忍法女郎屋戦争  [必殺技辞典]

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江戸時代、田沼意次の息子である田沼山城守意知は、武士専用の遊郭で一儲けする計画を企んだ。その権力を生かした手腕を発揮した彼は、かの吉原をも脅かす赤坂遊郭を成功させる。一方、伊賀組の頭領・服部億蔵は、その意知に郭の取締り役を任せられる。立場が弱くなっていた伊賀組のために、口うるさい嫁に尻を叩かれながらしぶしぶ任務を行う億蔵だったが・・・・・・・
 山田風太郎・忍法帖小説短編のひとつ。「オール読物」71年11月号に『女郎屋戦争』のタイトルで掲載されたが、文庫収録時に現在の題に変更された。

秘伝十三面相の技 服部億蔵
忍法女郎屋戦争
伊賀忍者服部組の頭領・億蔵の技。その名の通りの変装術で、まったくの別人になりきってしまう。億蔵はこの変装術を買われて、服部家に婿入りしたそうである。(ケケケさんより)


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