・アラバマオトシ | ニンジャスレイヤー |
第1巻初登場。 相手を羽交い締めにした状態で10m程飛び上がり、 逆さまになってキリモミ回転しながら相手を頭から地面へと叩きつける 暗黒カラテの奥義。闇に秘匿された技だが、一節にはテキサスの独立戦争で 暗躍した忍者が編み出したと言われている。 |
・アラシノケン | ニンジャスレイヤー |
瞬時に4発の打撃を叩き込む、禍々しきチャドーの奥義。 軸足の足首を蹴ってバランスを崩し、脇腹に拳、跳びながら肩に肘、さらに側頭部に蹴りを入れてその反動で跳躍、十字架めいた体勢で着地する。 ザイバツ・グランドマスター達を持ってしても「ハヤイすぎる」と評されるその四連撃が完全に入った際には、『パァン!』という炸裂音とともにカラテ衝撃が内的爆発を起こし、相手の体内をズタズタにする。 (すがたけさんより) |
・インストラクション・ワン | ニンジャスレイヤー |
師匠によって伝授された技。 100のスリケンで倒せない相手なら1000を投げればいいということで、 秒速0.5の間隔でとにかくスリケンを投げまくる。 これによって相手に攻撃をする隙すらも与えない。 |
・カイシャク・シザーズ・チョップ | ニンジャスレイヤー |
左右から挟み込むようにして チョップを繰り出す必殺技。 |
・カマキリ・トビゲリ | ニンジャスレイヤー |
斜め上から側転回転しながら襲いかかる暗黒カラテのワザ。 (すがたけさんより) |
・逆イポン背負い | ニンジャスレイヤー |
現実世界の“通常の一本背負いと組手が逆”の『逆一本背負い』と違って、相手の肘を折りながら投げる暗黒カラテの奥義。 第二部最終章でのシャドウウィーヴとのイクサにおいて使用していた『リバース・イポン背負い』も同様に腕を破壊していた辺りから、同じ技であると思われる。 (すがたけさんより) |
・グレーター・ウケミ | ニンジャスレイヤー |
チャドーの技。ダメージを地面へと受け流す。 我々の知る受け身とは大きく異なり、体に燃え移った炎の熱エネルギーまでも受け流すことができる。(ココペリさんより) |
・サマーソルトキック | ニンジャスレイヤー他 |
平安時代にマケド・ズンイチが編み出したジュー・ジツの奥義。当初は『マケドズ・デッドリーアーチ』と呼ばれていたらしい。(すがたけさんより) |
・ジキ・ツキ | ニンジャスレイヤー他 |
カンジを交えて表記すると『直つ気』と書く、腰だめにした右拳を真っ直ぐ相手に放つ暗黒カラテ技。 威力は強力ではあるものの、モーションが大きいこともあり、これ単発では単なるカイシャク・ムーブとしての技でしかないが、対になっているサツキと組み合わせることによって、恐るべき技へと飛躍を遂げることになる。(すがたけさんより) |
・サツキ・ジキツキ | ニンジャスレイヤー |
古代ローマカラテ最強の使い手であるスパルタカスとの決戦の最中に陥ったソーマトー・リコール現象の中で修得した必殺のチャドー奥義。 前に構えた左手のサツキによって相手の攻撃を無効化し、チャドー循環によって威力を増幅された右のジキ・ツキによる一撃で仕留める。 (すがたけさんより) |
・タツマキケン | ニンジャスレイヤー |
第1巻初登場。 空中に飛び上がって独楽のようにスピンしながら連続で回し蹴りを叩き込む暗殺技。 技を使用しながら滞空することも可能。 |
・チャドー呼吸 | ニンジャスレイヤーなど |
チャドー奥義。特殊な呼吸でニンジャ回復力を高める。回復だけではなく、幻覚毒や致死性の麻痺毒などを解毒する事もできる。(ココペリさんより) |
・ツヨイ・スリケン | ニンジャスレイヤー |
ジュー・ジツの技。全力を込めた手裏剣投射。 戦闘ヘリを撃墜する程の威力を持つ。派生として螺旋の軌道を描いて飛ぶ二枚のツヨイ・スリケンを放つ「ダブル・ツヨイ・スリケン」が存在する。さらに、ナラク・ニンジャと共鳴している間は8枚同時にツヨイ・スリケンを投げる事ができる。 (ココペリさんより) |
・NARAKU | ニンジャスレイヤー |
ニンジャスレイヤーが内なるナラク・ニンジャの力を引き出した状態。 身体能力・戦闘能力が爆発的に向上し、赤黒い「不浄の炎」を操れるようになる。その際、両の瞳が赤黒い光を放つ。 肉体の主導権をナラクに明け渡す暴走状態、通称「ナラク化」とナラクとニューロンを共鳴させることで自分の意志を保ったまま前者と同等の戦闘能力を発揮する、「ナラク共鳴」がある(名称はどちらも読者からの呼び名なので作中では出てこない)。 また、後者の「ナラク共鳴」は共鳴状態を解除するとナラクが一時的な休眠状態に入るため、連続使用は不可能。 「NARAKU」とは「Ninjaslayer Abnormal Reaction Against Karate Urgency(ニンジャスレイヤー・アブノーマル・リアクション・アゲンスト・カラテ・アージェンシー)」の頭文字を取ったもので、第三部の敵組織「アマクダリ・セクト」の呼称。 また、アマクダリはこの現象をニンジャスレイヤーの切り札と認識している。(iさんより) |
・肉盾キック | ニンジャスレイヤー |
死体を盾にしたまま、相手に蹴飛ばして攻撃をおこなう。 |
・肉盾突進 | ニンジャスレイヤー |
死体を盾にしたまま全身に突進をおこなう。 |
・不浄の炎 | ニンジャスレイヤー |
正確にはニンジャスレイヤーに憑依したナラク・ニンジャの技。 フジキドがナラクに肉体を明け渡した状態の時のみ使用可能。自らを燃やす事のない暗黒の炎を操る。血液を燃料にして放つ事もできる。(ココペリさんより) |
・ブリッジ | ニンジャスレイヤー他 |
ニンジャならば誰もが身につけている、基本的な回避技。 古代ローマカラテによって編み出されたこの技の描く強靭なアーチはたとえ上から踏みつけられてもびくともせず、このアーチを元に、古代ローマのアーチ橋は生み出された。(すがたけさんより) |
・ヘルタツマキ | ニンジャスレイヤー |
第1巻初登場。 空中高くに飛び上がってスピンしながら全方位に スリケンを投げまくる必殺技。 |
・ボディチェック | ニンジャスレイヤー |
第1巻初登場。暗黒カラテの技で、 振り向きながら背中と腰で押し出すように相手に 体当たりを繰り出す。 |
・メイアールーアージコンパッソ | ニンジャスレイヤー等 |
上半身を沈み込ませて相手の攻撃を躱しつつ上段回し蹴りを放つ、中世に海を越えて南米に伝播した攻防一体の暗黒カラテの蹴り。 作中では多数のキャラクターが使用しており、対ダークドメイン戦では互いに相手の攻撃を回避しつつ打ち合うことで、回避可能速度を越えるまで徐々に加速していくという、ニンジャのイクサの恐ろしさを垣間見せた。 (すがたけさんより) |
・カトン・ジツ | アーソン |
炎をまとわせた拳で殴った相手を 超自然の発火現象によって燃やし尽くす技。 |
・高高度アラバマ落とし | アイボリーイーグル |
ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階の中でも特に抜きん出た存在であるザイバツ・シテンノの一人、アイボリーイーグルの使うワザ。 バイオサイバネ手術によって得た翼を用いて相手を羽交い締めにした状態でロケットめいた速度で垂直跳躍し、キリモミ回転しながら垂直落下する。 (すがたけさんより) |
・デン・ジツ | アガムメノン他 |
電撃を操るジツ。 通常、作中において電撃を操るジツの大半はクラウドバスターのジッテやパルスコブラのブレーサー、チェインボルトのドローンを介した誘導電撃といった具合にテックによる電撃機構を利用したものが大半だが、アガムメノンはその身に宿したゼウス・ニンジャのニンジャソウルに由来する電撃を操り、仕掛けもなしに自在に雷撃を放つことも出来れば、スリケンを帯電させた『デン・スリケン』により、並外れた殺傷力を発揮することも出来る。 ガンドーの言う「電気ビリビリで敵を倒せたものは歴史上存在しない」という法則を覆し、電撃でニンジャを死に至らしめた時点で、アガムメノンの異質さや強大さを浮き彫りにしていると言えるだろう。 (すがたけさんより) |
・拒否のハンマー | アコライト |
両脚を踏みしめ、右腕を地面目掛けて振り下ろすことで、殴りつけた地面を中心に放射状に不可視の衝撃波を放つ、古文書に記されたボンジャン・カラテのワザ。(すがたけさんより) |
・ヘブンスルーキャノン | アコライト |
