HELLSING (CROSSFIRE) [必殺技辞典]

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原作 平野耕太
連載 少年画報社 ヤングキングアワーズ(全10巻)
アニメ:
TV版(タイトルスペルはHellsing)
フジテレビ系 2001年10月〜2002年1月 全13話
製作 Hellsing製作委員会
アニメーション制作 ゴンゾ・ディジメーション(現GONZO)
OVA版
発売元 ジェネオン・エンタテインメント
製作 WILD GEESE(HELLSING OVA Production Committee)
アニメーション制作 サテライト

ある日、イギリス北部チューダース村の住人が突如として食屍鬼(グール)となる怪事件が発生する。
大英帝国王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」局長インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングは部下を率いてその村へと乗り込む。
事件を起こした吸血鬼はヘルシング機関の擁する不死身の吸血鬼アーカードによって始末され、この事件に巻き込まれた婦人警官セラス・ヴィクトリアはアーカードによって吸血鬼となり生き長らえる。
そしてセラスはアーカードらと共に吸血鬼絡みの事件を片付けていたが、遂にその黒幕がナチス残党が結成した吸血鬼部隊最後の大隊(ラスト・バタリオン)「ミレニアム」だったと明らかになる。
彼らは再びイギリス本土を襲撃し第二次世界大戦以来の破壊と混乱が巻き起こる最中、ヘルシング機関とミレニアムの闘争が幕を開けたのだった―――――

平野耕太原作のヴァイオレンスアクション。
主人公のアーカードや宿敵アンデルセンや最後の大隊などの超人怪人達が繰り広げる凄まじいアクションや、某インターネット掲示板などで好評を博した「ミレニアム」少佐の「諸君、私は戦争が好きだ」に代表される狂気を内包した「平野節」と呼ばれる強烈な台詞回しはファンを捉えて離さない。< br>
しかしながら、この作品に於いて「ナチス」と言う海外に於けるタブーが扱われているため外国語への翻訳の際にはハーケンクロイツの別のマークへの置換や作者平野の「ナチ好き」発言への配慮がされたり、ゴンゾ・ディジメーション(現GONZO:代表作「LASTEXILE」「トリニティ・ブラッド」)製作版のTVアニメ版では原作に於けるミレニアムとの抗争のストーリィがアニメオリジナルの脚本となったためにコアなファン、引いては平野からも不評を買う結果となったりしている。
ちなみに、後にサテライト(代表作「ヒートガイジェイ」「創聖のアクエリオン」)によって原作に忠実且つほぼゴンゾ・ディジメーション版と同じ声優陣(アンデルセンのみ、声優が野沢那智から若本規夫に変更された。ちなみにそのコトが公式サイトで「見敵必殺強力若本」とギャグとして扱われている)でのOVA が製作されるコトとなる。

CROSSFIRE
パレスチナ難民キャンプを訪れていたヴァチカンの慰問団が、イスラム過激派によって誘拐された。さらに過激派は、彼等人質と引き換えに1千万ドルという大金を要求していた。この事態を重く見たヴァチカンは、“法王庁第13課イスカリオテ”の腕利きコンビ「ハインケル」と「高木由美子」を差し向ける。凶悪なるテロリスト相手に、彼女等はいかにして立ち向かうのか・・・・・?
 『HELLSING』連載前に「コミックマスター」で3回連載された漫画。イスカリオテの殺戮コンビが、テロリストや異教徒相手に容赦のない大暴れを繰り広げる。
なお、このコンビは後に『HELLSING』にも登場している。

クロムウェル アーカード
HELLSING
アーカードが「拘束制御術式」を解放する事により発動する。
アーカードの体に無数の目が出現し、それに伴って体内から大量の狂犬が敵に襲いかかる。
狂犬は敵にどこまでも喰らいつき、さらにアーカード自身も銃による攻撃参加が可能。(アースボールさんより)

拘束制御術式 アーカード
HELLSING
アーカード自身が日頃強すぎる力を封じている術式を解放すること。これを解除する事することによって、アーカードはコウモリやムカデや目がたくさんついた巨大な狗や体中から手がいっぱい生えて来たりなど、禍禍しくわけの分からないものに変化出来るようになり、敵を木っ端微塵に喰らい尽くす。同時に強力な再生能力も発動するため、銃器は一切通用しない(まあ、吸血鬼だし、ヘルシング一族が100年間かけて栄々と作り上げた最強のアンデットなのだから元々銃器は効かないのだが)。アーカード自身が乗っていれば、戦闘機や空母なども同様な状態にすることが出来るようである。今のところは、限定解除しかしてないが、完全解除したら一体どんなことになるのだろう? 『拘束制御術式第3号・第2号・第1号、開放。状況A「クロムウェル」発動による承認認識。目前敵の完全沈黙までの間、能力使用。限定使用開始。では教育してやろう。”本当の吸血鬼”の闘争というものを・・・・。』

●第零号開放
ミレニアム、ヴァチカンとの決戦で使用した完全開放。その内容は、今までにアーカードが血を吸った者の魂を開放して亡者として顕現させるというもの。発動すれば数百万にも達する亡者たちが出現し、アーカードの命ずるまま殺戮を繰り広げる。亡者たちの内訳は、かつて“ドラキュラ”ことヴラド・ツェペシュに殺されたトルコ軍やワラキア公国軍、さらにはミレニアムの吸血鬼たちなど実に様々である。その凄まじい亡者の群れの様子から”死の河”とも呼ばれる。
これはアーカードの無数とも言える命の源を手放す行為であり、この技を使っている間の彼にはただひとつの命しかない。すなわちこの瞬間こそが、不死身のアーカードを倒せるほぼ唯一のチャンスなのである。 (クリムゾンさん、喜愉塚部波さん、ケケケさんより)

[1]島原抜刀流秋水
[2]島原抜刀流震電
[3]島原抜刀流天山
[4]島原抜刀流鍾馗
高木由美子
HELLSING(CROSSFIRE)
[1][2][3] キリスト教徒だから島原なんだろうか? とりあえず強い。
それぞれ用途があるのだろうが作中からは説明もされてないので判断不能。(エルラさんより)

[4]姿が霞むほどのスピードで突進し抜刀した刀で斬る。(ケケケさんより)

魔弾 リップヴァーン=ウィンクル
HELLSING
無限に相手を追跡し、何度も相手を貫く魔弾をマスケット銃から発射する。
「有象無象の区別なく私の弾頭は許しはしないわ」が決め文句。(エルラさんより)

サンカンアタック ルーク・バレンタイン
HELLSING
単行本三巻に収録されているおまけ漫画で使用。右手の指三本で突きを繰り出す。単行本が三巻を越えたことで喜ぶルークが、やる気の無いヤンに対して放った。ヤンの眼に命中し血を流させたが、自分の指も突き指して痛み分けとなった。(ケケケさんより)


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