原作著者:清水文化 イラスト:牛木義隆 漫画版著者:牛木義隆 レーベル:HJ文庫(ホビージャパン 刊) 漫画版掲載雑誌:きゃらの!(ホビージャパン 刊) 【あらすじ】 フォルティアース大陸東部のソルティス教を信仰する宗教国家連合「王国連合帝国」では近年、過去に猛威を振るい多数の死者を出した伝染病「デスペラン」に症状の似た患者の発生が、西部のドラゴンの生息地帯である竜の大陸を中心に拡大し始めていた。 連合帝国は即座に調査団を結成するが、ドラゴンと交戦状態に入り壊滅してしまい、さらに調査団の存在がドラゴンの生息地を脅かしているとして患者発生地域周辺等で信仰されているドラゴン教の過激派によるテロが勃発する。そこで連合王国は第二次調査団の編成と並行して単独でデスペランの調査とドラゴン教との調整の任を負った救国の勇者とその従者の募集を開始するのだった。 連合帝国の首都サクラスに設立された聖サクラス教会に所属する、小さい頃に進路をくじびきによって望まない方向へと決められてから神事のくじびきを嫌うようになった見習い修道女、メイベル・ヴァイスは、ひょんなことから勇者の従者を募集するくじびきによって勇者の従者に選ばれてしまう。 こうしてメイベルは、勇者を募集する籤によって救国の勇者に選ばれた、腕は立つが籤運が悪くいまだに近衛隊員採用の籤で当たりを引けずにいた剣士ナバルと共に救国の勇者御一行としてデスペランの調査の任を受け旅立つことになるのだった。 【作品紹介】 本作はHJ文庫創刊初期より展開された清水文化の描く作品およびその過去を描いた漫画版の総称。 架空世界の大陸「フォルティアース大陸」を舞台に、国教のソルティス教の神事であるくじびきを嫌う修道女見習いの少女メイベルが、ドラゴン病調査の為の救国の勇者の従者に選ばれたことをきっかけに見聞を広め、持っていた知識と新たに得た知識、そして知識を基にした思いつきによって産業発展のきっかけを作り、世界のあり方をも刺激して変えてゆく様を描いた作品である。 気象精霊記シリーズよりお馴染みの作者の特徴とも言える薀蓄の多い作風はとどまるどころかさらに加速しており、その独特の作風は相も変わらず読者をしっかりと捕まえている。元は全三巻で終了する予定だったらしいが、当時のHJ文庫作品群の中でも好評であったことや当時のHJ文庫の看板作品といえる作品がまだ無かったことから続刊が決定し、最終的に11巻完結という形になった。 また、数ある清水文化氏の作品群の中でも先に展開されていた気象精霊記シリーズ(諸事情の為展開停止中、再開未定)、あんてぃ〜くシリーズ(第一部完結、再開未定)を差し置いて最初に完結した作品でもある。 【既刊情報】 [本編:くじびき勇者さま(全11巻)] ・くじびき勇者さま 1番札 誰が小娘よ!?(2006年9月30日発売) ・くじびき勇者さま 2番札 誰がお荷物よ!?」() ・くじびき勇者さま 3番札 誰が聖女よ!?」 ・くじびき勇者さま 4番札 誰が女神さまよ!?」 ・くじびき勇者さま 5番札 誰が守り神よ!?」 ・くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?」 ・くじびき勇者さま 7番札 誰がくじびき女王よ!?」 ・くじびき勇者さま 8番札 誰が宇宙人よ!?」 ・くじびき勇者さま 9番札 誰が大元帥よ!?」 ・くじびき勇者さま 10番札 誰が神の御使いよ!?」 ・くじびき勇者さま 11番札 誰が真くじびき聖女よ!?」 [漫画版:くじびきシスタ〜ず] (2009年末現在、単行本収録分は無し) 【あとがき担当者(乗っ取り犯)一覧】 ・パセラ・アヴィシス(1〜4番札) ・フェレラ・コップ(5〜6番札) ・レジーナ・テルル(7〜9番札) ・ブルーノ・アサッシニオ(10番札) ・第六隊長(10番札) ・ジェニフィ・クライン(11番札) ・キャロル・フランク(11番札) |
・盾よ(エ・シルダ) | ティアマリア・ファーマシィ |
杉3本(医療班(シダー)最上位)を持つ聖サクラス教会の修道女・ティア先輩が使用した防禦魔法の一つ。
魔法障壁を展開する魔法だが、作中では敵の決死の体当たりによって破壊された。 人間、死ぬ気になれば魔法なんて恐れるに足らないものらしい。(クウガもどきさんより) |
・救済の泉よ(サルース・ナイアシア) | ティアマリア・ファーマシィ |
