邪眼は月輪に飛ぶ  [必殺技辞典]

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むかしむかしのある日、アメリカ空母から逃走した一羽のフクロウが日本全国を恐怖に陥れた。コードネームを「ミネルヴァ」というそのフクロウは、恐るべき“邪眼”を持っており、その眼で見られた全ての生物は死んでしまうのだ。その威力はすさまじく、日本全国で420万もの犠牲者が出る。これを駆除しようとする日米合同軍だったが、常識を遥かに超えた能力に翻弄され、犠牲者が増えるばかりであった。
 この事態を打開すべく大統領の特命を受けた二人の男。デルタフォースのマイケルとCIAのケビンは、日本の片田舎に住む一人の男を訪ねていた。彼の名は鵜平。かつてミネルヴァと戦い、負傷させた伝説の猟師である・・・・・・・・
 フクロウと猟師、両者の全てをかけた極限の戦い・その行方やいかに・・・・・?

作者・・・・・・・・・藤田和日郎
連載・・・・・・・・・週刊ビッグコミックスピリッツ
単行本・・・・・・・・全1巻
少年漫画に定評のある作者が青年誌に初連載したアクション漫画。もともと短期集中連載であり全5回の予定だったが、作者がノッたため7回に延長された。

呪毒 ミネルヴァ
邪眼は月輪に飛ぶ
“邪眼”のフクロウ・ミネルヴァが放つ恐怖の力。その眼から常にあふれ出している呪いが、一瞬の内に(相手を見ると同時に)標的の眼に入ってその者を即死させる。すなわち、ミネルヴァに“見られた”あらゆる生き物はその場で死んでしまうのである。その効果は本体のみならず、テレビなどの映像越しでも効果がある。さらにフクロウが生来持つ遠隔視力と動体視力も合わさるため、逃れるのは至難の技である。
呪いの一種なので“荒神祓い”で防ぐことが出来る。が、あまりに強力ゆえ眼からはじかれた呪いは、術者の耳に侵入して死に至らしめる(ケケケさんより)

荒神祓い(こうじんばらい) 智恵子、輪
邪眼は月輪に飛ぶ
呪いの類いを防ぐ巫女の技。ミネルヴァの呪毒は強力すぎるため、一瞬だけしか防ぐことが出来ない。(ケケケさんより)


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