・螢惑 | 石動迅など |
第3巻初登場。自身の根源たる象を具現化させることが出来る源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)。 なので人によって具現化させるものが異なり、石動厳は雷、丈弦初介は糸となっている。 他にも毒霧や炎などといったものも存在する。 また目に見えるものだけでなく、重力や切断などといった現象や概念を扱うことも出来る人もいる。 学園でも使い手が数人くらいしかいない。 |
・内活通 | 石動厳など |
自身の通力(プラーナ)を治癒に回すことが出来る術。 毒素を体内から抜くといった芸当も可能である。 裏の「内活痛」は相手に触れることによって相手の生命力や通力を奪い、 自身の傷という傷を回復させ、さらに呪力まで回復させることが可能。 |
・太歳 | 石動迅など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の1つで、 武器を振るうことによって通力(プラーナ)が通った剣圧を飛ばして攻撃をする。 学園でも数人しか使用できない高度な技。 |
・稲妻の螺旋(サンダーストームヘリックス) | ヴァシリーサなど |
第八階梯闇術で、強力な雷撃を繰り出す。
かつては固有秘法(ジ・オリジン)に認定されていたが灰村諸葉も使用して見せたために
認定を外されてしまっている。
「踊れ 踊れ 雷神の槍、迅雷、百雷、招来まねききたれ 世に永遠に生くる者なし 刹那、閃き、快楽けらく貪れ 瞬きの内に全てを擲なげうて 遅れる者ぞ 後悔召さるな 今宵、殺戮の宴なり 果てよ 果てよ 果てよ 果てよ 命 全て散り果てよ 魂の解脱 軽やかならん この軽きを この躍動を この自由を この幸福を 全ての者に分け与えよ 」 |
・稲妻の魔竜(サンダーボルトドラゴン) | ヴァシリーサなど |
第9巻初登場。 強大な蒼竜を飛ばして攻撃をおこなう第九階梯闇術。 かつては固有秘法(ジ・オリジン)に認定されていたが灰村諸葉も使用して見せたために 認定を外されてしまっている。 |
・天界十字軍(セレスティアルクルセイダー) | ヴァシリーサ |
第5巻初登場。固有秘法(ジ・オリジン)に分類される禁呪。
B〜Cランクに分類される1000以上もの雷獣を呼び出させる。
周囲一帯を雷獣が荒らすので、使用した土地は使い物にならなくなってしまう。 「踊れ 踊れ 雷霆の兵 迅雷、千雷、万雷、招来 世に永遠に生くる者なし 刹那、閃き、快楽貪れ 瞬きの内に全てを擲て 遅れるものぞ、後悔召さるな 今宵、千年一度の祭なり 果てよ、果てよ、果てよ、果てよ 命、全て散り果てよ 魂の解脱(けだつ)、軽やかならん 羽毫(うごう)の重みを脱ぎ去りて 天地翔るこの心地よ! 殺せ、殺せ、殺せ、殺せ この軽きを この躍動を この自由を この幸福を 全ての者に分け与えよ おお死よ そなたは甘美なる哉!果てよ、果てよ、果てよ、果てよ 殺せ、殺せ、殺せ、殺せ 今宵、千年一度の 殺戮の宴なり 」 |
・遥か見(マギスコープ) | ヴァシリーサ |
第5巻初登場。第一階梯闇術で、自身の視力をアップさせることが出来る。 光技でいう「天眼通」のようなもの。 |
・稲妻の魔竜(ライトニングドラゴン) | ヴァシリーサ |
第5巻初登場。雷の第九階梯闇術で、 巨大なら雷の竜によって攻撃をおこなう。 |
・霧消の場(ヴァニシングフィールド) | 漆原静乃 |
第19巻初登場。 第六階梯の闇術で、不可視の障壁を展開させて術者に害を及ぼそうとする闇術を 無効化させることが出来る。ただし術者の魔力が対象の魔力を圧倒してないと 効果を発揮しない。 |
・抑制の場(サプレッションフィールド) | 漆原静乃 |
第5巻初登場。広範囲に結界を展開させることが出来る固有秘法(ジ・オリジン)。 範囲内にいるものを弱体化させることが出来る。 作中ではB〜CのランクをC〜Dまでダウンさせるくらいの効果は発揮している。 |
・魂の紐(スピリット・ストリングス) | 漆原静乃 |
第一階梯闇術で、半透明の紐を顕現させる。 バインドの鎖ほどの耐久性はないが、消えるまでどこまでも伸びていくとう特性がある。 追跡や仲間とはぐれないようにするのに有効。 静乃であれば1時間くらいなら持続させることが可能。 |