沈み込んだ状態から伸び上がり、斜め上に拳を振り上げることで相手の顎に決断的な拳を叩き込む、恐るべき暗黒カラテ技。 一介のレッサーボンズであるカンツァイが扱える奥義ではなく、カンツァイに憑依し、アコライトとしたニンジャソウルと彼がニンジャソウルに触れるきっかけとなった聖なるガントレットの力が化学反応を起こしたことで身につけることが出来たようである。 また、第三部で再登場した際にはとある事情によって片腕を失っていた彼に投げかけられた『片手での拍手を行うには』というゼンモンドーめいた命題に対する解を与える役割を果たした。(すがたけさんより) |
・バーニングハンド | アンサラー |
鋼鉄より硬いバイオバンブーをバターを切るかのように切断する、赤熱するチョップ。同時にアンサラーの異名でもある。(すがたけさんより) |
・鏖殺鉄条網 | アナイアレイター |
妖気を放つ金眼を見開くとともに膨大な鉄条網を発生させ、犠牲者をボロボロのクズ肉に引き裂く、サークル・シマナガシの首魁、アナイアレイターのジツ。 このジツを発動させるには僅かに溜めの時間が必要となるが、その圧倒的な破壊力と密度を広範囲に振りまく様は戦略兵器めいていると言ってもいい。また、ロボニンジャであるドラグーンに対しては隙間に捩じ込んだ上で内部からズタズタに破壊している辺りから精密性も兼ね揃えているようだ。 ただし、この敵味方関係なく破壊を振りまく恐るべき鉄条網はソウル由来のものであるため、ソウルを吸収することができるスーサイドのソウル・アブソープメント・ジツによって無効化が可能であり、その特性とサークル・シマナガシの中でも比較的常識的な性格を有しているスーサイドは、アナイアレイターがソウルに呑まれて暴走した際にはジツを無効化した上で殴って暴走を止める役割を押し付けられていた。 この鉄条網の正体はアナイアレイターに宿った『マスタースリケン』の異名を持つニンジャ六騎士の一人、『フマー・ニンジャ』のニンジャソウルで重金属を多分に含んだネオサイタマの空気を結晶化させた“連結されたスリケン”であり、このスリケン生成能力によって装束も生み出されている。 (すがたけさんより) |
・ユメアルク・ジツ | アラクニッド |
平安時代の貴族ニンジャ達が編み出したという、夢を渡り歩き、対象の精神に入り込むことで語り掛けるテレパスめいたジツ。 アラクニッド曰く「周波数を合わせるのが難しい」という繊細なコントロールが必要な上、敵意や威嚇は拷問によって精神を破壊されたアラクニッドにとって多大な負担となり、ただでさえ繊細なコントロールをさらに難しいものへとしている。 また、術者であるアラクニッド自身が精神を破壊されているため、アラクニッドが夢を見ている状態でないと使用できない他、対象が夢から醒めても強制的に解除される。 (すがたけさんより) |
・バリキ・ジツ | イグゾーション |
相手のバリキを活性化・暴走させることで生きた爆弾と化すジツ。 暴走させることなく自身や相手の力を増幅することも可能だが、イグゾーション曰く「本来の使い方ではない」とするそのコントロールは繊細さが必要であり、ナラク化したニンジャスレイヤーと二度戦い、二度とも退けたものの、二度目のイクサではガンドーによる銃撃によって予想外のダメージを受けたことで暴走、爆発四散した。 (すがたけさんより) |
・タタミ・ケン | インターラプター |
背中を向けるほどに大きく身体を捻り、強力な打撃を繰り出す、インターラプターのワザ。 上体を捻るムーブを絶対防御技『カラダチ』と組み合わせることで、文字通りの攻防一体のヒサツ・ワザとしたのだが、ニンジャスレイヤーはその捻りを逆用してさらなる捻りを加え、インターラプターを退けた。 なお、インターセプターはこれの上位互換ワザである『ツヨイ・タタミ・ケン』を使用している。(すがたけさんより) |
・ムーン・シャドウ | ヴァンガード |
鍔迫り合いの状態から隠していた膂力を振り絞って相手のニンジャソードを強引に押し流し、素早い踏み込みから大きく横薙ぎに斬りつける、江戸時代に編み出されたというイアイドーの奥義。(すがたけさんより) |
・エコノミック・カラテ | ヴィジランス |
腰のUNIXベルトから前後左右に投影したホロ・キーボードを高速タイプしながらカラテを繰り出す、ザイバツ・グランドマスターの一人、ヴィジランスのカラテ。 「他のグランドマスターに比べれば、純粋なカラテは実際劣る」と自ら評するものの、カラテではガンドーを子供扱いし、同時にタイピングではヤバイ級のハッカーであるナンシーをストーカーとともに追い詰めつつキョート市場の乱高下するチャートに介入するという究極のマルチタスクぶりを発揮することで、キョート城の電算室室長としての実力を見せつけた。 (すがたけさんより) |
・ブラスト・トビゲリ | ウィンドブラスト |
エメラルド色のニンジャオーラを全身に纏い、それを超自然の突風と化して攻撃範囲を増す、サムライヘルム・オブ・デス・ヤクザクランのニンジャ・ウィンドブラストのヒサツ・ワザ。(すがたけさんより) |
・アクアカラテ | ウォーターボード |
ウェットニンジャ装束の脚部などに仕込んだ推進機構によって水中で自在に行動し、相手を追い詰めて殺す最後のソウカイ・シックスゲイツの一人、ウォーターボードの使うカラテ。 両足の推進機構を駆使したマグロめいた突進からの蹴りや、装束から空気を吹き出すことで威力を増した回し蹴りといった、水中という地の利を活かしたフーリンカザンに基づいたワザによってニンジャスレイヤーを苦しめた。(すがたけさんより) |
・フドウノリウツリ・ジツ | ウォーロック(モービッド、フージィ・クゥーチ) |
他者に憑依し、意のままに操るジツ。 ニューロンに対するハッキングという点で言えばシルバーキーのユメミル・ジツに近いが、ユメミル・ジツと違って同時に複数の対象に憑依し、操ることも出来る。 また、精神攻撃を行うことも可能であり、とある事情によってアンデッドニンジャ『モービッド』となった、ニンジャスレイヤーとソウカイヤとの最終決戦においてはニンジャスレイヤーにまつわる亡者の幻影を見せつけることでニンジャスレイヤーを大いに苦しめた他、第三部でさらに変貌を遂げて『フージ・クゥーチ』として復活した際には、ニンジャスレイヤーの記憶の中にあるサップーケイ空間にニンジャスレイヤーを閉じ込めるという恐るべきジツの力を見せつけた。 なお、憑依状態で倒すには憑依している対象と本体を同時に殺す必要がある。 (すがたけさんより) |
・マバタキ・ジツ | カーバンクル |
短距離の瞬間移動を繰り返す、イヴォルヴァー配下のニンジャ、カーバンクルの使用するジツ。人一人を抱えた状態でも使用出来る。 多数の手勢を駆使しつつこのジツを使用することによって、常に安全な位置を確保し続ける戦法を得意としてきたが、ニンジャスレイヤー曰く「どういう原理か知らんが」縄抜けのような効果を発揮することは出来ず、ドウグ社のフックロープを手首に巻きつけられることによってジツを封じられた。(すがたけさんより) |
・滑空山羊角頭突き | カコデモン |
蝙蝠めいた翼によって空を飛び、キリモミ回転しながら繰り出すことで魚雷めいた破壊力を生み出す、カコデモンのヒサツ・ワザ。(すがたけさんより) |
・ダブル・アクマ・ポン・パンチ | カコデモン |
アクマ変身した上で中腰姿勢で両拳を繰り出す、カコデモンのヒサツ・ワザ。 ブレーサーで受けても受けきることは出来ず、手首装甲を粉砕された上で吹き飛ばされるほどの衝撃を与えた。(すがたけさんより) |
・ツツモタセ・ジツ | カメレオン |
様々な相手に瞬時に変身する、アマクダリ・セクトの女ニンジャ・カメレオンのジツ。 変身する対象は男女や体型の違いなどを問わない。(すがたけさんより) |
・スナイパースリケン | ガントレット他 |
ソウカイヤ所属のニンジャ、ガントレットが創設したドージョー『シャーテック』の超遠距離スリケン技。 ただひたすらにスリケン飛距離とスリケン殺傷力を追求したこのスリケン技を会得してドージョーを巣立ったスナイパーニンジャが各組織に入り込み、あらゆる武力もカラテも及ばぬ距離からスリケンによって迅速に排除することで社会を支配するという、ガントレットが提唱したICBS(都市間弾道スリケン)思想を支える、愚直だが、それ故に力強いワザ。 (すがたけさんより) |
・アスラ・カラテ | ケイビイン |
テレキネシスで複数の武器を操る、キョート城の警備を司るザイバツ・グランドマスターの一人、ケイビインの誇る武器カラテ。 カタナ、サイ、斧、ジュッテ、メイスの五つの武器で攻撃を、丸盾で防御を行う他、接近戦を挑まれた場合には二振りのニンジャソードを振るって、自らをアグラ姿勢のままテレキネシスで浮遊させたまま回転斬撃を繰り出す。 (すがたけさんより) |