杉3本(医療班(シダー)最上位)を持つ聖サクラス教会の修道女・ティア先輩が使用した魔法の一つ。
文章を見る限りではすぐ近くの水を操って誘導し、指定した場所に水をばら撒く魔法のようである。 作中ではナバルの背中に引火した『灼熱の嵐よ(クレマリィ・ストーマ)』の火を消すために使用され、地下水路の水を誘導してシャワーのように降り注がせた。(クウガもどきさんより) |
・灼熱たれ(レ・カロル) | 第六隊長 |
アサッシニオ派実働部隊の隊長格の一人である魔法剣士の第六隊長(本名不明)が使用した付与魔法。 対象物を急激に加熱する魔法で、武器に使用すれば超高温による相手武具の融解効果を付与できる。 ただし、付与された熱を長時間放置しておくと武器が軟化して使い物にならなくなるという欠点を持つ。そのため、この魔法の使用目的を達成した後はすぐに冷却魔法などの加熱効果を打ち消す魔法でこの効果を中和させなければ武器の連続使用を行うことができない。 ちなみに、急激な冷却を行うとその物体は壊れやすくなってゆくのでどちらにしろこの魔法が武器の耐久年数を大幅に縮めることには変わりない。 なお、この魔法の対抗魔法に『冷却せよ(レ・フリーザ)』が存在する。 (クウガもどきさんより) |
・低温たれ(ラ・クーラ) | 第六隊長 |
アサッシニオ派実働部隊の隊長格の一人である魔法剣士の第六隊長(本名不明)が使用した付与魔法。 対象物を冷却する魔法で、『灼熱たれ(レ・カロル)』の効果を打ち消すためなどにも使用される。(クウガもどきさんより) |
・受け止めよ(ラ・クッシオ) | 帝都近衛守備隊魔導師 |
応援で駆けつけてきた帝都近衛守備隊の魔導師の一人が使用した魔法。 光の網を出現させて落下物を受け止め、落下によるダメージを防ぐ魔法である。(クウガもどきさんより) |
・旋風の盾よ(エ・シルト・トゥルバ) | ドラゴン教魔導師 |
テロ活動を行うドラゴン教の魔導師が使用した防禦魔法。 指定した場所に魔法障壁を展開する魔法で、名称から考えて風で出来た魔法障壁を発生させると思われる。 作中では味方が投げた爆発物のダメージから味方をかばうために使用した。(クウガもどきさんより) |
・噴砕の風よ(アウラ・フラクティオ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した風系攻撃魔法の一つ。 杖から放たれる高圧の風によって対象物を押し潰し、粉砕する魔法である。 ちなみに、この上位魔法に『破砕の爆風よ(ボルス・フラクティオ)』が存在する。 初登場は3巻で、『冷却せよ(レ・フリーザ)』と組み合わせて蔦を凍結粉砕するために使用した。(クウガもどきさんより) |
・祝福の風よ(アウラ・ベネディクト) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが使用したこの世界の魔法の一つで、地面を這うような小さな旋風を無数に発生させる。 発生した旋風は殺傷能力こそ殆ど無いに等しいものの落下する人間を浮かばせ、受け止めるだけの威力がある。 作中では屋根から落下したナバルを受け止めると同時に、落下するナバルを撃とうとしていたドラゴン教の射撃手に脚払いを行い、ついでにもろくなった建物の壁を打ち砕いた。(クウガもどきさんより) |
・高く飛べ(アルテ・ウォラーレ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する飛行魔法の一つ。 魔法発動地点から着地目標地点までの間を、縦に弧を描くように飛行する。(クウガもどきさんより) |
・波を立てて速く(ヴェロ・ナヴィガティオ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公・メイベルが使用した魔法の一つ。初登場は8巻。 水に浮いたボートを動かす魔法で、水とボートのどちらに干渉しているかは不明。 ただし水圧などの影響を受けるため、オールで漕ぐより楽と言うわけでもない。(クウガもどきさんより) |
