天明の隠密  [必殺技辞典]

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江戸時代の天明年間、若き侍・天羽周助は10年ぶりに故郷の白河藩に帰ってきた。その道中で人買いに買われた女性・お節を助けた風助は、共に白河の伯父伯父の家で暮らすことになった。おりしも白河藩は英邁な領主・松平越中守定信に治められており、風助は彼を名君として大いに慕ってその懐刀となっていた。一方、時の老中・田沼意次は有能で潔癖な越中守を警戒し、その失脚を図って暗躍。その事実を掴み焦る風助は、お節から彼女の意外な正体と事件の驚くべき解決方法を知らされる・・・・・
1970年『小説現代』にて掲載された山田風太郎・忍法帖短編小説シリーズのひとつ。推理小説のごときどんでん返しが連発され、短編ながら読者を飽きさせない内容になっている。

忍法羅相変 お節
天明の隠密
交合することで男の顔かたちを変えてしまう忍法。まず最初に第1の男と術者が交わり、その男の男根型を術者の女陰に残す。次に第2の男が術者と交わるとその男根は第1の男のものになり、やがては顔の形まで第1の男と同じになる。(ケケケさんより)


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