聖霊機ライブレード [必殺技辞典]

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ジャンル:戦略シミュレーションゲーム
対応ハード:プレイステーション、ドリームキャスト
製作、発売:株式会社ウィンキーソフト
発売日:2000年3月23日(プレイステーション版)、2000年9月28日(ドリームキャスト版)

 3年前、テロによって両親を失った少年:風見透夜(トウヤ)は、幼い時から何かと世話を焼く幼馴染:蘇芳佳澄美(カスミ)、心から信頼できる友人:西園寺晃一郎と共に、変化を求める事もなく、不満をぶつける事もなく、ただ、何かが満たされない感覚を抱きながら、漫然と流れる日常を過ごして来た。

 しかし、その穏やかだった日常は、ある日突然、終わりを告げた。

 桜が舞い散る4月の初旬、高校2年生に進級したトウヤは、その日の放課後、晃一郎と共に校庭に降り立つ2体のロボットを目撃する。
 あり得ない光景に呆然とするトウヤ。しかし、2対のロボットの戦闘の余波が彼らに襲い掛かり、その時トウヤは頬に傷を負ってしまう。そして、その痛みは、これが現実に起こっているものだという事を如実に語っていた。その後、戦闘によって、2対のうちの銀色の機体から操縦者と思しき少女が投げ出される。
 トウヤの脳裏に忌まわしい過去が甦る。3年前のあの日…。爆発により燃え立つ空港のロビー。

「これ以上、大切な人を失ってたまるか!」

 意を決して、トウヤは銀の機体に乗り込み、目の前の漆黒の機体に戦いを挑んでいった…。

 翌日、あの戦いの疲れが癒えないトウヤの前に、異世界人を名乗るフォルゼンという男が現れる。突如として身の回りに起きた異変から逃れる為、トウヤは彼の導くまま、異世界「アガルティア」へと旅立つ。そこで、彼はあの時の少女:天王寺亜衣(アイ)と再開する。

 その後、成り行きからこの世界を滅ぼそうとする存在、ゼ=オードとの戦いに仲間と共に身を投じていくトウヤの前に、あの時の漆黒の機体:ライブレードが現れる。

 ゼ=オードとは何者なのか、トウヤ達は、再び元の日常に戻ることはできるのか…。

 ウィンキーソフトが満を持して放ったオリジナル作品。この作品は、当初『魔装機神』の続編として企画が進んでいたが、諸所の事情があって、急遽自社オリジナルの作品として、企画を変更したという経緯がある。
 その為、主人公トウヤをはじめとするメインキャラクターに、マサキら魔装機神キャラの名残が見られる。よって、この作品は『魔装機神』の従兄弟とも言うべきものである。
 ゲームは、クォータービュータイプの戦略シミュレーションで、高低差、攻撃方向修正、ZOC、プラーナなどの概念があり、戦闘はマップ上で行う。
 また、通常のインターミッションの他に、仲間との信頼を高めたり、最高8人から選べるパートナーとの恋愛が楽しめる「プライベートパート」が存在し、プライベートでの行動が、ストーリーや戦闘に影響を与えるようになっている。

 世界観に共通点があるせいか、『魔装機神』とは比較の対象になりがちの作品だが、本家の持つドラマ性やキャラクター、メカニックの魅力はそのままに、オリジナリティの高い作品に仕上がっている為、ファンの間ではかなり好評な作品である。

プラーナ
プラーナとは、人間が持っている生命エネルギーの事である。 このプラーナが高ければ高い程、操兵機(物語の舞台となる異世界「アガルティア」において、最も普及されているロボットのこと)や、聖霊機(主人公トウヤ達が乗る特別な操兵機のこと)を自在に操ることができる。 基本的にアガルティアの人々よりも、トウヤ達異世界人(アガルティアの人から見て)の方が総じて高いプラーナを持っているが、アガルティア世界において高いプラーナを持った人間は、ごく少数ではあるが、何らかの特殊な力(予知能力など)を持っていることがある。 プラーナの主な用途は、必殺技を用いる時や、トウヤ達に限り、信頼コマンド(スーパーロボット大戦シリーズにおける「精神コマンド」のようなもの)を使う時である。 なお、プラーナの上げ方はトウヤ達のレベルアップの他に、トウヤと仲間との「信頼度」を上げれば、ボーナスとして加算される(トウヤの場合は、仲間全員の信頼度の平均がボーナスとして加算される)。