・カゲムシャ・ジツ | ケイビイン |
オダ・ニンジャのニンジャソウルに由来する暗紫色の炎を介して青銅のカラテゴーレムを意のままに操る、キョート城の警備を司るザイバツ・グランドマスターの一人、ケイビインのジツ。 テレパスによってカラテゴーレムと感覚を共有することも出来、これによって、キョート城の防衛システムをハッキングで無力化することでキョート城に潜入していたニンジャスレイヤーやガンドーの存在を感知することとなった。 アスラ・カラテよりも強力なテレキネシスによるジツではあるのだが、その中継点となるカラテゴーレムの喉元に配された暗紫色の炎の炉を狙い打たれた場合にはその仮初の生命は失われる。 (すがたけさんより) |
・カマイタチ・ジツ | ケジメニンジャ |
逆手に持った二本のドスダガーを構えて竜巻めいた横回転を行い、対象をバラバラにケジメする、ケジメニンジャのジツ。
平安時代のアーチニンジャ、マンジ・ニンジャが編み出した暗黒魔技であり、ひとたび振るわれればそこに血の池が生じる、とまで称されたこのジツによって江戸戦争末期の戦場は大いに荒れ、江戸時代の幕開けは二年ほど遅れた、とまでされている。 (すがたけさんより) |
・イシ・ジツ | ゴーゴン |
舌から伸ばした毒針を刺し、対象を石化するジツ。 この毒をゴーゴン自身は「石化毒」とうそぶいてはいるが、実際は麻痺毒によって対象の抵抗力を奪い、フドウカナシバリ・ジツとの相乗効果によって対象を石化させている。(すがたけさんより) |
・オーロラ・スクリーン・ジツ | コールドホワイト |
電磁波を発生させて局所的なオーロラの目くらましを展開する、アマクダリ・セクトのニンジャ、コールドホワイトのジツ。 UNIXやIRC通信による索敵、照準に対して高いジャミング効果を発揮するが、ニンジャソウル痕跡を誤魔化すことは出来なかった。 (すがたけさんより) |
・ダイジャ・バイト | コッカトリス |
右腕にバイオ移植されたアナコンダと左腕にバイオ移植されたコブラを操る、ソウカイ・シンジケートのニンジャ、コッカトリスのワザ。 なお、両腕の大蛇はバイオ移植されていてもなおそれぞれ意思を持っているらしく、コッカトリスは攻撃の際に「カメ!」「カミツケ!」「マキツケ!」といった命令を口頭で行っている。(すがたけさんより) |
・ヨロシ・ジツ | サブジュケイター |
両手をこめかみに当てて精神パルスを発することで対象のヨロシDNAに干渉し、その精神を『ビョウキトシヨリヨロシサン』というヨロシサン製薬に対する服従心を伴った精神パルスによって洗脳し、操るジツ。
元来『ヨロシDNAコード』に存在する脆弱性のために頻発していた被検体の脱走や暴走への対抗策として生み出されたものであるため、対象が通常のニンジャであれば効果はないものの、ヨロシサンの技術によって生み出されたバイオニンジャやクローンヤクザ、ヨロシサンによる肉体強化術によって強化された者に対する効果は絶大で、単純な筋肉移植術を受けた程度のフォレスト・サワタリでもその戦闘力の大半を削ぎ落とされ、バイオ度の高い流体金属による肉体とその不定形故の不死性を持っていたディスターブトに至っては、ジツによって流体化のニューロン信号を停止され、死に至るほどの掌握を余儀なくされた。 また、フォレストの毒矢攻撃を受けて戦闘不能状態に陥っていたクローンヤクザをジツによって動かしていたあたりから、単純に対象の動きを封じるだけではなく、対象の強制起動も可能である。 ただし、対象がニンジャであるならばこのジツによって一度に洗脳し、操ることが出来るのは基本的に単体のみである他、ヨロシ・ジツによる掌握によって身柄を確保されそうになっていたフォレストの救援にやって来たセントールをジツによって確保できなかった事から、目で追うことが出来ないスピードで動く相手に対しても効果を発揮し辛いようである。 (すがたけさんより) |
・ワーム・ムーブメント | サボター |
第2巻初登場。 床をゴロゴロと転がることによって相手の攻撃を回避する特殊動作。 |
・ネクロ・カラテ | ジェノサイド他 |
ジェノサイドをはじめとした、リー先生によって生み出されたゾンビーニンジャが振るう力任せのカラテ。 痛みを感じないゾンビーニンジャ故の、筋力のリミッターが外れたカラテの威力は、サンシタ・ニンジャの振るうそれの比ではない。 特にジェノサイドはパズソーの間合いの内側に入り込まれた場合に使用し、鎖による長大な間合いを誇るパズソーの弱点であるワン・インチ距離の攻防を可能としている。 (すがたけさんより) |
・アイキ・パンチ | シシマル・パンクス |
ライブハウス『ヨタモノ』のヨージンボーの四人のアイキドー使い“シシマル・パンクス”達の使うアイキドーのワザ。 取り囲んで殴ることで、一瞬で全身を複雑骨折させて病院送りにすることも可能らしい。(すがたけさんより) |
・シャドウピン・ジツ | シャドウウィーヴ(シャドウドラゴン) |
影にクナイ・ダートを投擲して相手の動きを止める、特殊なカナシバリ・ジツ。 持続時間は不明であり、対象が蹴られたことでジツが解けた描写もあった。 なお、ニンジャソウルに呑まれてシャドウドラゴンとなった後は、クナイ・ダート以外にも、自らの翼状の影でも動きを封じることが可能だが、翼の長さは固定されているため、相対距離が離れてしまえばこの効果は途切れてしまう。(すがたけさんより) |
・羽根スリケン | ジャバウォック |
スローハンド麾下のマスターニンジャ・ジャバウォックの、ヨロシサンによる最新のバイオモーフ術による変身を経ての技。 赤紫色の鱗状の羽根をスリケンとして展開し、発射する。 (すがたけさんより) |
・ソウル・アプソープション・ジツ | スーサイド |
他者の生命力をコロイド光めいた光と化して掌から吸収し、自らのものとするスーサイドのジツ。 一部の頃にはカラテが未熟だったこともあってニンジャ相手には大した効果を発揮することはなかったが、三部になって再登場してからはニンジャ相手にも効果をもたらしていた。 また、アナイアレイターのジツによって発生した鏖殺鉄条網を撤去する際に頻繁に使用しているあたりから、ソウル由来のジツにも有効であるらしい。ただし、生命力を吸収するということで、大半が機械で構成されている人造ニンジャ、ドラグーン相手にはわずかな効果しか発揮できなかった。 (すがたけさんより) |
・サソリ・ファイティング・スタイル | スコルピオン |
両手でナイフを構え、ナイフを警戒して上から飛び掛る相手に対してはかがみこんでからの背中越しの蹴りを交えて迎撃する変幻自在のワザ。
だが、通常のカラテ使いにはまだしもニンジャスレイヤー相手には飛び道具には弱いと見抜かれ、二枚のスリケンの前に容易く沈んだ。 (すがたけさんより) |
・一角獣の構え | スパルタカス |
古代ローマカラテの使い手の中でもスパルタカス以外には受け継いでいない、古代ローマカラテ第四の構え。 馬の構えの左手の動きを広げつつ右手を引き、一角獣の角を思わせる捻りを加えたチョップ突きを繰り出す。(すがたけさんより) |
・馬の構え | スパルタカス、スキピオ |
両手と両足をそれぞれメビウスの輪めいて絶え間なく動かし続け、不用意に攻撃した相手を捻りを加えた円の動きに巻き込む攻防一体の古代ローマカラテ第三の構え。スパルタカスの他には、スキピオ以外は受け継いでいない、難易度の高い構え。(すがたけさんより) |
・獅子の構え | スパルタカス、マニブル、ファランクス、スキピオ他 |
古代ローマカラテ第一のイクサの構え。 やや腰を落とし、両手指第一関節第二関節を曲げ、掌を下向けて、前に出した構えから相手の攻撃を捕らえ、瞬時に相手の関節を破壊する守りをベースとした構え。(すがたけさんより) |
・剣の構え | スパルタカス |
古代ローマカラテ最強の使い手にして、古代ローマカラテに伝わる五つの構え全てを受け継いだスパルタカスが、ニンジャスレイヤーとの対決に備えてニンジャスレイヤーの最大の切り札というべきN.A.R.A.K.U.対策として編み出した、ナラク・カウンターと言うべき『第六の構え』。 だが、二重の意味で皮肉なことに、この構えがその姿を現すことはなかった。(すがたけさんより) |
・鷹の構え | スパルタカス、ファランクス、スキピオ |