・水の障壁よ(エジス・ウンディーダ) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが使用した魔法の一つ。初登場は第9巻。 空中に光の円盤を出現させ、周囲の水を円盤に集めて非常に分厚い水の障壁を形成するかなり強力な防御魔法である。その出力は短時間の間だけではあるが人間の魔力だけでドラゴンの火炎魔法を押さえ込むことが可能。 魔法名称と発現形態の一部の類似点よりおそらく以前登場した『風の障壁よ(エジス・シルフィーダ)』に近い構造の魔法と思われる。(クウガもどきさんより) |
・風の障壁よ(エジス・シルフィーダ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する防禦魔法の一つ。 光の防禦結界を展開する魔法で、名称から考えるとどこかに風の要素があると思われる。 作中初使用時はとっさに使用したのに加えて初実戦であったため、比較的あっさり破られた。(クウガもどきさんより) |
・暖めよ(カミナス) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。5巻初登場。 自身の周囲に温暖な風を発生させる魔法で、暖房向きな魔法である。 作中初登場時は急にドラゴンの姿に戻った際、急激な密度の低下によって体温が下がりすぎて動けなくなったフェレラを暖めるために使用した。(クウガもどきさんより) |
・灼熱の嵐よ(クレマリィ・ストーマ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する火焔系攻撃魔法の一つ。 炎を発生させる魔法で、『灼熱の炎よ(クレマリィ・フレーマ)』に比べて威力はかなり低いものの、代わりに結構効果範囲が広いようである。(クウガもどきさんより) |
・炎の弾丸よ(グローブ・フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが使用した魔法の一つ。初登場は第9巻。 手のひらの上に小さな火炎球を形成し、投げつける魔法である。(クウガもどきさんより) |
・地よ固まれ(セラム・テッラ) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが使用したこの世界の魔法の一つで、対象となった部分の地面を固める。 作中では整備がおろそかになったために荒れて足場が悪くなった道を通る際に使用した。(クウガもどきさんより) |
・風よ切り刻め(チョプス・ラファーラ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する風系攻撃魔法の一つ。 周囲の風をかき乱して無数の渦を創り出し、その風が対象を切り刻む魔法である。 初登場は3巻で、蔓を切るために使用した。だが蔓が頑丈だったためか殆ど通用しなかった。(クウガもどきさんより) |
・戻れ(レウェル) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する汎用型の魔法の一つ。 魔法の対象を手元に引き戻す魔法で、通常の物体だけでなく魔法で発生した効果を引き戻すこともできる。 作中では『灼熱の炎よ(クレマリィ・フレーマ)』で発生した火炎弾に使用して即席の追尾魔法にしたり、ナバルを宙に浮かせて他の魔法と組み合わせることで空中戦を繰り広げたりした。(クウガもどきさんより) |
・炸裂せよ(レ・フラーヴァ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する魔法の一つ。 詳しい魔法効果は不明だが、文章を見る限り対象を膨張・破裂させる魔法のようである。 作中では『戻れ(レウェル)』の魔法でUターンしてきた『灼熱の炎よ(クレマリィ・フレーマ)』の火炎弾を破裂させて、火炎弾を回避しようとしたドラゴン教(アサッシニオ派)の戦士を攻撃した。(クウガもどきさんより) |
・冷却せよ(レ・フリーザ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する冷却・付与魔法の一つ。 表面を氷で覆う魔法であり、生命体に使用すれば相手を凍らせる攻撃魔法として使用可能。 物質を加熱させる『灼熱たれ(レ・カロル)』の対抗呪文に当たり、長時間の使用は対象物の劣化に繋がる。なお、この上位魔法に『あまねく冷却せよ(レ・フリージ・ユニヴァ)』が存在する。 (クウガもどきさんより) |
