ガープス・マジック [必殺技辞典]

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汎用TRPG『GURPS』サプリメントのひとつ。ゲーム中で使用できる魔法に関するルールや、個々の呪文について解説する。また、『ガープス・ルナル』の設定キャラのキャラシートもいくつか存在している。

●第一章〜魔法の法則〜
基本となる魔法の使用法や、大雑把な種類について解説する。『ガープス』全体においての魔法使用の法則なので読んでおく必要がある。
●第二章〜魔法のアイテム〜
魔法のアイテムの作成方法について解説する。
●第三章〜呪文リスト〜
数百に及ぶ呪文のひとつひとつを解説。それぞれの系列ごとに分類して解説している。
●第四章〜錬金術とエリクサ〜
魔法で物質を変化させる錬金術と、それによって生み出せる魔法の薬品エリクサについて解説する。
●第五章〜キャラクター〜
魔術師キャラを作製するのに必要と思われる特徴や技能を解説する。
●第六章〜魔法の生き物〜
悪魔や使い魔、精霊など魔法と深く関わる存在について解説する。
●第七章〜ルナルの魔法〜
『ガープス・ルナル』で独自に使用される魔法を解説する。リプレイや小説版に登場している呪文も多い。

壁歩き 移動系呪文
ガープス・マジック
壁や天井にくっついて床のように歩く。手足が壁や天井の表面についていればいいが、少しでも外れると効果が切れる。 (ケケケさんより)

軽荷 移動系呪文
ガープス・マジック
誰かが運んでいる荷物を軽くする。効果があるのは運んでいる時だけで、おろしたら元通り重くなる。 (ケケケさんより)

べたべた(グルー) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
地面をねばねばにして、入り込んだ物を捕らえる。術をかける対象は異なるが、効果は「足止め」と共通している。相手の意表をついて出すと効果的な呪文のひとつ。 (ケケケさんより)

倍速(グレイト・ヘイスト) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の速度が速くなり、通常の2倍のスピードで行動できるようになる。戦闘中ではかなり強力な呪文だが、効果が切れると余計に疲労する。「すばやさ」と似ているが、あちらは肉体操作系である。リカ得意の呪文で、「電光」と並んで出番が多い。(ケケケさんより)

従者 移動系呪文
ガープス・マジック
透明な従者が居るかのように、物体を動かす。まるで人が働いているように、物体を動かすことが出来るのである。本当に従者が居るわけではないので、プログラム外の命令は聞いてくれない。 (ケケケさんより)

錠前師 移動系呪文
ガープス・マジック
小さな部品に精密作業を行うことで、鍵開けの精度を増す。これにより道具を持っていなくても、鍵開けを行うことが出来るようになる。機械いじりでも同様の効果がある。 (ケケケさんより)

進軍 移動系呪文
ガープス・マジック
長距離の移動速度を高める。この呪文の目標は通常の二倍もの速さで移動できるが、効果が切れると疲労が一編に襲ってくる。 (ケケケさんより)

水泳 移動系呪文
ガープス・マジック
水の中でも普通に行動できるようになる。この呪文を使えば水中で自由に行動できるが、息が出来るようにはならない。 (ケケケさんより)

軟着陸(スロー・フォール) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の落下速度を遅くして、落下ダメージを防ぐ。釘でも生えていない限り無傷で下りられるので、かなり使い出がある呪文である。“漆黒の王子”の罠に対処して使った。(ケケケさんより)

騒霊 移動系呪文
ガープス・マジック
見えない力が働いて、狙った方向に物を投げる。狙いはかなり不安定なので、熟練者で無ければ目標に当てるのは難しい。物体そのものに効くので、抵抗されにくいのが利点。 (ケケケさんより)

[1]瞬間移動(テレポート)
[2]他者移動(テレポート・アザー)
移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
[1]空間を超えて、離れた場所へ移動する。便利なのだが、遠くに行けば行くほど消耗が激しくなる。また、使い慣れていないと肉体に負担がかかりやすくなる。魔術師や呪術師など、魔法を専門とする者が使うことが多い。ゼランは、火球になった後も使用していた。 (ケケケさんより)

[2]自分ではなく、他人や物体を瞬間移動させる。部品の一部だけを飛ばすといった使い方はできないが、つながっているだけなら移動可能である。ゼランは、フエイアやエルファの<至宝>に使った。

我が意思に従い、旅せよ!
みえざる<天使>よ。我が望みに応じて、あるべき物をあるべき場所に! (ケケケさんより)

飛ぶ剣 移動系呪文
ガープス・マジック
先端が尖った武器を、矢のように飛ばす。呪文の目標は武器なので、敵との距離が離れていても問題にならない。 (ケケケさんより)

縄ほどき 移動系呪文
ガープス・マジック
結び目をほどく呪文。対象になるのは普通に結ばれた物に限られ、魔法などで強化してあるものには通用しない。品物が重いと、その分エネルギー消費が大きくなる。 (ケケケさんより)

念動 移動系呪文
ガープス・マジック
いわゆる念動能力を呪文にしたもので、手を触れることなく物を動かすことが出来る。 目に見えない場所の者を動かすには、そのモノと場所を把握していないとならない。 動かせるモノは100キロ以上でも可能だが、移動させられるスピードは1秒間に1メートル程度である。

飛行(フライト) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
かなり自由に空を飛ぶことができる。空中戦ができるのでかなり便利な呪文だが、消耗が激しい。黒翼鳥などの邪術師(ソーサラー)のほか、ザドリーなどの魔術師(ウィザード)がよく使う。(ケケケさんより)

瞬間回避(ブリンク) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
攻撃を受けた時、とっさに瞬間移動する。どこに飛ぶかはわからないが、基本的に発動時の近くの安全な場所に自動で運んでくれる。危険に近づくような移動はしないので、かなり安心して使うことが出来る。ザドリーをはじめとする魔術師(ウィザード)が使うことが多い。 (ケケケさんより)

韋駄天(へイスト) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
対象の意動力を高める。根本のすばやさが上がるわけではないので、移動時以外には影響は無い。アルリアナ信者などが得意としている。リーシャは自分にかけることが多い。 (ケケケさんより)

高速飛行(ホーク・フライト) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
通常の「飛行」の、4倍もの速さで空を飛ぶ。飛行中も通常通りの行動が出来るため、飛べない相手と戦うとかなり有利になる。が、「飛行」以上に消耗が激しい。<虹の影>は、河竜船に乗り込むのに使用した。(ケケケさんより)

見えない手 移動系呪文
ガープス・マジック
「錠前師」の発展呪文。より大きな物に精密作業を行うことが出来る。この呪文の術者は目標に触れる必要が無く、離れた場所から様々な作業が出来る。 (ケケケさんより)

幽体 移動系呪文
ガープス・マジック
体を空気のようにして、あらゆる物体を通り抜ける。まるで幽霊のようになり、亜あらゆる物理攻撃と大抵の魔法が効かなくなるのである。ただし、除法伝達系と精神操作系、及び死霊系の呪文は反対に効き易くなっている。 (ケケケさんより)

浮揚(レビテート) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標を空中に漂わせ、自由に動かすことができる。自分自身にかける事もでき、その場合もかなり自由に動くことができる。魔術師(ウィザード)などが使うことが多い。<虹の影>も、緊急時や侵入のために何回か使用した。(ケケケさんより)

鍵開け(ロックマスター) 移動系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
魔法の力で、あらゆる種類の鍵を開ける。その鍵の複雑さや魔法の有無で、成功率がかなり変化する。ムークはこの呪文を覚えていなかったので、ヘアピンで代用していた。(ケケケさんより)

音声系呪文
ガープス・マジック
目標に雷が落ちたかの如く巨大な音を鳴らす呪文。 そのあまりの音量で、耳が一時的に聞こえなくなってしまう場合もある。

魔法の耳(ウィザード・イヤー) 音声系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
術者と同じ耳を作り、離れた場所の音を聞くことが出来る。この耳はソナーを備えているため、物にぶつかることなく移動して遠くの音を拾うことが出来る。マリイアがサレイアの監視のために使ったほか、船の連絡にも使われている。(ケケケさんより)

拡声 音声系呪文
ガープス・マジック
見える範囲にいるものならば、すべてに声をはっきりと届かせることが可能。 特定の人物のみに、範囲を絞り込むこともできる。

作音(サウンド) 音声系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
術者の意のままに音を作り出す。作れるのは、それ自体には意味のない雑音に限られる。幻覚系呪文に近いためか、エフェメラも使用できる。(ケケケさんより)

音噴射(サウンド・ジェット) 音声系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
指先から強烈な音を発射する。この音に当たった者はダメージこそ受けないが、ショック状態になってしまう。この呪文は命中させるのが難しく、かなりの熟練を必要とする。リャノ信者などが得意とする呪文である。アーデリアが、最もよく使う呪文である。(ケケケさんより)

忍び足 音声系呪文
ガープス・マジック
音を立てずに呼吸し、静かに移動できるようになる。「静寂」の効果を移動時に限定したような呪文である。 (ケケケさんより)

静寂 音声系呪文
ガープス・マジック
物体または生物にこの呪文をかけることで、全く音を発生させなくさせてしまう。 沈黙の単体版。

騒音 音声系呪文
ガープス・マジック
無意味で大きな音を効果範囲内に響かせる。範囲内は非常にうるさいため、会話が出来ない上に、呪文の集中も不可能になる。(ケケケさんより)

遅発伝言 音声系呪文
ガープス・マジック
効果範囲内に伝言をセットする。その範囲にあらかじめ特定しておいた人物が入ると、その伝言が発せられる。伝言は受取人にのみ聞こえ、その他の人物は存在すら認識しない。 (ケケケさんより)

超音波視覚 音声系呪文
ガープス・マジック
コウモリやイルカのように、音で物を見分ける。普通で見るのとはかなり感覚が違うので、慣れないと使いこなすのは難しいだろう。「沈黙」などの呪文は、この呪文を使用中の目標にとって盲目と同じことになる。 (ケケケさんより)

[1]沈黙
[2]沈黙障壁
音声系呪文
ガープス・マジック
[1]静寂な空間を作り出す呪文で、この術の範囲内にいるものは喋ることも聞くこともできなくなる。 よってこの中では詠唱が必要な呪文は使えなくなる。

[2]効果範囲の周りに、音をさえぎる壁を作る。壁の内部にいる者は、外の音が聞こえず、中の音を外に伝えることも出来ない。ただし、呪文の詠唱には影響がない。 (ケケケさんより)

遠耳 音声系呪文
ガープス・マジック
目で見える範囲ならどんなに遠くでもその会話を聞くことが可能になる呪文。 よって目がいいほど有利と言えるだろう。 厚さ2m以内の壁などなら、その向こう側の声を聞くことも可能。

透明な耳 音声系呪文
ガープス・マジック
透明な「魔法の耳」を作り出す。「透明看破」でのみ見分けられるので、情報収集には大いに役立つだろう。 (ケケケさんより)

発声 音声系呪文
ガープス・マジック
1分の間、話し声や音楽などの意味のある音を作り出す呪文。 音量は普通であまり大きくはない。

筆記 音声系呪文
ガープス・マジック
ペンに命を吹きこむことで、1分の間、術者が喋ったことを書き取らせることが出来る呪文。 呪文に失敗すると書き取る内容がでたらめになってしまうので注意が必要。 また術者だけでなく、他の人間の喋ったことも同時に書き取らせるようにすることも可能。

悪臭 風霊系呪文
ガープス・マジック
硫黄の匂いがするガスを作り出す。このガスは窒息性で、周囲の物は息を止めない限りダメージを受ける。風が吹くと散ってしまうため、屋内で使った方がよい。 (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
雨を降らせたり止ませたりする呪文。降らせる場合、使用範囲が元々乾いていたらエネルギー消費が激しくなる。逆のパターンも同様である。 (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
非常に強力な竜巻を作る。高速で渦を巻く風の内部にいる者は、周囲を見分けることも出来ずに転倒することになる。「風」の上位版であるが、「台風の目」のような無風部分があるのは「風」と同じである。 (ケケケさんより)

空中歩行(ウォーク・オン・エア) 風霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
空気を固めて見えない足場にし、そこを歩いていく。”歩く”ための呪文であるため、バランスを崩したら落ちてしまう。アルリアナやサリカの信者が得意としている。
レルシェは包囲脱出のときなどで使った。

雲を司る母さま、どうか、あなたさまの柔らかなる綿布団にいたるすべを、我らにお与えください (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
風を集めて渦巻きを作り出す。この風はかなり強力で、範囲内の相手をひっくり返すことが出来る。ただし、中心部は「目」となり無風状態である。(ケケケさんより)

[1]空気破壊
[2]空気噴射
[3]空気浄化
[4]空気作成
風霊系呪文
ガープス・マジック
[1]範囲内の空気をなくしてしまう呪文。 それによって真空状態にし、一種のかまいたち現象でダメージを与えることもできる。 密室などで使用してしまうと危険。