古代ローマカラテ第二の構え。 Xの字に交差させた腕の手の甲側ではなく手のひら側を敵に対して向けて、両手は人差し指と中指を曲げる構えから、相手を捕らえ、引き裂く決断的な攻撃の意図を秘めた構え。 (すがたけさんより) |
・龍の構え | スパルタカス |
古代ローマカラテ最強の闘士であるスパルタカスのみが使用出来る、古代ローマカラテ第五の構え。 一角獣の構えをさらに発展させた、いかなる状態からであっても螺旋回転打撃を繰り出す構えであり、特にこの構えから繰り出される螺旋回転ドロップキックの威力と持続力は一角獣の構えの螺旋回転チョップ突きの比ではなく、龍の炎めいて相手の技すべてを飲み込んだうえで星の核をも破壊するであろう威力を誇る。(すがたけさんより) |
・ヘイスト・ジツ | スローハンド |
超加速により、さながら鈍化した世界を自分だけが正常に動くかのように動くことでザイバツ・グランドマスターの一人、スローハンドのジツ。 こと単体との戦闘であればほぼ無敵に等しい戦闘能力を得るジツではあるが、このイダテン・ニンジャのニンジャソウルに由来するジツと引き換えに、通常は老化しないはずのニンジャであるにも関わらず、常人の1.5倍の速度で老化するという副作用を得る上、このジツを使用すれば更に老化が進むため、スローハンド自身も出来る限り使用を控えている。 この副作用を打破するとともに、その成果によって得た功をロードに捧げることでより一層の忠誠を示すために、スローハンドは独断でとある暗黒メガコーポとのつながりを強めているのだが……。 また、単体との戦闘ではほぼ無敵の強さを誇るとはいえ、既に発動したムテキ・アティチュードに対してはダメージらしいダメージは与えられない他、加速状態でダメージを受けた場合には通常の感覚では一瞬で終わるはずの痛みをゆっくり受け続けるという諸刃の剣めいた弱点も有している。 (すがたけさんより) |
・コソク・ジツ | セノバイト |
超自然のルーンカタカナやエンチャント・カンジを木枷や金属の輪や鎖に付与することで本来の強度を上回る強化を施し、はめられた相手の動きを制限するセノバイトのジツ。 その強度はいかに高いニンジャ膂力の持ち主が破壊を試みても果たせぬ程。(すがたけさんより) |
・ソニックカラテ・後ろ回し蹴り | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった素早い後ろ回し蹴り。 |
・ソニックカラテ・裏拳 | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった素早い裏拳。 |
・ソニックカラテ・踵落とし | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった踵落とし。 |
・ソニックカラテ・ジャブ | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった素早いジャブ攻撃。 |
・ソニックカラテ対空ポムポムパンチ | ソニックブーム |
第1巻初登場。 空中斜め四十五度にパンチを打ち出すことによって、 衝撃波を飛ばして攻撃をする。 |
・ソニックカラテチョップ | ソニックブーム |
第1巻初登場。 ブリッジ大勢から戻る反動を利用して両手でチョップを繰り出す必殺技。 ソニックブームによる衝撃波も発生する。 |
・ソニックカラテ・パンチ | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなったパンチ攻撃 |
・ソニックカラテ・膝蹴り | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった膝蹴り。 |
・ソニックカラテ・前蹴り | ソニックブーム |
ソニックブームによる衝撃波をともなった前蹴り。 |
・トバリ・ジツ | ソルスティス(コヨイ) |
その範囲内にあるものすべてを知覚出来なくする、アガメムノンの妻、コヨイ・シバタことソルスティスのユニーク・ジツ。 夫であるシバタ・ソウジロウことアマクダリ・セクトの実質的首魁・アガメムノンのデン・ジツに伴う精神パルス感知に少しでも抗い、対等であるために身に着けた、強力なステルス・ジツ。(すがたけさんより) |
・ムシアナ・ジツ | ダークドメイン |
異界へのゲートを開く、ザイバツ・シャドーギルドのグランドマスター、ダークドメインの使うジツ。 使い手のみが入場を許された禁忌の地『アノヨ』に入場し、触れたら対消滅するアンタイ物質で作られたアノヨの武器『アンタイ・ウエポン』を取り出すことでガード不能な攻撃を行うことや、直接対象にゲートを開いて対象の身体の一部を飲み込んで殺すという攻撃にも、瞬間的に自らゲートの中に入ることで対象の攻撃をやり過ごす回避にも使用出来る強力なジツではあるのだが、長い時間禁忌の次元に留まることは出来ない上、攻撃をやり過ごした直後は僅かな時間ではあるが無防備になるらしく、このジツの由来となるニンジャソウルの主であるマイニユ・ニンジャは周囲を万軍に囲まれた上で何百万の矢を浴びせかけられ続けたことによってイクサに敗れて死に、ダークドメイン自身もまた、亜空間転移防御の戻り際にヌンチャクを駆使した継続的な攻撃を受けることでニンジャスレイヤーに敗北を喫した。 (すがたけさんより) |
・カンジ・キル | ダークニンジャ |
真の力を発揮した妖刀「ベッピン」と聖なるブレーサーによって放たれる伝説の暗黒カラテ技。 ベッピンが吸収したニンジャソウルを解放、「デス・キリ」を連打し、敵に血の漢字を刻む。その漢字は受けた物の運命を捻じ曲げる呪いを与える。ダークニンジャの先祖が前のベッピンの持ち主にこの技を使われたため、漢字の呪いがダークニンジャにも残っている。(ココペリさんより) |
・クモノス・ジツ | ダストスパイダー |
掌から粘着性の灰色の糸束を繰り出し、暴徒に対する消防法水攻撃めいた勢いで叩きつけるとともに、絡め取った相手をクモノス繊維を急激に膨張させて破壊する、ソウカイ・シンジケートのキョート潜伏組の頭目、ダストスパイダーのジツ。 一撃で相手を締め上げて破壊する強力なジツではあるのだが、片手につき一度ずつしか放てないという弱点も有する。(すがたけさんより) |
・デス・キリ | ダークニンジャ |
「キリステ・ゴーメン」の呟きの後、姿を消すほどの超高速踏込みと同時に通りすがりざまに相手を切り裂き、一瞬で背後に回り込む技。妖刀「ベッピン」でないと刀が砕けてしまう。 (ココペリさんより) |
・ファイア・フライ | ダークニンジャ |
相手に回転斬撃を繰り出し、横薙ぎに斬り払うイアイドーの禁じ手。(すがたけさんより) |
・ヤミ・ウチ | ダークニンジャ |
真の力を発揮した妖刀「ベッピン」による技。 ニンジャの心臓を貫き、そこから血液、記憶、カラテ、ニンジャソウルを吸収し刀とダークニンジャを強化する。相手を絶望に陥れる事で吸収スピードを高める事ができるが、吸収時ベッピンから歓喜の感情パルスが使用者へ流れ込むため、精神薄弱な者がこの技を使うと刀に魅入られベッピンの奴隷となってしまう。(ココペリさんより) |
・ピストル・カラテ | タカギ・ガンドー |
私立探偵タカギ・ガンドーの納めている暗黒武道であり、二丁の49マグナムの射撃反動を組み合わせた恐るべき威力を誇るカラテ。 ガンドーがニンジャ『ディティクティブ』となった後は、49マグナムからジツによってカラテミサイルを飛ばすカラス・ガンへと変わっており、ニンジャ膂力によってカラテの威力そのものは増しているものの、射撃反動は落ちてしまっている。(すがたけさんより) |
・49マグナム握り込みカラテパンチ | タカギ・ガンドー |
射撃反動を込めつつ撲殺鈍器めいた重みを持った49マグナムを握りこんで繰り出す、ディティクティブことタカギ・ガンドーの修めたピストルカラテのワザ。 (すがたけさんより) |
・フージン・ジツ | タルタロス |
自身を中心として時速666qめいた超自然の暴風を発生させる、ニンジャ修道会の修道院長・タルタロスのジツ。 攻防両面に活用することが可能な強力なジツだが、台風の目ともいうべき自らの周囲数フィート内にその効果を及ぼすことは出来ない。 (すがたけさんより) |
・ケズリ・カラテ | ディヴァーラー |