・凄まじき吹雪(ドレッドフルブリザード) | 漆原静乃 |
冷気を放出して攻撃をする氷の第四階梯闇術で、 「凍える影(フローズンシェイド)」と似ているが、 それよりは強力なようである。 |
・凍える影(フローズンシェイド) | 漆原静乃 |
第1巻初登場。氷の第三階梯闇術で、
対象を不可視の冷気によって凍りづけにさせてしまう。
見渡せるくらいには効果範囲は広い。自身が最も得意とする術。
「氷の影よ 雪霊よ そなたの息吹を貸しておくれ 死よりも静けく凍えさせておくれ」 |
・氷の吐息(ホワイトブレス) | 漆原静乃 |
第1巻初登場。氷の第一階梯闇術で、冷気を発する。
いわゆる火炎放射ならぬ冷気放射的な攻撃。
作中では威力を加減してモノを冷やすのにも有効活用している。
「氷の子よ 雪の童よ そなたの息吹を貸しておくれ 小さな息吹で凍えさせておくれ」 |
・精神の剣(マインドソーズ) | 漆原静乃 |
精神力を剣に変えて攻撃などをおこなう闇術。 |
・精神の鎚(マインドビート) | 漆原静乃 |
おそらく精神力を鎚に変えて攻撃などをおこなう闇術
「打開する意志を!」 |
・ライトニング | 漆原静乃など |
一筋の雷を放出して攻撃をする雷の第一階梯闇術。 「歌え 歌え 雷霆の精 瞬きの内 全てを擲て」 |
・廉貞(れんてい) | エレーナ・アルシャヴィナ |
第4巻初登場。神足通の派生技で、 音と気配を断ちながら移動をすることが可能。 「神足通」と組み合わせれば高速移動しながらでも可能。 |
・禄存(ろくぞん) | 貝利など |
第19巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の「神足通」の派生技の1つ。
相手の攻撃を全力で回避してから、相手の視線から外れて、意表をついて気配を消して
そのまま遁走をおこなう。 ウェニャが使用する裏の禄存は自身への攻撃を透過させることが可能。 ただし地面や壁は透過出来ない。 |
・炎の大嵐(ブレイズストーム) | 神崎斎子 |
炎の第四階梯闇術。猛火の渦によって攻撃をする。
アニメ版では炎を極太のレーザーのように飛ばしている。
「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 焦土(くろつち)と化した故郷(ふるさと)の なお荒涼たるこの皮肉 すべての者よ 死して髑髏(されこうべ)と還るべし」 |
・稲妻の狂戦士(ライトニングバーサーカー) | クラウディオ・ディ=マリア |
第22巻初登場。雷の第七階梯闇術で、
15体の電気の体の妖精を生み出して、それを飛ばして攻撃をおこなう。
「踊れ 踊れ 雷神の子よ 迅雷、百雷、招来(まねききたれ) 世に永遠に生くる者なし 刹那、閃き、快楽貪れ 瞬きの内に全てを擲て 遅れる者ぞ、後悔召さるな 今宵、殺戮の宴なり 果てよ、果てよ、果てよ、果てよ 命、全て散り果てよ 魂の解脱 軽やかならん 」 |
・玉兎 | サー・エドワード・ランパードなど |
第2巻初登場。「金烏」と対をなす源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の技で、 ほんの一瞬だけ全身を無敵化させ、攻撃を防ぐことが出来る。 諸葉も存在を知らなかった技でもある。 |
・金烏 | サー・エドワード・ランパードなど |
第2巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の技で、金剛通の上位版。 通力(プラーナ)を体の一部に集中させることによって、生身でも刀を防ぐ程の防御力を得る。 防御出来る広さは術者の技量に関係し、エドワードは掌程度で、 諸葉も指先程度だけとなっている。 |
・破軍 | サー・エドワード・ランパードなど |
第2巻初登場。
「神足通」を派生させた秘技中秘技で、瞬間移動したかのように
超高速の移動をおこなうことが出来る。
武術で言うところの無拍子や縮地法などに分類されるようである。
10mの距離でも一瞬にして0にすることが可能。
技後は隙が大きいので注意が単発で使用するには注意が必要。
