伝説の頭(ヘッド) 翔  [必殺技辞典]

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原作 夏原武 作画 刃森尊
連載 週刊少年マガジン
単行本 全11巻

主人公・山田達人(やまだたつひと)は存在感がなく、人の役に立たないことから二酸化炭素と呼ばれているいじめられっ子であった。
生まれてから一度も人の上に立ったことがないため、巷で話題となっている関東最大最強の不良グループ「グランドクロス」を束ねる頭“伊集院翔(いじゅういんしょう)”を羨んでいた。
ある日中学の同級生に再開し、思わず嘘をつき、運悪く天敵である鮫洲(さめず)に出会ってしまいタコ殴りにされたことで同級生に見限られた達人はついに自殺を試みてしまう。
自殺しようとするが、その時バイクに轢かれそうになった子供を「自分が死んで助かる命があるのなら」と思い、助ける。子供を轢くまいと自ら横転したバイクのライダーは、グランドクロスの頭“翔”であった。
“翔”を病院へ運んだ達人は、彼から「俺が復帰するまで間、人生交換をしてくれ」と自分の代わりにグランドクロスの頭の代理を頼まれる。無理だと断る達人だが、“翔”は「昔は俺もいじめられっ子だった。しかし、おまえは心が負けているんだ」と告白。
成り行きで“伊集院翔”となった達人は、周りからバレずにチームを率いることができるのであろうか……。

刃森尊を代表する不良漫画。この作品の最大の特徴は、敵は不良だけではなく、不良そのものを敵視する大人や高学歴のエリートが多いことである。
主人公が携帯を使うと何故か敵が攻撃をやめたり話の流れがおかしかったりとツッコミどころが多いが、あまり気にせずに読めばその面白さに気づく怪作である。

顎外し 東城真(シン)
伝説の頭(ヘッド) 翔
東城の得意技。親指を相手のノド仏の上に、人差し指と中指を耳の裏に食い込ませる。 瀬川に使用し、途中で解放したが、もし続けていたら本当に顎が外れていただろう。(うーどさんより)

頭突きアッパー 山田達人
伝説の頭(ヘッド) 翔
金山との戦いで使用。チョークスリーパーを決められそうになったので、あたふたして立ち上がったら偶然にも頭突きが顎にヒットした。グランドクロスの隊員が命名した。(うーどさんより)

チョーパン潰し 山田達人
伝説の頭(ヘッド) 翔
金山との戦いで使用。チョーパンがくる瞬間に体の力を抜き、チョーパンを防ぐ。大門が命名した。(うーどさんより)

伝説の右 山田達人
伝説の頭(ヘッド) 翔
殴られた相手の頭が半回転するほどの強烈な右ストレート。(うーどさんより)


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