その男、魔法使い“A”  [必殺技辞典]

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著者:榊一郎
イラスト:
レーベル:ファミ通文庫(エンターブレイン 刊)
原作:榊一郎 著「まじしゃんず・あかでみい」


【あらすじ】
1999年、世界最大の国力を誇る大国「アメリカ合衆国」はかつてない脅威に晒されていた。
未知の存在を従えた謎の男、魔法使い“A”一人によって世界最強とも言えるアメリカの誇る海軍がなす術もなく蹂躙されていたのだ。
過去の予言者ノストラダムスが世界滅亡を予言した年に現れ、あたかも予言に登場する『恐怖の大王』の如く米海軍を蹂躙しながら米国本土を目指し進攻する彼の目的は?


【作品紹介】
ストレイト・ジャケットのコンビを起用して描かれる「まじしゃんず・あかでみい」の外伝作品。
本編の登場人物、佐久間榮太郎と当時人間だったエーネウス(本名クラリッサ)を主人公とする、まかでみ・らでぃかる収録の短編で多少触れられた話を描いた作品である。別名エーネウス誕生秘話。
内容は本編とはうって変わり、榮太郎とアメリカ合衆国の対決等シリアスな場面を中心に描かれている。ただし「その名は101(バベル二世の続編)」という明確な元ネタが存在するなど随所に「まかでみらしい」部分も数多く存在している。
全2巻の前後編作品であり、まかでみ本編に登場しなかった学園や連盟以外の魔術師組織、本編では描かれなかった作中世界の国の魔術に対するスタンスにも触れられている他、本編5巻より登場する超能力者三人組の幼少時代も描かれている。


【既刊一覧】
・その男、魔法使い“A”1
・その男、魔法使い“A”2


【関連作品】
[まじしゃんず・あかでみいシリーズ]
・まじしゃんず・あかでみいシリーズ
・まかでみックスシリーズ


【用語解説/関連項目】
[関連作品項目]
まじしゃんず・あかでみいシリーズ(原作)
[用語解説]
まじしゃんず・あかでみいシリーズの用語解説

浄天眼(グラムサイト) クラリッサ・シノノメ・エインワーズ
その男、魔法使い“A”
先天的能力の一種で、別名「千里眼」とも呼ばれる能力。
魔力の流れ等の本来見ることの出来ないものを視覚情報として見ることが出来る能力である。
本編に登場した「千里眼」同様、魔力等はその所持・使用者に合わせてその性質に合った色のもやの様に見えるのが特徴。
後にクラリッサは榮太郎の使い魔の一体と融合してエーネウスとなったが、エーネウスにこの能力が引き継がれているかは不明。(クウガもどきさんより)

水撃刃(ウォーター・メス) ヨルムンガルド
その男、魔法使い“A”
ヨルムンガルドのコードネームを持つ榮太郎の使い魔が使用した技。
液体(水、コーラ、油など)を超高圧で飛ばし、超高圧の液体で対象物を切り裂く。
初登場は1巻。また彼女の能力を複製したニムロットも同様に使用できる。(クウガもどきさんより)

超音波砲 フェンリル、クラリッサ(エーネウス)
その男、魔法使い“A”
フェンリルのコードネームを持つ榮太郎の使い魔が使用した技。
咆哮によって対象となる物体の固有振動数に干渉し、対象物を自壊させる。
初登場は1巻。フェンリルと融合したクラリッサ(後のエーネウス)や能力を複製したニムロットも使用できる。(クウガもどきさんより)

封縛結界
その男、魔法使い“A”
ロームフェラ財団所属の魔法使い達が使用した結界術式。
一定範囲内の空間を結界で覆い、内部の魔術的な存在や魔術そのものの効果を減衰させる。
ただし、眼などでは見えないが結界の要所要所に結界維持の基点となる、魔力の流れの密度が高く強度の低い部位が多数存在し、また超能力系の能力(千里眼、魔力侵奪能力等)に対して効果を得ることが出来ない。
余談だが、この魔法の強力なものをアニメ版「まかでみWAっしょい」にてミヤビが単体で使用している。(クウガもどきさんより)


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