ヤマト
主人公トウヤが飼っている雌の黒猫のこと。 トウヤの両親がテロにより亡くなった後にトウヤが見つけて、家族の一員として大切に世話をしていた。 トウヤと共にアガルティアにやって来たヤマトは、ある日、この世界におけるテロ集団「時代の曙」の襲撃によって瀕死の重傷を負ってしまう。 トウヤやアイの頼みにより、大掛かりな蘇生手術を受けた後、人語を解し、自ら言葉を話す事の出来るサイボーグ猫として復活した(ただし見た目は普通の猫と同じで、脳や内臓器官のみ人工のものとなった)。

ゼ=オード
我々の住む宇宙とは違う宇宙の住人:エステリア人が造り出した、全ての知的生命体の持つ知識を集める事を目的とした機械、ヴォーリア。その末端機関として活動する六体のロボットの総称。ゴーデリウスを中心とし、レイオード、ガイオゾン、パルテノス、エレアナ、そして、ライブレードがそれにあたる。 これらの機体の特徴として、瞬時に他の場所へと移動する「定点移動」、自機に向かってくる攻撃を全て無効化する「特殊フィールド」などの、現在のアガルティア世界の錬金学を超越する技術を備えている。しかし、ライブレードはこれらの機能が壊れている為なのか、特殊フィールドや定点移動等の機能が動作しない。

剣煌幻聖
ヨーク王国の騎士、ガリュード・ビア・グラッツェンの持つ称号。「剣煌(けんこう)」というのは、アガルティア世界において、最も優れた剣の達人に与えられる称号の事で、たった三人にしか与えられない。ガリュード以外の剣煌は、女性騎士:マリエ・クリスティルしかおらず、三人目は空席となっている。 「幻聖(げんせい)」というのは、騎士の中の最高位を表す称号であり、この二つの称号を持つガリュードは名実共に最強の騎士であり、生きた伝説となっている。

ブラッディ・ローズ アハティ
聖霊機ライブレード
オーストラリア出身の落ち着いた大人の女性、メリッサ・グールドが乗る聖霊機:アハティの必殺技。手に持った三又槍「トライデント」で薔薇の花を描く様にして突きを入れ、止めの一撃を放った際にその傷口が一斉に開き、巨大な薔薇の花が咲く技。威力、使い勝手共によい優秀な技。なお、メリッサはシィウチェンとは恋仲であり、この技は彼との特訓の中であみ出されたものである。(仁智勇さんより)

烈・炎波昇天轟弾破 アルマリス
聖霊機ライブレード
ヨーク王国三剣騎士の一人でガリュードの娘、シエル・レン・グラッツェンの乗るアルマリスの必殺技。自らの機体を弾丸に見立て、突進と共に敵を攻撃する。補足として、シエルの本名はシエル・ファルマイトといい、ヨークの王族の血筋を引く人物である。現在の国家元首であるアルフォリナ・エル・イスターシュ(弱冠14歳の女王)が臣下の裏切りにより他界してしまったため、彼女がその跡を継ぎ女王となった。(仁智勇さんより)

赤き血の紋章 ヴェイル・アスティン
聖霊機ライブレード
常に黒い装束を身に纏っている事から「黒太子」の異名を持つリンバーグ公国の王子(ただし、廃嫡されている)、カイン・イスファンデイルの乗機:ヴェイル・アスティンの必殺技。メイン武器である「プラズマランス」で、まるで紋章を刻むかの様に、嵐の如き連続突きを入れる。余談だが、カインがトウヤ達に敵対する理由は、メインキャラの一人であるセリカの兄:ローディスに対する憎悪、ただそれだけである。(仁智勇さんより)

バリオン・ディスインテグレーター エイディオン
聖霊機ライブレード
アガルティア王国の王女:セリカの従兄弟にあたる人物、レイフォン・ラング・マクソードの乗機:エイディオンの必殺技。剣から放たれるエネルギーで巨大な刃を作り出し、一定距離ではあるが、一直線上にいる敵全てを両断する。このエイディオンは、別宇宙にある地球人と同一の系譜を持つ人々が住む星「リン・カーマ」の科学者、グラウザーが作り出した「超攻性外殻体・神凱王」と呼ばれるものである。これはロボット(機械)というよりは、「自分のもう一つの体」と作中で説明されている。(仁智勇さんより)

