制作:工画堂スタジオ/くろねこさんちーむ 機種:Windows(98以降) キャラクターデザイン:成瀬ちさと オープニングテーマ:「天罰!エンジェルラビィ☆」 エンディングテーマ:「Angelic Magic」 辺境の街フォンティーユに暮らす少女ラスティは、ある日お使いに行った教会で不思議な猫に出会う。 ラスティと心で話ができるそのネコの精霊サーリアは、ラスティを不思議な回廊へと導くのであった。 ラスティが回廊に着くと、そこにはステファと名乗る赤い髪の美しい天使様が待っていた。彼女はフォンティーユが狙われていることをラスティに告げて胡散臭い肩書きの付いた魔法のバトンを渡し、このバトンに宿る天使の力でフォンティーユを悪の秘密結社ネオベランニードの手から守るようお願いされる。心優しいラスティはステファの願いを受け入れてフォンティーユの街の平和を守るため、ネオベランニードと戦うことを決意する。 こうして『まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆』となったラスティは暗躍するネオベランニードの魔の手からフォンティーユを守るため、今日も活躍するのであった。 本作は、スタッフの「ラスティ(「AS(エンジェリックセレナーデ)」のメインヒロイン)に魔法っ娘をさせてみたい」という発言から制作されたASのパロディ作品である。登場人物や設定の一部をASから継承しているものの、本編とはパラレルワールドの位置に設定されている。 基本的にADV形式で進行するが、各話最後付近にて必殺技を使用する際にエンジェルラビィ☆の動きに合わせて出現するマーカーにマウスポインターをあわせていく「トワリングゲーム」に成功しなければゲームオーバーとなる。 ちなみに14〜16話と17話の次回予告がゲームに収録されているが、1〜13話と17話以降の話は公開されていない(元は26話構成で企画が上がっており、先行的に公開されたのが14〜16話らしい) なお、本作から派生した作品としてOVA『天罰 エンジェルラビィ☆』、Webノベル『R☆D(ラビィ☆ディテクティブ)』といった設定の一部を共有した別作品が存在する。 【発売情報】 ・「まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆傑作選」 ・小説「まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆ ウサみみっしょん」 ・ドラマCD「まじかるトワラー・エンジェルラビィ☆ Shine White 90」 【用語解説】
「イアルティスサーガの用語解説」参照 以前工画堂スタジオが販売したエンジェルラビィ☆人形のシリアル90番のこと。主に公式サイトで活躍中。 また、工画堂公式ホームページにてイベントなどに参加した記録等が「90番の旅」として公開されている。 本作と同一グループが制作した作品「リトル・ウィッチ・パルフェ」シリーズに登場する、黒猫魔法店を守っている魔法猫にしてパルフェの使い魔の「サケマス」の人形が付いたストラップ。ステファ(天使セラフィ)曰く、ラブリーホーリーバトンにおまけとして付いている。 「パルフェふぁんBOX」初回版に付録として付いていたストラップと同一の物らしい。 ネオベランニードに所属する幹部級構成員のこと。 以下の四人が該当する。 ・アルテ=セーマ[ビューティアルテ] 怪人作成担当。別名Dr.アルテ。 ・フィア=ノート[ダイナマイトフィア] 作戦実行部隊指揮官。第15話にて離反。 ・ナコッタ=ソルベット(通り名不明) 遺跡発掘部隊長。名前のみ登場。 ・ココナ=キュート 情報局局長。第12話(未収録)にて敗北。 エンジェルラビィ☆大辞典にのみ記述がある。 フォンティーユで暗躍する悪の秘密結社にして本作の敵。 かつて存在した六王国のひとつ、闇の国ベランニードの再興を目指す組織で、神殿に安置されている天使セラフィの羽を狙っている。首領はシアリィ・ファースン(ラスティの母)だが、その実権はルーシアと呼ばれる人物が持っているらしい。 