相当の使い手であれば連続で発動することも可能。「神足通」の派生技の中では最高難易度を誇る。 ただカリーデンが窮めた裏の破軍は反動がほとんどない。 |
・狐火 | 熾場亮 |
第10巻初登場。壱の炎宴。 炎を飛ばして攻撃をおこなう。触れて 燃やしたいものだけ燃やすことが出来る。 |
・白無垢鉄火 | 熾場亮 |
第10巻初登場。弐の炎宴。 いわゆる地雷的なもので、設置した地点を踏むことで 火柱が巻き上がる。 |
・陽炎 | 熾場亮 |
第10巻初登場。参の炎宴。「巨門」と「螢惑」を組み合わせたもの。 攻撃してきた相手を炎の残像によって惑わして燃やす。 |
・燎原之火 | 熾場亮 |
第10巻初登場。四の炎宴。周囲を火の海で覆う。 燃やしたいものだけ燃やすことが出来る。 |
・赤鬼 | 熾場亮 |
第10巻初登場。五の炎宴。 10mはあろうかという炎の巨人を展開させて攻撃をする。 動作自体はあまり速くはないようである。 |
・夢石の面晶体(ドリームストーンハイドレン) | 四門摩耶 |
第2巻初登場。位相をずらすことによって結界を展開させ、その中を夢空間とする固有秘法(ジ・オリジン)。 この中で破壊があった場合でも結界が解けた場合、元に戻るという性質がある。 効果範囲は山1つ覆うくらいまで広げることが可能だが、その場合は 術の効果は物体限定になり、生物には有効ではなくなってしまう。 |
・移ろいの門(イレイティックポータ) | 四門万理 |
第2巻初登場。
100m近い巨大な魔法陣を展開させ、そこから別の場所に瞬時に移動させることが出来る固有秘法(ジ・オリジン)。
本人以外でも複数の人数でも使用することが可能。使用するにはいくつか制限がある。(1日に1回しか使用出来ないなど)
この魔法があったからこそ20歳の若さで学園の校長を務めている。 「我、望郷を訴えたり 我、懐郷を訴えたり 遥か 彼方 千里 彼方 万里、万里、遠き、故郷よ この手に届かぬ、在りし場所よ 我、妄執を訴えたり 我、憎悪を訴えたり この想いを以って、隔つ距離を繋ぎ給え」 |
・一千六十三フィートの高座(オーヴァロード オーヴァウォッチ) | シャルル・サン=ジェルマン |
第6巻初登場。飛行を自由自在におこなうことが出来る術。
これはかなりレアの術で、シャルルの固有秘宝(ジ・オリジン)となる。
名称は白騎士機関が名づけたもののようである。
「聞けよ、仰げよ、我は空なり 空とは全なり」 |
・吹雪の死霊(ブリザードスペクター) | シャルル・サン=ジェルマン |
第6巻初登場。 第五階梯闇術で、 渦巻いた強力な冷気が死霊のごとく相手に襲いかかる。 |
・辰星 | 丈弦初介 |
第4巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の五星技の一つ。 触れた物体を念動力によって操ることが出来る。 これによって丈弦初介は蛇腹剣のような武器を操って戦ったりする。 |
・鎮星 | ソフィア・メルテザッカーなど |
第4巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の五星技の一つ。 打撃や武器による攻撃で相手の体を傷つけることなく精神のみを狩りとる。 |
・崩拳 | ソフィア・メルテザッカーなど |
第4巻初登場。 「金剛通」と「剛力通」の合わせ技で、 硬化と怪力によって強力な拳撃を繰り出すことが可能になる。 |
・火葬(インシネレート) | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。炎の第三階梯闇術で、
まともに当てれば人間くらいなら一撃で瀕死にさせるくらいの威力はある。 「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 全ての者よ 死して髑髏と還れ いざや火葬の儀を始めん」 |
・ヴリトラ | 灰村諸葉 |
青白い炎をまとわせた剣を超巨大化させエネルギーを放ち攻撃をする 源祖の業の光技 太極(アンセスタルアーツ インヤン)。
「天をも焦がす降魔の黒剣(クリカラ)」と似た感じだが、こちらの方が遥かに強力となっている。
