年々、多様化・凶悪化の一途をたどるウイルス。人類の天敵ともいえるそれに対抗するため、海洋市に住む医学博士「凶ローハン」は、対ウイルス駆除生物”身海魚”・「カルカラドン1号(k-1号)」を生み出しyた。その能力は高く、あらゆるウイルスを殺す戦闘生物として狙い通りの活躍をし、ローハンは名医として知られるようになる。だが自らを完全生命体と称するk-1号は人間を見下しており、すき有らば自由の身になろうとしてローハンと衝突を繰り返していた。
ある日、ローハンの病院に仲の良い兄妹が訪れる。「諏訪大吉」「諏訪寿」と名乗る彼らは、お互いを思いやる強い兄弟愛を持っていた。特に兄・大吉は、謎の病に冒された寿の身を何よりも案じていた。だが時を同じくして、ローハンの研究を狙う強盗団が病院を襲撃し、そのドサクサで大吉が重傷を負ってしまう。彼の命を救うには、k-1号と融合するしかない。自由になるチャンスと喜び勇むk-1号。だが、融合し大吉の体を支配した彼は、大吉が抱く寿への深い愛情に突き動かされたのだった・・・・ 人を、寿を愛することを知ったk-1号は、彼女を守るためウイルスと戦う決意を固める。だが彼女の体内には、人類の支配をも目論む恐るべきウイルスが潜んでいたのだった・・・・・・ 作者・・・・・・・・・田中加奈子 連載・・・・・・・・・週刊少年ジャンプ 単行本・・・・・・・全1巻 病気をテーマにした変身ヒーロー漫画。本誌で打ち切りにされ、単行本に解説コーナーが添えられている。 |
・サギッタリウス | 遺恨 |
単行本のオマケ漫画で使用。両腕をサメの口に変えて攻撃する、k-1号の「地獄の口」に相当する技。その姿を見たk-1号は笑い転げていた。(ケケケさんより) |
・強制細胞死(ネクローシス) | ヘドロウイルス 万枯 |
相手を急速老化させて細胞を死滅する。(少不さんより) |
・超音波攻撃(メロンアタック) | 身海魚 O−1号 |
口から超音波を放って攻撃する。単行本のオマケマンガに登場。(少不さんより) |
[1]サメ肌勃起(スキンエレクチオン) [2]サメ肌ナックル |
身海魚 K−1号 |
[1]自分のサメ肌を勢いよく立て、敵にぶつける。相手に無数の細かい傷を負わせるダメージの少ない技で、殺すほどの威力は無い。(少不さんより) [2]両手を組んで、敵を殴る。(少不さんより) |
[1]フカヒレギロチン [2]フカヒレパニッシュ [3]フカヒレ手裏剣(ダーク) |
身海魚 K−1号 |
[1]腕についているひれを振るい、巨大な斬撃を放つ。(少不さんより) [2]両腕のヒレを使い、敵を十字型に切り裂く。(少不さんより) [3]両腕のヒレを手裏剣のように飛ばす。(少不さんより) |
・地獄の口(ゲヘナ・マウス) | 身海魚 K−1号 |
右腕を巨大なサメに変え、ウイルスを食い尽くす。設定上はヘドロウイルスの遺恨も使用できるが、作中では登場しなかった。(少不さんより) |
・超大斬り(ゴライアス・カット) | 身海魚 K−1号 |
腹部から二対のはさみを出し、敵を切り裂く。(少不さんより) |
・ハラビレニードル | ヘドロウイルス 遺恨 |
腹部から四本の針を伸ばす。 |
・カウンターシューティング | ヘドロウイルス 遺恨 |
敵の飛び道具を背中に吸い込み、そのまま撃ち返す。(少不さんより) |