[2]指先(又は杖、錫状などの先端)から空気を噴射する。 普通の生き物に対しては仰け反らせる程度の威力しかないが、 気体の生物にはダメージを与えることが可能。 また群れをなす小さい生物程度なら、気絶又は殺傷することができる。

[3]空気中から不純物を取り除く。毒ガスなどを中和するほか、古い空気を新しい空気に入れ替えることもできる。(ケケケさんより)

[4]空気の無い場所に空気を作る。空気中で作れば風が起こり、真空中で作れば呼吸できる。また、水中や地中でも問題なく使用できる。 (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
雲を作り出したり、消したりする呪文。作られた雲は、術者が留めなければ自然に流れていく。 (ケケケさんより)

空気変化(シェイプ・エア) 風霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
効果範囲内の空気を動かすことができる。風速は、微風から烈風まで自由だが、風が強くなればなるほど消耗が激しくなる。サリカ信者などが得意としている。フラウは、この呪文でかなりの強風を起こした。 (ケケケさんより)

消臭 風霊系呪文
ガープス・マジック
目標から匂いを消し去る。嗅覚に捉えられなくなるので、猟犬などから逃げるときに使用できる。目標の持ち物にも効果がある。 (ケケケさんより)

水中呼吸 風霊系呪文
ガープス・マジック
文字通り水中で呼吸できるようにする。水中探索などには欠かせないが、一分しか持たないのでこまめにかけ直す必要がある。 (ケケケさんより)

天候予測 風霊系呪文
ガープス・マジック
特定の地域の天候を予測する。使用時の効果範囲と日にちは、術者の好きに決めることができる。魔法による干渉は考慮されないので、百発百中とはいかない。 (ケケケさんより)

肉体気化 風霊系呪文
ガープス・マジック
目標の肉体を空気に変える。攻撃がすり抜けるため物理攻撃に強くなるが、風には弱くなる。また、「空気噴射」「空気破壊」で大きなダメージを受けるようになる。なお、この術の目標は、体が空気になっているだけなので普通にしゃべるし姿も見える。 (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
その名の通り、雹を降らせる呪文。 巨大な雹を降らせれば目標にダメージを与えることもできる。 使用するには気温が0度以上ないといけない。

氷中視覚 風霊系呪文
ガープス・マジック
氷や雪の向こう側を見る事ができるようにする呪文。 厚さ50メートルまで見ることができるが、氷の場合、氷に割れ目などがあったりすると呪文の効果は反映されない。

氷面 風霊系呪文
ガープス・マジック
地面に厚さ1ミリ弱の薄い透明の氷をしきつめる呪文。 この氷は大変見つけずらく、なおかつとても滑りやすく、踏み込んでしまった 場合は転んでしまうことも。 スパイクつき靴をはいたり、雪靴を使用していれば大丈夫である。

芳香 風霊系呪文
ガープス・マジック
術者が知っている良い香りを作り出す。匂いが広がる以外は、特に影響がない。毒の香りなどを作っても効果は無いのである。 (ケケケさんより)

風霊系呪文
ガープス・マジック
その名の通り、雪を作り出す呪文。量は深さ2,5cm。 暖かいとこで使用すると雪は作り出せないので気をつけないといけない。

電光(ライトニング) 風霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
指先に電気の球体を作り、そこから電撃を飛ばす。電気なので、金属製の鎧は効果がない。サリカ信者の代表的な攻撃呪文であり、リアラの他にメノアやリカもよく使う。 (ケケケさんより)

発火(イグナイト・ファイア) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
熱を集中し、何かに火をつける。普通に燃える物でないと効果がないうえに、火自体も普通の火である。もっとも初歩的な火霊系呪文であり、他のさまざまな呪文の前提になっている。
ローリーは、カツェールを服ごと燃やしたが、疲労困憊してしまった。(ケケケさんより)

消火(エクスティングシュ・ファイア) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
名前通り、火を消す呪文である。魔法の炎でも消せるが、溶岩の熱を下げるなどという使い方はできない。逃走のために火をつけたムークは、これを使う暇がなかった。 (ケケケさんより)

爆裂火球(エクスプローディング・ファイアボール) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
投げつけた火球を爆発させ、目標とその周囲の物を攻撃する。威力は高いが、「火球」より消耗が激しい。これも「火球」と同じく、パーティー戦ではあまり使われない。 (ケケケさんより)

火炎噴射 火霊系呪文
ガープス・マジック
片方の手の指の先から炎を噴射して攻撃する術。 両手で同時に使用することも可能だが、利き腕じゃないほうで使用するとダメージは 若干落ちてしまう。

火炎(クリエイト・ファイア) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
熱を操って炎を起こす。燃やすための材料は必要とせず、空中に現れる。火自体は普通の火なので、消そうと思えば簡単に消せる。
黒翼鳥はこの呪文で、キーンブルク城に火をつけた。 (ケケケさんより)

火炎変化(シェイプ・ファイア) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
炎を操り、自在に形を変えることができる。火元から移動させることはできないが、「火炎」と組み合わせれば可能になる。デルバイ信者などが得意としている。(ケケケさんより)

聖火 火霊系呪文
ガープス・マジック
「火炎」と同じように炎を作り出す呪文だが、普通の炎ではなく魔法の炎を作り出す。 見たに目は同じだが威力は普通の炎よりも高く、通常の水などで鎮火することはできず、 聖水や呪文除去などを使用しないとならない。 呪文の効果が切れれば普通の炎に戻ってしまう。

加熱(ヒート) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
物体の温度を高める。鉄が溶けるぐらいの温度まで上げられるので、なかなか応用が利くと思われる。坑道の魔術師は、この呪文で保存食を温めていた。(ケケケさんより)

火炎武器(ファイア・ウェポン) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
武器を炎で包み、火属性のダメージを与える。武器の持ち主には影響は無いが、武器が木製だと燃え尽きて使えなくなってしまう。ノイエが貰ったバスタードソードは、この呪文が魔化されている。 (ケケケさんより)

火吹(ファイアブレス) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
口から青白い炎を噴き出す。魔法の炎としてはもっとも高温なもので、しかも発動に動作が必要ない。火霊系呪文でも、高位に位置する上級呪文である。フエイアが持っている呪文の中で、最強のものであろうと思われる。(ケケケさんより)

火球(ファイア・ボール) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
手から火の玉を生み出し、目標に向かって投げつける。他の作品ではポピュラーな呪文だが、『ルナル』では派手な呪文はあまり使われない。パーティー戦より、大規模な集団戦の時の方が使いやすいようだ。黒翼鳥は、戦闘でよく使っていた。(ケケケさんより)

幻炎(ファントム・フレイム) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
本物そっくりの炎を作り出す。近づけば熱を感じ、触れば火傷の痛みがあるのだが、幻覚であるので実際のダメージはない。エフィはこの呪文を修得していなかったので、「完全幻覚」で代用していた。(ケケケさんより)

火吹き 火霊系呪文
ガープス・マジック
口から一瞬にして炎を吐き出し攻撃する呪文。 呪文動作がなくても使用できるのが利点。 火炎噴射と似ているが、威力はこちらの方が上である。

火矢 火霊系呪文
ガープス・マジック
「火炎武器」の矢バージョンで、発射された矢は炎をまといながら、対象に向かって飛ぶ。 ダメージも通常の矢を放った時よりも大きい。 発射された矢は命中するか、発射後10秒で灰になってしまう。

防熱 火霊系呪文
ガープス・マジック
火と熱に対する抵抗力を目標に与える。この呪文を受けた目標(及び持ち物)は、燃え盛る火事場でも平然としていられる。「防火」と似ているが、あちらは範囲にかける。 (ケケケさんより)

防冷 火霊系呪文
ガープス・マジック
冷気に対する抵抗力を目標に与える。この呪文を受けた目標(及び持ち物)は、凍えるような寒さでも平然としていられるのである。 (ケケケさんより)

冷却 火霊系呪文
ガープス・マジック
物体の温度を下げる。維持し続ける必要があるが、その気になれば絶対零度まで下げることが出来る。準備時間やエネルギー消費量などは「加熱」と同じである。 (ケケケさんより)

耐火(レジスト・ファイア) 火霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
自分に呪文をかける事で、炎への耐性をつける。この呪文を使えば、燃え盛る火事場でも普通に行動できる。キーンブルク城に火をつけた黒翼鳥は、この呪文を使って逃げた。 (ケケケさんより)

危険感知 警戒系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
間近に迫った危機を感じ取ることができる。どの程度わかるかは状況しだいだが、一般に近ければ近いほど反応が強くなる。タマット信者などが得意としている。ニフトールは、生来の第六感に加えてこの呪文を持っている。(ケケケさんより)

魔法の霧 警戒系呪文
ガープス・マジック
乳白色の霧を作り出し、辺り一面を覆いつくす。初めから居たものには影響が無いが、外からの侵入者は方向感覚を失い、呪文でも使わない限り道に迷ってしまう。また、侵入者はこの霧に恐怖を感じ、自分から入る気をなくしてしまう。 (ケケケさんより)

見張り 警戒系呪文
ガープス・マジック
壁や床が騒々しくなり、大きな音を立てるようになる。術者は、この呪文で発生した音を聞き分け、たとえ熟睡していたとしても目を覚ますことが出来る。 (ケケケさんより)

幻影(イリュージョン) 幻覚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
実体を持たない映像を作り出し、相手を欺くことができる。この呪文は視覚にのみ効果があり、攻撃されたりすると消えてしまう。幻覚系呪文の基本であり、多くの呪文の前提条件になっている。エフィも、結構気軽に使っている。(ケケケさんより)

[1]幻覚かぶせ
[2]幻覚奪取
[3]幻覚変身
幻覚呪文
ガープス・マジック
[1]物体に幻覚を重ねることで、見た目や感覚をごまかす。この呪文では、元になる物体の大きさ相応の幻覚しか作れない。また、元の物体が動かないと、幻覚を動かすことも出来ない。 (ケケケさんより)

[2]他人が作った幻覚を、術者の意のままに操る。一度使用すれば、その幻覚を維持するためのエネルギーを多く消耗することになる。基本的に幻覚なら何でもよいが、「幻覚変身」には効果が無い。(ケケケさんより)

[3]生物に「幻影」「幻覚」「完全幻覚」「幻覚かぶせ」のどれかの呪文をまとわせて変装させる。 効果はしばらくの間続く。

幻覚(コンプレックス・イリュージョン) 幻覚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
「幻影」と同じく実体の無い映像を作り出すが、この呪文は視覚に加えて聴覚にも影響する。耐久力も「幻影」より高く、多少の接触では消えない。シャストア信者得意の呪文である。ミージュは何回か使っている。 (ケケケさんより)

幻覚破壊(ディスペル・イリュージョン) 幻覚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
幻覚の効果を消し去り、消滅させる。あらゆる幻覚に効果があるので、幻覚による変装を暴くのにも使える。シャストア信者が得意とする。エフィは、“トンボ(ドラゴンフライ)のエディターニャ”の分身をこれで破ろうとした。(ケケケさんより)

独立幻覚 幻覚系呪文
ガープス・マジック
幻覚にさまざまなプログラムを仕込むことで、自発的に動かすことが出来る。術者の意思を受けずとも、決まった動きをしてくれるのである。プログラムに無い状況にあうと、幻覚は消えてしまう。(ケケケさんより)

幻覚感知(ノウ・イリュージョン) 幻覚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標を調べて、幻覚か現実かを調査する。使った呪文の種類もわかるため、普通に「不信」するよりも成功率が高い。目標を直接見ないと効果が無いという欠点がある。(ケケケさんより)

完全幻覚(パーフェクト・イリュージョン) 幻覚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
実体のない虚像を生み出し、触覚以外の全ての感覚を騙す。「幻影」「幻覚」などの上位に位置し、「呪文除去」などの呪文でなければ消されることはない。シャストア信者得意の呪文であり、エフィは特に使用回数が多い。
なお、小説で最初に登場した呪文は、エフィが使ったこの呪文である。

「幻よ、実体なきものよ、影よ、今ここに」 (ケケケさんより)

[1]作成物奪取
[2]作成物破壊
作成系呪文
ガープス・マジック
[1]他人が作った作成物を、術者の意のままに操る。「幻覚奪取」とほとんど変わらない性質を持っている。なお当然ながら、動く作成物で無ければ呪文を使う意味が無い。(ケケケさんより)

[2]あらゆる作成物を破壊し、跡形も無く消滅させる。細かい範囲設定は出来ず、常に一個体丸ごとに効果が出る。幻覚には効果が無い。(ケケケさんより)

従者作成 作成系呪文
ガープス・マジック
術者に忠実な従者を作り出し、さまざまな命令に従わせる。その際に、外見は術者の好きに決められる。この術者は力以外に取り得が無く、脅されたりすると消えてしまう。(ケケケさんより)

