人の入れぬ原生林に飛行機が突っ込み、500人の死者を出した大事故で、ただ一人の赤ん坊が生き残った。事故を検分した自衛官・立花に拾われたその子は、「一人」と名づけられ育てられる。それから28年の時がたち、善良かつおひとよしな性格に育った一人は、愛する妻・ユキと共に平凡だが幸福な毎日を送っていた。
だがある日一人は、自分の中に隠れていた妖怪「鬼若丸」から驚くべき事実を知らされる。1200年前、日本中の妖怪を支配しながら弘法大師空海によって封印された鬼若丸は、28年前の飛行機事故で復活し彼の魂と一体化している。しかも、強大無比な鬼若丸の“霊(タマ)”を求め、数多くの妖怪たちが虎視眈々と機会を窺っているというのだ。一心同体であり、どちらかが死ねばもう片方も死んでしまう二人は、襲い来る妖怪と戦う決意を固める・・・・・
己の命と人々を守るため、次々と襲い来る妖怪と戦う一人・鬼若丸。やがて激しさを増す戦いの中、彼らを狙う黒幕がその驚くべき正体を見せるのだった・・・・・・・・
作者・・・・・・・・・猿渡哲也
連載・・・・・・・・・月刊ビジネスジャンプ
単行本・・・・・・・・全4巻
格闘・アクション描写に定評がある作者が描く妖怪漫画。リアルに描写する作風が、登場する妖怪たちを非常におどろおどろしくしている。
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