F.E.A.R.シリーズ [必殺技辞典]

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スロー・モー ポイント・マン、マイケル・ベケット他
F.E.A.R.シリーズ
FPSゲーム「F.E.A.R.」の主人公が使うことができる能力。使い手の反射神経を極限まで上昇させることができる。この能力を発動中は、使い手を含めたほぼ全ての動きがスローモーションになる。しかし、使い手の動きの方が敵の動きよりもまだスローの具合が緩やかであるうえ、唯一、銃口を動かす動きの速度のみはスロー・モー発動以前と対して変わらない(それゆえに、敵視点ではスロー・モー発動中の使い手はすごいスピードで移動しているように見える)という特徴がある。
この特徴はFPSである本作において、まず防御面では敵の銃や手榴弾による攻撃をかわしやすくなるという効果が、攻撃面ではFPSゲームにおけるクリティカルヒットである「ヘッドショット」が狙いやすくなる、格闘攻撃(このゲームは格闘での攻撃が銃火器による攻撃よりも強い。無論、格闘攻撃があまり効かない、または効果がない敵も存在する)を容易に狙いやすくなるという効果を主人公(プレイヤー)にもたらす。
この能力を使用するためには、専用のゲージを消費し続ける必要があり、ゲージがなくなるまでしか使うことができないが、スロー・モーを解除すれば自動でゲージが回復されていく。また、アイテム「リフレックス・ブースター」を拾うことで、その度に少しずつゲージが増加(=発動継続時間が延長)されていく。
余談だが、本作の核心に関わる幽霊少女「アルマ」が登場するときも動きが遅くなる場面がいくつかあるが、スロー・モーと同じものなのか、それとも別のものなのかは不明。 (パペットピペットマペットカーペットさんより)

テレパシー パクストン・フェッテル(、実験体)
F.E.A.R.シリーズ
このゲームの重要人物の一人、フェッテルの能力。簡単に言うと「レプリカ兵士(アーマカム・テクノロジー・コーポレーション、通称ATCが作り出したクローンの兵隊。銃火器の種類、練度ともに優れている)を起動、および遠隔指揮できる」というもの。この能力を使いこなすことができるフェッテルは「レプリカ兵士を動かす指揮官」という役割を持っている。なお、「レプリカ兵士を動かす指揮官」を育成することを目的とする計画のことを、作中では「オリジン計画」と呼称している。
この能力はフェッテルがレプリカ兵士を指揮すると同時に、指揮される側であるレプリカ兵士は「安全な場所にいる指揮官にリアルタイムの戦闘状況を送る」という役割を持っており、「指揮官とレプリカ兵士の意思疎通を速やかに行う」ことがこの能力の肝といっても過言ではない。フェッテルはこの能力を使って、一個大隊(1000人)のレプリカ兵士を遠隔指揮して、ATCを襲撃し、主人公を苦しめた。
ちなみに、正統な続編にあたる「F.E.A.R.II」に登場する、オリジン計画の失敗作、通称「実験体」も一応この能力を持っているが、実験に次ぐ実験によって精神が狂ってしまい、「レプリカ兵士を起動する」程度しか使いこなせない(レプリカ兵士との意思疎通までは不可能)。 (パペットピペットマペットカーペットさんより)


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