戦士作成 作成系呪文
ガープス・マジック
術者に忠実な戦士を作り出し戦わせる。武器は持って無いので、使わせたければ術者が別に与えなければならない。(ケケケさんより)

動物作成 作成系呪文
ガープス・マジック
知力の低い動物を作り出して自由に操る。作れる動物は、術者になじみがある実在の生き物に限られる。生み出された動物は、呪文の効果が切れるまで存在し続ける。(ケケケさんより)

物体作成(クリエイト・オブジェクト) 作成系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
術者の意思により、様々な物体を無から作り出す。ただし、完全に同じ物ができるわけではなく、術者が作れる物、知っている内容が反映された物ができる。なので、機械を作っても術者自身が作れない限り動かせない。エリザは、この呪文でフレイルを作った。 (ケケケさんより)

感知防御壁 呪文操作系呪文
ガープス・マジック
「感知防御」と同じく、情報呪文から目標を守る。「感知防御」との違いは、効果範囲が広いことと、範囲内全てのものを守ることが出来る点である。 (ケケケさんより)

対抗魔法(カウンター・スペル) 呪文操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
今現在働いている呪文を無効化する。目標は呪文のかかっている物でも、呪文をかけた術者でもいいが、その呪文が何なのか知っていないと効果は無い。(ケケケさんより)

[1]呪文障壁
[2]呪文除去
[3]呪文抵抗
[4]呪文防御
[5]呪文反射
呪文操作系呪文
ガープス・マジック
[1]一定の範囲内に、呪文に対する障壁を張る。弱い呪文なら、この壁を通り抜けられないだろう。ただし、目標を直接狙う射撃呪文には効果が無い。 (ケケケさんより)

[2]範囲内の呪文を無効にする。効くのは呪文だけで、魔法のアイテムには効果が無い。また、特に強力なタイプの呪文にも効果が無い。 (ケケケさんより)

[3]目標の呪文抵抗力を高める。すでにかかっている呪文には効果が無いが、新しくかけられる呪文に抵抗できるようになる。目標が呪文をかけるときにも効果が出るので、使い所に注意する必要がある。 (ケケケさんより)

[4]発動した呪文を封じ込める呪文。相手が呪文を発動した直後に使い、その呪文を無効化してしまう。効果があるのはひとりだけであり、その他のキャラには普通に呪文が効いてしまう。また、直接攻撃が飛んでくる射撃呪文には効果が無い。 (ケケケさんより)

[5]呪文が発動した直後に使うことで、その呪文を跳ね返すことが出来る。「呪文防御」の発展呪文で、使い方や特徴も似たような物である。範囲に影響がある呪文では、この呪文の目標になった分だけ跳ね返る。(ケケケさんより)

感知防御(スクライガード) 呪文操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
こちらを探る情報呪文にかかりにくくなる。「方向感知」や「追跡」など、あらゆる情報呪文に効果があるが、魔法を分析する「魔力分析」には効果が無い。(ケケケさんより)

[1]呪い
[2]呪い除去
呪文操作系呪文
ガープス・マジック
[1]文字通り目標を呪い、さまざまな不幸を与える。この呪文の目標は、いろいろな判定で不幸な結果が出るようになる。その効果は、目標が何らかの大成功を収めるまで続く。 (ケケケさんより)

[2]肉体及び精神に影響する魔法を無効化する。また、それらの呪文で引き起こされたダメージも無視できる。呪文の効果を無効化する、数少ない呪文のひとつである。 (ケケケさんより)

複数防御 呪文操作系呪文
ガープス・マジック
「呪文防御」の発展呪文。複数の目標を、攻撃呪文から守ることが出来る。効果・特徴は、「呪文防御」とほぼ同じである。 (ケケケさんより)

祝福(ブレス) 呪文操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
この呪文をかけられた者は、不思議な力に守護される。普段の行動から何からが、非常にツクのである。この術の効果はほぼ無限に続くが、術の対象者に大きな災難が降りかかると、その災難を打ち消すと同時に効果が消えてしまう。この場合、何が“大きな災難”であるのかは、状況によって異なっている。 (ケケケさんより)

[1]魔法隠匿
[2]魔法障壁
呪文操作系呪文
ガープス・マジック
[1]情報呪文の探知を阻害する。この呪文をかけられた生き物や品物は、情報呪文をかけられたとき、かなり大きなボーナスで抵抗できる。 (ケケケさんより)

[2]魔法のバリヤーを張り巡らし、呪文や魔法の生き物の侵入を防ぐ。この呪文は床や地面に星を描くことで発動し、あらゆる呪文と魔法生物の侵入を阻止できる。非常に強力だが、魔法とかかわらない物には何の効果も無い。 (ケケケさんより)

[1]魔力回復
[2]魔力除去
呪文操作系呪文
ガープス・マジック
[1]「魔力除去」の対抗呪文。範囲内にマナをばら撒き、魔法が使える空間を作る。この呪文は、「魔力除去」が使われた場所でのみ使用できる。 (ケケケさんより)

[2]範囲内のマナを取り除き、魔法が使えない場所を作る。効果範囲内ではあらゆる呪文が使用できず、魔法のアイテムはその力を失ってしまう。魔法使いを封じるのに便利だが、失敗すると術者が魔法力を失う危険がある。 (ケケケさんより)

精霊召喚(サモン・エレメンタル) 召喚系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
近くにいる四大元素の精霊を呼び出す。操るわけではないので、言う事を聞いてくれるとは限らない。召喚された精霊は一定時間その場に留まるが、術者が倒されたりすると直ちに帰還する。 (ケケケさんより)

解呪 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
「他者知覚」や「憑依」などの呪文の効果を打ち消してしまう。憑依系にのみ有効な「呪い除去」といえる。 (ケケケさんより)

[1]感情感知
[2]感情隠し
情報伝達系呪文
ガープス・マジック
[1]目標の感情を読み取る。また、目標の忠誠の度合いを調べることもできる。ただし、解るのは術をかけた瞬間だけなので、感情の変化まではわからない。(ケケケさんより)

[2]心や精神に影響する呪文に抵抗できる。使用すれば、精神呪文に対する防御璧となるだろう。ただし、すでに成功している呪文には無効である。 (ケケケさんより)

完全憑依 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
「憑依」の上位版。限界時間が無く、術者が解くか「解呪」されないかぎり憑依したままになる。この時、使用中の術者の肉体は仮死状態になっている。憑依した目標とは完全に一体化しており、目標が死ねば術者も死んでしまう。 (ケケケさんより)

[1]技能取得
[2]技能賦与
情報伝達系呪文
ガープス・マジック
[1]術者は、目標の技能一種類を自分の技能として覚えることができる。この場合も「技能賦与」と同じく、目標以上熟達することはない。また、術者が持つ既存の技能を高めることも可能である。 (ケケケさんより)

[2]目標は、術者が与える技能を新しく覚える。術者自身の熟達以上になることは無い。また、目標が持つ既存の技能の熟練度をより高めることもできる。 (ケケケさんより)

文字理解(ギフト・オブ・レターズ) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標は、文字として書かれた言語を理解できるようになる。目標が、元から読み書きが出来なければ効果は無い。ザドリーはこの呪文で、地下迷宮の言語を翻訳した。 (ケケケさんより)

[1]言語賦与
[2]言語理解
情報伝達系呪文
ガープス・マジック
[1]目標は術者が知っている言語を覚える。この呪文は、言語系呪文の基本となっている。 (ケケケさんより)

[2]目標に言語をマスターさせる。ただ覚えるだけでなく、普通の会話や読み書きも完全に習得できる。ただし、しゃべれない目標には効果が無い。 (ケケケさんより)

自白 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
目標に嘘をつけなくする。名前からすると勘違いしそうだが、真実を喋らせるわけではない。あくまで嘘をつけなくするだけなので、黙秘なら普通に可能である。 (ケケケさんより)

精神感応 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
離れた目標と意思の疎通を行う。術者と目標はお互いの思考を通常のスピードで感じ取り、さらには今経験している出来事も感じ取ることができる。また、術者がこの呪文を繰り返せば、2人3人と参加者を増やしていくこともできる。 (ケケケさんより)

説得 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
相手の反応がよくなり、友好的につきあうことができるようになる。完全に心変わりさせるわけではなく、心を少し動かすだけである。 (ケケケさんより)

[1]敵感知(センス・フォウ)
[2]生命感知(センス・ライフ)
情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
[1]目標の敵意を探り、その程度を調べる。範囲にかけることもできるが、その場合敵意の発生元はわからなくなる。サリカ信者などが得意とする。
リアラは警戒のために、人に会うたびこの呪文をかけていたようだ。 (ケケケさんより)

[2]周囲から、生き物の反応を見つけ出す。存在の有無のほかに、その生き物の種類を知ることもできる。また、特定の反応に絞って感知することも可能である。ガヤンやサリカの信者が主に使う。
リアラはこの呪文で、人間に化けていたゴーレムを見破った。 (ケケケさんより)

他者知覚 情報伝達系呪文
ガープス・マジック
目標の目や耳を通して情報を探る。探れるのは目と耳だけで、その他の感覚や心は探れない。この呪文の使用中でも、術者は自分の体を動かすことができる。 (ケケケさんより)

嘘発見(トゥルース・セイヤー) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の嘘を見破る。使い方が二種類あり、目標が過去5分間に嘘をついたか、または目標が今言ったことは真実かを調べることができる。ガヤン神殿の調査でよく使われる呪文である。(ケケケさんより)

[1]肉体支配
[2]肉体交換
情報伝達系呪文
ガープス・マジック
[1]目標の感覚を思うままに操ることで、行動を操作する。目標の能力が使えるわけではなく、あくまで行動を操れるだけである。また、使用中は術者の体は意識不明になる。 (ケケケさんより)

[2]術者と目標の肉体を交換してしまう。この時、肉体的能力は体のほうに残り、精神的能力は精神と一緒に新しい体についてくる。この術の効果は永遠であるため、元に戻りたかったら、もう一度同じ目標にこの呪文を仕掛けるしかない。(ケケケさんより)

憑依(ポゼッション) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の意識を乗っ取り、その知識や技能などを我が物にする。術の対象者は気絶しているので、ほとんど制限無く行動できるが、乗っ取った相手の技能を使うときは、本人よりもぎこちなくなる。なお、術者の肉体は無防備になるので、使用中は対策を立てておく必要がある。(ケケケさんより)

言語取得(ボロウ・ランゲージ) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の言語を解析し、習得する。この呪文を使えば、未知なる種族とも会話をすることが可能になるわけである。当然ながら、言語を持つほどの知能のある生物で無いと意味がない。ザドリーは、「読心」の代わりに使ってウーティの言葉を習得した。 (ケケケさんより)

精神探査(マインド・サーチ) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の心の中に入り込み、さまざまな情報を得ることが出来る。深層心理まで探ることが出来るが、複雑な事柄は探りだせず、単純な質問形式に限られる。また、この呪文は目標の言語の影響を受けないという特徴がある。ザドリーは、劇団員の調査にこの呪文を使った。 (ケケケさんより)

思考転送(マインド・センディング) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標に自らの思考を送り込む。普通の会話くらいの速さで伝達できる他、簡単な映像を送ることもできる。サリカ神殿では、この呪文を連絡用に使っている。(ケケケさんより)

読心(マインド・リーディング) 情報伝達系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
文字通り目標の心を読むことができる。読めるのは表層の思考だけなので、心得た者なら情報を隠すことができる。ガヤンやサリカの信者が得意としている。
リアラの場合、使用には長い精神集中が必要なため、あまり使おうとしない。 (ケケケさんより)

動く植物 植物系呪文
ガープス・マジック
生きている植物に命を吹き込み、自由に操る。消費エネルギーは植物の大きさに比例しており、大きな木に使ったりすると消耗が激しい。(ケケケさんより)

獣道 植物系呪文
ガープス・マジック
足や車の跡を残さずに、密林などを通り抜けることが出来る。普通に通れば跡が残るような所でも痕跡なく移動できるため、追跡はかなり難しい。 (ケケケさんより)

枯死 植物系呪文
ガープス・マジック
その名の通り、範囲内の植物を枯れさせる呪文。範囲内であれば種類を自由に指定したり可能。 巨大な植物や動く植物に対しては、その生命力自体に抵抗されてしまう。

[1]植物作成
[2]植物祝福
[3]植物探知
[4]植物知覚
[5]植物繁殖
[6]植物分析
[7]植物変化
[8]植物変身
植物系呪文
ガープス・マジック
[1]地面に草や木などの植物を生やす呪文。 草<灌木<樹木といった順に大きいものほど消費が激しい。