「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 全ての者よ 死して髑髏(しゃれこうべ)と還るべし 之(こ)は果たして此岸なるや 彼岸なるや 焦土(くろつち)と化した故郷(ふるさと)の なお荒涼たるこの皮肉よ 見渡す限りの果てなき絶望」 |
・世界喰らいの蛇(ウロボロス) | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。固有秘法(ジ・オリジン)に分類される禁呪。
周囲を一瞬で水没させるくらいの圧倒的な水を発生させ、それを自在に操ることが出来る。
術を解除したとしても発生した水はなくなることはなく、
地図に新しい湖が出来上がるくらいの規模となっている。 「全ては水より始まった 全ては水へと還るだろう すなわち水とは生にして死 産み落とす母であり呑み込む蛇 万物は流転し 時すらもその流れには逆らえぬ 大河に翻弄される浮船の如く 最後は等しく呑み込まれるのみ 嗚呼 無情なる無常の摂理よ だがその無情も、無常も、こよなく愛そう 母の顔などもう忘れた この身は蛇となりて口を広げ 十億万土を平らげよう 満たされぬことなき永劫の空虚 飽きることなき永劫の悦楽 万物よ、流転せよ 我の腹へと還るべし 」 |
・日天呑み降す常夜の白剣(エクシュキシュ) | 灰村諸葉 |
第10巻初登場。自身の剣に「氷結地獄(クライオウクラズム)」の 冷気をまとわせて繰り出すいわゆる魔法剣的な源祖の業(アンセスタルアーツ)の太極(インヤン)。 名称は白騎士機関が名づけたもの。 |
・万の眠り(ギガドラウズ) | 灰村諸葉など |
第3巻初登場。 第三階梯闇術で、対象を眠らせることが出来る。 |
・氷結地獄(クライオウクラズム) | 灰村諸葉 |
第6巻初登場。源祖の業(アンセスタルアーツ)の闇術で、
絶望と虚無と例えるほどの強力な冷気を発する。
ダイヤモンドダストが荒れ狂う。
「絶望の地よ 骨凍む空よ そなたの息吹を貸しておくれ 魂すらも凍えさえておくれ 生者必滅は世の摂理 神の定め給うた不可避の宿業 水が低きへと流るるが如く 全ての命(ねつ)を奪っておくれ 時すらも凍てついたが如く 全てが停まった世界を見せておくれ 我は理解を拒む者 絶対のみを求める者 誰にも壊れることもなく 壊す者すら存在しない永劫の美を、極点を見せておくれ 」 |
・天をも焦がす降魔の黒剣(クリカラ) | 灰村諸葉 |
第1巻初登場。 源祖の業の光技 太極(アンセスタルアーツ インヤン)で、 剣に「太白」と「黒縄地獄(ブラックゲヘナ)」を同時にかけ攻撃をおこなう。 「太白」によって相手の内部を切り裂き、「黒縄地獄(ブラックゲヘナ)」によって 内部を焼きつくす。強力な異端者を倒す程の威力がある。 後に白騎士機関によってこの名称が付けられた。 アニメ版では最初からこの名称を自身で叫んでいる。 |
・一切薙ぎ払う颶風の天剣(ケッツァーコアトル) | 灰村諸葉 |
第22巻初登場。「太白」と「嵐の精霊(テンペストジン)」を組み合わせた源祖の業の光技 太極(アンセスタルアーツ インヤン)。 技名は白騎士機関の本部が勝手に即興で名付けている。 |
・剛力通 | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の基礎の1つで、 通力(プラーナ)を体に通わすことによって人間外れの怪力などを発揮することが可能になる。 |
・摩訶鉢特摩地獄(コキュートス) | 灰村諸葉など |
第2巻初登場。第十三階梯闇術で禁呪に分類される魔法。
その圧倒的な冷気によって周囲を凍結地獄にさせてしまう。
また効果範囲も山1つ分よりもさらに広く、術の影響で天候まで影響させてしまう程である。
後に白騎士機関によってこの名称が付けられた。
アニメ版では最初からこの名称を自身で叫んでいる。
「終わらせる者よ 氷狼よ そなたの息吹を貸しておくれ 死よりも静けく凍えさせておくれ 盛者必衰は世の摂理 神の定め給うた不可避の宿業 水が低きへと流るるが如く すべての命(ねつ)を奪っておくれ 時すらも凍てついたが如く 全てが停まった世界を見せておくれ 誰にも壊されることなく 壊す者すら存在しない永劫の美を、極点を 見せておくれ 我は理解を拒む者 絶対のみを求める者 なんと醜いことであるか!生命が屯(たむろ)を成して、蠕動し、腐臭を撒き、産み増えることの奇怪さの 我はそれを認めはしない 我はそれを解さない 我は望む 白一色の景色を 我は望む 美しき死の世界を 我は望む 醜き万物が埋もれ 閉ざされる世界を 我は望む 全てよ停まれ 停まれ 停まれ」 |
