エフェクトを見る限り電磁力で構成されているようだ。ただ、電力消費が激しく、そう何度も使用できるものではない。 作中では魔力侵奪能力発動中の鈴穂の上から降ってきた瓦礫から鈴穂を守るために使用したり、崩壊する建物から鈴穂を連れて脱出する際に使用された。(クウガもどきさんより) [2]マジシャンズアカデミィの生徒の一人、ゴーレムのメタリスが使用できる技(兵装?) 掌から周囲に200万Vに達する高電圧の電撃を投射する、「メタリスコレダー」の上位技である。 作中初登場は本編最終巻。鏡面装甲形態に変形して対神魔兵器<メドゥーサ>の視線から身を守りつつ、この技で周囲の<メドゥーサ>をことごとく打ち破った。(クウガもどきさんより) |
・メタリスロケットマグナム | メタリス |
腕を切り離してロケットパンチのようにして飛ばすというもの。 |
・解凍 | 麻雪、対神魔兵器<メドゥーサ> |
<連盟>が開発した対神魔兵器の持つ能力のうち一つ。 「固有時間停止」を解除する行動の通称であり、ただ単に周りの人間がそう呼んでいるだけ。初登場は5巻。(クウガもどきさんより) |
・停止 | 麻雪、対神魔兵器<メドゥーサ> |
<連盟>が開発した対神魔兵器の持つ能力で、正式名称は「固有時間停止」 対象と視線を合わせることで、対象物の時間の流れを停止して完全に硬直状態に陥らせることができる。効果範囲は対神魔兵器の視界のみに限定されるが、メドゥーサの使用方法を見る限り電波に乗せて動画配信しても効果が維持できるらしいので先進技術の普及した先進国にとっては致命的な戦略兵器といえる。 初登場は5巻で、その時は未完全とはいえ村一つの人間を全て硬直させるだけの恐るべき威力を発揮した。 その真の恐怖を発揮した第8巻では百体近くの対神魔兵器<メドゥーサ>(麻雪の完成体)が使用し、<学園(マジシャンズ・アカデミィ)>にいる全ての人間・神魔やゲート・イズモなどに使用され、人間・神魔にはさらにこの能力で固めた状態からその人物を模した人形に封じ込めるという強固な封印まで施した。その性能は集団で使用すれば、<学園>の指導者にしてキリスト教でも語られる聖人「イエス・キリスト」すらも封印してしまう程。 ただし、相手を硬直自体にするには視線を合わせる必要があるため、煙幕など相手の視線をさえぎる攻撃やメデューサおよびその主の認識範囲外からの攻撃は有効。また視覚情報、つまり光の屈折を利用した戦略術式であるため鏡など光を反射する物体で術式の効果対象を自分自身に指定させて自滅させることも可能。 (クウガもどきさんより) |
・人類の英知攻撃 | 佐久間榮太郎 他、多数の生徒たち |
羽瀬川鈴穂の魔力侵奪能力「宵藍の侵奪者」発動によるハプシエルの防御力場消失を前提に使われた技で、とにかくみんなでミサイル、砲弾、石、腐った卵など思い当たる物を片っ端から投げつける。だが、ハプシエルの筋肉の前になす術もなくほぼ全員(男女関係なく)唇を奪われた。(クウガもどきさんより) |
・魅貌変化(タランス・ミュート) | 羽瀬川拓人&ファルチェ・ザ・ヴァリアブルワンド |
ファルチェ(可変型魔法機杖ファルチェスク)が自分の確固たる意思を導師ファルチェスクに示すため、現所持者である拓人と共に放った魔法。どうやら相手の姿を変える魔法らしい。 作中ではデビルシンクラヴィア(拓人と導師ファルチェスクの対決のために榮太郎先輩が用意した、ラスボス仕様のシンクラヴィア)に対して使用され、導師ファルチェスク好みのファンシー系の形状(なんとなく漫画版へ○○こーずに出てきたシ○クにも似ている)にされた。 なおこの魔法によって変化したシンクラヴィアの姿を見た導師ファルチェスクは、自分の意思や思いがファルチェへと受け継がれたことに安心し、正式にファルチェを拓人へ託した。ちなみに、この話の最後までシンクラヴィアの姿が元に戻されることは無かった……合掌。(クウガもどきさんより) |
・ジェットストリームアタ… | ドーファン+レイアス+ミガロルド |
3身1体の攻撃だそうです。技の正式名称は多分「ジェットストリームアタック」だと思われる。発動するどころか技名を言い終わる前に鈴穂(「宵藍の侵奪者」発動状態。しかもかなり機嫌悪い)の持っている機剣「ワルプルギス」から放たれた雷光の刃で三人まとめてつきあたりの壁へ吹っ飛ばされた…。ちなみに彼らは復活した後もこの技を使う暇が与えられることなくエーネウスたちに各個撃破されている。(クウガもどきさんより) |
・セブンイアーズインチベット | |
ファルチェの魔法によって精霊化したことで使用したもの。 腕のドリルを高速回転させて突きを繰り出す。 |