時は明治12年、舞台は国際都市、横浜。 文明化著しいこの時代に、悪霊退治を専門とする組織が作られようとしていた。 組織名『警視庁特別班』、またの名を『内務省直属悪霊対策班』。 桐谷五郎が立ち上げたこの組織は、剣術指南役に藤田五郎(元新撰組の斉藤一)、鍛冶師の柳鉄舟、保健医の桐崎芳乃の協力を得、そして6人の男女がそれぞれの目的を持ち、横浜に入り、そしてこの組織の一員となった。 他界した祖母の遺言により桐谷五郎を訪ねて来た気弱だが剣術に優れた青年、永峰和人。 幼い頃に別れた実の兄に会う為に神戸からやって来た弓使いの少女、永峰陽子。 強者を求めて武者修行の旅をしている仙台出身の家出した槍使い、山田虎之助。 古武術の名門、上杉家のお嬢様で婿探しのために仙台から横浜へやって来た薙刀使い、上杉美園。 海軍学校から転任してきた、侍嫌いのエリート。地元横浜出身のサーベル使い、沢木宗一郎。 琉球から行方不明の父親を探しにやって来た天然娘。唐手の使い手、玉城萌夕。 6人の入隊によって活動を始めた特別班。悪霊退治を続けていく中で悪霊を裏で操る組織の影が見え隠れし、その組織との戦いに入っていく事に。新時代に入った横浜に、維新志士の影が見え隠れし始める…。 「IZUMO」の100年ほど前の時代を描いた作品。ネノクニ、アシハラノクニという世界関係の話は存在せず、四聖獣も出てこないため、全く独立した作品とも言える。RPGからSLG+AVGに変化しており、また召喚精霊も神話や伝承から引用されたものになっている。シリーズとの唯一の接点は桐谷五郎の正体ぐらいなものだろう。エンディングを見ない限り謎が解けないといったやりこみ型のゲームです。 |
・龍王演舞 | 上杉美園 |
美園の最高奥義。薙刀を回転させ、その勢いで竜巻を起こし、範囲内の敵を上空にかち上げ、落とす。敵一体につき8回攻撃なので、最大で96ヒットする脅威の攻撃。(常闇さんより) |
・千手羅漢 | 山田虎之助 |
虎之助の最高奥義。槍による無数の連撃。虎之助が使う槍は二節の槍で、この技を放つ時には槍の軌道が変化している。槍で21回突いた後に、電撃をまとった槍で叩き切る。(常闇さんより) |
・壱百零八手(ひゃくはちてい) | 玉城萌夕 |
萌夕の最高奥義。 唐手による連続攻撃。あまりの威力に最後の一撃で爆発が起きる。 (常闇さんより) |
・クロイツアタック | 沢木宗一郎 |
サーベルで敵を十字に切り裂く。不死系の敵に対して威力が高い。クロイツとは十字をドイツ語読みした物。 (常闇さんより |