[2]範囲内の植物をはやく、たくましく成長させる呪文。 作物であればその収穫量は2倍になる。

[3]術者の最も近くに生えている植物の距離と方向を知る事が出来る呪文。 あらかじめ種類等を指摘していれば、その植物は除外して探知することが可能。

[4]周囲の植物の細かい状態を目や耳で感知することができる呪文。 その植物に生物が隠れていた場合は、存在を確認することができる。 植物が多く茂ってる場所でないと呪文の効果は薄い。

[5]植物を1分間で1ヵ月分成長させる呪文。

[6]呪文をかけた植物の種類、名前、知識などを得る事ができる。 知識はその植物が食べられるか、毒があるかなどである。

[7]呪文がかかったものは、植物や植物性の物質を上手に扱うことが可能になる。 家を建てたり、するのに役に立つ。また木製の武器に使用するとその攻撃力を上げられる。

[8]自身の半分〜5倍程度の大きさの植物に変身する呪文。 植物になった場合は基本的に喋ったり、動いたり出来ない。

見張り森 植物系呪文
ガープス・マジック
植物が生えている場所に警戒系呪文の「見張り」をかける。「見張り」より範囲が狭い代わりに、消費エネルギーが少ない。(ケケケさんより)

よじれ枝 植物系呪文
ガープス・マジック
植物を急成長させて、障害物にする。成長した草木は辺りを覆いつくすので、取り除かなければ脱出できない。 (ケケケさんより)

調理(クック) 食料系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
生の食材を、調理した料理に変える。食材によって栄養価その他が変わるが、出来上がるのはシチューのような物に限られる。火を使わなくていい分、便利であるといえる。リャノ信者が得意とする呪文である。オータネスの大使は、坑道で使っていた。(ケケケさんより)

ごちそう 食料系呪文
ガープス・マジック
食べられる物(人間が飲み込める物)をおいしいと感じさせる呪文。 あくまでもおいしいと感じさせるだけなので、栄養などには一切変化がない。

蒸留 食料系呪文
ガープス・マジック
液体から水分を取り除き、成分を濃縮する。もっぱら強い酒を造るときに使われるが、応用すれば錬金術を行う際も使用が可能である。 (ケケケさんより)

[1]食料作成
[2]食料探知
[3]食料浄化
食料系呪文
ガープス・マジック
[1]物質を食べられる物に変えることができる呪文(ただし金属は不可)。 変える物質が食べ物に近いほど、出来あがりもおいしくなるので、 石などを変化させた場合おいしいものにはならない。

[2]一番近くにある食料の距離、方向などを感知する呪文。 この場合の食料というのは栄養があるもので、食用虫なども含まれており、味などは一切考慮されない。 呪文を唱える時に指定すれば、その食料を探知から外すこともできる。

[3]怪しい食物から毒や不敗部分を取り除き、食べられる食物に変える。悪い部分が消え去るので、食べられる量はその分へってしまう。 (ケケケさんより)

断食 食料系呪文
ガープス・マジック
24時間の間、飲み食いをしなくても大丈夫の状態にする呪文。

[1]毒化
[2]毒見
食料系呪文
ガープス・マジック
[1]食料に毒を送る呪文。 これを食べた者は気分が悪くなり、運が悪いと胃の痙攣までおこしてしまう。 毒見の呪文を使えば食料に毒が入ってるか発見することができる。

[2]物を食べられるかどうか判断する呪文。 あくまでも食べ物に危険性があるかどうか調べるものなので、その他の情報(味や栄養)はわからない。

発酵 食料系呪文
ガープス・マジック
発酵速度を早める。酒やビール、パンなどを作るとき便利だ。使用すると、だいたい一時間で発酵が完了する。 (ケケケさんより)

腐敗 食料系呪文
ガープス・マジック
食料を腐らせてしまう呪文。 呪文をかけられた食べ物は即座に食料浄化や対抗呪文をかけないと手遅れになる。

保存食 食料系呪文
ガープス・マジック
主に食べ物などの有機物質を乾燥したり腐ったりするのを防ぐ呪文。 箱や袋にかけることで、その中に入れた物を保存し続けることができる。

水を酒 食料系呪文
ガープス・マジック
水などの主に飲用の液体をアルコール飲料に変える呪文。 元の液体によって出来上がる物は変化し、水はワイン、海水ならビールになる。 味は元の液体の質などによって変化するので、海水の場合は不味いビールということになってしまう。

[1]悪魔召還
[2]悪魔退散
死霊系呪文
ガープス・マジック
[1]邪悪な悪魔を現世に呼び出す。呼び出された悪魔は術者に従うが、制御に失敗すると襲い掛かってくる。この呪文は制御が難しく、悪魔の名前を知るなどの工夫をして使用しないと、たやすく混乱を招ねいてしまう。 (ケケケさんより)

[2]悪魔やを元の世界に送り返す。抵抗に失敗した目標は、最低でも一ヶ月、条件が悪ければ一生戻ってこれない。異次元の生き物にも効果があるが、悪魔相手に使うより失敗しやすい。 (ケケケさんより)

悪霊召還 死霊系呪文
ガープス・マジック
幽霊のような殺し屋を呼び出す。呼び出された悪霊は24時間存在し、術者の命に従う。発動には知的生物の頭蓋骨が必要になる。(ケケケさんより)

異次元召還 死霊系呪文
ガープス・マジック
どこかの異次元から生き物を呼び出す。その生き物がどんな性質を持ち、どんな意図を持っているのかはそれぞれの次元によって異なっている。 (ケケケさんより)

疫病 死霊系呪文
ガープス・マジック
目標を伝染病に感染させる。病気の種類は術者が自由に選べるが、症状は本来の物と同じになり、術者がいじることはできない。 (ケケケさんより)

[1]霊魂召喚(サモンシェイド)
[2]
霊媒(サモンスピリット)
死霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
[1]未来から目標の魂を呼び寄せて、質問に答えさせる。魂が嘘をつくことはないが、未来は確定しているわけではないので、必ずしも正しいことを教えてくれるとは限らない。ナーチャ信者などが得意とする。(ケケケさんより)

[2]死者の霊と話し、質問に答えさせる。基本的に何でも答えてくれるが、死んだ時点の知識しかないので、あまり過信はできない。ナーチャの信者などが得意としている。(ケケケさんより)

死の幻影 死霊系呪文
ガープス・マジック
対象に自身の死をはっきり予感させる。 死の情景は複数存在し、そのどれもが凄惨な死に方で、術をくらったものは精神的にも疲弊してしまう可能性がある。 あくまでも予感なので、絶対とは言えない。

死人奪取 死霊系呪文
ガープス・マジック
他の術者が操る死人を、術者が自由に操る。相手の術者が近ければ効きにくく、死んでいれば効きやすい。 (ケケケさんより)

死人使い 死霊系呪文
ガープス・マジック、妖魔夜行
肉体が残っている死体にかけることで、術者の召使となるアンデッドモンスターを作り出す。死体には精神が失われているが、肉体的な技能は体が覚えている。この術は妖術ではなく呪文なので、かなり限られた者にしか使えない。
怨念の美女「ヘッドレス・レディ」の場合は、暴走族たちをゾンビにしている。もともとは陰陽師の術のひとつで、「返魂の法」とも呼ばれている。 (ケケケさんより)

死人返し(ターンアンデッド) 死霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
周囲に存在する下級のアンデットにダメージを与える。この術を受けたアンデッドは、できる限り術者から遠ざかろうとするので、アンデッドから逃れるには便利である。なお、この術の効果があるのは、下級でかつ実体を持っているアンデッドに限られる。ファウン信者が得意としている。(ケケケさんより)

精神捕獲 死霊系呪文
ガープス・マジック
目標の精神を物体の中に封じ込める。封じられた精神は、肉体とのつながりが途絶え、容器が壊されない限り囚われ続ける。精神は自我を保ち続け、呪文なども使うことが出来る。新しい肉体を手に入れることも出来るが、容器が壊れると消滅してしまう。 (ケケケさんより)

生命力奪取 死霊系呪文
ガープス・マジック
目標から生命力を奪う。「体力奪取」同じく、無力な知的生物にしか効果が無い。のあ、吸収した生命力は傷の回復に当てることが出来る。 (ケケケさんより)

体力奪取 死霊系呪文
ガープス・マジック
目標から体力を奪う。相手は無力な状態の知的生物に限られているが、使用すれば自分の疲労を回復させることが出来る。 (ケケケさんより)

動像 死霊系呪文
ガープス・マジック
彫刻、絵画などに霊体を取り付かせ命を吹き込む。対象になるのは人型の物のみで、その能力は元になった品物の出来や特性による。 (ケケケさんより)

霊魂感知 死霊系呪文
ガープス・マジック
効果範囲内の「自然でない」存在を感知する。対象になるのは幽霊、霊体、アンデッドなどで、成功度が高ければその種類も解る。 (ケケケさんより)

老化 死霊系呪文
ガープス・マジック
読んで字の如く目標を老化させる。一回の使用で、最低一か月分年をとる。「若返り」を使わないと元に戻らない。 (ケケケさんより)

若さ奪取 死霊系呪文
ガープス・マジック
目標から若さを奪う。一回の使用で、術者は1歳若返り、目標は2歳年をとる。ただし、相手が同意しているか、無力な状態でなければ使用できない。 (ケケケさんより)

雨傘 水霊系呪文
ガープス・マジック
目に見えない魔法の傘をはり、雨や雪に濡れないで済む呪文。 ただ魔法による雨や、霧、石礫には効果がない。

水上歩行(ウォーク・オン・ウォーター) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
水面をまるで地面の如く歩けるようになる。基本的に穏やかな水面を渡るための呪文なので、荒れていたりすると水中に落ちる危険がある。アルリアナ信者、リャノ信者などが得意とする。 船員達は、この呪文を使って走ってきた。(ケケケさんより)

水噴射(ウォーター・ジェット) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
指先から水を噴き出して攻撃する。直接ダメージにはならない(炎の生き物でない限り)が、水圧で押し込めることができる。また、顔面に食らわせたら目潰しと同じ効果になる。 (ケケケさんより)

氷結武器(アイシィ・ウェポン) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
武器が凍ったように冷たくなり、攻撃の祭のダメージが増える。武器自体や、その所有者には影響は無い。青銅の姫フエイアの武器、“サイドワインダー”にはこれが魔化されている。(ケケケさんより)

氷剣(アイス・ダガー) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
氷の短剣を作って、相手に投げつける。相手に当たると、一瞬刺さった後すぐ消えるので、武器として使うことは出来ない。「火球」と並ぶ代表的な射撃呪文であるが、味方よりも敵が使うことが多い。 (ケケケさんより)

間欠泉 水霊系呪文
ガープス・マジック
地面に間欠泉を作り出し、熱湯を吹き上がらせる。この熱湯はかなりの熱さであり、食らった者に大きなダメージを与える。術者自身は、間欠泉の中にいればしぶきから身を守ることが出来る。水霊系呪文の最高位で、地霊系・火霊系呪文にも熟達していないと習得できない。 (ケケケさんより)

水霊系呪文
ガープス・マジック
濃い霧を作り出し、辺りを覆いつくす。この霧は視界を妨げ、「火球」など火の呪文を弱めることが出来る。 (ケケケさんより)

空中呼吸 水霊系呪文
ガープス・マジック
水中の生き物を、空中で呼吸できるようにする。また、水棲動物に必要な湿気を与えることも出来る。 (ケケケさんより)

水作成(クリエイト・ウォーター) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
水の無い場所に純水を作り出す。形はかなり自由で、濃密なもや状にすることも出来る。リャノ信者などが得意としている。ケルナーは、この呪文でサラマンドラに結構なダメージを与えた。 (ケケケさんより)

水探知(シーク・ウォーター) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
近くにある水源を探し出し方向、距離、性質などを探る。既知の水源は範囲からはずせるので、なかなか効率が良い。遠くにあればあるほど、難易度が高くなる。水霊系呪文の基本となる呪文である。ケルナーは砂漠で使った。(ケケケさんより)

水霊系呪文
ガープス・マジック
あたり一面を霜で覆う。特に魔法的な性質は持っておらず、暖かければ普通に消える。そのため、火霊など火の生き物に使っても、ダメージにはならない。 (ケケケさんより)

水中視覚 水霊系呪文
ガープス・マジック
使用すると30秒間だけ、水中の中をはっきり見ることができる呪文。 効果は水深200メートルまで見ることができる。

雪靴(スノー・シューズ) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
雪や氷の上を、専用の靴を履いたように自由に行くことが出来る。この呪文を使えば雪に足をとられる事も、氷で滑ることも無くなるが、雪崩など極端に悪い足場には対応していない。 (ケケケさんより)

聖水 水霊系呪文
ガープス・マジック
魔法の水を作り出す。この水は、魔法のそれを含むあらゆる火を消し去ることが出来る。また、普通の三倍もの効果でノドを潤してくれる。 (ケケケさんより)