現し身の享楽 エレアナ
聖霊機ライブレード
怪力自慢の無邪気な少女、レオーネ・デビッシュの乗機:エレアナの必殺技。高速移動しながら目にも止まらぬ速さの斬撃を無数に繰り出す。補足として、レオーネは、トウヤ達が倒すべき相手である「ゼ=オード」の中心人物:バフレッド・デビッシュの娘である(ただし、かなり冷遇されている)。トウヤ達との出会いと交流により、父の考えている事に疑問を持った彼女は、父親達を止めるべくトウヤ達と共に戦うことを決意する。なお、エレアナは支援ユニット兼洗脳装置「ゼルバリオ」を装着することができ、敵として登場する時は常にこれを装備した状態で登場する。(仁智勇さんより)

ブライファング・リメイション オルベスト
聖霊機ライブレード
トウヤの幼馴染である女子高生、カスミ・スオウ(蘇芳佳澄美)が乗るオルベストの必殺技。背中のマント状のアーマーから無数のミサイルを発射し、周囲広範囲に亘って攻撃する。ちなみに、味方機が射程範囲内にいても巻き添えを喰らう事はない。技自体の攻撃力は高いが、操者であるカスミの能力が低く、実際のダメージは低くなる、消費するプラーナが多過ぎる、一回しか使えない、といった欠点も多い技である。(仁智勇さんより)

歓喜の御柱 ガイオゾン
聖霊機ライブレード
ゼ=オード研究者の一人ではあるが、デビッシュ達とは違う独自の価値観で行動する人物、ベルンスト・ビューローの乗るゼ=オード聖霊機:ガイオゾンの必殺技。巨大な腕で地面を叩いて地割れを起こし、更に、火柱まで上げて、前方の一定範囲にいる敵全てを攻撃する。ガイオゾンは、ゼ=オードを含む全ての機体の中で最も巨大な体躯を誇っており、そこから繰り出される攻撃は全て天災級の破壊力を持つ。(仁智勇さんより)

魔眼 カイン・イスファンデイル
聖霊機ライブレード
カイン本人が持つ特殊能力の一つ。相手の目を見つめるだけで、その人物の深層心理・抑圧心理を解放させる。劇中では、ヨークのアルフォリナ女王を連れて来る為に、彼女に想いを寄せるヨークの宰相:オズヴァルドにかけたり(これは、結果的に彼女を殺害することになった)、兄ローディスに対して劣等感を抱くアガルティアの王子:ティックスにかけて、彼を殺害させようとした。この能力はごく稀に先天的に備わるものであり、後天的に発現することはない。(仁智勇さんより)

ライ・トレイアー クールマリシン
聖霊機ライブレード
地球人の少女:マナ・エルアに憑依しているリン・カーマ人、リシュナ・ミルシュの乗る神凱王:クールマリシンの必殺技。機体の背面にある後光を表したようなパーツから、幾条もある強力な光線を発射する。闘志さえあれば何度でも撃つ事ができるとんでもない技。なお、神凱王は搭乗者となった者だけが動かすことができる。(仁智勇さんより)

降雷刃 グリオール(グラード機)
聖霊機ライブレード
アガルティア王国と敵対するジグリム共和国出身の騎士であり、「西の獅子」の異名を持つ人物、グラード・バーグリーが搭乗するグリオールの必殺技。天高く舞い上がり、機体の両腕に装備された「プラズマソード」の刃の部分だけを放ち、敵の頭上に降らせる。なお、グリオールは「大陸四大操兵機」の一つに数えられる優秀な機体だが、グラードの機体だけがそれにあたる。(仁智勇さんより)

分身斬 グリオール(シュテイニーズ機)
聖霊機ライブレード
ジグリム共和国出身の好戦的な軍人(階級は大尉)、シュテイニーズ・ファルモアが乗るグリオールの必殺技。自機を二体に分身させて光の刃を放ち、その後元に戻って更に一発光の刃を放つ。補足として、彼が乗るグリオールは、同じジグリム軍人のグラードが乗るもののレプリカである。(仁智勇さんより)

