天外魔境 [必殺技辞典]

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●小説版
日本に似ているが日本でない国・ジパング。西の“大和”をタイクーン家、東の“坂東”をショーグン家が治めるこの国では、古に“ヒの一族”という種族による高度な文明が栄えていた・・・・・・・
ジパングの東・筑紫の山で仙術修行に励む少年・自来也はある日、師のガマ仙人により命を下される。盗賊として下界に降り、“ヒの一族”の宝を奪えというのだ。わけの分からぬまま下山した自来也は、ヒの一族の宝を集め人間に復讐を企む“大門教”の存在を知る。おりしもタイクーンとショーグンの不仲が進み、各地を治める大名たちも野望をたぎらせうごめきだしていた。そんな動きを利用する大門教は、坂東すべてを魔界に変えるべく暗躍をしていたのである。
坂東を、そしてジパングを巻き込む争いの渦中に飛び込んだ自来也。彼は果たして、いかなる運命をたどるのであろうか?

<渡り> 涎之介
天外魔境(小説版)
綱手お付きのナメクジ・涎之介の術。体を徐々に消失させながらいずこかへテレポートする。行き先は乗っている者(主に綱手)の考えで決まるが、ピンチのときに行き先を決めずにに使うこともできる。ストーリー後半から出番が多くなった。 (ケケケさんより)

水大蛇 大蛇丸
天外魔境(小説版)
ヘビ族の1人にしてタイクーンの間者である大蛇丸の術。足元から沸き立つ霧が蛇の顔がついた竜巻となり、敵に襲い掛かる。米沢城での幻王丸との戦いで使用し、なかなかの活躍を見せた。大蛇丸にしては珍しく、術名を言って出していた。 (ケケケさんより)

禁呪の術 鬼道仙
天外魔境(小説版)
大門教に味方する鬼・鬼道仙の術。水や火など、あらゆる術の”気”を吸収し無効化してしまう。そのため、鬼道仙とは格闘で戦うしかないのだが、鬼拳舞なる武術を使う鬼道仙を格闘で倒すのは容易ではない。が、鬼道仙の不意を突く形なら術も効果があるようだ。 (ケケケさんより)

操りの術 幻王丸
天外魔境(小説版)
生きた生物を操る幻王丸の術。「死人返し」で蘇った生物は時が立つと腐ってしまい使えなくなるが、この術ならば効果が出ている間は操ることが出来る。(ケケケさんより)

死人返し 幻王丸
天外魔境(小説版)
邪神斎の長男・幻王丸の術。自らの体液を死者にそそぎ、思い通りに操る人形と化す。武田の間者など、刺客を殺して逆に放つことが多かった。特に強い意思を持つ者は、抵抗することもできる。 (ケケケさんより)

[1]蘇霊文王呪法<地早振り>
[2]蘇霊門王呪法<時輪回し>
幻王丸
天外魔境(小説版)
[1]幻王丸が善光寺襲撃のために使った術。地に魔法陣を書いて生贄を捧げ、異なった霊を地霊にぶつけて興奮させる。それにより、その土地の霊が活性化し封印を破って動き出すほか、その霊ゆかりの者の術が強化される効果もある。この術で、善光寺へ呪いを強化し滅ぼそうとしたが、活性化した地霊が自来也達にも味方したため、逆効果になった。
なお、幻王丸が使った術の形式は異国の物であったが、この術そのものは仏教にもある。 (ケケケさんより)

[2]江戸城での決戦で、幻王丸が使った術。時間と空間を歪ませて結界をつくり、その内部の時間を遅らせる。江戸城進入を図る自来也たちの足止めとして使用し、時間を稼ぐことに成功した。発動には魔法陣が必要で、それを書き換えられると効果が切れる。 (ケケケさんより)

四天王呪 四天王
天外魔境(小説版)
高野の四天王(多聞・持国・増長・広目)得意の術。4人がそれぞれ標的を囲む形で四方に散り、真言を唱える。これにより中央にとらわれた者の動きを封じることができる。この呪は内部からは破れず、外部からの攻撃も見えない壁ではじくため解く方法がないが、四天王の誰か1人でも集中が乱れれば術が解けてしまう。糸姫たち土蜘蛛に呪いをかけもてあそんだが、広目の集中が乱れて術が解けてしまった。(ケケケさんより)

大黒の術 仁木弾正
天外魔境(小説版)
根の一族の末裔・仁木弾正の家に代々伝わる術。人間ほどの大きさのネズミ兵を自在に操る術である。ネズミ兵は術者である弾正に基本的には忠実だが、ネコマタの襲撃などでパニックが起きると操りきれなくなる。
なお、弾正の家は代々この術で伊達家米沢城の監視を行っており、それゆえに他の者から恐れられ気味悪がられていた。 (ケケケさんより)