・巨門(こもん) | 灰村諸葉など |
第2巻初登場。 「神足通」を派生させた秘技で、そのスピードの緩急によって残像を発生させることが出来る。 残像で攻撃すると見せかけ別方向から攻撃をしかけるか、残像で相手の攻撃をくらったと見せかけ騙すと いった使い方が一般的。 使い手によっては連続使用も可能だが、その場合は難易度は飛躍的に高くなる。 この技自体は「神足通」の派生技の中では一番簡単な部類に入る。 |
・金剛通 | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の基礎の1つで、 通力(プラーナ)を体に通わすことによって全身を硬化させることが出来る。 ただし炎など魔力攻撃には有効ではない。 |
・精神の槍(サイキックスピアー) | 灰村諸葉 |
第4巻初登場。精神力を槍状に変化させて放つ闇術。
「精神の槍(マインドスラスト)」と表記されることもある。
「貫く意志よ!」 |
・無間地獄(ジ・アビス) | 灰村諸葉 |
第22巻初登場。禁呪の中の禁呪に分類されるもので、十三階梯の固有秘法(ジ・オリジン)。
冥界の最も深い所で燃える炎を展開させる。
使用するには諸葉の魔力を持ってしても暴走させないと完成させることが出来ない。
技名は白騎士機関が後に命名している。
「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 全ての者よ 死して髑髏(されこうべ)と還るべし 横たわる骸で 地に足の踏み場はなく 砕いて 進んで 先の先の先へと目指す 之は果たして此岸(しがん)なるや 彼岸なるや 焦土(くろつち)と化した故郷(ふるさと)の なお荒涼たるこの皮肉よ 見渡す限りの果てなき絶望 絶望の中を彷徨う寂寥(せきりょう) 我は果たして生者なるや 死者なるや 思索は虚し 祈願も虚し 万物尽く最期は虚し 神は人を見捨て給うたのだ 退廃の世は終わりぬ 喇叭(ラッパ)は吹き鳴らされよ 審判の時来たれ 」 |
・神足通 | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の基礎の1つで、 脚部に通力(プラーナ)を通すことによって素早く動いたり、高く飛び上がったりすることが出来る。 |
・太白 | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の1つで、 武器に通力(プラーナ)を通すことによって威力や切れ味をアップさせることが出来る。 また武器を通して相手に通力(プラーナ)を叩きこんで内部破壊のような効果も与える。 石動巌は2年かかって習得しているが、諸葉は10日程で習得している。 |
・耐魔通 | 灰村諸葉など |
第2巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の1つで、 「金剛通」の応用したもので、全身に白い通力(プラーナ)をまとわせることで 魔力や呪力による攻撃から身を守る。 基本的に防御力が高い技でないので、避ける手段がない場合などに咄嗟で使用するものとなっている。 ただし魔力の総量が違えば、格下の攻撃なら防ぎ切ることも可能。 |
・羽毫の体現(デリクシーズウエイト) | 灰村諸葉 |
第1巻初登場。
自身の体重を限りなく0にすることが出来る闇術で、
「神足通」と併用することによってより高く飛び上がり移動力を
アップさせることが可能になる。
「舞い舞うべし鳳翼の羽 火の粉淡く軽き如く 我、ただちに重力の軛より解き放たれん」 |
・天眼通(てんげんつう) | 灰村諸葉など |
第1巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の基礎の1つで、
視力を上げることによって素早い動きも見切ることが出来る。
また遠くまで見ることが可能で、実力者がその気になれば2キロ先まで可能。 エンギルが使用する裏の天眼通は0.1秒の未来を見通すことが出来る。 |
