風鳴(かざなり)の左近  [必殺技辞典]

TOPへ
戦国時代、戦乱の影で活躍した忍者。その中の一集団“白鷹一族”は、幾多の活躍により“伝説”と謡われまた恐れられていた。だがそんな彼らも太平に向かう世の中では活躍の場が無く、表の仕事で生計を立てる日々を送る。一族の若き頭領・風鳴左近にいたっては、女にうつつを抜かし遊び呆ける腑抜けと化していたのである。
そんなある日、大名である水野家の養女・一目惚れした左近は、彼女に会うため忍びの技を持って屋敷に潜入する。だがそこで彼が見たものは、忍びの集団に誘拐される雪姫の姿だった。その集団“闇鴉党”は、雪姫に隠されたとある秘密を探り、世界を破滅に導くとされる秘宝を手に入れようとしていた。この事態を受けた左近は雪姫の救出を決意。一族の精鋭“白鷹七人衆”を招集し。闇鴉党との闘いに身を投じる。
裏の世界の陰に隠れ、暗闘を繰り広げる白鷹七人衆と闇鴉党。謎の秘宝を巡る闘いはやがて、日本中の忍びを巻き込んだ恐るべき合戦と化していくのであった・・・・

作者・・・・・・沢田ひろふみ
連載・・・・・・月刊マガジンスペシャル
単行本・・・・・全4巻
時代劇ファンの作者が描く時代劇忍者漫画。全体的に軽妙なアクションが特徴で、気軽に読める作品である。

月夢音(つきむね)の術
風鳴(かざなり)の左近
中国製の特別な笛より怪しい音色を放ち、それを聞いた者に幻覚症状を与える。(ケケケさんより)

人形翻(ひとがたがえし)の術 影信
風鳴(かざなり)の左近
対象の背中に人形操りの糸を結ぶことで、そのものを自由自在に操る。(ケケケさんより)

移背身(うつせみ)の術 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
全力疾走しながら体を動かし、障害物をすり抜ける。熟練すれば狭い場所に入るのはもちろん、仕掛けられた罠や飛んでくる物体でさえもすり抜けることができる。(ケケケさんより)

影写し(かげうつし)の術 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
白鷹一族秘伝の忍術。刀で光を反射させて相手の視界を奪うと同時に、自分の幻を見せる。その幻は術者ではなくその相手の仲間であり、やがて同士討ちが起こってお互いに急所を突きあわせ全滅するのだ。(ケケケさんより)

変わり身の術 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
忍者ものではお馴染みの、やられたと見せかけて攻撃を避ける術。(ケケケさんより)

白鷹斬剣(はくおうざんけん)・鬼魂烈砕 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
白鷹流忍法最終奥義。相手の眼前に小規模な爆発を起こして真空を作り、そこに刀を構えて突撃する。発生した真空は突撃の勢いに押されて敵にぶつかり、全てのものを飲み込み切り裂くのだ。 (ケケケさんより)

憑樹 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
白鷹流幻術のひとつ。木を叩くことで音を出し、それを聞いたものに木が全身に絡みつく幻覚を与える。音は体の痛み程度では消えず、脳内で反響して相手を幻の虜とするのだ。(ケケケさんより)

落鳳(らくほう)の術 風鳴左近
風鳴(かざなり)の左近
白鷹流忍法の奥義。クナイで敵の目をひきつけると同時に、相手の心臓に無数の針を刺す。その針は相手に落雷を受けたような衝撃を与え、それと同時に全身の筋肉を弛緩させる。この技を喰らった者は忍術で反撃することもできず、やがては死に至るのだ。(ケケケさんより)

面移しの術 月夢
風鳴(かざなり)の左近
顔の筋肉を自在に動かし、まったくの別人のものに変える。(ケケケさんより)

聞かザルの術 光信
風鳴(かざなり)の左近
サルのような顔になって耳をふさぎ、相手の声が聞こえないふりをする。(ケケケさんより)

雷姿(らいし) 百地丹波
風鳴(かざなり)の左近
百地流忍法のひとつ。早九字で気合を入れながら両手をかざし、凄まじい衝撃波を生み出す。その威力たるや、底なしの蟻地獄を吹き飛ばし消滅させるほど。 (ケケケさんより)

燕牙錘(えんがすい)の術 項燕、李燕
風鳴(かざなり)の左近
燕を模した手裏剣状の武器を投げ、敵を切り裂く。その威力は人間をたやすく胴切りにし、その軌道はすばやくしかも自在に旋回する。その正体は鎖武器であり、霧に鎖を隠して攻撃している。さらに表向きは項燕だけが攻撃し、李燕が影となって奇襲することで敵を確実に仕留めるのだ。(ケケケさんより)

破岩掌(はがんしょう) 百地丹波
風鳴(かざなり)の左近
百地流忍法奥義のひとつ。両手より気を衝撃波にして相手の体に叩き込む。これを受けた者はたちどころに吹き飛ばされ、内臓・骨格の全てが粉砕される。 (ケケケさんより)


TOPへ