両手両足の装甲に施された鈎トゲを駆使した攻撃によって相手の心身に『骨の芯をヤスリがけされるような』不快な衝撃を与えることで精神力や血中カラテを削り、瞬発力を殺すことで、ガードした相手を徐々に不利な状態に追い込み、一方的に嬲り殺す神秘的カラテ。 ただでさえ脱出困難な近代カラテのループ・コンビネーション・メソッドに加え、ガードする相手のエネルギーを削ると同時にドロボウめいてそのエネルギーを自らのエネルギーとして転化することで、相手を喰らい尽くすまで終わらない悪夢的カラテ空間を生じる連続攻撃を可能とする。 しかし、ガードさせることで逆にダメージを与えるという逆説的なメソッドから、ニンジャスレイヤーはあえてガードを捨てることでディヴァーラーの雑で大きな攻撃を誘い、反撃に転じた。 (すがたけさんより) |
・アンコクトン・ジツ | デスドレイン |
汚水のような、ヘドロのような、コールタールのようなデスドレインの人間性を現出させたかのような暗黒物質を自在に操る、デスドレインのジツ。 その用途は多岐に登り、圧殺、溺殺、窒息、切断……ありとあらゆる酸鼻な殺戮を可能とするのみならず、不定形の腕めいてガードに用いることで攻撃を受け止めた上で相手を取り込む攻防一体の受けを行うことも、血液の代わりに体内に巡らせることで致命傷を防ぐことすらも可能となる。 『ノーカラテ・ノーニンジャ』という作品世界の常識を覆し、優れたカラテを誇るマスター級ニンジャを嘲笑うかのようにジツの力のみで屠ってきた強力なジツではあるが、基本的に液体であるという特性は変えることは出来ないため、取り込もうとした相手に一定以上のカラテがある場合はカラテ振動によってこの暗黒物質を弾き飛ばすことは可能である。また、バンシーのサイバネ機構による有害音波や、パーガトリーの全方位に放てるカラテミサイルとの相性は最悪と言ってもいい。 (すがたけさんより) |
・ダブル・ポン・パンチ | デスナイト |
その名の通り、ワン・インチ距離に接近した状態で若干の時間差を置いて両拳からポン・パンチを繰り出し、相手にスクリューめいた危険な横回転を加えて吹き飛ばす、ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階、デスナイトの恐るべきヒサツ・ワザ。(すがたけさんより) |
・ブツメツ・ケン | デスネル |
カラテパンチで心臓を強打、その鼓動を暴走させて百八回目の鼓動とともに上半身だけを爆発させる、デスドレインが解放した元死刑囚のニンジャ一味の一人、デスネルのワザ。(すがたけさんより) |
・キリングフィールド・ジツ | デソレイション、ニスイ・タニグチ(デリヴァラー) |
「サップーケイ!」のシャウトとともに、自らとその近くにいる対象を墨絵めいた荒涼たる殺戮空間に隔絶する、コロスニンジャ・クランのジツ。 この殺戮空間にはカラテに関するもの以外は何一つ……ニンジャソウルやそれに付随したジツも持ち込めず、切り抜けるにはただカラテあるのみという、ソウル由来のジツを多用するニンジャにとっては致命的なジツであると言える。 ただし、武器を使用しての近中距離での戦いもカラテに含まれるため、カタナや銃器の類は問題なく持ち込み、使用出来る。 なお、この殺戮空間に隔絶された者は自らが殺した者や見捨ててきた者の墨絵めいた幻影と荒涼とした風によって精神にヤスリがけをされるかのようなダメージを受け続けることから、デリヴァラーことニスイは『海賊放送を続けることで、ネオサイタマに忍び寄る悪意ある支配に対抗する』という闘いを続ける父、ヒナヤ・イケル・タニグチを背負って格上の敵ニンジャ二人と戦っていたニスイは窮地に陥ってもなおこのジツを使用することなく戦い抜き、カラカミ・ビルにたどり着くまでの数度の戦いで使用されたキリングフィールド・ジツによって精神を極限までに疲弊していたタニグチと彼の続けるレディオを守り通した。 (すがたけさんより) |
・ビヨンボ・バスター | デソレイション |
上半身を捻り、両掌を相手の胸に叩き込む、コッポ・ドーの禁じ手。 呼吸器官にコッポ振動波を叩き込むことにより相手を呼吸不全に陥らせ、死に至らしめる恐るべきワザ。(すがたけさんより) |
・ボールブレイカー | デソレイション |
股間にコッポ掌打を放つ、恐るべきコッポ・ドーの禁じ手。
作中でも『相手がニンジャでなければ即死。ニンジャであっても運が悪ければ即死』という注釈がなされていたが、ニンジャ腕力で放たれたこのワザを食らってはそれも当然である。 (すがたけさんより) |
・エスケープメント・ジツ | トゥールビヨン |
攻撃を受けた直後に相手の体を打ち、さらに己の全身の関節を小刻みにマイクロ振動させることで衝撃力を外に逃がしてしまう、トゥールビヨンのジツ。ただ衝撃力を逃がすだけではなく、関節振動をコントロールして開放先を相手へと向けることで、攻防一体の変則的なポン・パンチへと繋げることも出来、この天才性ゆえにトゥールビヨンは19歳という若さでザイバツのマスター位階へと昇り詰めることが出来た。
だが、組み技や関節技に対してはこの効果は発揮されない他、地面や障害物を介さなければ衝撃力を逃がすことは出来ないという弱点も抱えており、数少ない弱点である関節技への警戒感と焦りを突かれ、壁も天井もない絶妙な高さに吹き飛ばされた上で致命的な一撃を受けることで敗北を喫した。 (すがたけさんより) |
・ヘルホイール・クルマ | ドミナント |
相手の足を掴み、そのまま相手とともに回転…ドミナント自身のカラテにさらに遠心力を付与した恐るべき威力で地面へと叩きつける暗黒カラテの投げ技。
なお、コミカライズ版のひとつである『ニンジャスレイヤー・キルズ』ではロメロ・スペシャルめいて相手の手足を自らの手足でロックした上で相手の前半身を地面に叩きつける形で表現されていた。 (すがたけさんより) |
・ドラゴン・ヒノクルマ・ケリ | ドラゴン・ゲンドーソー |
ドラゴン・ニンジャクランに伝わる暗黒カラテの技。飛び込み前転から相手の顔面を狙って連続踵落としを繰り出す。 (すがたけさんより) |
・ポン・パンチ | ドラゴン・ゲードーソー |
第1巻初登場。 中腰の姿勢から突きを繰り出すジュー・ジツの奥義。 |
・ダブル・ドラゴン・アゴ | ドラゴン・ユカノ |
神秘的なムーブメントから自らの両手首を合わせ、あたかもドラゴンの顎めいた構えを作ると、敵の腹に痛烈な掌底を叩き込む、ドラゴン・ドージョーに伝わる伝説の暗黒カラテ技。 その威力は、カラテで劣る部類に入るユカノであっても、2m程の偉丈夫であるタルタロスをワイヤーアクションめいて吹き飛ばす程。(すがたけさんより) |
・ヒショウ・ドラゴン・ツメ | ドラゴン・ユカノ |
天井を蹴ってイナズマめいて落下し、鋭角のトビゲリを叩き込む、ドラゴン・ドージョーに伝わる伝説の殺人カラテ技。(すがたけさんより) |
・ハカバ・ハンド | ナックラヴィー |
七色の色彩を放つ病毒を宿した手で触れたものを病に冒して死に至らしめる、INWで製作されたゾンビーニンジャ、ナックラヴィーのジツ。 能動的にカラテ打撃を加えることで急速に対象を病に冒す他にも、手で相手の攻撃をガードすることで相手を汚染することも出来るが、その真価は水源などを汚染することで数十万単位の犠牲者に病魔を振り撒くという形で大量殺戮を行うことが可能である点である。 (すがたけさんより) |
・サーペンティン・オイ・カゼ | ニーズヘグ |
古の暗殺武器ヘビ・ケンの特性を活かし、回避された斬撃を手首を返して曲線的に引き戻す、ヘビ・ケン・ドーの奥義。 ガラガラヘビが這うような不気味な音を立てつつ、刀剣セグメントに備わった鋭利な逆棘によって相手を切り裂く。(すがたけさんより) |
・サーペンティン・ムーン・シャドウ | ニーズヘグ |
蛇腹状のセグメントを分割し、強靭なワイヤで繋がれたヘビ・ケンを使用してイアイドーの奥義、ムーン・シャドウを放ち、広範囲を横薙ぎに払うヘビ・ケン・ドーの斬撃。 分割されることで長大なリーチを持つ鞭と化したヘビ・ケンの斬撃は、通常では考えられないほどに広く、鋭い。 (すがたけさんより) |
・エネルギースリケン | ネザークイーン |
ムテキ・アティチュードによって受けた衝撃をエネルギー変換し、破壊エネルギーをスリケン化して体外に撃ち出すジツ。 基本的には両手から発射するが、相打ち覚悟でゼロ距離で発射した際には胸から射出したあたり、発射する部位はある程度自らの意思で変更が効くようだ。 (すがたけさんより) |
・ドンデンガエシ・ジツ | ノーハイド |
ある程度までの厚みのある物理的な壁に超自然のドンデンガエシを生み出し、囲みの内側に潜入する、ペケロッパ・カルトのニンジャ、ノーハイドの忌まわしきジツ。(すがたけさんより) |
・ヒュプノ・ジツ | パープルタコ |
