任天堂発売の人気RPGシリーズ。 糸井重里氏と、チーム「APE」によって製作され、RPGに一般的な剣と魔法の世界でなく、あくまで現代の地球をモチーフにした世界観は他と一線を画し、根強い固定ファンを獲得している。 また、そのBGMのクオリティにも定評があり、技術的な優劣以前に、どこか懐かしさを喚起させる、人の心に訴えるような優しいメロディは未だにファミコン・スーファミ音楽史上最高という声も一部にある。 ●MOTHER 2 〜ギーグの逆襲〜:(1994年、SFC版発売) 199X年、イーグルランドのオネット市の郊外に、ある夜、一つの隕石が落下した。 凄まじい轟音に起き出す住民たち。ある者は隕石を一目見ようと、落下地点の山頂に出向く。 少年、ネスもその一人で、山頂に駆けつける。しかし、山頂は既に警察に封鎖されており、立ち入りは禁止されていた。 仕方なく家に帰り再び眠りにつくネス。しかし、突如として家に響く乱暴なノック音。隣人・ポーキーが、隕石を見るために山頂に連れて行った弟を置いてきてしまったので、一緒に迎えに行って欲しいというのだ。 渋々ながら身勝手なポーキーに協力し、ネスは山頂の隕石に辿りつく。どうやら警察は、街で暴動を起こしているギャングの鎮圧に向かったため、今はいないようだ。 ポーキーの弟を見つけ、家路に着こうとしたネスの前に、一匹の虫が現れる。 虫の名はブンブーン。隕石によってやってきた、未来の戦士。未来の世界は、銀河の破壊者・ギーグによって惨憺たるものになっており、自分はその歴史を変えるためにやってきた、と彼は語る。 予言によると、世界は三人の少年と、一人の少女によって救われるらしい。そして、その一人は、ネス。 戸惑うネスの前に、早くもギーグの刺客が現れる。ネス達は辛くもそれを退けるも、ブンブーンは、ポーキーの母親に殺されてしまう。 ブンブーンは最期に、ネスに「音の石」を渡し、世界に点在するパワースポットで「八つの音」を記録をしなければギーグには勝てないことを告げる。 小さな背中には大きすぎる宿命を背負い、ネスは旅立つ。そして旅先で集まる仲間。 テレパシーを使う少女、ポーラ。 発明家、ジェフ。 武芸の達人、プー。 凶暴化した動物たち、強欲な大人達、ギーグから送られてくる刺客。そして…敵に回った、隣人ポーキー。 様々な障害を潜り抜け、ネスは八つの音を集め、そして―――自分自身に、打ち勝った。 ギーグが、この星の、遠い過去から侵攻してくることが判明し、ネス達は体を機械に代え、次元の壁を越える。 そして、遂にギーグと対峙する。しかし、そこにいたのは、悪の化身・ギーグではなかった。 悪魔のマシンのもたらす強大すぎる力によって、最早人格も姿も崩壊し、完全な悪そのものとなった、破壊者…傍らに立つポーキーは、そんなギーグを狂ったように笑い飛ばした。 「怖いだろう?オレだって怖いさ!!」 人類の存亡を賭けた戦いの火蓋は切って落とされた。 誰も助けてはくれない。誰も味方してはくれない。誰も応援してくれない。 ネス達は、たった四人で、この世界に来て、戦っている。 最強の力を振るい、ネスたちの攻撃をものともしないギーグ。消耗は色濃く、ポーラは祈り始める。 「誰か、私たちの声を聞き届けた誰か、力を貸して!」 ―――突如。ギーグの姿が歪み、防御が不安定になる。 ポーラは祈り続ける。ネス達はそれを守るために戦う。 現代。 胸騒ぎを感じたジェフの父アンドーナツ、発明家アップルキッド、どせいさん達は、ネスたちの無事を強く祈った。 ネスのライバル、フランクも。ジェフの親友、トニーも。ポーラの両親と、幼稚園の子供達も、プーの母国の民も、誰も彼も。 ネスが旅先で出会った掛け替えのない人々は、別々の場所にいながら、彼らの無事を願った。 彼らの旅は…無駄ではなかった。 それでもギーグは倒れない。あと一押し、もう一押しだというのに、もう、誰の名前も浮かばない。 闇の中に吸い込まれる祈り。…しかし、祈りは聞き届けられた。 たった一人だけ、いたのだ。この、過去の世界においても。彼らの戦いを見守り続ける、唯一の味方が。ずっとずっと、彼らの喜びを、悲しみを、見届けてきた―――。 その後の事は、語るまでもないだろう。何故なら。おそらくは誰もが思い描いた結果に、なったのだから。 |
