破戒王〜おれの牛若〜[必殺技辞典]

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時は平安時代の末期、「平家にあらずんば人にあらず」と称されるほどの栄華を極めた平氏が、その権威を大いに振るっていた頃。京都のゴミ捨て場ともいうべき五条大橋の主である破戒僧「武蔵坊弁慶」は、自分を慕う部下や貧乏人たちと共に(平氏以外の)貴族・武士を襲って生計を立てていた。
ある日、いつものように獲物を襲った弁慶は、源氏の御曹子を名乗る牛若丸に勝負を挑まれる。だがこの牛若丸の正体は、御曹子ではなく男装したお姫様だった! 平氏に奪われた母を取り戻すため、虐げられた人々を救うために女であることをやめてまで戦おうしていたのだ。その生き様と美貌に惚れ込んだ弁慶は、彼女の“処女”を条件に部下になることを決意する。
日ノ本の支配者・強大なる平氏に戦いを挑む牛若丸と弁慶。彼らの行く先に待ち受けるものとは果たして?

作者・・・・・・・・・・・たなかかなこ
連載・・・・・・・・・・・週刊ヤングジャンプ
単行本・・・・・・・・・・全5巻
元「田中加奈子」が、ペンネーム変更後に書いた初の長編漫画。資料を基に独自のアレンジを加えられた歴史人物が多数登場する。

時間差の舞 寒山&拾得
破戒王〜おれの牛若〜
相手の攻撃にあわせて寒山が防御し、すかさずスキをついて捨得が攻撃する双子のコンビネーション技。(ケケケさんより)

通脚 足長
破戒王〜おれの牛若〜
片足を引っ込めることで、もう片方の足を伸ばして攻撃する。手を伸ばす手長の技もこれと同じ原理だと思われる。(ケケケさんより)

如意輪筋骨 尖岳坊明椿
破戒王〜おれの牛若〜
髪を食べた相手の形質を真似る術。己の筋繊維や骨芽細胞を自在に分裂・変化し、対象の体格からパワーまでも己のものとできるのだ。(ケケケさんより)

泥蓮道(でいれんどう) 陀羅尼
破戒王〜おれの牛若〜
己の肉体を水と化し変幻自在の攻撃を仕掛ける。相手に飲ませて内側から破裂させたり、地面に染み込んで姿を消したり、水分を吸収して巨大化したりと多彩な利用法がある。(ケケケさんより)

猛禽手 鬼若丸(武蔵坊弁慶)
破戒王〜おれの牛若〜
熊野一族に伝わる技のひとつ。猛禽の如き握力により、物体を容易く引き裂き握りつぶす。本来は弁慶の別人格である鬼若丸のみが使えたが、鬼若丸を受け入れた終盤の弁慶も使用できるようになった。(ケケケさんより)

初列人斬り羽 鬼若丸(武蔵坊弁慶)
破戒王〜おれの牛若〜
熊野一族に伝わる技のひとつ。すばやく振るった手刀からカマイタチを発生させ敵を切り裂く。(ケケケさんより)


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