大永一年、戦国時代の真っ只中にあった日本は、悪業と殺戮に包まれていた。多くの人々が苦しむと、それに惹かれるように悪しき鬼どもが跳梁跋扈し始める。そんな中復活した魔界の門を開き鬼を支配する魔人・「道鬼」は、恐るべき鬼の軍団・“黒夜叉”を率いて天下を支配しようとしていた。
だが、この野望に対抗する者たちも存在した。鬼の血を吸う妖刀・“飛龍”を携え、天狗流忍術法を使い道鬼を封印した男・「鴉天狗カブト」、その血を受け継ぐ二代目カブトである。彼と彼に従う四方の守護者・“四神”は、その力を最大限に駆使し悪鬼羅刹を退治していく宿命を背負っているのだ。 鴉天狗カブトと黒夜叉道鬼。宿命の戦いの結末やいかに!? 作者・・・・・・・・・・寺沢武一 連載・・・・・・・・・・月刊フレッシュジャンプ 戦国時代を舞台にした忍者ファンタジーアクション漫画。作者お得意のアクション描写で、血沸き肉踊る忍者の戦いが楽しめる。 前39話のTVアニメシリーズのほか、作者自らの監督・脚本によるOVAも存在している。 |
・血びき竜 | 操り鬼蔵 |
黒夜叉十人衆のひとり・操り鬼蔵の技。手の平からドリルのついた縄を複数出し、目標を攻撃する。カブトを狙撃したが、かわりみで避けられた。(ケケケさんより) |
・馬死髪 | 鬼車の黒沙天 |
黒夜叉百鬼衆のひとり・黒沙天の術。髪の毛を針のように飛ばし、目標に突き刺す。この髪には猛毒が含まれており、今まで助かった者はいないという。(ケケケさんより) |
・鬼猿大変化 | 鬼猿 |
巨大な猿へと変身する技。 カブトの大天狗と対決するも敗れてしまう。 |
・変身(かわりみ) | カブト(二代目) |
忍者ものではおなじみの技。攻撃を受ける直前に別のものと入れ替わり、相手の目を欺く。(ケケケさんより) |
・九字の陣 | カブト(二代目) |
天狗流忍術法のひとつ。印を組んだ両手から光を発し、「臨兵闘者皆陣烈在前」の九字を描いた陣をしく。この九字からは更なる力が放たれ、化怪の鬼を跡形も無く消滅させる。(ケケケさんより) |
・言魂うつし | カブト(二代目) |
小動物に自分の声を録音し、離れた相手との連絡に使う。(ケケケさんより) |
[1]天狗流剣法八十八手・円月風車 [2]天狗流忍術法・雷電 |
カブト(二代目) |
[1]鬼面城の戦いで使用。妖刀“飛龍”を振るい、目標を叩き斬る。どんな技なのかよくわからないが、「触れずとも五寸むこうは太刀風で斬る」威力があるらしい。(ケケケさんより) [2]大亀甲の戦いで使用。小型のドリルのようなものを大量に投げつけ、あたった部分を爆発させる。大亀甲の鬼たちを、一網打尽にする威力を持つ。(ケケケさんより) |
・天狗抜刀白虎剣 | カブト |
右手に宿った白虎の力を妖刀“飛龍”に伝わらせ、そのまま剣を振るうことで、 白虎の形をしたエネルギーが対象を攻撃する。 |
・天狗流秘技 大天狗変化 | カブト |
自身に天狗たちの魂を身に宿すことで、 大天狗に変身しパワーアップする。 |
・飛龍兜割り | カブト(二代目) |
鬼忍との戦いで使用。空を飛びながら妖刀「飛龍」を振るい、すれ違いざまに目標を叩き斬る。燈篭に隠れた鬼たちを、燈篭ごと斬ってしまった。(ケケケさんより) |
・降魔天星の呪法 | 黒夜叉道鬼 |
日本支配を企む“黒夜叉”の頭領・道鬼の術。天空にあって「闇の門」を守護する五光星を、地上に引き摺り下ろす。道鬼はこの呪法で、五光星を地上に落とし魔人と化させた。また、落とした「天義星」を、自らの愛剣“女紋獣”に宿らせている。(ケケケさんより) |
・天狗流忍術法・九十九針 | 朱雀 |
四神のひとり・“南の朱雀”の技。髪の毛に仕込んだ大量の刃物(くない?)を、敵めがけていっせいに飛ばす。鬼火を軽々と貫通する威力を持っている。(ケケケさんより) |
・催眠息 | 青面燈 |
鬼道界に存在する青面燈が吐く息。彼らの息には催眠力があり、あらゆる者を死に至らしめる。その効果たるや「ひと息吸う後とに目がかすみ、ふた息で眠りに落ちやがて死に至る」というほど強烈なものである。(ケケケさんより) |
・火炎ゴマ | 青龍 |
四神のひとり・“東の青龍”の技。懐から取り出したコマを回転させ、それに火をともす。影に襲われた一行が、明かり代わりに使った。(ケケケさんより) |
・天狗流忍術法・踊りゴマ | 青龍 |
四神のひとり・“東の青龍”の技。二つのコマを紐で飛ばし、相手を攻撃する。コマの縁には刃物がついており、相手の首を跳ねることも可能な威力を持つ。(ケケケさんより) |
・渦竜 | 青龍 |
四神のひとり・“東の青龍”の技。二つのコマを回転させながら、敵に向かって飛ばす。コマの先端はドリル状になっており、回転の勢いとあいまって相手を貫通する威力を発揮する。(ケケケさんより) |
・四神相応の陣 | 四神 |
天狗流の守護神達が使う封印の技。玄武が北・朱雀が南・青龍が東・白虎が西から来ることで結界を張る。この結界は鬼を封じ、空に四神の印を映し出す。(ケケケさんより) |
・四門封殺の陣 | 四神、カブト(三代目) |
四神相応の一法。青龍が東門を“金鎖”、白虎が西門を“死殺”、玄武が北門を“重鎮”、朱雀が南門を“傷風”することで内部の鬼の力を封じる。鬼面城にしかけてその力を封じかけたが、唯一の虚である“北東の鬼門”を攻められて破られた。
四神の力を宿す三代目カブトは、“大天狗”に変身することでひとりでも使用できる。(ケケケさんより) |