はぴねす! [必殺技辞典]

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発売日:2005/10/21 ブランド:ういんどみる
ジャンル:はーとふる魔法学園ADV
対応OS:Windows98SE/Me/2000/XP メディア:DVD-ROMのみ

魔法を捨てた主人公・雄真は小日向家として育てられ、
義母と義妹の3人家族として、良き友人たちに囲まれながら
平和に暮らしていました。

そして、バレンタインの前日2月13日、1人の少女と出会うことで
物語の歯車は動き出す…。そして14日の夜、学園である大事件が起こり
魔法科の校舎は一夜にして瓦礫と化したのであった。

そして時は流れて4月6日…
雄真にとって、長い1ヶ月が始まる。


当初はしばらくの間、詳しい情報公開をなされないまま月日が流れ、
いざ公開となったとたん、『ぼくの・わたしの考えたはぴねす!』
『4ヒロイン・キャラソン先行販売』『はぴねす!スーパーライブ』
などなど、怒涛のようなビッグイベントを次々と展開し、更に初回特典や
予約キャンペーンと、まさにメーカー全精力を注いだと言わんばかりの
2005年のういんどみるを象徴するかのような渾身の逸作。

基本的には恋愛+友情+ギャグの三拍子揃った王道的ラブコメだが、
なんといっても凄いのは魔法使い同士の戦闘シーンを彩る、超美麗のCGを
フルに活用した大迫力の魔法バトル。それはもはやADVという枠を超え、
普通に戦闘モノ作品で使用されてもおかしくないほどである。

また、ういんどみる作品では定番の、キャラの立ち絵がセリフにあわせて
動作や表情を変えたりと、声優だけでなくキャラ自身が演技をする
というこだわりは今作でも健在。

物語の展開としては、各ヒロインとの純愛ストーリーの他にも、
サブヒロインである式守 伊吹を柱とした、全ルートを通してでの
壮大な物語が描かれ、攻略すればするほど真実が見えてくるという、
まさにプレイヤーに次なるルートの攻略を期待させてくれる作りになってる。

この世界では、魔法というものの存在はかなり身近に描かれ、
雄真の通う学校にも普通科の他に“魔法科”というのも存在する。
※このようなリアルとアンリアルを混ぜたような世界観の作品は、
同メーカー作品でも以前ありました。

春姫ルート
今作のメインヒロインである春姫の序盤の伏線、そしていつもは脇役的
ポジションの雄真の真実が明かされるという、まさに物語全体の集大成的
展開が多く、特に詳しい説明もなされてないので、他ルートでの
キーワードや予備知識がないとよく分からない部分も多いので、
できれば4ヒロインの中では最後に攻略することをオススメします。

杏璃ルート
物語の柱ともいうべき式守家の話があまりなく、主に杏璃の苦悩と挫折、
そして成長をメインに描いているので、あまり予備知識がなくても
飲み込みやすい内容で、最初に攻略してもなんら問題ありません。
テンポ良く、飽きさせない展開運びが特徴。

小雪ルート
式守家に関わる詳しい説明があるので、本編において重要なキーワードが
数多く登場するルートで、恐らくシリアスさでいえば全ルートで随一。
また、普段はマイペースな小雪が周りの雰囲気にしどろもどろするところは
逆に新鮮。

すももルート
攻略対称キャラ中唯一の普通の人間という事もあり、戦闘シーンは無し。
ただし、それまでアンチヒロインとして描かれていた伊吹サイドに立った
視点で展開され、彼女の内面的な部分が最も良く描かれているストーリー。
ただし、中盤はすももメインの話なので、伊吹の存在感は弱めか…?

伊吹+沙耶ルート
キャラクターよりも物語に重点が置かれた内容で、
小雪ルートで明かされた真実はまだまだ氷山の一角であり、
更に核心に迫り、語られる事すらなかった陰の部分が次々と
浮き彫りとなり、そして完成させていくところはまさに完結編に
相応しい内容。

※小雪とすももは序盤からの攻略は不可、伊吹+沙耶は全ルート攻略後。
ただし、攻略済条件は、どちらか1タイプだけで満たしてもOK。

また、サブキャラでありながら、ヒロインにも勝るとも劣らない
存在感を作中放っていた主人公の幼なじみである渡良瀬 準が、
“見た目は♀、中身は♂”という理由で攻略対象になれなかったことに
残念がるユーザーサイドの声も多かった事も付け加えておく…。


−CAST−(敬称略)