オリジナル・シン ゴーデリウス
聖霊機ライブレード
ゼ=オードの中心格、ゴーデリウスの必殺技。機体のエネルギーを解き放ち、爆発させて、周囲の敵全てを攻撃する。ちなみに、技名は聖書の教義における、人は生まれた時から何らかの罪を背負っている、という教え「原罪(original sin)」に由来を持つ。(仁智勇さんより)

凄然たる奈落 ゴーデリウス
聖霊機ライブレード
トウヤ達が倒すべき相手「ゼ=オード」の中心人物、バフレッド・デビッシュが搭乗するゼ=オード聖霊機の中心格:ゴーデリウスの必殺技。ゴーデリウスが放つ邪悪なプラーナで相手の動きを止め、全ての生ある者を、その生の鎖から解き放つ(要するに死を与える)力を持つ剣「聖剣ランゼイダー」で一刀両断する。ボスクラスの機体だけあって、凄まじい攻撃力を持つ技だが、ゲームの進め方によっては使ってこない場合もある。(仁智勇さんより)

デュバルナック・ライバー ザクサス
聖霊機ライブレード
アガルティア王国騎士団において、優れた騎士の証である「鳳」の称号を持つ騎士であり、メインキャラの一人:フェインの師匠である人物、レスト・ジン・ベニッシュが搭乗する機体:ザクサスの必殺技。プラーナを込めた槍を構え、敵を一文字に突き刺す。補足として、ザクサスはアガルティア世界において最も優れた操兵機「大陸四大操兵機」の一機であり、レスト自身も、大陸最強の騎士ガリュードと同じ「剣煌」であり、彼と対等に戦える人物:マリエ・クリスティルを師に持つ、大陸でも指折りの強さを持つ騎士である。(仁智勇さんより)

グラン・エクスプロジオン シーヴァリアス
聖霊機ライブレード
不思議な雰囲気を持った老人、ヴァルガ・ソルマの神凱王:シーヴァリアスの必殺技。全身よりエネルギーを放出し、周囲にいる敵全てを攻撃する。なお、レイフォンの乗るエイディオンも、これと似たような技「レイオン・ダイガード」を使う。ヴァルガは他の二人と違い、コールドスリープにより自分自身の肉体を保っていた。意識体(幽霊と同じようなもの?)となっている後の二人の場合、グラウザーはレイフォンと同化する事で、リシュナは一時的にマナ・エルアの体を借りることによって神凱王を動かしている。(仁智勇さんより)

二の太刀・屠龍 ゼイフォン(ゲン搭乗)
聖霊機ライブレード
「紅蓮の騎士」の異名を持つアガルティア王国の騎士:ガイザルディングテリウス・ジン・メルセーヌ(通称ガイウス。現在は行方不明)の息子、ゲンズバリオレッド・メルセーヌ(通称ゲン)が搭乗している時のゼイフォンの必殺技。衝撃波を伴う斬撃を二回放つ。これは、ゲン本人の力量不足から、一撃(一の太刀)ではなく二撃(二の太刀)の技となった。多少離れた相手にも届く為便利だが、他の技に比べて威力が低い。技を使う時の台詞から、この技はメインキャラクターの一人、シィウチェンに教わったものだと考えられる。(仁智勇さんより)

ラルフィン・プライディール セルフィン
聖霊機ライブレード
アガルティア王国のお姫様であり、ゼイフォン等の聖霊機の生みの親でもある、セリカ・ラニアード・メスティナが搭乗するセルフィンの必殺技。肩にある球体から高威力のエネルギー弾を発射して攻撃する。射程範囲はとても広いが、もともと支援用の機体である為、攻撃力は低い。なお、セリカはかなりのメカフェチであり、聖霊機だけでなく、戦闘補助用の装置なども数多く作っている。(仁智勇さんより)

ヴォルティクランサー デュッセルドフ
聖霊機ライブレード
トウヤ達に協力するアガルティア王国所属の熱血騎士、フェイン・ジン・バリオンの乗る機体:デュッセルドフの必殺技。槍にプラーナを集め、敵目掛けて一直線に突進しながら突きを入れる。移動してからでも使える上、前方の一定距離にいる敵を同時に攻撃できる為かなり使える技である。補足として、フェインはアガルティアの人々の中でも、かなり高いプラーナを持っており、操兵機を自在に操ることができる。だが、機体の限界を超えた運用の仕方をする為、聖霊機に乗るまでは機体の方がそれに耐え切れずに故障してしまう、という事がざらにあった。(仁智勇さんより)