・旋風よ(トゥルバ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する補助魔法の一つ。 小規模なつむじ風を起こす魔法で、戦闘では足払いや手元を狂わせるなどに用いられる。(クウガもどきさんより) |
・聖なる光の盾よ(エ・シルト・ルミナス) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する防禦魔法の一つ。 前方に光の盾を作り出し、盾状防禦障壁の裏側にいるものを守る魔法である。 初登場時は敵の使用した『灼熱の炎よ(クレマリィ・フレーマ)』を軽々と弾いたが、敵の一人に回りこまれて障壁の内側への侵入を許してしまった。(クウガもどきさんより) |
・速く飛べ(ヴェロ・ウォラーレ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する高速飛行魔法。 魔法の対象を高速で飛翔させる魔法であり、飛行速度に重点を置いた術式構成になっているようだ。 宙に浮いたナバルに他の魔法と共に使用して、ドラゴン教の魔導師ブルーノ・アサッシニオと空中戦を繰り広げた。(クウガもどきさんより) |
・高く浮け(アルテ・エメーラ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する浮遊魔法の一つ。 『浮け(エメーラ)』の派生魔法で、より高い位置に浮遊することが出来る。 作中初登場時はナバルとドラゴン教の魔術師ブルーノとの空中戦の時、空中戦闘におけるナバルの浮遊位置の細かい操作のために使用した。(クウガもどきさんより) |
・ほどよく温めよ(インベル・フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが持参したお弁当を温める際に使用した魔法。作中初登場は8巻。 武器などに熱量を付与する「温めよ(フレーマ)」の低温版で、対象物に適度な熱量を付与する。(クウガもどきさんより) |
・火炎の盾よ(エ・シルト・フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
艦内防衛戦にてメイベルが使用した魔法。初登場は10巻。 炎で出来た障壁を形成する防御魔法の一種であるが、作中で使用されたようにカウンター攻撃魔法としても優秀。(クウガもどきさんより) |
・霧の目隠しよ(ネブラー・テ・ジルト) | メイベル・ヴァイス |
魔法の一つで、撹乱系の魔法。初登場は4巻。 対象となるエリア一帯を自ら発光する霧で包み込む魔法で、作中のように雑木林など視界が悪い場所で使えばまず確実に方向感覚を奪われ、その場で迷う破目になる。(クウガもどきさんより) |
・風の玉繭よ(グロブ・シルフィーダ) | メイベル・ヴァイス |
本編主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。初登場は6巻。 対象物を繭で包むように風の流れを配置し、対象へと飛来する物体などを絡めとる魔法である。 作中ではサンスタグでの演説の際に異教徒の聖者が演説することに反対した(そもそもそれを煽ったのは一部の新聞の記事であるが)一部のサンスタグ市民が演説会場に用意されていた食品や食器などを投げつけてきた際にけが人が出ないようにするため使用した。著者の過去作品を知っている人ならば気付いている人もいるかもしれないが、出力こそ違えど原理的には気象精霊記シリーズに登場した風属性の霊術「風の繭」とほぼ同じ構造の魔法である。(クウガもどきさんより) |
・食器よ集まれ(コリージ・ワーサ) | メイベル・ヴァイス |
本編主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。初登場は6巻。 周囲の食器を風で絡めとり、自分の手元へと誘導する事に特化した風を操る魔法のようだ。 作中では『風の玉繭よ(グロブ・シルフィーダ)』で絡め取った投擲物の中から食器だけを自らの手元へと誘導してきれいに重ねるなどの芸当を見せた。(クウガもどきさんより) |
・乾いた風よ(シック・シルフィーダ) | メイベル・ヴァイス |
艦内防衛戦にてメイベルが使用した魔法。初登場は10巻。 乾燥魔法の一種で、対象物の水分を排除することで対象物を乾燥させる洗濯や洗い物の乾燥に向いた便利魔法である。 作中では突っ込んでくるアクィラ・ドラゴンに対し、この魔法に続けて『火炎の盾よ(エ・シルト・フレーマ)』を敵前方に使用することで雨による火炎魔法の威力減少を軽減した。(クウガもどきさんより) |