・天耳通(てんにつう) | 灰村諸葉 |
通常よりも声をよく拾うことが出来る術。 |
・貪狼 | 灰村諸葉など |
第4巻初登場。
神足通の派生技の一つで、北斗の第一星の名を冠する奥義。
一瞬だけスピードを爆発させることによって分身を複数発生させて
多方向から同時に攻撃をしかけることが可能。使用後は隙が大きい。
分身数は使い手によって異なる。
灰村諸葉は通常だと4体だが「羽毫の体現(デリクシーズウエイト)」を
併用することによって9体まで作りだすことが可能。
ブラートは2体しか作り出せないが、32秒維持することが出来る。 レナードに関しては「羽毫の体現」と「神足通」を組み合わせることによって最大で27体を生み出している。 ア・ル・パの場合は攻撃する腕にのみスピードをアップさせることによって、 技後の隙をなくし、尚かつ長時間使用可能になっている。 |
・鳴神まつろわす霹靂の蒼剣(ナム・ドウルツク) | 灰村諸葉 |
第12巻初登場。源祖の業(アンセスタルアーツ)の太極(インヤン)で、 かかげた刀身に雷を降らせて、それを収束させて天高く伸ばす。 そこから繰り出される一撃はすべてのものを跡形もなく消滅させる。 後に白騎士機関によってこの名称が付けられた。 |
・万象咬み潰す九頭の晧剣(ハイドラ) | 灰村諸葉 |
第9巻初登場。 「羽毫の体現(デリクシーズウエイト)」「貪狼」「螢惑」を組み合わせた源祖の業(アンセスタルアーツ)の太極(インヤン)。 要は9体に分身して一斉に襲いかかって斬撃を繰り出すというもの。 「羽毫の体現(デリクシーズウエイト)」「貪狼」の組み合わせだけだと斬撃が軽いという弱点があったが、 「螢惑」が入ったことによってどんなものでも「切断」出来る効果が加わり、弱点が解消されている。 名称は白騎士機関が名づけたもの。 |
・水流破(ハイドロブラスト) | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。B〜Cの雷獣を一撃で屠るくらいの威力がある水の第一闇術。 |
・紅蓮地獄(パイロクラズム) | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。第六階梯の闇術。
火球を飛ばして着弾と共に周囲を灼熱地獄にしてしまう。 「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 全ての者よ 死して髑髏(しゃれこうべ)と還るべし 焦土(くろつち)と化して故郷の なお荒涼たるこの皮肉よ 哭け 神は人を見捨て給うたのだ 退廃の世は終わりぬ 喇叭は吹き鳴らされよ 審判の時来たれ 」 |
・束縛(バインド) | 灰村諸葉 |
黒き魔力の鎖によって対象を捕らえる闇術。 「地獄の鎖は如何なる亡者も捕らえて放さん」 |
・傷跡の治療(ヒーリング・スカーズ) | 灰村諸葉 |
第2巻初登場。 対象の素肌の上から傷を魔法文字を描くようにしてなぞることで回復させる魔法。 対象がジッとしてないと効果がなく、深い傷だと時間がかかってしまう。 |
・幻影の像(ファンタズマルイメージ) | 灰村諸葉 |
第1巻初登場。
自身の分身を10体近く生み出すことが出来る第一階梯闇術。
あくまでも分身で実体は存在しない。
「これなるは砂上の楼閣 脆く 儚く されど人心惑わす魅惑の妓楼よ」 |
・武曲 | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。神足通によるダッシュを直進へ特化させたもの。 直進に特化させたゆえに急に曲がったりすることは出来ない。 |
・引き裂く突風(フラクタリング・ガスト) | 灰村諸葉 |
第2巻初登場。風の第一階梯闇術で、魔力の風を発生させる。
至近距離なら人間くらいなら簡単に吹き飛ばす。 「そは形なき刃 そは不可視の銘刀 引き裂く者よ 出でい」 |
・黒縄地獄(ブラックゲヘナ) | 灰村諸葉 |
第1巻初登場。火の第五階梯闇術で、