紫に光る瞳によって相手の自我を支配する、ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階の中でも特に抜きん出た存在であるザイバツ・シテンノの一人、パープルタコの使うジツ。 このジツ自体には殺傷能力はないが、魅了し、無力化した相手の口にバイオサイバネ手術によって口元に生やした無数の触手を捩じ込み、ニンジャソウルや髄液を吸い上げて殺すため、彼女をゴアさにおいては他のシテンノに勝るとも劣らないものに仕上げていると言える。 だが、相手がニューロンを何らかの方法によって『何者かに護られている』状態であったならば、このジツによるフィードバックを受けて人事不省に陥る脆さも併せ持っている。 (すがたけさんより) |
・下半身三六〇回転回し蹴り | バイセクター |
アマクダリ・セクトのニンジャ、バイセクターことラオモト・チバの手元に残された最後のソウカイシックスゲイツ、ヒュージシュリケンが全身をサイバネ置換することで会得したワザ。 空中でサイバネ下半身を三六〇度回転させて繰り出す強烈な回し蹴り。(すがたけさんより) |
・ギロチン・チャブ縦投擲 | バイセクター |
文字通り全面刃物の巨大な円盤『ギロチン・チャブ』を投擲する、元ソウカイ・シックスゲイツのアマクダリ・セクトのニンジャ、バイセクターのワザ。 かつての彼の得意としていた「巨大スリケンをブーメランめいて投擲する」という戦闘スタイルの弱点である細い路地での攻防を可能としている。(すがたけさんより) |
・上半身三六〇回転カラテフック | バイセクター |
全身をサイバネ化した元ソウカイ・シックスゲイツのアマクダリ・セクトのニンジャ、バイセクターのワザ。 上半身のみをサイバネ機構によって三六〇度回転させることで鍔迫り合い押し込みをジュー・ジツによって受け流し、同時に上半身回転の勢いを強烈なカラテフック力に変えて相手に叩き込む。(すがたけさんより) |
・対空サイバネ・トビゲリ | バイセクター |
元ソウカイ・シックスゲイツのアマクダリ・セクトのニンジャ、バイセクターのワザ。 かつてニンジャスレイヤーに敗北を喫した原因の一つである、武器投擲後の至近距離での攻防という弱点を補完する油断ならぬワザ。(すがたけさんより) |
・リバース・アイキドー | パラゴン |
鋭く、重い打撃を捌き、逆にその力を利用してインガオホーめいて相手自身に返すジュー・ジツのワザ。(すがたけさんより) |
・アルファ・ソーマト・ジツ | ファンタズマル |
ジツと無臭神経ガスの合わせ技によって、ニューロンに過去の幸福記憶幻影を見せ、最終的にはセロトニン神経を過剰暴走させて幸福死させる、アマクダリ所属のニンジャ、ファンタズマルのジツ。 強烈な外的ショックがなければ目覚めない恐るべきジツではあったが、その強力さを過信してジツに捉えられたニンジャスレイヤーの過去の情報を引き出そうとしたことでニンジャスレイヤーの幸福な記憶と隣り合わせにある憎悪と逆鱗に触れた。(すがたけさんより) |
・ヤミウチ・ジツ | ブラックドラゴン |
ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階の中でも特に抜きん出た存在であるザイバツ・シテンノの一人、シャドウドラゴンのジツ。 「シテンノ!」のシャウトとともに黒く濃い強酸性の毒煙を吐いて相手を包み込み、意志を持った影のようにまとわりつかせることで責め苛むとともに、その視界を遮ることで常に死角を撮り続けてカラテ連打を叩き込むシャドウドラゴンの奥の手というべきジツ。 だが、シャドウドラゴン曰く「バイオサイバネ手術による強化されたカラテでしかない」らしく、彼にとっては身につけたカラテの確かさと同時に、ソウルに由来するジツの非力さを感じさせるものであると思われる。 (すがたけさんより) |
・チョクリツ・ケン | ブラックバンタム |
対象の両肩の上に立ち、驚異的なニンジャ平衡感覚によってその動きをコントロールすることによって、相手に強制的な棒立ち姿勢を強い、魔術めいて全身を硬直させたその肩や頭の上で細かく足踏みを繰り返すことで相手を土中に埋めて殺すワザ。(すがたけさんより) |
・カラテ・バブル | ブルーオーブ |
巨大なシャボン玉を作り出し、攻防一体の武器と化すスローハンド麾下のマスター位階の一人、ブルーオーブのワザ。 攻撃を受けても自動車と衝突しても割れない頑丈さと、一度割れたら爆発して多大なダメージを与える剣呑さを併せ持っている。 (すがたけさんより) |
・バブル・ブレス | ブルーオーブ |
スローハンド麾下のマスターニンジャ・ブルーオーブの、ヨロシサンによる最新のバイオモーフ術による変身を経ての技。 変身前にも使用していたカラテ・バブルを、エイじみた姿の腹部に開いた口から大量に吐き出す。(すがたけさんより) |
・マキモノ・ジツ | フロッグマン |
両手に持ったショドー・スクロール…すなわちマキモノを投げつけ、自在に操るジツ。 ムチのように操って鉄芯で打ち据える他、上下に打ち振ることでスクリーンめいて舞い躍らせ、ショドーされた字を示すことによって味方の士気を鼓舞し、敵にはその文字の背景に描かれた極彩色の渦巻き模様による幻惑作用を及ぼすという作用ももたらす。 (すがたけさんより) |
・アースクエイク・シコ | ヘカトンケイル |
高く振り上げた右足を振り下ろし、地響きによって相手を驚かせ、バランスを崩すことで防御手段を奪う、ビッグ・ニンジャクランが稀に用いるワザ。 (すがたけさんより) |
・カトン・スリケン | ホットショット |
アマクダリ・セクトのアクシスの一人、ホットショットの使うカトン・ジツの一種。 カトンの炎を纏ったスリケンは、セダンの車体を容易く貫く。(すがたけさんより) |
・カトン鞭 | ホットショット |
神秘的パターンで腕をしならせて右腕に燃え盛る十二フィートの金属鞭を生成し、自在に操るアマクダリ・セクトのアクシスの一人、ホットショットの使うカトン・ジツの一種。 その炎の勢いは金属鞭自身を溶かし、コンクリートに燃え落ちてもなお燃え続けるが、カトン・ジツによって生み出された超自然の鞭が燃え尽きることはない。(すがたけさんより) |
・イザヨイ・ジツ | ムーンビーム |
月光を収束し、両目から危険な殺人光線として放つ、サーカディアン・スリーの三人のニンジャの一人、ムーンビームのヒサツ・ワザ。(すがたけさんより) |
・チカラ・ジツ | メギンギョルズ |
圧縮蓄積した力を瞬間的に放出し、爆発的なニンジャ膂力を発揮する、ネオソウカイシンジケートのニンジャ・メギンギョルズのジツ。(すがたけさんより) |
・ゲン・ジツ | メンタリスト等 |
対象の周囲に特殊な幻の力場を生み出し、その精神を支配するジツ。 中でもザイバツ・シャドーギルドのマスター位階であるメンタリストの使用するゲン・ジツは余りにも強力で、虹色のイマジナリースリケンを対象の体内から『生やす』ことで致命的なダメージを与えることも可能。(すがたけさんより) |
・銃火横一文字 | ヤクザ天狗 |
銃を連射しながら一掃するように横に払って攻撃をおこなう。 |
・サクラ・エンハンスメント・ジツ | ヤモト・コキ |
サイキックによって物品を強化するジツ。 代表的なものは爆発力を持たせたオリガミ・スリケンを操り、カラテミサイルめいて射出したり対空機雷とすることだが、それ以外にもカタナを強化したり、スカーフを桜色のマフラーめいて強化することでメンポ代わりとしている。 (すがたけさんより) |
・オボロ・ジツ | ヨトゥン |
脇腹にサイバネティクスによって埋め込んだ噴出孔から灰色の蒸気を絶え間なく放出し、極短時間で濃霧を周囲に充満させて相手の視界を塞ぐジツ。
噴出孔は濃霧を噴出させると同時に呼吸を強化するという用途にも使用されているため、ニンジャスレイヤーはこの孔をスリケンの集中砲火によって塞ぐことで、ジツと同時にヨトゥンのカラテをも封じた。 (すがたけさんより) |
・マキアゲ | ラオモト・カン |
二本のカタナの切っ先をバッファローの角のように突き出し、突進するイアイドーの奥義。このフィニッシュムーブの前に二本のカタナを頭上高く放り投げ、再び掴むまでの間にカラテ演舞を行う辺りから、儀礼的な側面があると伺える。(すがたけさんより) |
・カクシ・キリ | レイザーエッジ |