・汚れを落とせ(テルゲーレ・マキュラ) | メイベル・ヴァイス |
本編主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。作中初登場は8巻。 小さく風速がそこそこの旋風を起こし、発生した気流や遠心力で対象物に付着した汚れなどを吸い上げる。 作中では絨毯に零れたコーヒーを吸い上げる為に使用した。(クウガもどきさんより) |
・煉獄の炎よ(パガトル・フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
艦内防衛戦にてメイベルが使用した魔法。初登場は10巻。 炎系攻撃魔法の一種で、詳細は不明だが使用対象がドラゴンであることを考えればかなり強力な魔法のようだ。 作中では母艦艦内に侵入したアクィラ・ドラゴンに対して使用したが、雨や敵の所持する盾などの影響で有効なダメージは与えられなかった。(クウガもどきさんより) |
・湯がけ(フェルウェーレ) | メイベル・ヴァイス |
本編主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。初登場は6巻。 高温の蒸気を発生させて、対象物に纏わりつかせることで対象物を湯がく魔法である。 あたりまえだが、発生した蒸気に不用意に触れると大火傷を負うことは間違いないので注意。(クウガもどきさんより) |
・止まれ(ブルウィース) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する魔法の一つ。 使用状況を見る限り運動エネルギーを中和してその場で対象を停止させる魔法のようである。 作中初登場時は他の浮遊・飛行魔法や付与魔法などと組み合わせてナバルと敵魔導師との空中戦を演出した。(クウガもどきさんより) |
・雷よ(フルメン) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。初登場は4巻。 小規模な雷を対象物に落とす魔法で、殺傷力の高さに関してはいまいち不明である。 作中では相手の無力化を目的として使用したが、それでもチェーンを砕く位の威力はあるようだ。(クウガもどきさんより) |
・電撃よ(ブリッツァ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する攻撃魔法の一つ。 飛距離のある雷撃を放つことで対象に攻撃する魔法である。(クウガもどきさんより) |
・曲がれ(フレキシオ) | メイベル・ヴァイス |
艦内防衛戦にてメイベルが使用した魔法。初登場は10巻。 動いている対象物の進行方向を多少変化させる魔法である。 作中では火炎放射器の前方に居たナバルを回避するように火炎放射器の炎を誘導した。(クウガもどきさんより) |
・風よ運べ(ポータ・ラ・アウラ) | メイベル・ヴァイス |
本編主人公のメイベルが使用した魔法の一つ。初登場は6巻。 対象物を風の流れに乗せて、そのまま目的の場所へと風に乗せて誘導する魔法である。(クウガもどきさんより) |
・衝撃の炎よ(ラファール・フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
艦内防衛戦にてメイベルが使用した魔法。初登場は10巻。 炎系攻撃魔法の一種で、詳細は不明だが使用対象がドラゴンであることを考えればかなり強力な魔法のようだ。 作中では母艦艦内に侵入したアクィラ・ドラゴンに対して使用したが、雨や敵の所持する盾などの影響で有効なダメージは与えられなかった。(クウガもどきさんより) |
・開封(リベルタ) | メイベル・ヴァイス |
メイベルが帝都のパセラから届いた手紙を開封する為に使用した魔法。 文字通り封をしたものを開封する魔法だが、魔法で封をした物を解除するのか普通に封を開けるものかは不明。(クウガもどきさんより) |
・跳べ(サリーレ) | メイベル、クラウ 等 |
この世界で使用される魔法の一つ。
跳躍魔法であり、魔術による補助と共に跳躍することで常人ではありえない非常に高い跳躍力を得る。 ただし、跳躍魔法や低速飛行魔法などの宿命として飛行中は格好の標的になるという欠点があり、クラウの場合は跳躍中に攻撃魔法による牽制をおこなうことでその弱点を補っている。(クウガもどきさんより) |
