幻燈倶楽部  [必殺技辞典]

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”大照二十八年”の日本。諸外国に対抗するため技術革新が進み、様々な新しい物品が世に溢れていた時代。華々しい世間の裏では昔ながらの古い器物は打ち捨てられ、省みられることはなくなっていた・・・・
そんな時代の帝都・と東京に住む少女「蒼ハレノ」は、亡くなった父より継いだ”蒼古道具館”を営んでいた。あらゆる器物をこよなく愛した父の影響を受け彼女もまた、器物に惜しみない愛情を注ぐ性格だったのである。そんなハレノはある日、社会の裏に息づき人間を狙う異形の怪物たちの存在を知る。その怪物”器人”は、打ち捨てられた器物が人間への恨みから変貌した存在であり、器物を粗末にする人間たちに復讐しようとしていたのだ。器人に襲われ危機一髪のハレノはしかし、青年「御影ライト」に助けられる。彼こそは人間に味方する器人の集団”幻燈倶楽部”の一員であり、ハレノが修理し愛情を注いだ電灯の化身であった・・・・
愛情と憎悪が交差する器人と人間。人間との共存を望むライトたちは、どのような物語を見せるのであろうか・・・・?

作者・・・・・・・黒輪ビビコ
連載・・・・・・・月刊少年ジャンプ
単行本・・・・・全2巻
時代情緒あふれるアクション漫画。黒を基調とした独特の絵柄と雰囲気を持った作品だったが、キャラクターを生かしきれないまま打ち切りになってしまった。

絶火崩山脚 蒔石鉄火
幻燈倶楽部
第3話初登場。 脚に炎を纏わせた状態で繰り出す胴回し蹴りをする器技。

幻燈ライ勁 御影雷灯
幻燈倶楽部
第1話初登場。電燈の器人である雷灯が使用する器技で、 腕を電燈状に変化させて、エネルギーを集中させたパンチを繰り出す。 器人たちと渡りあうために八年かけて磨き上げた技。 消耗が激しいので、使用後は休息が必要となる。

電光流星網 御影雷灯
幻燈倶楽部
第1話初登場。電燈の器人である雷灯が使用する器技で、 腕を電燈状に変化させて、小さな電球を大量に飛ばし、 広範囲にわたって電磁場を形成する。

変化(へんげ)
幻燈倶楽部
数多くの器人が使用する器技。 器人の本性を隠して人間の姿に変身する。 使い手の技量によっては元の面影を残す異形になったり、特定の人間そっくりに変身できたりする。(ケケケさんより)


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