神坂 春姫:榊原ゆい
柊 杏璃:成瀬 未亜
高峰 小雪:日向 裕羅
小日向 すもも:安玖 深音

式守 伊吹:みる
上条 沙耶:三咲 里奈

渡良瀬 準:佐本 二厘
高溝 八輔:滑川 菊太郎
上条 信哉:ヘルシー太郎

小日向 音羽:岬 友美
御薙 鈴莉:北都 南

ソプラノ:佐本 二厘
パエリア:骨川 菊太郎
スフィアタム(タマちゃん):成瀬 未亜
ビサイム:岬 友美

式守 那津音:日向 裕羅

※鈴莉は当初は奥田 香織さんが演じられる予定だったが、
都合により北都さんが急遽演じた。

[1]幻想詩・第一楽章 混迷の森
[2]幻想詩・第二楽章 明鏡の宮殿
[3]幻想詩・第三楽章 天命の矢
[4]幻想詩・第四楽章 懺悔の檻
上条 沙耶
はぴねす!
[1]相手の放った魔法を消滅させる魔法で、信哉とのコンビネーションにてその真価を
十分に発揮させる。(シールさんより)

[2]相手が放った魔法を魔力の結界で包み込み、飛散させるか、
あるいはそのまま押し返して術者に攻撃を与える反射魔法。
相手が複数攻撃してきた場合にも対応できる。(シールさんより)

[3]攻撃補助の魔法が多い中、おそらく沙耶の唯一の攻撃魔法。
沙耶の持つヴァイオリン型マジックワンド『サンバッハ』によって
発生された魔法陣から光の矢を放つ。もちろんその破壊能力を
相手の魔法と相殺させて防御に併用させるという事も可能。(シールさんより)

[4]相手の動きを封じるための結界魔法で、一度だけ杏璃に対して使用した。
結界中を魔力で負荷をかけて、まるで重力で押しつぶすかのように圧迫させる。
自力では脱出がほぼ不可能に等しく、外部から引きずり出すしか脱出手段はない。
特に攻撃能力があるわけではないが、乱戦になった場合に相手を大人しくさせ、
その間に味方に加勢できるという用途がある。(シールさんより)

独奏曲幻夜 安寧の調べ 上条 沙耶
はぴねす!
相手の魔法陣を干渉させる魔法で、おそらく成功すればその魔法陣を消滅させ、
魔法を消滅させる事が出来たのであろうが、対する伊吹の魔力があまりにも大き過ぎ
たため、結局彼女1人の力では消滅させる事が出来なかった。(シールさんより)

風神の太刀 上条 信哉
はぴねす!
信哉の木刀型のマジックワンド『風神雷神』が持つ、風の魔力を発揮させた一太刀で、
相手を吹き飛ばしたり、真空の刃で大木を切り裂いたりする事ができる。
その破壊力を主としているのか、魔力で張られた結界ですら破壊する時にも
使用される。(シールさんより)

雷神の太刀 上条 信哉
はぴねす!
信哉の木刀型のマジックワンド『風神雷神』が持つ、雷の魔力を発揮させた一太刀で、
相手の魔法を抵抗能力(レジスト)させる能力を持っているのもこちらの魔力。
大破後は不完全で風神しか能力が発揮できなかったため、その効果を発揮する事が
できずに杏璃に敗北した。(シールさんより)

悪魔の断頭台 小日向 雄真
はぴねす!
嫉妬してシスコン呼ばわりしたハチこと高溝 八輔の焼きそばパンを
手刀で真ん中から潰した技。ネーミングの由来は、本人の解説によると
“囚人の首を切り落とすが如く”だかららしい。
モノによっては内臓破裂の危険もある荒業…だそうだ。(シールさんより)

秘剣スイカクラッシャー 小日向雄真
はぴねす!
小説「はぴねす!さまー」で登場。墓地に登場した殺人スイカ相手に放った一撃。といっても、相手が普通にスイカなので叩けば普通に割れるだけ。「まんじゅうクラッシャー」に次ぐ雄真の第2の必殺技である。(常闇さんより)

まんじゅうクラッシャー 小日向 雄真
はぴねす!
杏璃とのディナーを賭けたボウリング勝負にて、
スネークアイのスプリットメイクを成功させようとして放った
渾身の一投。“第三のチャクラ”を開眼させ、ボールの軌跡が見えたりと
何気に尋常じゃない事言ってるけど、結局それは本人の妄想に終わる。(シールさんより)

泣いてないのに泣き落とし攻撃 小日向すもも、小日向音羽
はぴねす!
目を潤ませてじっと相手を見て、相手を慌てさせる。この潤んだ瞳を見てしまった者はまず逆らえない。技の名称は小説版で雄真が説明している。すももの場合は母の音羽直伝で、ハチ曰く「ロリ人妻」属性の音羽が新聞などの勧誘員達にこの技を使ってチケットや試供品や販促品を手に入れるのを見て覚えたのだろう。この技ですももは伊吹と仲良く(?)なった。ちなみに兄の雄真も何度かくらっていて、その度にシスコン度が上がってしまうといったある意味「はぴねす!」の中では一番恐ろしい必殺技だろう。 (常闇さんより)

