神撫手(かんなで) [必殺技辞典]

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若干12歳にして両親を亡くし、後見人の鴨婆とともに神社で暮らす少年・速馬彰人。一見普通の少年に見合える彰人だが、その正体は悪名高い絵画専門の泥棒“神の御手(ゴッドハンド)”である。“巨匠の真作”という触れ込みで世間に出回っている母・春栄の作品を回収し、母の名誉を守ることが彼の目的なのだ。
だがある日、彰人は闇のブローカーに拉致され、母について驚くべき真実を知る。彰人の母・春栄は、“神撫手”と呼ばれる力を使い、人の残留思念を読み取る能力を持っていたこと。そして、その力を闇ブローカーに利用され、贋作を作らされた挙句に過労死したという衝撃の事実だった。春栄のかわりに贋作を描かせようとするブローカーに狙われる彰人だったが、母より受け継いだ神撫手の“幻覚を操る”の力を目覚めさせ、この危機を打開する。
こうして神撫手の力に目覚めた彰人。母が様々な作品に神撫手としての自分にメッセージを残していることを知った彼は、絵画泥棒“神の御手(ゴッドハンド)”として数多くの絵画を狙う。そして彰人は、神撫手の悲しき宿命を知ることになるのであった・・・・

作者・・・・・・・・堀部健和
連載・・・・・・・・週刊少年ジャンプ
単行本・・・・・・・全2巻
作者の初連載となる能力アクション漫画。打ち切りになってしまった。

神の御手(ゴッドハンド) 速馬彰人
神撫手(かんなで)
少年怪盗・速馬彰人の異名にして、その右手に宿る神撫手。触れた相手の脳や神経を操作することで、真に迫った幻覚を生み出す。あらゆる感覚を操作するため見破るのはほぼ不可能だが、使用できるのは一日一回が限度。 (ケケケさんより)

神無手(かんなで) 速馬彰人
神撫手(かんなで)
彰人の左手に目覚めた新たなる神撫手。触れた相手の神撫手を無効化し、能力そのものを消失させる。これにより神撫手は力を失い普通の人間になってしまうため、神撫手の秘密結社“天与の御手(ヘブンセント)”は彰人の命を狙う。 (ケケケさんより)

青龍刀 蒼眼
神撫手(かんなで)
水を操る神撫手を使い、細身の剣を作り出す。見た目はほぼ物質化しておりかなりの切れ味を誇るが、手元から離すとすぐ水に戻ってしまう。 (ケケケさんより)


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