サイバネ手術によって仕込んだセラミック・カタナによって攻撃を行う、最後のソウカイ・シックスゲイツのうちの一人、レイザーエッジのワザ。 左右に一列に並べたクローンヤクザ二十人、合計四十人を一度に切断出来る威力を誇る両腰の脇に仕込んだカタナを展開しての突撃や、肋骨に沿う形で仕込んだカタナを展開させることで行う迎撃、爪先に仕込んだカタナを展開した爪先カタナキックと、多彩なワザを誇り、両耳に仕込んだカタナを展開した時にはニンジャスレイヤーのニューロンに死をよぎらせた。 (すがたけさんより) |
・ヒカリ・ジツ | レイディアンス |
アマクダリ・セクトの衛星組織『サーカディアン・スリー』の三人のニンジャの一人、レイディアンスの使用するジツ。 自らの全身から漢字サーチライト並みの閃光を放ち、生身の目はもちろん、サイバネ義眼にもエラーを起こさせる程の爆発的な閃光によって敵の目を眩ませる。 (すがたけさんより) |
・クロス・キリ | レッドラム |
ヒート・ケンの二刀をX字に構え、内から外に振り抜く、レッドラムの恐るべき交差斬撃。 ヒート・ケンの殺傷力を二乗とし、ニンジャスレイヤーが使っていたヌンチャクの鎖を溶かし斬るほどのワザではあるが、ヒート・ケンそのものが熱で溶かし斬る「テックと匠のワザのハイブリッド」であり、レッドラム自身がカトン使いという訳ではない。(すがたけさんより) |
・キョジツテンカンホー・ジツ | ロード・オブ・ザイバツ |
第二部「キョート殺伐都市」のラスボス、ロード・オブ・ザイバツの技。 この術を受けた人間は格子模様と目の幻覚を見せられ、検閲めいた「罪罰罪罰罪罰罪罰罪罰」の文章と共に「虚」と「実」を「転換」されてしまう。ロードを中心とするキョートのすべてが術の範囲であり、ニンジャを目撃した一般人の記憶を書き換えたり、事件や騒動をなかった事にしたりとキョートの支配に使われている。また、極度の集中によりニンジャに対してこの術を行使する事もできる。(ココペリさんより) |
・タタミ・ジツ | ロード・オブ・ザイバツ |
白金の超自然タタミ物質を召喚し、操る、忍者六騎士の一人で、マスター・タタミの異名を持つソガ・ニンジャ、そして、ソガ・ニンジャのニンジャソウルをその身に宿すロード・オブ・ザイバツのジツ。 超自然タタミを足場に宙に舞う、タタミで敵の攻撃を防ぎつつ、タタミを掌で打ち、衝撃波を浸透させて向こう側の敵を攻撃する攻防一体のカラテを繰り出す、タタミをギロチンめいて降らせることで直接攻撃を行うといった高い汎用性を誇る。(すがたけさんより) |
・コマ・ジツ | ワイルドハント |
高速回転するコマを操って多彩な攻撃を繰り出す、ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階、ワイルドハントのジツ。 スイカほどの大コマに乗って高速回転しつつ、その回転力を攻防一体のカラテに活かすとともに、大ゴマからスリケン射出機構を備えた四つの中ゴマと自爆機構を付与された複数の小ゴマを展開、包囲することで無数のスリケンと自爆コマ、自らのカラテという間断なき攻撃で相手をネギトロにする油断なき備えによって、ニンジャスレイヤーに苦戦を強いた。(すがたけさんより) |
・アクマ変身 | カコデモン、バロール他 |
血中カラテを過剰消費し、異常な身体能力を引き出すアクマ・ニンジャクランに伝わるヘンゲヨーカイ・ジツの一種。 変身系のジツとしては非常に強力な部類に入るのだが、副作用として、閃光弾などの強い光を受けた場合にはその身体は激しく苛まれ、ダメージを受けることとなる。(すがたけさんより) |
・イタミ・ジツ | アゴニィ、ラオモト・カン |
打撃による苦痛をニンジャ回復力へと変換し、ダメージから回復する、イタミ・ニンジャクランのジツ。アゴニィの他にも、ヨクバリ計画によって七つのニンジャソウルを宿したラオモト・カンも使用できる。
打撃吸収の側面が強く、素手のカラテに対しては絶大な効果を有しているが、刺すものや斬るものに対しては痛みを感じないために効果はないらしく、アゴニィは刺された痛みを感じないという特性によって自らの全身に無数のタタミ針を刺した上で針を射出していたが、その特性が仇となり、四肢をツヨイ・スリケンによって縫い止めた上でニンジャ松明とされることとなった。 (すがたけさんより) |
・イビルアイ | バジリスク、ニーズヘグ |
相手の身体機能に障害を与える赤い視線の光線を発する、コブラ・ニンジャクランに伝わるカナシバリ・ジツの一種。カナシバリ・ジツと違って、視線を交わさなくともその効果は発揮され、軽ければ目眩や四肢の痺れ、強力にかけた場合は細胞の硬直や心停止によって死亡するという強力なものではあるが、その強力さ故にカナシバリ・ジツと違って濫用はできない。
作中では明かされていないが、マスター・ヴォーパルに師事したコブラ・ニンジャクランの同門である二人のニンジャが切り札として保有している辺りからすると、マスター・ヴォーパルもまたこのジツの使い手である可能性は高い。 また、視線を鏡などで弾き返した場合はその効果は本人に跳ね返るため、起死回生を狙ってこのジツを使用したバジリスクは自らのジツによってカイシャクされた。 (すがたけさんより) |
・カナシバリ・ジツ | ビホルダー、ラオモト・カン |
視線を相手の視線と交差させることで、ジョルリめいて相手を操る、コブラ・ニンジャクランに伝わるジツ。ヨクバリ計画によってコブラ・ニンジャクランのニンジャソウルを宿したラオモト・カンもこのジツを使用出来る。
ビホルダーはサイバーサングラスの透過率によってその威力をコントロールしており、裸眼による最大出力でこのジツを使用したならば、ひと睨みで相手を殺すことも可能となる。 だが、視線を介したジツであるため、視線を交わさなければその効果は発揮されず、ニンジャスレイヤーはビホルダーとラオモト・カンが使用した際にはムーンウォークめいたミズグモ・ムーブで後ろ向きのままカラテを繰り出してこれに対した。 (すがたけさんより) |
・カラテドレイン | スペクター、“フォーティナイン゛フブキ・ナハタ |
リー先生の生み出したアンデッドニンジャの中でも、特異な存在である半実体ニンジャ二体の使用するネガティブ・カラテ。 他者のカラテを、カラテを積み上げる過程の記憶や生命力に至るまで奪い去った上で、衰弱死させる。 スペクターの場合はある程度のON/OFFの切り替えは出来ていたが、フォーティーナインの場合はあまりに強力だったためか、生前と同様にリー先生を身体で受け止めようとしただけで生命力を吸収、昏倒させてしまうという事態に陥った。 (すがたけさんより) |
・ガンフィッシュ | アキモト、エーリアス・ディクタス |
ネオサイタマの老スシ屋『ワザ・スシ』の店主・アキモトが老齢ゆえに捨てていたワザ。 左の包丁でマグロを切ると同時にその余剰エネルギーで横に弾き飛ばし、同時に右手では米ビツからコメ弾丸をマグロの軌道上に飛ばし、両者の飛翔エネルギーが空中でトモエめいて調和させることで、無重力状態で滞空する空中で手に触れることなくスシを握るという、アキモトのワザマエの根底に有る「稲妻のように早く、冬のように冷たく」という言葉を体現した技。 両手の腱に多大なダメージを与えるため、老境に達していたアキモトは捨て去り、ニンジャではあるが身体能力では劣るエーリアスもスシ対決の途中でリタイア。スシ勝負を完遂するためにはユメミル・ジツを使うことで身体能力に優れたニンジャスレイヤーに憑依しなければならなかった。(すがたけさんより) |
・ヘンゲヨーカイ・ジツ | フェイタル、ダイヤウルフ他 |
その名の通り、怪物じみた姿へと変身し、身体強化を行うジツ。 ただでさえ強力なニンジャのパワーやスピードを大幅に引き上げる他、ダイヤウルフのように、ある一定の条件が整えば、無尽蔵に近い再生能力を得ることもある。 なお、読者の質問に対するザ・ヴァーティゴの回答によると、フィルギアの変身能力はヘンゲヨーカイ・ジツとは別の体系に位置するものらしい。(すがたけさんより) |
・キネシス・ジツ | ラオモト・カン、ウォーロック、エンキドゥ等 |
強力な念動力で物品を操るジツ。 ラオモトのように、投擲したカタナを引き戻すために使用する強力なものから、ウォーロックやエンキドゥのように高速タイピングの補助として利用するものまで用途は様々。(すがたけさんより) |
・テクノカラテ | シガキ・サイゼン、エトコ、ユンコ・スズキ他 |