紫電独楽 水王丸
天外魔境(小説版)
邪神斎の次男・水王丸得意の術。手に赤紫色の光を集めて球状にし、それに鞭を当てて飛ばす。光はまさしく独楽のように高速で回転しながら、目標に向かって飛んでいく。紫電は幻王丸も使うが、独楽のようにするのは水王丸独自の技である。 (ケケケさんより)

補陀落飛魂の法 聖明上人
天外魔境(小説版)
善光寺の聖明上人が使った秘術。自らの魂を遠隔地に飛ばす術である。本来は浄土宗の霊場・補陀落へ飛ばすのだが、幻王丸の呪法の場へ飛ばし、呪術を邪魔しようとした。魂だけを飛ばしているので肉体は無防備になるうえに、魂を攻撃されても危険である。(ケケケさんより)

魅惑(チャーム)の術 玉藻の前
天外魔境(小説版)
宇都宮を支配する玉藻の前の術。ストリップを行うことでえもいわれぬ魅力を発散し、周囲の人間を虜にする。鍛えられた忍者にも効果があるが、大蛇丸には効かなかった。(ケケケさんより)

新当流<一の太刀> 高砂勇之助、沙羅蔵人
天外魔境(小説版)
塚原ト伝が編み出した新当流の秘太刀。中段の突きから右に剣を払い、そ返す刀で左に斬る。この時の軌道が、ちょうど一の字なのでこの名がある。勇之助得意の技で、かなり出番が多い。沙羅蔵人は勇之助との戦いで使った。
なお、この技は塚原ト伝が鹿島神宮で編み出したといわれているが、実際はカッパと剣を交わして編み出したのだという。(ケケケさんより)

火球 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
筑波の山の仙術のひとつ。空気中の火気を集め、球状にして放つ。火球の威力はそれほどでもないが、接近して使えば人間1人に致命傷を与えることもできる。自来也が最初に覚えた術であり、序盤ではかなり出番が多い。
火系統の術全てにいえることだが、水気が多く火気が集まらないところでは使いにくい。 (ケケケさんより)

火輪 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
筑波の仙術のひとつ。火気を集めて輪のようにして放ち、切り裂くようなダメージを与える。火系統の術では中級に位置し、水竜と並んで中盤での使用が多い。 (ケケケさんより)

月寝 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
ストーリー中盤にて自来也がガマ仙人から伝授された術。眠りを司る夜の気を呼び出し、標的を眠らせる。普通は星や月を思い浮かべて使うのだが、自来也は月姫を思い浮かべて使う。しかも、気が集中していないため四方八方無差別に効いてしまう。このように自分以外の全員が眠ってしまうという欠点はあるものの、かなり便利なので使用回数は多い。が、特に意志の強いものには効かないこともあるようだ。 (ケケケさんより)

邪眼 大蛇丸、蛇姫
天外魔境(小説版)
ヘビ族が使う術。にらみつけた相手を金縛りにしたり、心を操ることが出来る。(ケケケさんより)

水球 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
筑波の山の仙術のひとつ。大地や空気中の水気を集め、球状にして放つ。水系統の初歩の術で、自来也が2番目に覚えた術である。水中での移動など、戦闘以外でも結構応用が効く。
水系統の術全てにいえることだが、乾燥した所では使いにくい。 (ケケケさんより)

水刃 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
水の術の中でも高位のもの。水竜同士をいくつもぶつけて回転をあげ、渦を細く鋭くする。これにより相手を切り裂く水の刃が発生する。自来也が使った時は、水王丸とクラーケンを一発で肉塊にしてしまった。 (ケケケさんより)

水竜 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
水を操る術のひとつ。大地や空気中の水気を集め、渦のようにして放つ水球の上位版である。術の中では中級に位置し、中盤での使用回数が多い。発展技として水刃がある。 (ケケケさんより)

噴炎 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
自来也がガマ仙人から教わった術のひとつ。大地に気を集中し一気に炎を噴き出す。幻王丸に相当のダメージを与えたほか、富士での戦いでもかなり活躍した。ガマ仙人は水王丸との闘いで使っている。 (ケケケさんより)

雷火 自来也、ガマ仙人
天外魔境(小説版)
筑波のガマ仙人とその弟子の自来也が使う術。火と水の気を混合し、稲妻を発生させて攻撃する。大ムカデを一発で倒す威力を持つが、消耗が激しく連発できない。旅の途中で筑波に戻った自来也がガマ仙人に伝授された。(ケケケさんより)


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