コンピューターネットワークによる仮想の遊戯空間「ボード」。数多くのPC(プレイヤー)が楽しむこの空間は、ゲーム会社であるリネンと契約を結んだGM(ゲームマスター)が個々に管理することで、自由な運営が可能なシステムとなっていた。 PCのひとり・行商人の少女ウーフーは、ボードのひとつであるパラベラムに接続(アクセス)していた。ところがこのパラベラムには独自のルールがあった。ここに所属するPCは“白”と“黒”の“族(クラン)”に分かれ、“抗争”と呼ばれる戦いを行っていたのである。 折悪しく始まった抗争に巻き込まれたウーフー。PC同士が殺しあう状況にショックを受けながら逃げ惑う彼女は、「ヨエル」と名乗る“黒の族”のPCに助けられたのだが、彼にはとある秘密が隠されていた・・・・ 作者・・・・・篠原六郎 連載・・・・・月刊アフタヌーン 単行本・・・・全3巻 ファンタジー風のネットゲーム世界を舞台にしたアクション漫画。同名の読切版が存在するほか、同作者の連載作品『ナツノクモ』にてボードの設定が使われている。 |
・魔法の矢(マジックボウ) | 狙撃主 |
光の矢のようなもので攻撃するスキル。(ケケケさんより) |
・微塵隠れ | 四(スー) |
あらゆる魔法を受け付けない耐性能力を利用した技。全身に魔法爆弾(マジックボム)を巻きつけ、敵陣の真ん中で炸裂させる。本人はまったくダメージを受けず、爆発による混乱に乗じてその場から逃走する。 (ケケケさんより) |