境戸町奇談  [必殺技辞典]

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古来より人を襲う妖怪や悪霊すなわち“怪異”に悩まされてきた境戸町。500年前にこの地を訪れた神主は人々に乞われ、“境戸神社”を建てて退魔師として怪異退治を生業とするように。ところが、400年前西洋よりキリスト教の退魔師が来日し、“境戸教会”を建てて神社に対抗するようになった。こうして始まった神社と教会の争いは延々と続き、2006年の現代まで途切れることなく行われている・・・・・・
境戸町に住む中学生・榊信吾は、境戸神社の20代目退魔師。だが怪異が嫌いで退魔師の仕事に意義を見出せない彼はやる気が無い。お付の霊狐・鳴弓の叱咤を受けるも一向にやる気を出さない彼のため、神社の名声は日に日に下がっていた。そんなある日、境戸町に現れたのは境戸教会に住み込む美少女・周防真魚。若くして悪魔祓い師として活躍する彼女は、瞬く間に境戸町住人の人気を集め教会は一気に繁栄する。一方、神社はそのあおりを受け、加速度的に没落してゆくことに・・・・
真魚に対抗し神社を守り立てようとやる気を出した信吾。だが、退魔師としての実力も、商売人としても遙かに上手の真魚にやられるばかり。ますます没落してゆく境戸神社と信吾の明日はどっちだ!?

作者・・・・・小林真尋
連載・・・・・月刊少年ガンガン
単行本・・・・全1巻
短期連載の妖怪アクションラブコメ漫画。

鳴弦(メイゲン) 榊信吾、鳴弓
境戸町奇談
弓弦を鳴らすことで破邪の音を響かせ怪異を祓う。強い固体には効き辛い。(ケケケさんより)


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