桜ヶ丘高校に入学した新高校生・篠崎ミコト。気が弱く引っ込み思案な彼は、不良のパシリをやらされクラスでもまったく目立たない冴えない日々を送っていた。ところがある日ミコトは、密かに憧れていた女子生徒・深澤ゆきに話しかけられる。自転車競技(ロードレース)部長の兄を持つ彼女は、ミコトの内に隠れた強さを見抜き、彼を自転車部に勧誘したのだ。当初は(自転車に乗れないため)混乱していたミコトだったが、ゆきの導きで自転車に触れることにより、その楽しさに目覚めていく。そして彼は、ゆきの兄である“無冠の帝王”深澤遙輔、自転車部副部長の“精密機械”寺尾昇一、親友にしてライバルとなる大和武といった人々と運命的な出会いを果たすのであった。 こうして始まった篠崎ミコトの自転車への挑戦。ただひたすらに自転車の世界へ邁進していく彼は、その先にいったい何を見るのか・・・・・? 作者・・・・・・・安田剛士 連載・・・・・・・週刊少年マガジン 単行本・・・・・・全17巻 日本ではやや馴染みの薄いロードレースをテーマとしたスポーツ漫画。競技そのものよりも、選手たちの心理を描いたり人間ドラマの描写が多いのが特徴である。後日談の小説やTVアニメも存在する。 |
・ダンシング地獄 | 磯崎宅 |
陸崎東高校の磯崎が使用した技。わざとスローペースで走り、相手に追いつかせた後、急勾配の上り坂でダンシング(立ちこぎ)を延々と続けることで、相手を知らず知らずのうちに深海のような無酸素状態に引きずり込む。(ブラストさんより) |
・ペガサス流星拳 | 北原ヨシト |
単行本9巻で登場。名前からすると某有名技のパロディだが、腕を組んだ状態で使用しているのでフライングクロスチョップの類かと。最初の目標は沖田だったが、チーム一不幸なタカさんに命中した。(ブラストさんより) |
・ヨースケ直伝殺人ラリアット | 深澤ゆき |
単行本掲載の番外編で使用。遠くから走ってきた勢いでラリアットをかます。ミコトがもろに食らい、派手に転がっていった。(ケケケさんより) |
・イルカミサイル | 深澤遥輔 |
選抜合宿の練習試合前日・プールではしゃぎまくる遥輔が使用。大きなイルカ型の浮き輪を投げつける。(ケケケさんより) |
・イニシャルフライングアタック | 大和武 |
桜ヶ崎市民レースの表彰式で兵藤、深澤、大和の3人で殴り合いの喧嘩になった際、大和が深澤の後ろから首筋を狙ってフライングクロスチョップを放ったというもの。ちなみになぜ「イニシャル」かというと、番外編で篠崎と「恋のABC」という怪しげな講座を開いていたため。 (ブラストさんより) |