ラ・ディーエ 式守 伊吹
はぴねす!
天空より巨大な魔法陣を作り出し、そこからまるで豪雨の如く光の矢が降り注ぎ、
地上にいる相手を見境なく攻撃させる彼女の代名詞的な強力魔法で、本気になれば
校舎ごと全てを吹き飛ばせるほどの威力が出せるという。幾度となくこの魔法に
苦しめられたが、高峰 小雪のマジックワンド“タマちゃん”によってその魔法陣を
破壊する事が出来る。
詠唱:『ア・グナ・ギザ・ラ・デライド……ラ・ディーエ!!』(シールさんより)

ル・サージュ 式守 伊吹
はぴねす!
直射型の攻撃魔法で、これも“ラ・ディーエ”同様、彼女の代名詞というべき魔法。
特にこれといって変哲もない魔法ではあるが、それゆえに詠唱無しでも放つ事がある。
ちなみに『使鬼の杜』での最終決戦でも一度使用している。
詠唱:『ア・ディバ・ダ・ギム・バイド……ル・サージュ!!』(シールさんより)

レ・オルラウム 式守 伊吹
はぴねす!
高峰 小雪との戦いにてトドメとして放った魔法で、“ラ・ディーエ”同様、
天空の魔法陣より光の矢を放つ魔法であるが、弾数は少ないもののその一発一発は
着弾すると炸裂するようになっていて、おそらく威力ではこちらの方が上だと思う。
詠唱:『ア・グナ・ギザ・ラ・デライド……レ・オルラウム!!』(シールさんより)

レ・ダグナ 式守 伊吹
はぴねす!
『使鬼の杜』での最終決戦にて使用した魔法。複数の魔法陣を出現させ、
そこから魔力を凝縮させた無数の光弾を発射、着弾すると圧縮された魔力が
一気に炸裂する仕組みになっている。水晶の力無しでも使用できるかどうかは不明。
詠唱:『ア・ゲドル・ナ・ヴェヴァ・ルード……レ・ダグナ!!』(シールさんより)

レ・ティエグ・ダグナ 式守 伊吹
はぴねす!
『使鬼の杜』での最終決戦にて使用した魔法で、“レ・ダグナ”の強化版。
小魔法陣・大魔法陣がともに2つ、計4つの魔法陣がまるで歯車のように組み合い、
回転しながら、まるでガトリング砲のように魔力の炸裂弾を乱射させる。
詠唱:『ア・ゲドル・ナ・ザヴィア・ダ・ヴェード……レ・ティエグ・ダグナ!!』(シールさんより)

式封印の術 式森那津音
はぴねす
笛を奏でることによって封印をほどこす術。 那津音はこの術で鬼を封印することに成功したが、 自身が命を落とす結果になってしまった。

クロスミラージュ 柊杏璃
はぴねす!
特殊召喚魔法。自分の分身を大量に出現させる。特殊召喚魔法は制御が難しく、コピーがそれぞれ勝手に行動し始めて収拾がつかなくなってしまった。(ブラストさんより)

パエリアクラッシュ 柊 杏璃
はぴねす!りらっくす
ストーリーモード“ぱちねす!”にて、寝ている雄真を起こそうと放った技。
しかし、式守伊吹にフライパンとオタマで阻止された。(シールさんより)

フェニックスボール 柊 杏璃
はぴねす!
杏璃とのディナーを賭けたボウリング勝負にて、
ただでさえストライクを連発させるほどの実力を持っていながらも、
本来彼女はサウスポーであり、その封印を解除して放たれた魔球がコレ。
それを見た雄真は「フェニックスの姿を見た……」と語る。(シールさんより)

モーニングチョップ 柊 杏璃
はぴねす!
挨拶代わりに放った一撃。手加減をしているので痛くはないが、驚いた。(シールさんより)

パトリオットミサイルキック 渡良瀬 準
はぴねす!
ハチこと高溝 八輔が、初対面の上条 沙耶に絡んだ時(本人は自己紹介のつもり)、
事態が収拾つかなくなりそうだったので雄真が発射を指示し、ハチ目掛け放った跳び蹴り。
ただし、その射程距離が数十km以上という事はない。(シールさんより)

すももANDイブキ・ラブラブ・ハリケーン 小日向すもも&式森伊吹
はぴねす!
小説「はぴねす!すぷりんぐ」で登場。球技大会のバレーボールですももと伊吹が編み出した合体技。伊吹がすももの膝の上に乗り、組み立て体操のサボテンの様な体勢からすももがボールの方向に照準を合わせ、カタパルトの様に伊吹を飛ばし、飛んだ伊吹が空中でスパイクをうつ。この状態からブロックも可能なので攻防一体の技ではあるが、フェイントや時間差攻撃に非常に弱いといった欠点がある。ネーミングの元ネタは某サッカー漫画のあの技と思われる。(常闇さんより)


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