・浮け(エメーラ) | メイベル、クラウ 等 |
この世界で使われる浮遊魔法の一つで、その場に浮遊する魔法である。 初登場時はクラウが高所から飛び降りる際、落下時の運動エネルギーを中和するために使用した。(クウガもどきさんより) |
・灼熱の炎よ(クレマリィ・フレーマ) | メイベル、クラウ 等 |
弧の世界で使われる火炎系攻撃魔法の一つで、高温の火炎弾を発射する。 それなりに威力のある魔法で、本来は火炎弾が直線的に飛ぶのだが、メイベルのように他の魔法と併用することで火炎弾の弾道をある程度自在に操ることもできる。(クウガもどきさんより) |
・あまねく冷却せよ(レ・フリージ・ユニヴァ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する氷結魔法の一つ。 圧倒的な冷気で表面を氷で覆い、対象物の周囲一帯を凍結する『冷却せよ(レ・フリーザ)』の上位魔法。 初登場は3巻で、『破砕の爆風よ(ボルス・フラクティオ)』と連携して広範囲の蔦を一気に凍結粉砕するため使用した。(クウガもどきさんより) |
・破砕の爆風よ(ボルス・フラクティオ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した風系攻撃魔法の一つ。 高圧の風で対象を広範囲に渡って押し潰し、粉砕する『噴砕の風よ(アウラ・フラクティオ)』の上位魔法。 初登場は3巻で、『あまねく冷却せよ(レ・フリージ・ユニヴァ)』と連携して広範囲の蔦を一気に凍結粉砕するため使用した。(クウガもどきさんより) |
・突風よ(ラファール) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した風系攻撃魔法の一つ。 突風を巻き起こすことで、対象物を吹っ飛ばす魔法である。 初登場は3巻で、作中では岩場で放ったために敵が使用する銃の黒色火薬の煙を巻き上げて視界を悪くしてしまった。(クウガもどきさんより) |
・炎よ(フレーマ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用した火焔系攻撃魔法の一つ。 小さな炎を発生させて対象物にぶつけることで、対象を燃やす魔法である。 本作の著者の作品の一つ『あんてぃ〜くシリーズ』に同名の魔法が登場するが、関連性は不明。 初登場は3巻で、今回のドラゴン病騒動の発端になった毒花粉の発生源を焼却するために使用した魔法の一つ。(クウガもどきさんより) |
・雷よ暴れろ(フルメ・ヴィオラプタ) | メイベル・ヴァイス |
本作主人公のメイベルが使用する雷撃魔法の一つ。 小さな黒い雲を発生させ、そこから爆発するように無数の雷を落として攻撃する魔法である。 初登場は3巻で、襲撃してきたドラゴン教徒達に対して使用した。(クウガもどきさんより) |
・痛がれ(ドレーレ) | ラズベル・ヴァイス |
本作主人公メイベルの姉、ラズベルが使用した魔法。作中初登場は7巻。 作中では小馬鹿にしたような拒絶の言葉に怒り、殴りかかってきた違法販売店の店主に対して使用した。 この魔法によって対象となった店主は激しい頭痛に見舞われたが、魔法の原理自体は不明不明のままに終わった。この世界の魔法構造等と発動した現象から考えて特定部位に高い圧力を発生させ、締め付ける魔法と思われる。(クウガもどきさんより) |
・風よ捕まえよ(カペレ・ラ・アウラ) | ロード・クラウ・アスピス・リ・フローレス・ド・アキロキャバス・ユーベラス |
アキロキャバス卿の三男坊のクラウが6巻にて使用した魔法。 小さな風を起こして対象を包み込み、その風を操作して対象物を誘導する魔法である。(クウガもどきさんより) |
・切り刻め(チョプス・パノ) | ロード・クラウ・アスピス・リ・フローレス・ド・アキロキャバス・ユーベラス |
街で不良に絡まれていたメイベルとパセラを助ける際に喰らうが使用した魔法。 どうやら小規模なかまいたちらしきものを起こして対象を軽く切り刻む魔法のようである。 作中では向かってきた不良のパンツを除く衣服全てを切り刻み、羞恥心を利用してで再起不能にした。(クウガもどきさんより) |