魔ジャリ [必殺技辞典]

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東京・帝国病院で生まれた赤ん坊・迷企バサラは奇妙な子供。赤ん坊のくせにやけにスケベで、しかも不思議な力を使う。だがそれもそのはず、バサラは体こそ赤ん坊だが、その魂は日本最高の陰陽師にして陰陽道の総帥・迷企伐折羅右衛門の物なのである。バサラと同じ病院で死を迎えていた伐折羅右衛門は、死産だったバサラの体に乗り移ったのだ・・・。
こうして赤ん坊に生まれ変わった迷企伐折羅右衛門こと迷企バサラは、ときたま起こる怪しい事件を解決しながら、万年発情期の両親や唯一正体を知っている女子高生・美加里などとおかしくも楽しい生活をおくっていた。
 だが、その日々も長くは続かなかった。陰陽師と同質の術を使いながらも邪悪な心を持ち、それゆえにかつて伐折羅右衛門率いる陰陽師たちに破れ日本から撤退した魔道士たちが、伐折羅右衛門亡き日本を我が物にしようと侵攻を開始したのである。
次々に刺客を送り出す魔道士。陰陽道の総帥として弟子達を束ね迎え撃つバサラ。誰にも知られぬ裏の世界で、日本の運命をかけた一大呪術合戦が展開される。果たして、勝利を収めるのはどちらなのか・・・・?

連載・・・ひとみCCミステリー
単行本・・秋田書店 文庫版全1巻
作者・・・魔矢峰夫
「見た目は赤ん坊、頭脳はエロジジイ」な主人公が活躍するオカルトアクション漫画。作者得意のパロディギャグも健在である。

魔ジャリ特別編
魔道士と陰陽師の大戦争が終了したことにより、バサラはまた前のような暢気な生活に戻っていた。
ある日、通り魔に襲われたバサラと美加里だったが。ただの麻薬中毒と気にも留めないバサラが、呪法であっさりと撃退し事なきを得た。が、その翌日美加里が行方不明になってしまう。
弟子達と共に美加里を捜すバサラだったが、当の美加里は何者かに操られ、ビルを乗っ取って立てこもり、3人を殺すという大事件を起こしていた! 魔道士の仕業と看破したバサラは、敵が待つビルに1人で侵入していく・・・・・。
連載終了後、『サスペリア』にて掲載された特別編。連載最終話の後日談である。文庫版の巻末に収録されている。

結親呪 大田黒
魔ジャリ
自滅党の大立者・大田黒が使った呪法で陰陽道の術のひとつ。手を動かして印を切り、人の精神を操る。応用すれば自殺させることすら可能な呪法であるが、陰陽道においては初歩の術であるようで、本家本元のバサラには通じなかった。 (ケケケさんより)

魔鏡分身 鬼童陣助太一朗
魔ジャリ
”鬼童J”こと魔道士・陣助太一郎が使う術。飛び散ったガラスの破片がJ の姿をした分身となり、一斉に攻撃を仕掛ける。本人曰く「逃れた者はいない」術だそうだが、バサラは分身で対抗してあっさり破ってしまった。(ケケケさんより)

斬烈光 鬼童豹馬
魔ジャリ
鬼童幻馬の息子である魔道士・豹馬の術。腕を思い切り振って、光のカッターを飛ばす。バサラが軽く破ってしまったので、威力のほどは不明。 (ケケケさんより)

魔道封印 鬼童幻馬
魔ジャリ
魔道士・幻馬の術。自らの魂を他人の心に取り付かせ、その心を封じてしまう。この呪法は外からでは破れず、取り付いたものと戦おうとすれば、取りつかれた人物を傷つけなくてはならない。美加里に取り付き人質としたが、あらかじめ美加里の魂に潜んでいたバサラに内側から破られてしまった。(ケケケさんより)

魔道秘法・魔鏡界 鬼童陣内
魔ジャリ
”鏡の陣内”こと魔道士・陣内の術で魔鏡邪法のひとつ。相手を鏡が散らばる異空間に幽閉し、そこで陣内がさまざまな攻撃を加える。この空間内では鏡像を操ったり本体を隠したりできるので、魔鏡邪法の仕組みを見抜かないと陣内を倒すことはできない。バサラの影武者を倒し、バサラ本人も倒そうとしたが、術を見破られて倒された。 (ケケケさんより)

陰陽呪法・地操拳 土鬼造
魔ジャリ
バサラの高弟のひとり、”甲斐の土鬼造”の術。地面に拳を差し込んだ体勢で、巨大な腕を呼び出して操る。石段をも破って出現するパワーで、人間ひとりを軽く抱えあげることが可能である。夢幻居士の精神攻撃にかかり、味方を攻撃してしまった。(ケケケさんより)

[1]陰陽呪法・絶対零度
[2]陰陽呪法・千手観音
[3]陰陽呪法・どこでもドアー
バサラ(迷企伐折羅右衛門)
魔ジャリ
[1]”水の狂左”との戦いで使用した術。口から冷凍光線のようなものを出し、当たったものを凍りつかせる。大量の水を一瞬で凍らせる威力がある。水使いであり、体が水になる狂左には致命的だった。 (ケケケさんより)

