邪馬台国幻想記 [必殺技辞典]

読切版

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紀元三世紀、“倭”と呼ばれていた頃の日本は、数多くの国と大王が存在し、しのぎを削りあっていた。そのひとつ・邪馬台国は、倭でも屈指の力を持つ国として周辺諸国にも大きな影響力を持っていた。
 そんなある日の邪馬台国で、女王・壱与の護衛役を決める大会が行われる。試験を突破してその地位を得たのは、伝説の秘術とされる“方術”を操る若干13才の少年・紫苑。だが彼こそは、倭の裏社会で暗躍し幾多の国々を滅ぼして来た秘密結社・“陰陽連”の刺客であった。邪馬台国の存在を警戒する陰陽連は、指導者である壱与を殺すことで邪馬台国を崩壊させようとしていたのである。
 “国崩しによる安定国家の建設”という陰陽連の理想を信じ、刺客の任務を果たそうとする紫苑。だが彼は、平和的な倭国統一の理想を持つ壱与を殺せず、しかも陰陽連こそが自分の祖国を滅ぼした元凶であることを知ってしまう。そして自らの過ちに気づいた紫苑は、罪の償いのため壱与を守り陰陽連と戦うことを決意するのであった・・・・・・

連載・・・・・・・・・・・・週刊少年ジャンプ
作者・・・・・・・・・・・・矢吹健太郎
単行本・・・・・・・・・・・全2巻
古代日本を舞台にした時代アクション漫画。当時19歳の作者が書いた初連載作品であり、短期で打ち切りにされた作品だが人気は意外と高い。

天照刃舞 壱与
邪馬台国幻想記
槍の技で、お馴染みの乱れ突きですね。これといって特徴がないのも特徴。

陽炎光矢 紫苑
邪馬台国幻想記
氣を全身に纏っての突進。だが、あっさりと止められてしまう。

[1]乱氣昇葉
[2]乱葉刃
紫苑
邪馬台国幻想記
[1]氣を上空に巻き上げてながら放出する技。
[2]木の葉を刃みたいに鋭くし変化させ、相手の周りを巻き上げて攻撃する。

[1]浮石弾
[2]浮石流星弾
紫苑など
邪馬台国幻想記
[1]地面に氣を送り込んで、小石を吹っ飛ばし攻撃する技。基本的な技らしく訓練をした普通の兵士らしき人も使ってました。

[2]上の技のバージョンアップだと思われる。飛ばす石のパワーなどもすごそうだが、敵にかわされたので威力は不明です。

真空紅刃 紅真
邪馬台国幻想記
漫画「ロトの紋章」の登場したジャガンに似た、主人公のライバルキャラが放つ技。 技自体も、剣を横薙ぎすることによって真空波を発生させる定番の技の一つ。

虚像の術 紫苑、シュラ
邪馬台幻想記
氣で幻を創り出し、敵を欺く。紫苑曰く「方術の基礎」らしい。(ケケケさんより)


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