アルテ・セーマ、フィア・ノート他、多数の怪人等が所属している。 オルゴっちの説明の中で比較解説のために登場した兵器。 人型で非常に強力な人類の切り札、ぶっちゃけエ○ァンゲリオンのこと。 正式名称は「スーパーデリシャス遊星ゴールデンスペシャルリサーブゴージャスアフターケアバトン28号」 ステファ(天使セラフィ)が造った天使の力を秘めた魔法のバトンで、バトンの先に可愛いウサギの飾りがついているためにラスティからは「うさぴょんバトン」と呼ばれている。ラスティはこのバトンを使って「エンジェルラビィ☆」へと変身し、サーリアの承認で天使の力を解放してバトンから必殺技を放つ。 なおおまけで「サケマスストラップ」が付属しており、メーカー保障は3年、初期不良は受け取りから一週間の間なら交換可能、クーリングオフ期間は8日まで。 【関連作品】 (原典) ・AS〜エンジェリックセレナーデ〜 (派生作品) ・天罰 エンジェルラビィ☆ ・R☆D(ラビィ☆ディテクティブ) |
・おいだきハートアタック | エンジェルラビィ☆ |
14話登場。バトンから放出された天使の力をハート型に収束させて相手にぶつける。 作中では巾着っぽいエプロン型怪人・ぷーちゃんを倒すために使用され、見事ぷーちゃんを撃破した。 「シムカ・チゼータ・ベルトーネ!! 必殺!おいだきハートアターック♪」(クウガもどきさんより) |
・くるくるりんね・スクリーム | エンジェルラビィ☆ |
15話登場。超低周波の音波と超高周波の音波の波状攻撃に天使の力を上乗せした攻撃。 作中ではフィアとの連携攻撃の締めとして使用され、見事敵であるオルゴっち倒すことに成功した。 「シムカ・チゼータ・ベルトーネ! 必殺!くるくるりんね・スクリーム♪」(クウガもどきさんより) |
・ニューオプトマンダラ | エンジェルラビィ☆ |
15話冒頭でポッティさんを倒した際に使用した技。15話が始まったら即行で放たれたため詳しい原理は不明。 技名のネタは美少女戦士セーラームーンに登場する火星の戦士の技「バーニングマンダラ」らしいのでその辺りに技の内容の答えがあるのかもしれない。 「必殺!ニューオプトマンダラ〜♪」(クウガもどきさんより) |
・ふさおとめラブミーチェーン | エンジェルラビィ☆ |
16話登場。天使の力をチェーン状にして放ち、相手を縛り付ける。 これだけで相手を倒す効果があるとは思えないのでこの後締め潰したかどこかに叩きつけるかしたと思われる。 作中ではパフェ型怪人パッフィちゃんの「フレッシュクリームシャワー」の発動を封じ、そのまま撃破した。 ちなみに技名の「ふさおとめ」とは千葉県で開発された米の品種「千葉6号(商品名:ふさおとめ)」およびそのマスコットキャラのことで、技自体の元ネタは某美少女戦士の金星の戦士の技「ヴィーナスラヴミーチェーン」である。 「シムカ・チゼータ・ベルトーネ! 必殺!ふさおとめラブミーチェーン♪」(クウガもどきさんより) |
・ヤマトマホロイリュージョン | エンジェルラビィ☆ |
15話登場。詳しい内容は省略されたので不明だが、天使の力を使用した攻撃。 作中ではアルテとオルゴっちによって操られた町の人々を無力化するために使用した。 「シムカ・チゼータ・ベルトーネ!! 必殺!ヤマトマホロイリュージョン♪」(クウガもどきさんより) |
・フレッシュクリームシャワー | パッフィちゃん |
パフェをベースにしたネオベランニードの怪人・パッフィちゃんの技。16話登場。 自身の身体を小刻みに振るって生クリームを搾り出し、相手に吹き付ける。(クウガもどきさんより) |
・スーパーキャッチ光線 | ぷーちゃん |
エプロンをベースにしたネオベランニードの怪人・ぷーちゃんの技。14話登場。 自らの身体を半透明な不定形の状態へと変化させ、相手に覆いかぶさってそのまま取り憑く。 とりあえず、技の内容に光線など影も形も見当たらないのはシアリィさんかアルテさん辺りが仕込んだネタかと思われる。(クウガもどきさんより) |