オーガディスの斬撃 ドーマノン
聖霊機ライブレード
アガルティア王国の軍人(階級は中佐)、セルグ・ジン・ボイヤードが搭乗するドーマノンの必殺技。機体の腕から高威力の光の刃を飛ばす。移動後も攻撃できる為、注意すべき技である。なお、セルグはカインの陰謀により、洗脳された状態でトウヤ達を襲ってくる。(仁智勇さんより)

ヴァルゴスの逆鱗 ドライデス
聖霊機ライブレード
トウヤ達の知恵袋的な存在であるジンバブエ人、アーサー・ヌコモの乗るドライデスの必殺技。跳び膝蹴りで攻撃し、宙に浮いたそのままの勢いで踵落としを浴びせる体術系の技。強力且つ使い勝手がいいが、必要闘志(操者のやる気のバロメーター)が多めであることがネックとなっている。(仁智勇さんより)

真分身斬 バージオン
聖霊機ライブレード
シュテイニーズが後半に搭乗する機体:バージオンの必殺技。基本的な技の内容は前に搭乗していたグリオールのものと同じだが、威力と射程範囲が大きくなっている。更に、移動後も攻撃可能である為、かなり厄介な技である。(仁智勇さんより)

ノワール・エクレール パリカール
聖霊機ライブレード
フランス出身のクールな雰囲気を漂わせる女性、オーレリィ・パンダボアヌが搭乗する聖霊機:パリカールの必殺技。片手に装備された「ゼイン・ライフル」から強力な光線を放つ。射撃系の技の中では攻撃力は低いものの、オーレリィの間接攻撃(射撃)能力が高い為、それなりの威力を発揮する。なお、技名はフランス語で「黒い稲妻」を意味する。(仁智勇さんより)

ギガント・ディスソリュージョン バルドッグ
聖霊機ライブレード
元空軍パイロットのブラジル人、クロビス・カミリオンの乗機:バルドッグの必殺技。機体の肩部に装備された二門の砲台から、プラーナにより強化されたエネルギー砲を発射する。射撃系の技の中では最強クラスの破壊力を持つが、発射の際に強い反動がかかる為、背中に装備された「三本目の脚」で機体を安定させて攻撃する。(仁智勇さんより)

レス・リフラーム ビシャール
聖霊機ライブレード
トウヤより前にアガルティアに召喚された女子高生、アイ・テンノージ(天王寺亜依)が乗るビシャールの必殺技。背中に二門付いている「ゼイン・ライフル」から、プラーナを伴う強力な光線を発射する。射撃技にしてはかなりの威力と命中率を誇る。(仁智勇さんより)

転移集中 フォルスティン(クルル搭乗)
聖霊機ライブレード
温泉が有名な小村「コルネル村」に住む少女、クルル・バーグリーがフォルスティンに乗っている時に使う技。自機から放たれた弾を、相手のいる所まで転移させて攻撃する。補足として、クルルの父親はアガルティア王国と敵対するジグリム共和国に所属する、「西の獅子」の異名を持つ騎士:グラード・バーグリーである。彼女はトウヤに対する興味から、トウヤ達と行動を共にする。(仁智勇さんより)

ノーグライズの風 フォルスティン(メルヴィ搭乗)
聖霊機ライブレード
トウヤ達異世界人をアガルティアに連れてきた人物:フォルゼン・ジン・クラシオの娘、メルヴィ・クラシオが乗っている時のフォルスティンの必殺技。自機の周囲に巨大な竜巻を起こし、そこにいる敵全てを巻き込む。風を起こす技なのに、どういう訳か実弾属性(攻撃属性はこの他にエネルギー、格闘がある)の攻撃となっている。このフォルスティンは、ゲームの進め方により、メルヴィかクルルのどちらかが操者となる。(仁智勇さんより)

唸り斬り裂け大気 ブランダイム
聖霊機ライブレード
ヨーク王国近衛兵「三剣騎士」の一人、タイロン・レン・アースダルアーの乗機:ブランダイムの必殺技。強烈な斬撃を浴びせると共に大気を裂き、竜巻となって敵に襲い掛かる。補足として、彼ら三剣騎士の乗る機体は「アート・ウェスペル」と呼ばれる操兵機である。しかし、これらを製作した人物が肝心な部分のデータを残さずに他界してしまったことと、一般の操兵機とは違う規格外のパーツで出来ていることから、修理や量産が困難な機体となっている。(仁智勇さんより)

