魔界医師メフィスト  [必殺技辞典]

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198X年、謎の大地震によって孤立した東京<新宿区>は、凶悪な犯罪者や奇怪な怪物たちが溢れる<魔界都市>と化していた。だが人々はその中でも絶望することなく、たくましく生き延びていた。
そんな<新宿>の一角で開業しているのは人呼んで”メフィスト病院”。そこの院長「ドクター・メフィスト」は、純白のケープに身を包み、人外の美貌と医術の腕、数知れぬ妖術・魔術を操る謎の人物である。自分を頼る患者には果てしない慈愛を、それ以外には悪魔のごとき冷酷さをみせる彼は、”魔界医師”の異名を持って<魔界都市>の住人からすらも恐れられているのだ。
今日も今日とて、世にも奇妙な患者たちがメフィストの救いを求めてやってくる・・・・・・・・

作者・・・・・菊地秀行
『魔界都市<新宿>』にて初登場し、『魔界都市ブルース』で名脇役として活躍しているドクター・メフィストを主役に据えた超伝奇小説シリーズ。魔界都市シリーズでも屈指の強者であるメフィストが主役であるため、敵のスケールもかなり大きい。

留め影針(とめかげばり) 影斬護士
魔界医師メフィスト
細長い針の影を相手の四肢の影に刺すことで、神経をいじって動きを封じる。(ケケケさんより)

影恋(かげこい) 影斬護士
魔界医師メフィスト
影の世界ですら恐れられる秘術のひとつ。”影撫男”と呼ばれる使い魔に女性の影を愛撫させ、その女性をあらゆる男や女を狂わせる色の化身に変える。この術をかけられた女性に誘惑され受け入れた者は、体の厚みを奪われて二次元の存在になってしまう。(ケケケさんより)

点殺 梶原千穂
魔界医師メフィスト
気の力を用いた呪術。手から気を放ち目標を内側から粉砕する。(ケケケさんより)

相愛捕魂の術 シビウ
魔界医師メフィスト
メフィストの兄弟子たるシビウが使う魔術。術の対象となる人物が愛する者より、対象が抱いた想いを抽出する。それを保管し封印することで対象の魂を捕えたことになり、その者はあらゆる術を封じられた凡人になってしまうのだ。(ケケケさんより)

笑鬼(しょうき) シュフタン・ゲン・プレベイン公爵
魔界医師メフィスト
ウィーンの魔物の血を引くプレベイン公爵の力。彼の微笑を見たものは一瞬にしてその虜となり、あらゆる命令に忠実に従う。その威力は絶大で、生物であるならば植物にも効果がある。この能力は“術”というよりも生まれながらの“体質”であるらしく、術封じはいっさい効果を示さない。(ケケケさんより)

暗槍(あんそう) 呪紋大三郎
魔界医師メフィスト
ケルトに伝わる魔術。夜の恐怖の闇を集めて一本の槍を作り出し、それで敵を攻撃する。この槍は相手の実体を傷つけると共に影にも影響し、ダメージを与えることが出来る。(ケケケさんより)

影の沼 呪紋大三郎
魔界医師メフィスト
影で構成された沼を生み出し、あらゆるものをその中に埋没させてしまう。(ケケケさんより)

影縫い(かげぬい) ジョッシュ
魔界医師メフィスト
工内を相手の影に刺すことで動きを封じる。(ケケケさんより)

憑依監獄 助川信清
魔界医師メフィスト
相手の意思を残したままその体を乗っ取る憑依法。通常の憑依法は術者と犠牲者の意識が共存できず、どちらかが死なねばならないのだが、この技の使い手は犠牲者の意識を完全に服従させ、その内部のあらゆる情報を読み取り、肉体を己のものとすることができるのである。(ケケケさんより)

影狩り法(かげがりほう) 蒼城浩一
魔界医師メフィスト
”影法”ともいう。自分の影で相手の影をつかんで投げ、相手本体を投げ飛ばす。この技を柔道で使った蒼城は、それがばれて柔道界を永久追放された。(ケケケさんより)

影刃取り(かげはどり) 蒼城浩一
魔界医師メフィスト
自分の影を動かして相手の影の剣を白羽取りする。(ケケケさんより)

封入術 ドクター・メフィスト
魔界医師メフィスト
対象を肉の塊と化させて、他人の体内に侵入させる術。(ケケケさんより)

肋骨剣 ホーク(鷹野)
魔界医師メフィスト
<魔震>の契約者のひとり・ホークの技。観音開きにした胸より肋骨を伸ばし、鋭い凶器と化して敵を攻撃する。人間を軽々と刺殺し、鋼鉄をも貫く威力を持つ。

告げ口心臓(テル・テール・ハート) ヨハン・セイリグ・シューマッハ
魔界医師メフィスト
ウィーン魔術のひとつ。相手を生かしたままその心臓を抉り出して術をかけると、その心臓が術者の命ずるままにあらゆる秘密をしゃべってくれる。嘘偽りは一切無いうえに、心臓がしゃべることによる負担は相手に届き耐え難い苦痛を与えることができる。(ケケケさんより)

悲鬼(ひき) ヨハン・セイリグ・シューマッハ
魔界医師メフィスト
ウィーン魔術の大家・シューマッハ家当主の秘術。相手に悲観的な思考を受け付ける術であり、その状態で術者が択一的な質問を投げかけると、その答えのより悪いほうを行動に移す。例えば術者が「死にたいか?」と問えば、相手は直ちに疑問も抱かず自殺してしまうのである。 (ケケケさんより)

硬気砲 蘭空麗
魔界医師メフィスト
“気法”のひとつ。自在に方向を変え、地中からも襲い掛かる気の弾を放つ。(ケケケさんより)

双身の術
魔界医師メフィスト
阿羅木邸に巣食う魔物が使った術。口から吐いた奇怪な液が標的と同じ姿となり、それを傷つけることで相手本体にダメージを与える。メフィストの姿を写し取ったが、菊地作品のお約束「人外の美貌は再現できない」の法則どおり破られた。 (ケケケさんより)


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