人類が地球から離れた未来。荒野に覆われた熱砂の惑星で、生き続ける人々がいた。不毛の大地に降り立った彼らは、地球から乗ってきたシップ船の独立生産機能を命綱として、細々と暮らしていた。しかしそれでも人々は生き延び、大きな街のいくつかを作って繁栄させてきたのである。 だが、星歴0104年07月21日事件はおきた。第3都市ジュライがある日、根こそぎ消え去ったのである。原因は不明だったが、瓦礫の中に佇む金髪の男が目撃されていた。彼こそはヴァッシュ・ザ・スタンピード。後に、伝説のガンマンとして知られるこの男の最初の記録であった。 アインプリル市の酒場で食事中のひとりの男。襲ってきた賞金稼ぎを難なく撃退したこの男こそ、伝説のガンマン、ヴァッシュ・ザ・スタンピードその人である。“人間台風(ヒューマノイド・タイフーン) ”の異名を持つ彼には、600億$$もの賞金がかけられている。そのため、争いを好まない平和主義者であるにもかかわらず、彼は行く先々でトラブルに巻き込まれているのだ。 賞金稼ぎを撃退したヴァッシュだったが、今度はアインプリル市町内会の皆さんに狙われる。反撃せずに逃げまくるヴァッシュだが、追っ手には住民に頼まれた脱獄囚までもが加わっていて・・・・・ 最強のトラブルメーカー、ヴァッシュ・ザ・スタンピード。この男に明日はあるのか!? 連載・・・・・・・・月刊少年キャプテン 作者・・・・・・・・内藤泰弘 単行本・・・・・・・・全3巻 荒野の惑星を舞台にしたガンアクション漫画。前半はヴァッシュが各地を旅するロードストーリーだが、後半には巨悪が現れ緊迫感を増していく。 なお、単行本2巻々末には、パイロット版が収録されている ○パイロット版 人々が過酷な生活を送る砂の惑星。そのとある街で強盗誘拐事件が発生した。犯人グループは、襲った酒場にいた街の有力者・ボストーク伯爵の娘を捕らえ、身代金を要求している。娘を取り戻すため、保安官や荒くれ者に命じて突入をさせようとする伯爵。そんな事件に巻き込まれた“人間台風”ことヴァッシュ・ザ・スタンピード。この事件、果たしてどのような決着がつくのであろうか? 単行本2巻に収録されているパイロット版。本格連載される前の少年キングに載った読みきりである。 ○DAY IN DAY OUT 人類初の局地指定災害認定をされたヴァッシュ・ザ・スタンピード。途方も無い噂や逸話だけが一人歩きするこの男の日常とは、果たしていかなるものか? “人間台風”の知られざる素顔に迫る!!。 少年キャプテンに掲載された番外編。上の紹介文でわかるとおり、ヴァッシュの平凡?な日常を描いている。 |
・A・arm(エンジェルアーム) | ヴァッシュ・ザ・スタンピート、ナイブス |
ヴァッシュとナイブズは人に似てそうではない存在であり、過去に失われたロストテクノロジーである「プラント」の亜種である。 この二人には自然の摂理を超越したエネルギーが集まる「ゲート」のようになっていて、 ナイブズはこれに目を付け、左手をコンマ数ミクロンの「刃」として自在に操られるようになる。 逆にヴァッシュはその力に気が付かずに射撃の訓練を積んでいたため、 ナイブズとの接触の際、強制的に共鳴させられたときには「刃」ではなく右手が「銃」となって発動してしまった。 威力はナイブズの場合、その刃は成層圏の外まで届きありとあらゆる物を切り刻むことが出来る。 ヴァッシュは、巨大な重力(不明確)を帯びた砲撃で月に着弾すると巨大なクレータができ、 地表近くで暴発しただけで数百万人の大都市を消してしまう。威力ならヴァッシュが上をいく。 但しこれを発動すると身体の疲弊が溜まり「黒髪化」という髪が黒く染まっていく現象が現れる。 二人の「黒髪化」から推測するとヴァッシュの方が身体にかかる負担は大きいものだと考えれる。(try-トライ-とらいさんより) |
・必殺ドッジボール・ヘッド | ヴァッシュ・ザ・スタンピード |
第13話で登場。強力な吸引力で、顔面に吸い付いたボールを支える。ぴったりとくっついているため、正面から見るとドッジボール頭の怪人のように見える。子供達にボールをぶつけられたヴァッシュが、仕返しとして使用した。(ケケケさんより) |
・デーモンズアイ | ドミニク=ザ=サイクロプス |
右目を使った催眠効果で相手の知覚を麻痺させて、あたかも相手が素早い動きをしてるようにみせる事ができる。 バッシュは意識を痛みに集中させることでこの技を破る。 |
・弾丸パンチ | ネブラスカ親子 |
ゴフゼフの右手が200`で放たれる、が主人公ヴァッシュの射撃に軌道を反らされ命中せず。 リロードはロープでの巻き上げ式であるため、第二撃が出せず、敗北。 |
・ウルトラショックソニックウェイブ | ミッドバレイ・ザ・ホーンフリーク |
物体の固有振動を利用した殺人音楽。ありとあらゆるノイズ(音)を聞き分け、ドップラー効果を含めてリアルタイムで演奏することによって相手を殺す、もしくは視覚・聴覚を封じることができる。これはウルフウッドに対して放ったもの、殺すつもりだったが失敗(というよりウルフウッドがやけに強かった)、が、ウルフウッドの視覚を封じた。(NINEBALLさんより) 「頗る付きのウルトラショックソニックウェイブだ、即死じゃ不服だろうが、勘弁してもらおう」 |
[1]次元斬一刀流奥義・二重星雲(ネビュラ)
[2]次元斬一刀流闇奥義・彗星突 |
雷泥・ザ・ブレード |
[1]雷泥の足に付けられた特殊な足袋によって高速移動し、相手の裏に回り込み、回転を利用しいあい抜きを2回行う。
一撃目はヴァッシュは銃身でこれを受け止め反撃に転ずるが、玉切れ。
2撃目では、ロープの付いた銃を雷泥に巻きつけてバランスを失わせ転倒させた。 [2]ヴァッシュに負けた雷泥は納得がいかず、刀に仕込ませてあった薬莢を使い刀そのものを発射させる「流星突」を試みるも、 その場に居合わせたウルフウッドに殺され阻止させてしまい幻の技となってしまった。 |
・27分殺 | レオノフ・ザ・パペットマスター |
操った人形を使い、全方向から斬りつける。 ただヴァッシュの射撃によりあっさりと破られてしまう。 |
・凶眼 | レガート・ブルーサマーズ |
GUNG-HO-GUNSの統率者、レガートの技。他人の肉体を、本人の意思を残したまま自由に操る。一般人はもとより、ヴァッシュやウルフウッドといった強者にも通用する強力な技である。また、人体の構造を無視した動きをさせ、その部分を破壊することも出来る。
長年謎だったこの技の正体は「微細な糸で標的の神経に干渉し肉体を動かす」という物であった。 (ケケケさんより) |