天の太刀・紫焔凱絶斬 ベーゼンドルファー
聖霊機ライブレード
アガルティア王国と同盟関係にあるヨーク王国出身の騎士で、このアガルティア世界において最強の騎士と言われる人物、ガリュード・ビア・グラッツェンの搭乗するベーゼンドルファーの必殺技。手に持った段平(だんびら)「幻夜刀」にプラーナを集め、それを光の刃に変えて敵を一刀両断する。「天の太刀」というのは、刀身で斬るのではなく、プラーナで出来た刃(形のない刃)で斬る所から付けたものと考えられる。補足として、ガリュードは「剣煌幻聖(けんこうげんせい)」の称号を持ち、生身で操兵機を倒してしまう程の実力の持ち主である。(仁智勇さんより)

七閃・龍操隙破 ホンシェンコワン
聖霊機ライブレード
寡黙ではあるが実直な性格の中国人、コォウ・シィウチェン(郭秀健)の乗機:ホンシェンコワン(紅閃光)の必殺技。炎を纏ったヌンチャクを振り、自機の周りに火柱を発生させて、そこにいる敵全てを攻撃する。敵に囲まれた時に効果を発揮するが、その場にいないと使えない、というデメリットがある。なお、この技のムービーでは、炎をバックにホンシェンコワンが華麗なヌンチャク捌きを披露してくれる。(仁智勇さんより)

アミーナの洗礼 ライブレード(トウヤ、メルヴィ搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードに異世界人の交渉人:フォルゼンの娘、メルヴィ・クラシオが同乗している時に使用可能な必殺技。ブラン・ダイガードの応用で、剣から放たれたエネルギーをある一箇所に集中して降らせ、その場所にいる敵全てを攻撃する。やや特殊な射程範囲を持った必殺技。(仁智勇さんより)

一の太刀・雷剛凱斬 ライブレード
聖霊機ライブレード
トウヤが搭乗するライブレードの必殺技で、技の名付け親はトウヤの「家族」ヤマト。剣に纏われたプラーナが稲妻となり、斬撃と共に敵に叩き込む。ちなみに、この技で止めを刺す時に流れるムービーでは、跳び上がって空中から斬撃を放っている。なお「絶影」と違い、この技は必ず習得することができる。(仁智勇さんより)

ウェンディスの翼 ライブレード(トウヤ、セリカ搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにアガルティアのお姫様:セリカ・ラニアード・メスティナが同乗している時に使用できる必殺技。光線兵器ゼイフォニック・ブラドラーのエネルギーを増強し、前方に貫通力のある光線を放つ。その際、光線の周りに羽根の様なものが舞っている。なお、技名にある「ウェンディス」とは、アガルティア世界の神話に出て来る堕天使の名前である。(仁智勇さんより)

シルヴァリアの聖域 ライブレード(トウヤ、ユミール搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにメルヴィの叔母にあたる錬金学士(この世界でいう科学者にあたる):ユミール・エアル・クラシオが同乗している時に使用可能となる必殺技。自機の周囲に聖なる力を持つエネルギーフィールドを発生させ、それに触れるもの全てを攻撃する。全ての特殊技の中で最強の威力を誇り、尚且つ、移動後でも使用可能。ただ、ユミールは他の女性陣と違い、物語が大詰めを迎えようとしている時にパートナーとなる為、技の使用期間は他の女性のものよりも短い。(仁智勇さんより)

白の贖罪 ライブレード(トウヤ、レオーネ搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにバフレッド・デビッシュの娘:レオーネ・デビッシュが同乗している時に使う事ができる必殺技。剣にプラーナを集め、通常よりも強力な斬撃を放つ。その際、複数の敵をまとめて攻撃することができる。補足として、ライブレードは同乗している女性とトウヤとの好感度が高ければ高い程、トウヤのステータスにボーナスがついたり(各キャラによってボーナスがつく項目が違う)、ライブレード自体の攻撃力に補正がかかる等の効果が現れる。(仁智勇さんより)

