忍者明智十兵衛  [必殺技辞典]

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戦国時代、かつての名門・土岐氏の流れを汲む土岐弥平次は、滅んだ主筋の娘である沙羅と共に、戦国大名の朝倉家で細々と暮らしていた。彼自身は兵法に自身を持ち、相応の野心ももっていたのだが、名門とはいえ傍流なうえ居候の身分ではたいしたことは出来なかった。そんなある日、彼と同じく土岐氏の末裔だと名乗る明智十兵衛という人物が朝倉家に仕官する。だが彼は土岐氏・正統の血を引き、しかも独自に身につけた「人蟹」なる忍法を操る謎めいた男であった。そして彼は、弥平次にとある提案をするのであったが・・・・・・・・・・・

 山田風太郎・忍法帖小説短編のひとつ。

忍法人蟹 明智十兵衛
忍者明智十兵衛
土岐氏の流れを汲む忍者・明智十兵衛の忍法。まるで蟹やトカゲのごとく、切られた人体部分を生やすことができる。そっくり同じものではなく、他人の顔などに変わらせることも可能である。(ケケケさんより)


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