夜叉鴉 [必殺技辞典]

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古来より崇められてきた紀州熊野の神社。その元締めともいうべき熊野真宮に勤める青年神主・那智武流は、一見さえない風貌を持つダメ男。だがその正体は、死の管理者として伝説に語られる“熊野闇検校・ヤシャガラス”である。その使命とは、この世の秩序を乱す邪悪な霊“荒魂”を浄化し、死の国“常世”に送ること。彼がカラスを模したコスチュームを身につけ、伝説の“常世の剣”を振るう時、あらゆる生者・死者・そして神さえも逆らえぬ力を発揮するのだ・・・・・・
世にはびこる荒魂と戦いこれを浄化する夜叉鴉こと那智武流。生者と死者の果てしなき戦いの果て、世界がたどった結末とは・・・・?

作者・・・・・・・・荻野真
連載・・・・・・・・週刊ヤングジャンプ
単行本・・・・・・・全10巻
『孔雀王 退魔聖伝』を途中で切り上げた作者が連載を始めたオカルトアクション漫画。序盤こそごく普通の妖怪退治ものだが、中盤より怒涛の勢いで生と死の根源をテーマにした壮大な物語が展開される。

イザナミ流怨術・荒魂数え詞 餓鬼闇
夜叉鴉
オヤカタの復活を目論む荒魂が使用。番町皿屋敷のごとき歌と共に死霊を穴に投げ入れ、あの世のオヤカタを現世に召喚する。穴に放り込まれる死霊は「まよい」と呼ばれ浮かばれない死に方をした者たちであり、これが10人そろえば術が完成する。(ケケケさんより)

熊野鴉神流・現世の剣(くまのからすしんりゅう・うつしよのけん) 那智武流
夜叉鴉
この世にある生ける荒魂をたたき斬り、死の国・常世に送る死者の剣。
その一・飛跳:跳躍しながらの斬り上げ
その二・転襲:飛跳からの連撃の横薙ぎ
その三・降裂:脳天からの唐竹割り、飛跳からの連撃のシメ
一重斬り:荒魂に憑依された者の肉体を一切傷つけることなく、霊体のみを斬る剣
千斬刃:連撃。乱れ斬り
連段突き:連撃。乱れ突き。(OHさんより)

熊野鴉神流大祓奥義・常世迎えの剣(くまのからすしんりゅうおおはらえおうぎ・とこよむかえのけん) 那智武流
夜叉鴉
あの世より死せる魂を再びこの世に呼び戻す生者の剣・常世の剣の奥義。 死せる神・雄呂血神を蘇らせ、己の剣に宿らせる。(OHさんより)

祝詞:常世国(とこよつくに)に神留(つま)り坐(ま)す 大親鴉大神(おおむつからすおおかみ)八咫鴉(やたがらす)の神力(かむぢから)以(もち)て
常世神等(とこよつのかみたち)を神集(かみつど)へに集へ賜いて 天之磐座(あめのいわくら)放ち天之八重雲(あめのやえぐも)を
伊頭(いず)の千別(ちわ)きに千別(ちわ)きて 天降(あめくだ)し依(よ)さし奉(まつ)りき

[1]熊野鴉神流・常世送りの剣(とこよおくりのけん)
[2]熊野鴉神流 回斬刃(くまのからすしんりゅう かいざんじん)
[3]熊野鴉神流 (常世)千刃斬(くまのからすしんりゅう (とこよ)せんじんざん)
那智武流
夜叉鴉
[1]死を司るヤシャガラスの本領ともいえる技。“常世の剣”でもってあの世の扉を開き、あらゆるものをそこに送り込む。悪霊である荒魂はもとより、彷徨える霊魂・不死者さらには神すらも送ることが可能である。“常世の剣”でなくても(モップでも竹竿でも)使用できるが、完全な効果は発揮できない。(ケケケさんより)

[2]剣を体の前で、旋回させながら対象を切り裂く。

[3]剣で対象を無数に斬り刻む。常世の扉を開いて使用するのが、 常世千刃斬で、開かず使用するのが千刃斬。

ゴジラ 那智武流
夜叉鴉
熊野真宮秘伝その二。大量の花火を加えた状態で火をつけ、ゴジラのような火花を散らせる。これより上位の「熊野真宮秘中の秘・百人ゴジラ」なる技もある。(ケケケさんより)

逆竹割り(さかたけわり) 那智武流
夜叉鴉
熊野鴉神流・現世の剣のひとつ。ジャンプして相手の背後に回りこみ、頭が下の体勢で剣を振り下ろして股から真っ二つにする。(ケケケさんより)

手打ちドラゴン 那智武流
夜叉鴉
熊野真宮秘伝その一。両手指の間に挟んだ八個のドラゴン花火に火をつける。(ケケケさんより)

[1]異界(伊賀(イガ))流忍呪 雷電弾
[2]異界(伊賀(イガ))流忍呪 雷電爆
半蔵
夜叉鴉
[1]雷の塊を作り出し、相手に雷を落として攻撃する。
[2]電撃と共に大爆発をおこす。

不動明王火界呪 文覚
夜叉鴉
両手で不動明王の印を作り、「カーン」の真言と共に口から炎を吐く。この他に「雷帝因陀羅・電撃杵」「風大神・真空波」なる技もあるが、技の出始めしか書かれていないため詳細不明。(ケケケさんより)

密法結界 文覚
夜叉鴉
真言密教の秘術によって敷かれる結界。(ケケケさんより)

羽蝶舞(うちょうまい) 朱姫
夜叉鴉
熊野鴉幻法・華蝶風月のひとつ。花弁と羽毛を撒き散らすことで分身を作り出す。分身は攻撃を回避する身代わりになったり、一緒に相手を攻撃することが出来る。(ケケケさんより)

[1]月光の舞
[2]月光乱れ舞
朱姫
夜叉鴉
[1]熊野鴉幻法・華蝶風月のひとつ。月をバックに剣先に力を溜め、それを振るうことで三日月形の刃を飛ばして敵を切り裂く。(ケケケさんより)

[2]「月光の舞」を連発し敵を切り刻む。(ケケケさんより)

原体剣舞連 宮沢賢治
夜叉鴉
ヤシャガラスの力に目覚めた宮沢賢治が使う熊野鴉神流の技。刀を旋回させることで刃の竜巻を発生させ、敵軍を包んで一網打尽にする。(ケケケさんより)

超電撃 薬丸怪市(闇海月)
夜叉鴉
荒魂を取り込み続け超荒魂と化した薬丸の技。口から出した大量の触手で相手を締め上げると同時に、大量の電気を流して黒コゲにする。
薬丸がさらに変貌した闇海月もこれを使う。その力の源は陰陽に分かれた巨大な目玉にあり、どちらかが絶縁体で封じられると無力となる。(ケケケさんより)

屍封陣 服部半蔵、聖徳太子
夜叉鴉
伊賀(異界)流風水術の技のひとつ。相手の全身の経絡穴に鉄杭を埋め込み、そのものの生命活動を停止させて永遠の眠りに落とす。不死のヤシャガラスを葬る最良の手段であり、那智武流や宮沢賢治を一時封じた。朱姫によれば、この術は「死と戦うために異国で生み出された究極の邪法」であるらしい。(ケケケさんより)


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