脱水(デハイドレイト) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標から水分を奪って干からびさせる。内部から奪うので、鎧などが役に立たない。黒翼鳥は詠唱せずに、人間1人を一瞬でミイラにかえるほど熟達している。(ケケケさんより)

水浄化(ピュリファイ・ウォーター) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
水からあらゆる不純物を取り除いて、浄化する。発動には、輪状の物に水を通して、容器に注ぐ必要がある。ケルナーは、毒物の除去に使おうとした。(ケケケさんより)

氷球 水霊系呪文
ガープス・マジック
氷球を作り、手で投げたり杖の先から飛ばして攻撃する。 炎の生物には特に効果があり、また火を消したりするにも活用ができる。

冷凍(フリーズ) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
水を急速に冷やして氷にする。形はもともとの水の形に順じるが、大きな水の一部にかければある程度調節できる。ザドリーはこの呪文を水中で使い、ディワンを閉じ込める檻を作った。 (ケケケさんより)

凍傷(フロスト・バイト) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
標的の体組織の温度を下げることで、凍傷を発生させてダメージを与える。位置を調節すれば、効果範囲を選ぶことが出来る。また、冷気そのものなので、防具が役に立たない。ザドリーは、鴉を攻撃するのに使った。(ケケケさんより)

肉体液化(ボディ・オブ・ウォーター) 水霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の肉体を衣服ごと水に変える。この状態では物理攻撃力がゼロになるが、こちらも物理攻撃を受けることは無い。また、水に溶け込んで移動することが出来るので、水中の偵察や脱出に適している。『バドッカの頬に口づけを』にて、ザドリーが修得した呪文である。 (ケケケさんより)

[1]水破壊
[2]水変化
水霊系呪文
ガープス・マジック
[1]水を消し去って蒸発させる。無生物や範囲にのみ効果があり、生き物に対する攻撃としては使用できない。 (ケケケさんより)

[2]術者の思いのままに水を操る。形を自由に変えるほか、その場から動かすことも出来る。また、「火球」などの防御手段として使うことも出来る。 (ケケケさんより)

雪溶け 水霊系呪文
ガープス・マジック
文字通り雪を溶かして水に変える呪文。常温で使えば水のままだが、氷点下で使うと10分程度しか持たない。 (ケケケさんより)

解除指令 制御呪文
ガープス・マジック
アイテムの効力を消し去ってしまうキーワードを設定する。この呪文がかかったアイテムは、キーワードを言われたとたんに使用不能となるのである。 (ケケケさんより)

限定 制御呪文
ガープス・マジック
アイテムに、特定の人物にのみ使える設定をする。術者が設定した人物以外は、どんなにがんばっても使用できない。 (ケケケさんより)

命名 制御呪文
ガープス・マジック
アイテムに魔法の名を与え、発動のキーワードとする。この呪文のかかったアイテムは、そのアイテムの名を知っている者にのみ使用できるのである。 (ケケケさんより)

悪夢 精神操作系呪文
ガープス・マジック
眠っている目標に悪夢を見させる。この呪文で悪夢を見た者は、熟睡できないため疲労が蓄積していく。夢の内容は術者が好きに決められるが、目標が苦手とするものなどを使えば効果が高い。(ケケケさんより)

安眠 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標に安らかな眠りを与える。どんなに周囲がうるさくても眠れる上、悪夢(自然な物も魔法的な物も)を見ることも無い。また、眠っている間は体力と生命力の回復が早くなる。 (ケケケさんより)

永久狂気 精神操作系呪文
ガープス・マジック
永久に持続する狂気を目標に与える。自然治癒しないので、治したければ「呪い除去」などを使うしかない。 (ケケケさんより)

感情操作(エモーション・コントロール) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の心に、さまざまな感情を送り込む。感情の種類は術者が自由に決められるが、あまりにも場違いだと抵抗される。アルリアナ信者などがよく使う。メルヌ得意の呪文であり、特に無力感を送るのを好んでいる。(ケケケさんより)

奴隷(エンスレイブ) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
この術をかけた対象を、術者に忠実な奴隷にする。効果は永遠であるため、呪文自体を除去しない限り、被術者が正気に戻ることはない。また、この呪文の術者と被術者の間には精神的な繋がりがあり、術者はいつでも被術者と連絡をとる事ができる。
大教母は黒翼鳥に使ったが、効いていなかった。(ケケケさんより)

完全忘却 精神操作系呪文
ガープス・マジック
何らかの事柄、呪文、技能などを永久に忘れさせる。かけられた目標は、自分がその事柄を知っていた事や、魔法をかけられた事すらも忘れてしまう。忘れたことを思い出させるには、同じ呪文を逆用して使うしかない。 (ケケケさんより)

嗅覚強化 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の嗅覚を強化する。それにより、匂いをかぐときの判定にボーナスをつけることができる。 (ケケケさんより)

恐慌 精神操作系呪文
ガープス・マジック
「恐怖」より強い恐怖を味あわせる。「恐怖」とは違い、どんな相手にも確実に、しかも迅速に効果が発生する。 (ケケケさんより)

狂戦士 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標を恐れを知らぬバーサーカーに変える。この呪文の目標は、敵の反応を得ると、即座に凶暴化して襲い掛かっていく。効果は10分間、もしくは戦闘が終わるまでである。(ケケケさんより)

恐怖 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標に漠然とした恐怖を感じさせる。操るわけではないので、目標が攻撃してくるのか、それとも降伏するのかは予測できない。特に効きにくい目標も存在する。(ケケケさんより)

ささやき 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の心に入れ知恵をする。目標は、術者の入れ知恵を自分の考えと思い込み、それに従おうとする。入れ知恵の内容が、目標の信念や記憶などに反したり、安全を脅かすものだと抵抗されやすい。(ケケケさんより)

視覚強化 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の視力を強化する。それにより、何かを探すときの判定にボーナスをつけることができる。 (ケケケさんより)

思考停止 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の知力を、植物程度にまで落とす。食らった者は、ほとんど幼児のような状態となり、まともな行動が出来なくなるだろう。(ケケケさんより)

集団ささやき 精神操作系呪文
ガープス・マジック
一定範囲内にいる者全員に、入れ知恵を吹き込む。発動すれば、全員が同じ意見をおしつけられることになる。 (ケケケさんより)

心神喪失 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の思考力を失わせ、行動不能にする。効果は目標が知力判定に成功するまで続き、その間は全くの無防備となる。 (ケケケさんより)

誘眠(スリープ) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
対象を眠らせて無力化する。自然な眠りではあるが、大きな音を聞いたり殴られたりしないとなかなか起きない。タマット信者得意の呪文であり、かなりよく使われる。ニフトールもよく使うが未熟なため、大きな動作と詠唱が必要である。(ケケケさんより)

背中の目 精神操作系呪文
ガープス・マジック
背中に目があるかのように周囲の物が見える。この呪文を使えば、背後や死角から不意を撃たれることがなくなる。 (ケケケさんより)

大命 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標に、ひとつの強力な命令を与える。呪文をかけられた目標は、それがどんなに不合理なものでも従い、一生をそれに捧げることになる。非常に強力だが、発動に失敗すると術者の知力が失われる。(ケケケさんより)

知恵 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の知力が一時的に上昇する。それに伴って精神系技能のレベルは上がるが、呪文のレベルまでは上がらない。 (ケケケさんより)

魅了(チャーム) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標を術者の僕とし、自由に命令できる。命令ははっきり示さなくてはならないが、特に出さなくても目標は勝手に術者を守ってくれる。この呪文は「奴隷」と違い、持続時間が切れれば改めてかけなおす必要がある。“漆黒の王子”ことウォルグレイは、ヴァンパイアの特殊能力として身につけている。(ケケケさんより)

注意力強化 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の、何かを感じ取る力を強化する。「視覚強化」などの効果を一度に発揮することが出来る。 (ケケケさんより)

忠実 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標は、術者に忠誠を尽くすようになる。直接命令はもとより、命令しなくても勝手に判断して従ってくれる。術者が目標に攻撃したり、目標の信念や性格と相反する命令をすると術が解ける。 (ケケケさんより)

聴覚強化 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標の聴力を強化する。それにより、何かを聞くときの判定にボーナスをつけることができる。 (ケケケさんより)

眩惑(デイズ) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
かけられた者は自覚がないが、周囲の物に注意を払わなくなる。起こったことを認識できなくなったり、思い出せなくなったりするわけである。アルリアナの信者が得意としている。
レルシェはこの呪文で包囲から脱出した。(ケケケさんより)

吐き気 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標に吐き気を催させる。効果期間中の目標は、動くこともしゃべることも難しくなる。また、新しく呪文をかけることも出来ないので、魔術師を封じるのに役に立つだろう。 (ケケケさんより)

パニック 精神操作系呪文
ガープス・マジック
効果範囲内の者全てに恐怖を与える。受けた目標は、恐怖から逃れるために術者からなるべく離れようとする。逃げられなかった者が攻撃を受けると、その場で防御して身を守ろうとする。 (ケケケさんより)

人払い 精神操作系呪文
ガープス・マジック
効果範囲内を、周囲から注目されない空間とする。発動すると、術者以外の生き物はこの空間に入ろうとしなくなり、初めから居る者は移動したくなる。ただし、強い意思を持つ者ならば、無理に通ることも出来る。 (ケケケさんより)

間抜け(フーリッシュネス) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の知力を一時的に下げてしまう。知力は魔法と深くかかわっているので、魔法使いに特に効果が高い。また、この呪文がかかっている間は、複雑なことが思い出せなくなっている。(ケケケさんより)

偽記憶(フォールス・メモリー) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標に嘘の記憶を植えつけることができる。現実に反する記憶は抵抗があるが、多少矛盾する程度なら、被術者は無理やり納得する。黒翼鳥は、この呪文で子供に親を刺させた事がある。(ケケケさんより)

忘却 精神操作系呪文
ガープス・マジック
何かひとつの事柄、技能、呪文などを忘れさせる。効果は一時的なもので、時間がたてば元に戻る。 (ケケケさんより)

集団誘眠(マス・スリープ) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
通常の「誘眠」より、広い範囲に効果がある。うまく決まれば、一発で戦闘が終わってしまう強力な呪文である。タマット信者などが得意とする。ディミの必殺技というべき呪文であるが、熟達していないので長い詠唱が必要になる。 (ケケケさんより)

集団眩惑(マス・デイズ) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
「眩惑」を広範囲にかけ、集団の相手に影響を与える。効果は「眩惑」と同じで、注意力や状況判断力を奪う。ニフトールは、一度使おうとして失敗している。(ケケケさんより)

狂気(マッドネス) 精神操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標を錯乱させ、一時的に狂わせる。ただ怯えているだけの時や、凶暴化するときなどさまざまな症状があり、術者が選ぶことはできない。
メルヌが使った時は、アンディが凶暴化したため逆効果だった。(ケケケさんより)

酩酊 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標を一時的に酔っ払わせる。大声を上げたり、やたらと騒いだりして場を乱すだろう。また、副次的効果として目標の知力と敏捷力が低下する。呪文の効果が切れれば元に戻り、二日酔いなどは残らない。 (ケケケさんより)

命令 精神操作系呪文
ガープス・マジック
術者の命令に、目標が従うようになる。かけられた目標は、「呪い除去」を使うか、その命令を果たすまでは、何よりも優先してこの呪文に従う。ただし、あまりに不合理な命令には従わない。 (ケケケさんより)

勇気 精神操作系呪文
ガープス・マジック
目標は恐れを知らなくなる。それにより、何者が相手だろうと目標が怯えることはなくなるだろう。なお、目標に無断でこの呪文を使うと抵抗してしまうので、あらかじめ警告しておく必要がある。 (ケケケさんより)

[1]精霊作成
[2]精霊支配
精霊系呪文
ガープス・マジック
[1]精霊を零から作り出す。作られた精霊は一時間の間は忠実に仕えるが、それ以上過ぎると術者のところから逃げていこうとする。また、作成する精霊にふさわしくない場所(火の精霊に水場など)では、消費エネルギーが大きくなる。 (ケケケさんより)

[2]精霊一体を術者の意のままに操る。基本的に何でもしてくれるが、その精霊に命令を理解できるだけの知能が備わっていることが条件となる。 (ケケケさんより)

魔法分析(アイデンティファイ・スペル) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標にかけられている呪文を解析する。何の呪文がかかっているかが分かるわけだが、重ねがけされている分はわからない。ミージュの仮面は、この呪文をかけただけで反動が来る呪いがかかっている。(ケケケさんより)

隠匿看破 知識系呪文
ガープス・マジック
画された物体を暴き出す。扉や品物、罠などを見つけ出すのに使用できる。「隠された」物にしか効果はないので、無くした物は探せない。 (ケケケさんより)