サイバネ化した戦闘義手やオイランドロイドとしての機械の体を駆使したカラテ。 作中では非ニンジャの使い手が大半だが、そのパワーを活かしたカラテはニンジャであっても油断ならぬ破壊力を示す。 特にシガキ・サイゼンのテクノカラテはパワーの調整が効かない旧式戦闘義手『テッコ』の破壊力に元からシガキ自身が身につけていたカラテとZBRドリンクによる精神高揚も合わさって、ニンジャスレイヤーを瞠目させるだけの威力を見せた。 (すがたけさんより) |
・トモエ投げ | ニンジャスレイヤー、ニーズヘグ |
法と混沌が拮抗する神秘的瞬間になぞらえたジュー・ジツの奥義。マウントを取られた状態から相手の装束をつかみ、後方に投げ飛ばす。 (すがたけさんより) |
・ドラゴン・クロウ・ツメ | ニンジャスレイヤー、ドラゴン・ゲンドーソー、ドラゴン・ユカノ |
ドラゴンニンジャ・クランに継承される伝説の暗黒カラテ技で、ヤリめいたチョップ突きを放つ。力を込めるのは、敵を貫く一瞬のみ。 (iさんより) |
・バイオ・イアイド | ノトーリアス、アサイラム |
左右二対の腕を利用して二刀流のイアイドーを振るう、サヴァイヴァー・ドージョーのバイオニンジャ、ノトーリアスのワザ。 ノトーリアスの後期改良型というべきヨロシサンのバイオニンジャ、アサイラムはさらに二刀を抜き、四刀でイアイを繰り出すことが可能である。(すがたけさんより) |
・パンキック | サボター、エトコ |
パンキドー独特の、蹴り足を180°近く稼動させて放つ前蹴り。 パンキドーの使い手であるサボターが使用する他、パンキドーを修めてはいないものの、オイランドロイド故に痛覚を持たず、関節の限界まで稼動できるエトコも『パンキドーめいた蹴り』を使用している。 なお、物理書籍5巻の裏表紙ではエトコがパンキックを放っているシーンと思われるカットが描かれている。 (すがたけさんより) |
・ポータル・ジツ | ディプロマット、アンバサダー |
ザイバツ・シャドーギルドのマスター位階の双子ニンジャ、ディプロマットとアンバサダーの使う、異空間の扉『ポータル』を開けるジツ。 ごく瞬間的に使うことで攻防一体の盾や落とし穴とすることも可能ではあるが、その真骨頂は大規模な儀式を伴った上で二人同時に使用することで、多数の相手を転送させることにあり、ラオモト・カンの死と同時に行われたザイバツのネオサイタマへの電撃戦を成功させる最大の要因となった。 ただし、このジツによる転送は起点と終点が固定されていなければならないという弱点もあり、ジツの貴重さに加えてこの特性もあって双子は引き離された上で互いの身柄を人質とされていた。 なお、大規模な儀式による準備をもってしてもこのジツによる転送の成功率は7割程度であり、3割ほどは死ぬか身体欠損級の大怪我を負うため、ザイバツの上位構成員でこのジツによる転送を行う者は稀である。 (すがたけさんより) |
・ユメミル・ジツ | シルバーキー、エーリアス・ディクタス |
精神を同調させるテレパスめいたジツ。 精神を読み取るだけではなく、ニューロンにダメージを与えて精神を破壊することも可能であり、同一のニューロンで動くクローンヤクザには絶大な効果を発揮する。 ただし、ニンジャには条件が整わない限りは容易く防がれる上、多用すれば自身もダメージを被る難点も有している。 なお、シルバーキーが元の身体だった頃は離れた相手や複数の相手にも有効だったが、とある事情によってエーリアスに憑依して以降は接触しないと効果を発揮できず、複数の相手にも効果は期待出来ないようである。(すがたけさんより) |
・カラダチ | インターラプター、インターセプター、サラマンダー |
かつてシックツゲイツ一の使い手と謳われたインターラプターと、インターラプターと同様にサムラ・シンダキ門下であるインターセプターの使う絶対防御カラテ。インターラプターと戦ったことがある、相手の使うカラテやワザをコピーする能力を持つサラマンダーもこのワザを使うことが出来る。 大きく振りかぶり、一見すると無防備な背中を晒すことで相手の打撃を誘うのだが、備えもなしに放たれた打撃をカラテ振動によって磁石のように吸着することによって動きを封じ、続けて放たれる『タタミ・ケン』への布石とするワザ。 なお、インターセプターの場合はワザの名前と打撃を無効化しつつ相手の動きを封じるという効果は同じだが、カラテ振動によって相手を弾き、麻痺させるという『反発のカラダチ』であり、インターラプターの『吸着のカラダチ』とは逆の性質をもっている。 (すがたけさんより) |
・カラテミサイル | ラオモト・カン、パーガトリー等 |
血中のカラテ粒子を収束・増幅して離れた相手に放つワザ。 派生・変形のワザを含めると様々なキャラクターが習得しているが、作中で特に抜きん出ている使い手はソウカイ・シンジケートの首領であるラオモト・カンとザイバツ・シャドーギルドのグランドマスターの一人であるパーガトリーの二人である。 ラオモトの放つカラテミサイルは自身の消耗も激しいものの絶大な威力を誇り、パーガトリーのカラテミサイルはそこそこの威力のものをほぼ無尽蔵に乱射することで周囲を殲滅することや、自身を中心に放つことでバリアーめいた効果を得るという多彩な技巧を誇っている。 なお、ラオモトがヨクバリ計画で得た六つのニンジャソウルの中にはカラテミサイルを放つものはないため、カラテミサイルはラオモトが元から持っていたブケ・ニンジャクランのニンジャソウル由来のものであると思われる。 (すがたけさんより) |
・シニフリ・ジツ | ミニットマン、タカギ・ガンドー、シズケサ |
仮死状態になって敵の目を欺くジツ。 ガンドーの場合は傷口から無数の黒い血のカラスを飛び立たせることでこのジツを使用していたが、蘇生するためにはこのカラスがある程度近くにいなければいけないようである。 また、シズケサは光学迷彩装束によるステルス・ジツと併用することで、攻撃直後であっても完全な隠密行動を可能としていたが、あまりに長い時間隠密行動のために心停止状態を続けていると実際に心停止してしまうという難点もある。 (すがたけさんより) |
・ステルス・ジツ | ミラーシェイド、シズケサ等 |
光学迷彩装束の機構を活かして自らの姿を消すジツ。 姿を消して攻撃を行うため、暗殺に適してるジツではあるのだが……古事記にも記されている『アイサツなしのアンブッシュは一度だけ』というニンジャのルールや『カラテシャウトなしの攻撃は威力が激減する』という作中におけるイクサの法則があるため、実のところ、このジツによって爆発四散したニンジャは少ない。 ミラーシェイドはステルス・ジツで仕留められなかった相手はカラテで仕留めるだけの力量を持っているものの、より姿を消しての暗殺に特化したシズケサは、ニンジャスレイヤーを暗殺しようとしても「イヤーッ!」とカラテシャウトを発して所在を明らかにして対応され、再びステルス・ジツで姿を消すという奇妙な状況を生み出してしまった。 (すがたけさんより) |
・ドトン・ジツ | ニンジャスレイヤー、センチピード、スカベンジャー等 |
地面に穴を掘り、移動するフーリンカザンの基本というべき一つ。 ただ移動するだけでなく、ニンジャスレイヤーがドラゴン・ゲンドーソーとともにバンザイ・ニュークの爆風を耐え凌いだ時や、スカベンジャーが二重の意味での『地の利』を活かしてニンジャスレイヤーを追い詰めた時のように、発想次第で攻撃にも防御にも活用出来る。(すがたけさんより) |
・ドラゴン・トビゲリ | ニンジャスレイヤー、ドラゴン・ゲンドーソー、ドラゴン・ユカノ |
ドラゴンニンジャ・クランに継承される伝説の暗黒カラテ技。 溜めを作って相手を『龍の巣』と評される間合いギリギリまで誘い込み、『唐突な嵐の如き』ジェットロケットめいた爆発力で鋭角に跳躍して頭部を狙う飛び蹴り。 その凄まじい威力は、二人同時に放った場合にはニンジャ耐久力に優れたビッグニンジャ・クランのアースクエイクですらも首を捻じ切られて爆発四散するほど。 (すがたけさんより) |
・ムテキ・アティチュード | アイアンヴァイス、ネザークイーン、アロンダイト |
身体をニンジャソウルによって硬質化して防御するジツ。 どれくらい硬質化するかは力量によって様々であり、場合によってはアイアンヴァイスのように硬質化を解くことができないまま攻撃を受け続けてしまい、硬質化した状態のまま首をへし折られてしまうこともあるようである。 また、ネザークイーンとアロンダイトが対決した際のように、ムテキを使用した者同士がぶつかりあった場合は、より強い方が一方的にダメージを与えることになるらしい。 なお、このジツの持続には相当の集中を必要とするため、ユメミル・ジツのような精神に作用するジツには無力という弱点を有している。 (すがたけさんより) |