この世のものとは異なる黒き炎を発生させる。 「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり 全ての者よ 死して髑髏(しゃれこうべ)と還るべし 神は人を見捨て給うたのだ 退廃の世は終わりぬ 喇叭は吹き鳴らされよ 審判の時来たれ 」 |
・閃光(フラッシュ) | 灰村諸葉など |
第9巻初登場。闇術の1つで、
その名の通り強烈な閃光を発して目くらましをおこなう。 「我は命ず、光あれ、と!」 |
・切り裂く風(ブリーズシャムシール) | 灰村諸葉 |
風の第三階梯の闇術。
「飄飄 飄飄 漂いて、舞うか そは形なき一刀 そは不可視の大太刀 切り裂く者よ、出でい!」 |
・吠えたける強風(ブリーズメイス) | 灰村諸葉 |
第10巻初登場。
強烈な突風を巻き起こす第ニ階梯闇術。
「そは形なき一打、そは不可視の鉄槌 吠えたける者よ 出でい!」 |
・青の護法印(ブルーウォード) | 灰村諸葉 |
第3巻初登場。四方に青い障壁を展開させる。 「護法は如何なる風をも我に寄せ付けじ」 |
・火炎(フレアー) | 灰村諸葉など |
第2巻初登場。炎の第一階梯闇術で、強力な火炎を発射する。 「炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し、浄化しむる激しき慈悲なり」 |
・霧氷鱗の魔竜(フロストウィルム) | 灰村諸葉 |
第22巻初登場。第九階梯闇術。 直線状広範囲を超低温の冷気を走らせて、すべてのものを氷漬かせてしまう。 |
・狂乱する球雷(ボールライトニング) | 灰村諸葉 |
第1巻初登場。
雷の第三階梯闇術で、無数の雷球をばら撒いて広範囲に攻撃をおこなう。
「狂乱する球雷(ブリッツボール)」と表記されることもある。
「踊れ踊れ雷霆の精 世に永遠に生くる者なし 刹那、閃き、快楽貪れ 瞬きの内に全てを擲て 今宵、殺戮の宴なり」 |
・稲妻の螺旋(ライトニングヘリックス) | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。 雷の第八階梯闇術で、空中から 大量の雷を降らせて広範囲を攻撃することが出来る。 |
・赤の護法印(レッドウォード) | 灰村諸葉 |
第5巻初登場。赤い障壁を展開させる闇術。 対熱系に対して有効な障壁となっている。重ねがけすることも可能。 |
・死を招く映し身(ドッペルゲンガー) | ブラート |
第5巻初登場。「貪狼」による分身を2体に抑えることによって 分身を一瞬ではなく32秒維持して行動することが可能にした 自身のオリジナルの技。 |
・猛火(ブレイズ) | 万年堂亀吉 |
第2巻初登場。炎の第ニ階梯闇術で、
初登場では灰村諸葉の「耐魔通」の前では効果をなさなかった。 「冥界に煉獄あり 地上に燎原あり 炎は平等なりて善悪混沌一切合財を焼尽し 浄化しむる激しき慈悲なり」 |
・文曲(もんぎょく) | 百地春鹿など |
第3巻初登場。源祖の業の光技(アンセスタルアーツ)の神足通の派生技の1つ。 天井、壁、水などといった普通なら歩くことが出来ない場所でも歩行が可能になる。 砂の上を走った場合でも自身の足跡を消すことも可能。 ただし移動速度は軽減される。 |
・雷雲の精霊(サンダーヘッドスピリット) | レナード |
雷の第五階梯闇術で、
猛禽類の姿の雷を撃ち出して攻撃をする。
「踊れ 踊れ 雷霆の精 世に永遠に生くる者なし刹那、閃き、快楽貪れ 瞬きの内に全てを擲て 果てよ、果てよ、果てよ、果てよ 今宵、殺戮の宴なり」 |
・嵐の精霊(テンペストジン) | レナード |
第五階梯闇術。 |
・流水の海蛇(ハイドロサーペント) | レナード |
第五階梯闇術。 |
・月銀の槍(ムーンライトジャベリン) | 灰村諸葉、漆原静乃 |
第7巻初登場。源祖の業(アンセスタルアーツ)の闇技で、神々しく
輝く月光の槍を展開させる。魔神を一撃で倒す威力がある。
「おお、肌を撫ぜる夜気の甘美なることかな」 「渾天におわす我らが女王よ ご照覧あれ」 「御身に希う、我の言葉を聞き届け賜え」 「御身の武具を地上に遣わし賜え」 「願わくば御身の神意を以ちて、破軍成就を為さしめ賜え」 |
・上天の障壁(エイジャーグリッド) | |
広域防御儀式闇術。複数の術者が光のドームによる結界を作り出す。 魔神級の攻撃に対抗するためなどに使用される。 |