[2]鬼童Jとの戦いで使用した術。両肩から、どこまでも伸びる腕を無数に生やして攻撃する。リーチが短い弱点をカバーするための術だろうが、Jの蹴りをもろに食らって術が解けてしまった。J曰く「気味の悪い術」 (ケケケさんより)

[3]陰陽道の術のひとつ。何の変哲もないドアを、異空間の入り口に換えてしまう。弟子たちとの密会のために、押入れで使用した。
「陰陽呪法・タケコプター」(本物そっくり)もある。(ケケケさんより)

[1]天精呪・妖猫無限
[2]天精呪・天虎皆斬
[3]天精呪・仏心発起
バサラ(迷企伐折羅右衛門)
魔ジャリ
[1]陰陽道の呪法のひとつで風の術。両手で作った球から、猫のような精霊を召喚し、相手にぶつける。犯人の地精開闢を破ったが、土狼激渦に破られた。 (ケケケさんより)

[2]陰陽道の呪法のひとつで風の術。虎の姿をした精霊のような物を召喚し、相手に襲い掛からせる。犯人の土狼激渦を破ったが、最後に出した石竜切羽に破られた。 (ケケケさんより)

[3]陰陽道の呪法のひとつで風の術。大きなエネルギー体をつくり、そこから如来を召喚する。さらに「如来顕現、千手千足」の言葉で、如来が大量の腕と足で相手を攻撃する。犯人の石竜切羽を難なく破ったが、勢いあまってバサラまで蹴り飛ばした。 (ケケケさんより)

必殺クロスカウンター バサラ(迷企伐折羅右衛門)
魔ジャリ
美加里からえぐる様に殴られたバサラが、反撃として使おうとした。背景に集中線が出て、相手のパンチに合わせてパンチを返す。何かすごそうだが、美加里とのリーチの差はいかんともしがたく、一方的に殴られて終わった。(ケケケさんより)

[1]地精呪・怪鼠開闢
[2]地精呪・土狼激渦
[3]地精呪・石竜切羽
犯人
魔ジャリ
[1]陰陽道の呪法のひとつで土の術。手を地につき、そこから鼠のようなものを複数呼び出して攻撃する。バサラとの術合戦で最初に使った術で、バサラの妖猫無限に破られた。(ケケケさんより)

[2]陰陽道の呪法のひとつで土の術。土でできた狼を召喚し、相手を襲わせる。バサラの妖猫無限を破ったが、天虎皆斬に破られた。 (ケケケさんより)

[3]陰陽道の呪法のひとつで土の術。土でできた巨大な竜を召喚し、相手に襲い掛からせる。切り札として使った術で、バサラの天虎皆斬を破ったが、仏心発起に破られた。比較的レベルの高い術のようである。 (ケケケさんより)

[1]村上水術・死水玉
[2]村上水術・水しばり
村上狂左
魔ジャリ
[1]”水の狂左”こと魔道士・狂左の術。手から発した水を球状に集め、それを飛ばして相手を取り込む。この水球に入った者はあっという間に溶かされて、骨だけになってしまう。バサラを仕留めんと放ったが、幻影による変わり身に引っかかり避けられた。 (ケケケさんより)

[2]”水の狂左”こと魔道士・狂左の術。大量の水を鞭のようにして、相手を縛り上げる。四方から迫ってくる鞭を避けるのは困難であるうえ、食らったら骨が砕けるという強力な術だが、バサラの陰陽呪法・絶対零度に破られた。 (ケケケさんより)

毛玉 毛有毛現
魔ジャリ
魔道士のひとり、毛有毛現の術。頭部を覆っている髪の毛から、口のついた毛玉のようなものを飛ばす。この毛玉は攻撃を受けると分裂する性質を持っており、相手にたかって食い尽くす。”闇の兵衛”に放ったが、負の気功で術者もろとも消滅してしまった。 (ケケケさんより)

負の気功 闇の兵衛
魔ジャリ
伝説の魔道士と呼ばれる”闇の兵衛”の術。指先より漆黒の球体をいくつもつくり、目標に向けて飛ばす。この球体はエネルギーを吸着させて、ブラックホールのようなものを作り、相手を飲み込んでしまう。相手の力が強ければ強いほど強大になるという恐ろしい術だが、正の気功術で中和することができる。 (ケケケさんより)

真空居合い 張林省、バサラ(迷企伐折羅右衛門)
魔ジャリ
鬼界ヶ原の決戦に参加した魔道士・張林省が使った術。腕を高速で振るって、真空波のような刃を飛ばす。バサラにあっさりと避けられた。
バサラが使うものは刃が大きく、張林省、禅師北京をふたりまとめてぶった切ってしまった。 (ケケケさんより)

雷電呪法 吉川、バサラ(迷企伐折羅右衛門)
魔ジャリ
陰陽道の呪法のひとつで、電撃を操ることができる。術者によって威力が異なるようで、吉川が使った時は指先から小さな電撃を放つ程度だったが、バサラが使うとはるか上空から雷が落ち落下地点を吹っ飛ばす威力になる。 (ケケケさんより)

足止めの術 バサラの弟子達
魔ジャリ
影武者を使おうとした弟子達が、バサラの足止めをするために使った術。その内容とは、大量のエロ本やヌードポスターでバサラを引っ掛けるという術というにはおこがましい代物。しかし、スケベなバサラは見事に引っかかり、足止めさせられてしまった。 (ケケケさんより)


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