魔法の目(ウィザード・アイ) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
小さな目を作り出し、それを通して物を見ることができる。この目は術者の思い通りに動かすことが可能で、偵察や見張りなどに効果を発揮する。目自体は脆いので、攻撃を受けるとすぐに壊れてしまう。邪術師(ソーサラー)のパスカーは、この呪文でエフェメラたちを見張っていた。 (ケケケさんより)

古代史 知識系呪文
ガープス・マジック
「歴史」よりはるかに深い過去を探る。この呪文を使えば、最低でも10年単位、その気になれば1000年以上も昔のことを探り出すことが出来る。 (ケケケさんより)

方向感知(シーカー) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
特定の人物や品物などを探り出す。術に成功すれば、探し物の場所を導いてくれるのである。かなり便利な呪文だが、探し物に関連した品物が無いと、かなり呪文の成功率が下がってしまう。ザドリー得意の呪文で、何回か使っている。 (ケケケさんより)

時報 知識系呪文
ガープス・マジック
術者が指定した時間になったら、それを知らせてくれる。あらかじめメッセージなどを設定して仕掛けることも出来る。 (ケケケさんより)

呪文感知 知識系呪文
ガープス・マジック
目標に関わる呪文の正体を明らかにする。使用すると、目標にかかっている呪文や、目標が使っている呪文が何であるかを知ることが出来る。ただし、術者が感知した呪文を知らない場合は、大体の種類がわかるだけになる。(ケケケさんより)

神託 知識系呪文
ガープス・マジック
神や精霊といった存在から、さまざまな情報を与えて貰う。さまざまなやり方が存在し、そのどれにも長所と短所がある。また、それぞれのやり方に応じた条件が存在する。代表例は以下の通り。
星占い、タロット占い、水晶占い、こっくりさん、腸占い、モリブデン占い、夢占い、火占い、ルーン占い (ケケケさんより)

霊気感知(センス・オーラ) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標のオーラを感知する。それにより、目標の魔法の素質や感情などを調べることが出来る。また、アンデッドなどの霊気を判別することも可能である。「魔力感知」と似ているが、あちらは“魔法を探す”呪文である。ザドリーは、ライカンスロープを調査するために使った。 (ケケケさんより)

測定 知識系呪文
ガープス・マジック
目標の重量・寸法・正確な色・体積を知ることが出来る。一度の使用につき知れるのはひとつだけなので、複数のことが知りたければ重ねがけする必要がある。 (ケケケさんより)

魔法感知(ディテクト・マジック) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
物体を調べることで、魔法のアイテムかどうか鑑定する。重ねがけすれば、その呪文の効果期間もわかる。さらに成功すれば、どんな呪文かも完全にわかる。魔剣を探すのに使った。(ケケケさんより)

[1]透明壁
[2]透明な目
知識系呪文
ガープス・マジック
[1]壁や天井などの障壁を透視する。材質は関係しないが、透視できる厚さは1mが限界となる。 (ケケケさんより)

[2]透明な「魔法の目」を作り出す。効果や制限は「魔法の目」と同じだが、「透明看破」を使わない限り見ることは出来ない。 (ケケケさんより)

時計 知識系呪文
ガープス・マジック
使用することで、術者は年月日から時刻まで知る事ができる呪文。 呪文の持続効果は一瞬である。

追跡(トレース) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
人や物などにかけることで、その在り処を探知する。一度かければ、効果が切れるまでの間、術者はいつでも目標の位置を知ることが出来る。便利だが、一日に1回しか使えないという制限がある。ザドリーは「方向感知」と合わせて使う。 (ケケケさんより)

方位計 知識系呪文
ガープス・マジック
方位磁石のように北を感知する。また、自分の家の方角を割り出すことも出来る。ただし、家が無い放浪者などには使っても意味がない。 (ケケケさんより)

道案内 知識系呪文
ガープス・マジック
ある場所の方向を探ったり、そこへ赴く道を探したり出来る。この呪文で探せるのは公共の施設や、術者が馴染み深い場所に限られている。また、一日に一回しか使用できない。 (ケケケさんより)

魔力視覚(メイジ・サイト) 知識系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
魔法を帯びている品物の霊気を感知する。多少、隠されていても見つけることができるほか、その品物の大体の性質を調べることも可能である。主に魔術師(ウィザード)やペローマの信者が使う。ムークはこれで「魔法の目」を見破った。 (ケケケさんより)

歴史 知識系呪文
ガープス・マジック
無生物の過去を遡り、様子を探る。物体を使った人物や、最近の出来事などを知ることが出来る。遡れるのは、最大一ヶ月単位である。 (ケケケさんより)

活動中断 治癒系呪文
ガープス・マジック
目標を深い眠りに落とし込む。呪文が効いている間、目標は一切の代謝機能が停止し、空気や食料の必要すらなくなる。(ケケケさんより)

殺菌 治癒系呪文
ガープス・マジック
範囲内の微生物(細菌など)を殺す。消毒等で役に立つだろう。生き物の体を目標に使うと、その体内の有益な菌を殺すため大きなダメージを与えることが出来る。(ケケケさんより)

体力供与 治癒系呪文
ガープス・マジック
呪文を使おうとする他人に体力を肩代わりする。使用される側は、疲れることなく呪文を使うことが可能になる。使う方は、相手が使った分の疲労と合わせて、この呪文の分の体力を消耗することになる。(ケケケさんより)

老化停止 治癒系呪文
ガープス・マジック
生物の老化を抑え、年をとるのを遅らせる。日単位でしか効果が無いので、本当の意味で長生きをするのには使えない。また、この呪文は同じ目標に対しては一週間に一度しか対象に出来ない。 (ケケケさんより)

若返り 治癒系呪文
ガープス・マジック
文字通り目標を若返らせる。若返った目標は、その間に変化した能力値が若返った当時の物になるが、技能や記憶には影響しない。この呪文は、同じ目標に対しては一ヶ月に一回しか試みられない。(ケケケさんより)

[1]石変形
[2]石を土
[3]石を肉
地霊系呪文
ガープス・マジック
[1]術者の思うままに固い石を動かす。取らせる形が安定していたらしばらく残るが、不安定だったら崩れてしまう。この呪文で敵にダメージを与えることはできない。 (ケケケさんより)

[2]文字通り石を土に変える。壁を掘り進むときなどに使えるだろう。品物全体にかけるので、一部分を狙って使用することはできない。 (ケケケさんより)

[3]意思にされた犠牲者を元に戻す。「石を肉」の対抗呪文であるので、石像にかけても人間になったりはしない。 (ケケケさんより)

火山 地霊系呪文
ガープス・マジック
地面から蒸気と溶岩を噴出させて火山とする。始めはちっぽけだが、時間をかければどんどん成長していく。ただし、とてつもない時間と労力がかかる。地霊系呪文の最高位であり、かなり高度の使い手でないと使用できない。 (ケケケさんより)

鉱物探知 地霊系呪文
ガープス・マジック
近くに存在する土や石、金属などの方向と距離を探知する。一度に探知d着るのは一種類で、しかもかなりの量が必要である。 (ケケケさんより)

土変形(シェイプ・アース)  地霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
土を自在に動かして、様々な形に変える。基本的にどんな形にでもなるが、不安定な形だと崩れてしまう。また、穴掘りに応用することも可能である。ジェスタ信者などが得意としている。ケルナーは、生き埋め時の脱出に使うつもりだった。 (ケケケさんより)

地震 地霊系呪文
ガープス・マジック
周囲の地面を、地震が起こったかのように揺らす。基本的に揺れるだけなので、破壊活動などに使いたければ、かなり広範囲にかける必要がある。 (ケケケさんより)

石弾(ストーン・ミサイル) 地霊系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
石の弾丸を作り、目標に向けて飛ばす。「火球」などと同じく射撃呪文である。戦闘用の呪文であるが、他の射撃呪文と同じく通常の戦闘ではあまり使われない。<多足のもの>は爬虫人との戦いで使っていた。(ケケケさんより)

砂噴射 地霊系呪文
ガープス・マジック
手から砂粒を発射する呪文。 砂のエネルギーによって比例して、射程はアップする。 ダメージはないが、相手の目をくらまし、敏捷性をダウンさせる効果がある。

[1]地中視覚
[2]地中歩行
地霊系呪文
ガープス・マジック
[1]レントゲンか何かのように地中を透視する。地中に隠された物を探すときには欠かせない呪文である。ただし、透視できるのは土や自然の石に限られている。 (ケケケさんより)

[2]土を通り抜けて地面の中を進む。石や建造物も問題なく通れるので、進入手段として重宝する。ただし、呼吸手段を用意しておかないと窒息する恐れがある。 (ケケケさんより)

[1]土を石
[2]土作成
[3]土を空気
地霊系呪文
ガープス・マジック
[1]文字通り土を石に変える。丈夫な壁がほしい時などに使えるだろう。石といっても宝石にはならないので注意。 (ケケケさんより)

[2]空気や泥から土を作り出す。地面とつながった場所でしか使用できず、空気中や水中では使えない。 (ケケケさんより)

[3]土や石などを分解し、空気に変える。30cm四方の土で、ひとりが一分呼吸できる両の空気が作れる。 (ケケケさんより)

肉を石 地霊系呪文
ガープス・マジック
生き物を、持ち物もろとも石に変える。対象になるのは一個体であり、一部分だけに限定することはできない。 (ケケケさんより)

肉体石化 地霊系呪文
ガープス・マジック
動く石像と化し、防御力その他をアップする。使用中は火や水に強くなるばかりか、呼吸の必要さえなくなる。なお、身に着けた装備には影響しない(衣服は変わる)。 (ケケケさんより)

埋葬 地霊系呪文
ガープス・マジック、妖魔夜行
目標の足元に穴を空け、地中に飲み込ませる。飲み込まれた者は直ちに仮死状態となるので、脱出するにはこの呪文を逆用するか、地道に掘り出すしかない。
西洋の魔女妖怪であるハグは、流たちとの戦闘で使用。流を生き埋めにしようとしたが失敗した。
本来、呪文はマナが少ない地域では効果が弱まるのだが、ハグはもともとの技量が高いため、ほとんどペナルティなしで使用できる。(ケケケさんより)

昆虫制御(インセクト・コントロール) 動物系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
昆虫とその親戚を操る。対象が大きければ大きいほど、同時に操れる数が少なくなる。他の制御系呪文も、同じ性質を持っている。ラナークはこの呪文で、人間ほどもある甲虫を操った。

我は汝の友、汝は我の友(ルカリア・ブロス、ブロリア・ルカス) (ケケケさんより)

騎手 動物系呪文
ガープス・マジック
動物を訓練した乗騎のように扱い、その上にまたがって乗りこなす。一度かかれば、術者が降りるまで精神集中などの必要は無い。使用するには、先に制御系呪文で動物を操っておく必要がある。 (ケケケさんより)

爬虫類制御(コントロール・レプタイル) 動物系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
ヘビやトカゲなど、爬虫類を操作する。他の制御系呪文と同じく、対象の大きさによって操れる数に限りがある。エルファのジャング氏族などが得意とする。エルカはこの呪文で、丸太のようなヘビのような物を操ろうとした。(ケケケさんより)

他者変身 動物系呪文
ガープス・マジック
自分以外の誰かに「変身」をかける。食らったほうは「呪い除去」を使うか、術者自身が解くまで元に戻れない。さらに、「変身」と同じく長時間そのままでいると、知力が下がっていく。 (ケケケさんより)

[1]動物会話
[2]動物知覚
[3]動物支配
[4]動物制御
[5]動物召還
[6]動物探知
[7]動物感応
動物系呪文
ガープス・マジック
[1]動物の言葉をしゃべり、会話することで情報を仕入れる。厳密な意味での「言語」ではないので、あらゆる種類の生き物と会話が可能である。ただし、知力が高い動物でなければ、意味のある情報は聞き出せないだろう。 (ケケケさんより)

[2]「他者知覚」の限定版で、あらゆる種類の動物と感覚を共有することができる。術者は集中が途切れない限り、対象となった動物の目と耳を利用できるのである。動物の行動まで操れるわけではないが、術者自身も普通に移動できる。 (ケケケさんより)

[3]一体の動物を自在に操り、その記憶や能力を利用できる。使用中は術者自身の肉体が意識不明になっているため、うかつに使うと危険である。 (ケケケさんより)

[4]哺乳類を操る呪文。制御系の中で、一番エネルギー消費が激しい。呪文自体の特徴は他の制御系と変わらない。 (ケケケさんより)

[5]好きな種類の動物を一匹呼び寄せる呪文。使用すると、術者の近くにいる個体が全力でやってくる。この呪文で呼ばれた動物が術者に攻撃することは無いが、術者が攻撃すると呪文の効果が切れる。(ケケケさんより)

[6]動物だけを探す「方向感知」。近くにいる動物や、特定の動物を探知することができる。動物一種類につき、一週間に一度しか使えない。 (ケケケさんより)