・PKビーム[α・β・γ・Ω] | アナ |
PSIの1つで光線を放ってダメージを与える。α〜γまでは敵単体にダメージ。Ωは敵全体にβ以上のダメージを与える。 又、γは一撃で敵を倒すが、ロボット系には効果は無いようだ。 効果が出にくい敵も当然いる。因にPKビームはシールド系のPSIを貫通するので、シールド系の効果を受け付けない。(シォウさん、UFOさんより) |
・サブミッション | ストロング署長 |
逆関節を決める大ダメージ攻撃。(うーどさんより) |
・PKキアイ[α・β・γ・Ω] | ネス |
ネスだけが使える必殺PK。強力な念力によって敵全体に攻撃。 「PKキアイ」というのはデフォルトネームでかっこいいと思うものに何を入力したかによって名前が変わる。 普段はPK必殺と言われたりする。ギーグ、ネスの悪魔、マニマニの悪魔も使える。(UFOさんより) |
・サイマグネット(α、Ω) | アナ、ポーラ、プー、クマトラ |
敵一体から(Ωの場合は敵全体から)PPを2〜8吸い取り、自分のものにする。MOTHER1ではα、Ωに分かれてなく、敵一体からPPを10吸い取り、自分のものにする。PPを持ってない敵には無効。
スマブラの場合、
相手の飛び道具を吸収して、自分のダメージ%を回復できる。 しかし実弾兵器の飛び道具(ミサイルやたまごなど)は吸収して回復することはできない。(cgさん、ポーさんより) |
・PKフラッシュ[α・β・γ・Ω] | ネス |
激しい光を出し、敵全員に様々なステータス異常をもたらす。効果が無い時もある。
症状には、涙が止まらない、しびれて動けなくなる、変になる、即死、がある。
Ωは3/8の確率で即死させることが出来る。 スマブラだとの上に光の玉を発生させ、爆発させて攻撃する技。 玉をコントロールできるが最大になるまで時間がかかり、ネス自身も無防備になるので使い勝手はいまいち。(The Firstさんより)(SSさんより) |
・スターストーム[α・Ω] | プー |
修行によって身に付けた星を落とす方法。αは全体に300程度、Ωは700程度のダメージを与える。 αを覚える際は、プーが一時的に外れるのだが…Ωは反則的な覚え方をする。(キラ・シークレットさんより) |
・PKファイヤー[α・β・γ・Ω] | ポーラ(スマブラだとネス、リュカ使用可) |
敵横一列単位でダメージを与える。敵が2列の場合は前列、後列で選べる。効果が少ない敵もいる。(The Firstさんより) スマブラだと地上では水平に、空中では斜め下に小さい炎を投げる技。 相手に当たると連続ヒットし、追い討ちがかけられる。(SSさんより) |
・PKサンダー[α・β・γ・Ω] | ポーラ、プー(スマブラだとネス、リュカ使用可) |
敵のシールドを切り裂き、敵にランダムでダメージを与える。敵の数が4匹以上なら100%、3匹なら75%、2匹なら50%、1匹なら25%の確率で当たる。
αで1発、βで2発、γで3発、Ωで4発放つ。Ωまで覚えるのはプーのみ。
スマブラだと操作できるカミナリ弾を発射する。自分に当てると強力な体当たり攻撃となる。 前作の方が使い勝手は抜群によかったと思われる。 (SSさん、The Firstさん、グニルさんより) |
・PKフリーズ[α・β・γ・Ω] | ポーラ プー(スマブラだとリュカ使用可) |
敵一匹単位でダメージを与える。まれにあいてを固まらせる事もある。 全体的に与えるダメージが高いが、効果が少ない敵もいる。 Ωまで覚えるのはポーラのみ。(The Firstさん、グニルさんより) |