真ゼイフォニック・ブラドラー ライブレード(トウヤ、アイ搭乗)
聖霊機ライブレード
この作品の主人公機:ライブレードは二人乗りの聖霊機である。そしてどういう訳か、メインコントロールを担当するトウヤの他にパートナーとなる女性操者が乗り込まないと起動しない。この技は、女子高生:アイ・テンノージが同乗している時に使う事ができる必殺技である。ライブレードの光線兵器「ゼイフォニック・ブラドラー」をプラーナにより威力を増幅させ、前方の広範囲に拡散させて、そこにいる敵全てを攻撃する。(仁智勇さんより)

双覇・疾風魔狼閃光斬 ラグレード
聖霊機ライブレード
ヨーク王国近衛兵、通称:三剣騎士の筆頭で「銀の騎士」の異名を持つ人物、レデュース・レン・クロムハーツの乗機:ラグレードの必殺技。途轍もないスピードで突撃し、敵を一刀の下に切り裂く。スピードが乗っている分、斬撃の威力は凄まじいものになる。レデュースは、このスピードとそれに伴う破壊力を生み出すところから、「銀狼」に譬えられている。なお、ヨーク王国の防衛手段は、この三剣騎士と「剣煌幻聖」の称号を持つ騎士:ガリュードのみである。(仁智勇さんより)

ノワール・ディファンス ライブレード(トウヤ、オーレリィ搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにフランス人女性:オーレリィ・パンダボアヌが同乗している時に使える必殺技。トウヤの技「一刀正伝 絶影」を強化したような技で、剣に二人分のプラーナを乗せ(この時のプラーナの色は黒)、突進と共に剣を振りぬき、斬る。特殊技の中では唯一の単体専用技で、威力も他の技に比べて高い。なお、技名はフランス語で「黒い牙」を意味する。(仁智勇さんより)

ブラン・ダイガード ライブレード
聖霊機ライブレード
主人公トウヤが中盤以降から乗る機体:ライブレードの必殺技。ライブレードのエネルギーを同機の武器「神剣ダイフォゾン」を介して放出し、自機周囲の一定範囲に攻性エネルギーフィールドを発生させる。なお、ライブレードは飛行形態に変形することが可能で、その状態からでもこの技は使うことができる。その際、人型の時よりも広範囲に技の効果が及ぶようになる。(仁智勇さんより)

ベルモスの轟雷 ライブレード(トウヤ、クルル搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにジグリムの騎士:グラードの娘、クルル・バーグリーが同乗している時に使える必殺技。ゼイフォニック・ブラドラーを一点に集中させて、貫通力を上げた砲撃を行う。同じ性質の技「ウェンディスの翼」と威力は同じだが、射程が短い。(仁智勇さんより)

レイ・ブランザード ライブレード(トウヤ、カスミ搭乗)
聖霊機ライブレード
ライブレードにトウヤの幼馴染:カスミ・スオウが同乗している時に使用可能な必殺技。二人のプラーナを剣に集め、地面に突き立てる事によってそれを爆発させ、周囲広範囲の敵全てを攻撃する。いわば、「ブラン・ダイガード」の強化版。補足として、これらの特殊技は、トウヤとパートナーとの好感度が70以上あれば使用可能となり、使用条件としては、トウヤの闘志が最大値(50)である時に、一回だけ使う事ができる。(仁智勇さんより)

一刀正伝 絶影 ゼイフォン(トウヤ搭乗)、ライブレード
聖霊機ライブレード
主人公、トウヤ・カザミ(風見透夜)が乗る機体:ゼイフォン及びライブレードの必殺技。 技名の読み方は「いっとうしょうでん ぜつえい」。剣を脇に構え、刀身にプラーナを乗せて「居合い」の要領で斬撃を放つ。強力な技だが、序盤の特定のマップにおいて、一定の条件を満たさなければ覚えることはできない。(仁智勇さんより)

黒の裁き ヴェイル・アスティン+ドール
聖霊機ライブレード
カインが遠隔操作で操る無人人型操兵機「ドール」による連携技。攻撃対象の周りを四機のドールが囲み、四方から自身の代わりに攻撃する。補足として、カインが登場する時はいつもドールを四機伴って現れる。また、これは余談であるが、ヴェイル・アスティンは大陸四大操兵機の一つ「ザクサス」と外見を同じくする同系機であるが、内装はカイン用に調整されており殆ど別物である。(仁智勇さんより)


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