[7]動物と感応し、心のつながりを保つ。術者が望めば感応した動物を呼び出すことができるが、呼び出した時点で呪文の効果が切れてしまう。 (ケケケさんより)

鳥制御 動物系呪文
ガープス・マジック
鳥類を操る呪文。これも他の制御呪文と同じく、操れる数と個体の大きさが反比例している。 (ケケケさんより)

軟体動物制御 動物系呪文
ガープス・マジック
イカやタコなどの軟体動物を操る。他の制御呪文と同じく、操る数が多いほど、その個体の大きさに制限が出てくる。 (ケケケさんより)

静かに(ビースト・スーザー) 動物系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
動物を静めて、おとなしくさせる。動物専門の精神操作呪文といえる。最も初歩的な動物系呪文である。ラナークは、熊を抑えるのに使った。(ケケケさんより)

魚制御(フィッシュ・コントロール) 動物系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
魚を術者の意のままに操る。制御系共通の欠点で、対象が大きいほど同時に操れる数が減っていく。なお、タコやイカ等は「軟体動物制御」で操作する。リャノ信者などが得意とする。副長はこの呪文で集めた魚達に、小船を引っ張らせた。 (ケケケさんより)

変身 動物系呪文
ガープス・マジック
術者自身が動物の姿になる。変身できる動物は術者に馴染み深い一種類だけで、複数の物になるには、その分を別に覚える必要がある。基本的に、知力はそのままで肉体能力だけ変化するが、長時間変身し続けているとだんだん知力が下がっていく。 (ケケケさんより)

お座り(マスター) 動物系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目を合わせた動物の動きを封じる。目の無い動物や、目を合わせられない状況では効果は無い。ラナークはこの呪文で、雪狼を追い払った。(ケケケさんより)

痛み止め 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標から一時的に痛みを取り去る。痛みで意識を無くすような事はなくなるが、傷が治るわけではないので無理をすれば後で響く。 (ケケケさんより)

うすのろ 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の移動力を下げ、文字通りうすのろにする。エネルギー消費が大きければ大きいほど効果が高い。 (ケケケさんより)

[1]腕痺れ
[2]腕萎え
肉体操作系呪文
ガープス・マジック
[1]目標の腕を麻痺させ、しばらく使用不能にする。ただし、術者が目標に直接触れなければ効果がない。 (ケケケさんより)

[2]目標の腕を萎縮させ、永久に使用不能にする。一度かかれば目標の腕は、何の役にも立たない飾りになってしまう。「腕痺れ」と同じく、直接触れなければ効果がない。(ケケケさんより)

顔変え 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の顔を術者の思い通りに変化させる。顔のつくり自体は変わらないが、それ以外ならほとんどどんな顔にでもなる。誰かの顔そっくりすることもできるが、その場合でもこの術の使い手が見れば、偽物であることがわかってしまう。 (ケケケさんより)

活力 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の生命力を一時的に伸ばす。耐久力がつくので、移動時などで便利だ。傷が治ったりするわけではないので、使いすぎると反動がくる。 (ケケケさんより)

体変え 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の体全体を、術者の好きなように変化させる。体形は変わらないので、翼や手足が増えたりはしない。この術の目標は、新しい体になじむまでは体を動かしにくくなってしまう。「顔変え」の上位版で、肉体操作系呪文では最高位に当たる。(ケケケさんより)

口封じ 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の口をふさぎ、言葉を発せなくさせる。そのため術の対象者は、詠唱が必要な呪文が使用できなくなる。 (ケケケさんより)

痒み(スパズム) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
猛烈な痒みを発生させて、相手を苦しめる。この痒みは長時間続き、その間対象者は集中力を奪われる。肉体操作系の基本となる呪文のひとつ。リーシャはタガメ男にかけた。(ケケケさんより)

足もつれ(タングルフット) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
文字通り目標の足をもつれさせる。2本足で立っている相手には、かなり効果が高い呪文である。ガヤン信者などが得意としている。カンザー老人は坑道で使い、蟻人を転ばしていた。(ケケケさんより)

疲れ 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の体力を一時的に減らし、疲労を与える。攻撃力が下がるほか、思い装備が持てなくなる、といった影響が出る。 (ケケケさんより)

すばやさ(デクスタリィ) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標のすばやさを、一時上昇させる。身のこなしだけでなく、すばやさが必要になる技術も上がるのでかなり便利。サーライトは、グモーツの島での戦いでアンディにかけていた。

肉体よ、お前は風、お前は光、疾くほとばしれ!(ケケケさんより)

死の手(デス・ハンド) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
術者が触れた目標に、防御を無視したダメージを与える。この際与えるダメージは、術者が消費するエネルギーの量に比例している。名前からすると効きそうに無いように思えるが、アンデッドにもしっかり効果がある。 (ケケケさんより)

登攀 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
腕を強化することで、強く確実に手がかりが攫めるようになる。これにより、よじ登る動作が通常より速く、確実になる。 (ケケケさんより)

呪いの矢 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
「痒み」「ひきつり」「痛み」「不器用」「呪い」「目くらまし」「耳封じ」「口封じ」を飛び道具として遠くへ飛ばす。全部一編に使えるわけではなく、一度に一つずつである。発動すると術者の手の中に光が生まれるので、相手はその光で何が飛んでくるかを判断することができる。(ケケケさんより)

麻痺(パラライズ) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の全身を麻痺させて、動きを封じる。発動には相手の頭部に触れていなければならないので、かなり使いどころが限られている。かなりレベルが高い呪文で、修得にはいくつかの前提呪文を修める必要がある。 (ケケケさんより)

ひきつり 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の筋肉を引きつらせる。手にかけて武器を落とさせるほか、呪文の妨害をすることもできる。 (ケケケさんより)

不器用 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の敏捷力を一時的に下げる。行動の判定など、敏捷力を必要とする行為すべてに影響が出る。 (ケケケさんより)

痛み(ペイン) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標に刺すような痛みを与え、叫び声をあげさせる。実際にダメージがあるわけではないので、特別に意志の強い者、我慢強い者には効きにくい。黒翼鳥は、この呪文で子供にトラウマを与えたことがある。(ケケケさんより)

怪力(マイト) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の体力を、一時上昇させる。さまざまな行動が取りやすくなるのでかなり便利な呪文である。術者自身にかける事もできるが、やりすぎると反動が来る。スラーリーは<虹の影>との戦いで使った。(ケケケさんより)

耳封じ 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の耳を封じ、一時的に聴力を奪う。肉体操作系のほかに、音声系呪文にも熟達していないと習得できない。 (ケケケさんより)

向き変え 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標を回転させ、好きな方向に向かせる。この術を受けた目標は、急な移動に反応しきれず新しい方向に動いていってしまう。 (ケケケさんより)

目くらまし 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標の目をふさぎ、一時的に視力を奪う。この術の目標になった者は、あらゆる行動が制限されることになる。この呪文を覚えるには、肉体操作系とは別に光/闇系呪文も熟達する必要がある。 (ケケケさんより)

朦朧 肉体操作系呪文
ガープス・マジック
目標を朦朧状態に落ち込ませる。術にかかった目標は、しばらくの間そのままになる。(ケケケさんより)

足止め(ルーテッド・フィート) 肉体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標をその場にくっつけて、動きを封じてしまう。もがけば脱出は可能だが、体力が低いと難しい。
アンディの足をくっつけて、結構なダメージを与えた。 (ケケケさんより)

色彩変化(カラーズ) 光系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
光源にかけることで、その色を様々にかえる。集中していれば、何度でも変えることが出来る。また、「持続光」とあわせれば色を変えたままにすることも出来る。劇場の演出などには欠かせない呪文である。 (ケケケさんより)

持続光(コンティニュアル・ライト) 光系呪文
ガープス・マジック、
ルナル・サーガシリーズ
比較的小さな品物にかけ、その物を光に包む。一度かかれば数日は持つので、明かりとしては「光」より使いやすい。ガヤン信者が使うことが多い。アンディは小剣にかけて、松明代わりにした。(ケケケさんより)

閃光(フラッシュ) 光系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
強烈な光を作り出し、見たものの視界を一時的にふさぐ。術者自身はすぐ目をふさぐので、盲目になることは無い。ガヤン信者得意の呪文で、使い手はかなり多い。
アンディの場合熟達していないので、発動に時間がかかる。

輝けるガヤンよ 御身が光を我が手のひらに、今、激しく輝かせたまえ (ケケケさんより)

光(ライト) 光系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
小さな発光体を作り出す。作った後は、その場にとどまり続けるので、動かすには術者の集中が必要になる。また、数分しか持たないので、明かり利するにはやや不便である。最も初歩的な光系呪文であり、アンディもかなり熟達している。 (ケケケさんより)

光条(ライト・ジェット) 光系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
指先から光の矢を放ち、懐中電灯のようにする。普通の「光」に比べるとずいぶん明るいので、探索用として重宝する。キーンブルク領主邸の警備兵は、この呪文がしこまれた棒を持っている。(ケケケさんより)

隠匿 光・闇系呪文
ガープス・マジック
物を見つけにくくする呪文。この呪文を使えば、物体が普通に置いてあっても、かなり注意しないと存在に気がつかなくなる。生き物にも効果があるが、じっとしていないと見つかってしまう。 (ケケケさんより)

透明(インビジビリティ) 光・闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
完全に姿を消し、鏡にも映らなくなる。持ち物も一緒に透明になるので、服を脱ぐなどの必要はない。呪文専門の魔術師や呪術師が使うことが多い。 (ケケケさんより)

透明看破(シー・インビジブル) 光・闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
「透明」の呪文がかかったものや、自然に透明なものを見破ることができる。透明な物は半透明で見えるので、普通の物体と区別することが可能である。ベルンクルースの街で使われた。 (ケケケさんより)

赤外線視覚 光・闇系呪文
ガープス・マジック
目標は、赤外線が見えるようなる。熱源を探知できるようになるので、暗闇での戦闘ではかなり便利。透明な存在には効果が無い。 (ケケケさんより)

闇視(ダーク・ビジョン) 光・闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
わずかな光も無い、完全な闇の中を見通すことが出来る。普通の闇だけでなく呪文の「闇」の効果も無視できるが、「真闇」は見通せない。「暗視」の上位呪文に当たり、事前に修めていないと修得できない。 (ケケケさんより)

鷹目 光・闇系呪文
ガープス・マジック
1分の間、遠くのものを近くに見る事ができる呪文。 逆に近すぎるものは見えにくくなってしまうので注意が必要。

暗視(ナイト・ビジョン) 光・闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
わずかな明かりがあるだけで、物をはっきり見ることができる。完全な闇を見通すには、「闇視」が必要になる。生まれつきの身体能力で持っている種族や、魔法とは別の技能で持っている人間も多い。アンディは『外伝』の時点では修得していなかった。(ケケケさんより)

ぼやけ(ブラー) 光・闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標に幻を重ねることで、見えにくくする。これにより、武器や「火球」などの射撃呪文が命中しにくくなる。エフィは、鉄の姫との戦いで使った。(ケケケさんより)

確かさ(アキュラシィ) 武器魔化系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
この呪文をかけた武器の使用者は、その技量を上げることができる。同じ武器に重ねがけすることも可能である。「鋭さ」とあわせて、上級の武器にはかかっていることが多い。ノイエが貰ったバスタードソードも、この呪文がかかっている。 (ケケケさんより)

踊る武器 武器魔化系呪文
ガープス・マジック
所有者の命により、武器が勝手に飛んでいって戦ってくれる。武器は所有者の命令に従い、さまざまな作戦を行わせることが出来る。また、周囲の物を無差別に攻撃させることも可能である。 (ケケケさんより)

高速準備 武器魔化系呪文
ガープス・マジック
所有者が命じると、武器が自動で飛んできて手に収まる。この呪文が働いている武器は、戦闘中バランスが崩れても、瞬時に態勢を立て直し使い易くしてくれる。固定されていたりすると効果が無い。 (ケケケさんより)

対象設定 武器魔化系呪文
ガープス・マジック
指定した敵に対して効果が高い武器を作る。「火炎武器」などの魔法武器に使えば、特定の敵にのみ効果がある(それ以外には効果が無い)「〜スレイヤー」系の武器ができる。 (ケケケさんより)

鋭さ(ピュイサンス) 武器魔化系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
武器の鋭さを高めることで、その威力を増す。重ねがけも可能である。「確かさ」とともに、上質の武器にかけられていることが多い。ノイエがもらったバスタードソードにも、この呪文がかかっている。 (ケケケさんより)

豊饒の角 武器魔化系呪文
ガープス・マジック
この呪文がかかった矢筒や弾丸入れは、中身が無限に補給される。使って使っても弾切れを起こさなくなるのである。ただし、矢や弾丸は手づかみで取らねばならず、一編に取ろうとすると消えてしまう。 (ケケケさんより)