・シールド[α・β・Σ・Ω] | ネス、プーなど |
味方に物理ダメージを防ぐシールドをはるPSI。各効果は以下の通り。
α:味方ひとりの物理ダメージを半分にする。ネスとプーが使用可能 β:味方ひとりの物理ダメージを半分防ぎ半分跳ね返す。ネスとプーが使用可能。 Σ:味方全員の物理ダメージを半分にする。プーが使用可能。 Ω:味方全員の物理ダメージを半分防ぎ半分跳ね返す。 以上の内どれでも同じだが、同時に使おうとすると前の分が消えてしまう。(ケケケさんより) |
・ヌスットじゅうじゅつのひぎ | ウエス |
大ダメージ攻撃。(うーどさんより) |
・PKグラウンド | クマトラ |
地震を起こして攻撃する。相手のサイズが大きいほど与えるダメージも大きくなり、転ばせて行動不能にすることもある。(少不さんより) |
・サルマネ | サルサ |
相手から攻撃を受けた時、そのダメージを1.2倍にして返す。(少不さんより) |
・カベホチの術 | ダスター |
「カベホチ」という大きなホチキスの針のような物を壁に打ち込み、はしごとして移動可能にする。戦闘中では単に「カベホチ」という名で、敵を壁に貼り付けにして動けなくする。(少不さんより) |
・スパイシーナックル | ブタマスク |
ブタマスクの一人がオバケカッチュウに食らわせた技。どんな技なのかは不明です。。(うーどさんより) |
・ちからまかせ | フリント |
力任せに攻撃し、通常の5倍のダメージを与える。ただし、失敗することが多い。(少不さんより) |
・ふりまわす | フリント |
全体攻撃で、敵全員にほぼ同じダメージを与える。(うーどさんより) |
[1]オフェアップ
[2]オフェダウン |
リュカ |
[1]味方のオフェンスを上げるPSI。戦闘が終わると効果は切れる。αは単体、Ωは全体に効果がある。MOTHER2の「オフェンスアップ」に相当する。
(シォウさんより) [2]敵のオフェンスを下げるPSI。αは単体、Ωは全体に効果がある。MOTHER1の「オフェンスダウン」に相当する。(シォウさんより) |
[1]ディフェアップ [2]ディフェダウン |
リュカ |
[1]味方のディフェンスを上げるPSI。戦闘が終わると効果は切れる。αは単体、Ωは全体に効果がある。MOTHER1の「ディフェンスアップ」に相当する。(シォウさんより) [2]敵のディフェンスを下げるPSI。αは単体、Ωは全体に効果がある。MOTHER1・2の「ディフェンスダウン」に相当する。(シォウさんより) |
・サイコシールド[α・β・Σ・Ω] | ポーラなど |
味方にPSI攻撃を無効(反射)するシールドをはるPSI。各効果は以下の通り。
α:味方ひとりにかけられたPSI攻撃を無効化する。 β:味方全員が受けたPSI攻撃を無効化する。 Σ:味方ひとりが受けるPSI攻撃を反射する。 Ω:味方全員が受けたPSI攻撃を反射する。 「シールド」と同じく、同時掛けすることは出来ない。(ケケケさんより) |
・さいみんじゅつ[α・Ω] | ネスなど |
敵を眠らせるPSI。αは敵1体、Ωは敵全員に効果がある。 (ケケケさんより) |
・パラライシス[α・Ω] | ネスなど |
敵をしびれさせるPSI。αは敵1体、Ωは敵全員に効果がある。 (ケケケさんより) |
・オフェンスアップ[α・Ω] | ポーラなど |
味方の攻撃力を一時的にアップするPSI。重ねがけ可能なので、繰り返し使用すれば効果が高い。αは味方ひとり、Ωは味方全員に効果がある。(ケケケさんより) |
・ディフェンスダウン[α・Ω] | ポーラなど |
敵の防御力を下げるPSI。これも重ねがけ可能なので、繰り返し使うとよい。αは敵1体、Ωは敵全体に効果がある。(ケケケさんより) |
・ブレインショック[α・Ω] | プーなど |
敵を「変」状態にするPSI。αは敵1体、Ωは敵全員に効果がある。(ケケケさんより) |