戻る武器 武器魔化系呪文
ガープス・マジック
武器を手放しても、勝手に戻ってくる。飛び道具として使っても、無くなることが無いので便利。この呪文のかかった武器は所有者に忠実で、死ぬか所有権が移らない限り、他人には使用できない。(ケケケさんより)

弱体化(ウィークン) 物体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
目標の物体の特に弱い所に、ダメージを与える。連続してはかけられないので、一気に壊すことはできないが、ちょっとした工作には使いやすい。ジェスタ信者などが得意とする。シーダを狙った劇場の梁は、この呪文で弱らせてあった。 (ケケケさんより)

切れ味 物体操作系呪文
ガープス・マジック
切ったり刺したりする道具の効果を高める。先端部が鋭くなり、与えるダメージが増えるのである。「鋭さ」がかかっている武器に使うと、効果が高いほうだけが残る。 (ケケケさんより)

硬化 物体操作系呪文
ガープス・マジック
物体の硬度を高める。糸を針金にしたり、ロープを棒にしたり、相手の服を固めて捕らえたり出来るだろう。効果があるのは物体だけで、生き物には効き目が無い。(ケケケさんより)

複写(コピー) 物体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
書類のコピーを1ページ分作る。移すのは文字等だけであり、呪文を写しても魔力はコピーできない。また、コピー用の用紙が必要である。そのため、やって貰うとかなり費用がかかる。アクラが書いたらしい手配書は、この呪文で作ってあった。(ケケケさんより)

弱点看破 物体操作系呪文
ガープス・マジック
物体の弱点を探し出す。大きな物の一部にもかけられるので、城壁を少しづつ調べるような使い方ができる。なお、生き物にも効果はあるが、消費エネルギーが2倍になる。 (ケケケさんより)

清掃 物体操作系呪文
ガープス・マジック
文字通り目標をきれいにする呪文。ほこりや汚れが取り除かれ、ぴかぴかに磨き上げられるのである。ただし、、染み付いた匂いには効果が無い。 (ケケケさんより)

染色(ダイ) 物体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
無生物の色を術者の思い通りに変更する。この色は放ってておけば消えるが、水洗い程度で洗ってもかなり落ちにくい。なお、この呪文における“無生物”とは、生き物の髪の毛や爪、皮膚の表面も含まれている。 (ケケケさんより)

物質硬化 物体操作系呪文
ガープス・マジック
小さな物体を壊れにくくする。この呪文がかかった物体は、最上品とみなされ滅多なことでは壊れなくなる。物体の硬度自体が上がるわけではないので、盾や鎧には効果が無い。 (ケケケさんより)

分解 物体操作系呪文
ガープス・マジック
「粉砕」と似たような呪文だが、よりダメージが大きい。この呪文で壊れた物体はチリになり、もはや修理不可能になる。「粉砕」同じく、一撃で壊せない物体には無効。 (ケケケさんより)

粉砕 物体操作系呪文
ガープス・マジック
物体に大きなダメージを与える。「弱体化」と同じような効果だが、何度でも連続してかけることが出来る。その代わり、一撃で壊しきれない物体には効果が無い。 (ケケケさんより)

変形 物体操作系呪文
ガープス・マジック
無生物の形を術者の思うがままに変化させる。この呪文を使うと、術者の触った無生物が柔らかくなり、粘土細工のようにこねて造形を変えることが出来る。呪文が効いている間は、触った物がみな柔らかくなるので注意。 (ケケケさんより)

見せかけ 物体操作系呪文
ガープス・マジック
壊れた物質を10分間、新品の状態に見せかける呪文。 あくまでも見せかけるだけなので、触った場合はわかってしまう。 魔法の目を使用すれば簡単に見やぶれる。

結び目 物体操作系呪文
ガープス・マジック
魔法の結び目を作り出す。この呪文で出来た結び目は、特定の合言葉を言わない限り決して解けない。ただし、結び目自体を切られると効果は無い。 (ケケケさんより)

修理(リペアー) 物体操作系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
壊れた品物を修理して、元の状態に戻す。部品が欠けていたりすると、成功率がかなり落ちる。また、欠けた部分を補う材料が必要になる。(ケケケさんより)

老朽化 物体操作系呪文
ガープス・マジック
物質を老朽化させる呪文で、一回の使用で約5年分劣化させることが可能。 武器(最高品質を除く)に使用すればその武器のランクを下げることも可能。

鎧(アーマー) 防御系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
まるで鎧を着ているかのごとく、防御力が高まる。この呪文を使えば、少々の攻撃にはダメージを受けなくなるのである。「盾」と並んで、防御系呪文の基本である。ケルナーはノイエに使った。(ケケケさんより)

完全障壁 防御系呪文
ガープス・マジック
物理攻撃と、魔法の両方を跳ね返す丸天井を作る。この空間に魔法を使うと、必ず抵抗されてしまうのである。「物質障壁」と「魔法障壁」の効果を併せ持っており、「呪文除去」「対抗魔法」でのみ打ち消せる。 (ケケケさんより)

盾(シールド) 防御系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
盾を持っているかのように、攻撃を受け止める。性質も盾と同じ。ミージュは、防御力の低いリーシャ等にかける事が多い。(ケケケさんより)

瞬間移動阻止(テレポート・シールド) 防御系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
瞬間移動系呪文を阻害する空間を作り出す。この呪文の効果範囲内では、瞬間移動にかなりの制限がかかってしまう。無理して使おうとすればできるが、失敗しやすい上に余分なエネルギーを消耗する。(ケケケさんより)

鉄の腕 防御/警戒系呪文
ガープス・マジック
腕を一瞬だけ鉄のごとく効果させて、相手の攻撃を受け流す呪文。 通常の剣で受け流せる程度の攻撃しか、効果は発揮しない。 失敗する場合もある。

番犬 防御/警戒系呪文
ガープス・マジック
その範囲に呪文をかけ、敵対する者がその範囲に入ることで術者に知らせが届く。 気絶してない限りは、眠っていてもすぐに起きる事が可能。

避難所 防御系呪文
ガープス・マジック
ちらちらと光る丸天井を作り出し、あらゆる悪天候を防ぐ。この丸天井の中は術者に快適な環境に保たれており、虫なども入ってこない。大規模な災害には対抗できず壊れてしまう。 (ケケケさんより)

物質障壁 防御系呪文
ガープス・マジック
攻撃を跳ね返す丸天井を作り出す。射撃呪文や物理攻撃を跳ね返し、光すらもほとんど通らない。ただし、呪文そのものや魔法生物などには効果がない。 (ケケケさんより)

魔法の鍵 防御/警戒系呪文
ガープス・マジック
扉に魔法の鍵をかける呪文。 この呪文がかかった扉を開けるには錠前師や対抗呪文で呪文を除去するか、 扉自体を破壊するかである。

矢よけ 防御/警戒系呪文
ガープス・マジック
飛んできた矢を、脇にそらさせ回避する呪文。 呪文名は「矢よけ」とあるが、矢だけでなく、落石、射撃呪文、弾丸などに効果がある。

矢返し(リバース・ミサイル) 防御系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
遠くからの飛び道具を、攻撃者に跳ね返す。自分に対する攻撃に反応するので、もともとはずれていれば効果は無い。ユメリアはこの呪文を使っていたため、ラナークの魔法の矢も跳ね返されてしまった。(ケケケさんより)

強化 防具魔化系呪文
ガープス・マジック
品物の強度を高め、着用した人間を守る。ゲーム的に言えば、防御点が上がるということである。 (ケケケさんより)

軽量化 防具魔化系呪文
ガープス・マジック
身に着けた防具が軽くなる。効果は身に着けた時だけで、脱いでしまえばまた重くなる。 (ケケケさんより)

防御 防具魔化系呪文
ガープス・マジック
品物の防御力を高め、敵の攻撃を弾き易くする。ゲーム的に言えば、受動防御が上がるということである。(ケケケさんより)

隠し金庫 魔化系呪文
ガープス・マジック
品物の内部に、外からでは見えない空間を作る。この中に物を保管することで、貴重なアイテムを守ることが出来るだろう。普通は見た目だけだが、その気になれば重さを隠すことも出来る。ただし、この呪文をかけた品物が壊れると、保管していた物が消えてしまう。 (ケケケさんより)

祈願 魔化系呪文
ガープス・マジック
「小祈願」の上位版で、すでに起こってしまった運命を一度だけ改変する。ゲーム的に言えば、振った後の判定サイコロの目を自由に操れるのである。その他の制限や特徴は「小祈願」と変わらない。 (ケケケさんより)

高速化 魔化系呪文
ガープス・マジック
魔法のアイテムを使うとき、その発動スピードを高める。呪文の発動には普通、いくらかの準備時間が必要だが、この呪文を使えばそれが短縮できる。 (ケケケさんより)

固着 魔化系呪文
ガープス・マジック
アイテムが所有者にくっついて手放せなくなる。一見不便なようだが、小物を保管するのに使ったり、武器をしっかりと持つことにも使用できる。くっついたアイテムを剥がすには、魔化の効果を消す必要がある。 (ケケケさんより)

小祈願 魔化系呪文
ガープス・マジック
指輪、護符、宝石といった小物に封じることで、運命の結果を一度だけ思い通りに操ることが出来る。ゲーム的に言えば、振る前の判定サイコロの目を自由に操れるのである。
ただし、全ての判定を操れるわけではない。加えて、振り終わったサイコロにも効果がない。(ケケケさんより)

大祈願 魔化系呪文
ガープス・マジック
「祈願」の更なる上位呪文。使い手の望むあらゆることが可能になる。好きな呪文を使いまくったり、キャラの能力値が上がったり、新しい特徴を覚えたり出来るのである。
まともに使えばゲームバランスが崩壊するが、その分の制限も非常に厳しい。発動に失敗すると術者とその仲間が大ダメージを受け、永久に知力が下がってしまうのである。 (ケケケさんより)

発電 魔化系呪文
ガープス・マジック
アイテムに自家発電させる。魔法のアイテムを使うときに必要なエネルギーを、アイテムそれ自体から消費するようにするのである。それにより、少ないエネルギーで魔法のアイテムが使用できる。(ケケケさんより)

[1]魔化
[2]魔化解除
[3]魔化停止
魔化系呪文
ガープス・マジック
[1]品物にさまざまな呪文をかけ、魔法の力を持つアイテムを作る。まず、それぞれの呪文に必要な材料を用意し、次に長い儀式を行って品物に魔力を宿らせる。この工程が非常にデリケートな上に、消費するエネルギーが膨大なため、大勢の魔術師が集まって協力しないと私用できない。この「魔化」は、そういった魔法アイテムを作るときのつなぎになるのである。 魔化系呪文の基礎であり、他のあらゆる魔化呪文の前提になっている。 (ケケケさんより)

[2]アイテムにかけられた魔化系呪文をひとつ消し去る。消えるのは魔化呪文だけで、一緒にかかっているほかの呪文には影響しない。また、消そうとする呪文を知らないと、難易度がかなり高くなる。 (ケケケさんより)

[3]アイテムにかけられた魔化系呪文の効果を抑え込む。抑えられた呪文は最低一時間はそのままだが、効果が切れれば普通に働く。この呪文は、魔化状態を探る呪文に対抗するために使うことも出来る。 (ケケケさんより)

闇(ダークネス) 闇系呪文
ガープス・マジック、ルナル・サーガシリーズ
一定範囲内を闇で覆う。この闇に包まれた者は、闇の外側は見えるが自分の周囲の物を見ることができなくなる。名前通り、最下級の闇系呪文である。シャストア信者が得意とする。
エフィは、逃走時によく使った。(ケケケさんより)

闇操作 闇系呪文
ガープス・マジック
「闇」で生み出した暗闇を自在に操る。暗闇は三次元であり、その形を変えたり移動させたり出来る。すでに存在する影を操ることも出来るが、二次元上でしか動かせない。 (ケケケさんより)

瞬間防御 連動系呪文
ガープス・マジック
他の呪文にかけることで、その呪文を防御呪文として扱うことが出来る。これにより、本来防御に使えない性質の呪文でも、とっさに防御手段として使用できるようになる。突発的事態では役に立つが、普通に使うより消耗が激しいうえに、その効果は一瞬しか持たない。 (ケケケさんより)

遅発 連動系呪文
ガープス・マジック
他の特定の呪文が発動するのを遅らせる。何らかの条件が引き金となって、その呪文を発動させるのである。何が引き金になるかは最初に設定した魔術師次第であるが、普通に発動するよりも効き目が遅くなることが多い。魔法のトラップを造るときに使われる呪文である。 (ケケケさんより)

連動 連動系呪文
ガープス・マジック
範囲内で使われた呪文の効果を遅らせる。これにより、特定の出来事を引き金として呪文を発動できるようになる。「遅発」と効果が似ているが、あちらは呪文ひとつ、こちらは範囲内全体に影響する。 (ケケケさんより)


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