愛と哀しみのエスパーマン [必殺技辞典]

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著者:秋田禎信
イラスト:渡真仁
掲載雑誌:月刊ドラゴンマガジン
連載期間:2005年5月号〜2005年10月号(全6話)


「魔術士オーフェン」「エンジェル・ハウリング」などの名作を生み出してきた作家・秋田禎信先生が描くコメディ作品。

 本作は、なまじ超能力に目覚めてしまった為に不幸へと踏み込んでいく主人公「王子悟」、本当は悟が好きなのに正直になれず、つい(非常に度の過ぎた)悪口を言ってしまうヒロイン「都合涼香」、悟の超能力にいち早く目をつけてエスパー戦隊に勧誘する、強力な超能力者でもある変人な先輩「金郷地小五郎」、叔父(サイバーブレイン大ちゃん)の命によって世界征服(?)を行う少女「猿渡愛」などを中心に、何処かおかしい登場人物達によって紡がれる日常を描く。
 果たして、王子悟に平穏な日々が帰ってくることはあるのか?!

【あらすじ】
 普通の中学生だった少年・王子悟は、憧れの都合涼香にフラれた哀しみによって超能力に覚醒してしまう。
 そんな折、彼の前に現れた上級生の超能力者・金郷地小五郎によって悟はエスパー戦隊なるものに加盟させられてしまい、哀しみのエスパーマンとしてよく判らない敵との戦いなどの非日常へと巻き込まれてゆく…


【発売情報】  「愛と哀しみのエスパーマン」(2005年10月20日発売)

涼香砲 都合 涼香
愛と哀しみのエスパーマン
第2話の最後についている漫画にて涼香が使う技で、ヘアーバンドについている触角っぽい物体の先端にある球体を飛ばす。
敵?巨大メカを狙って放ったが、ちょうど現れたエスパーマン(多分喜びのエスパーマン)を一撃で仕留めた。放った涼香は気まずかったのか、何事も無かったようにその場から逃げていった。(クウガもどきさんより)

[1]エスパー加速
[2]エスパー・ジェノサイド・フォーリング
[3]エスパー接触事故
[4]エスパー・テクニカル・タイフーン
喜びのエスパーマン(金郷地 小五郎)
愛と哀しみのエスパーマン
[1]最終話にて名称初登場した喜びのエスパーマン(金郷地)の技で、内容は金郷地が時々使っている瞬間移動の超能力である。
作中では、かなりの速さで走る鳴瀬教子の自転車とほぼ同等の速度で逃げる段ボールを追う為に使用された。(クウガもどきさんより)

[2] 2話にて登場した喜びのエスパーマン(金郷地)の技。念力で飛んだ状態から相手目掛けて垂直に突進、着弾店に爆発を起こすもの。
内容はいたって単純だが、攻撃時の爆風は近隣の建物の窓ガラスを割ったり、車両や野次馬を吹き飛ばし、周りにそれなりの被害を与えるほどで、威力は敵?巨大メカを全高さの半分近く地面にめり込ませるほど。しかし、これでも着弾店を中心に全方位に広がった衝撃波(込められた念力の膨張したもの)によって周りへの被害は最低限に抑えられている…。
なお、ほぼ同じ内容の技として「エスパー・ファイナル・インパクト」と言うのも存在する。(クウガもどきさんより)

[3]第4話にて登場した喜びのエスパーマン(金郷地)が使用したもので、本人はヒーローっぽい派手な登場のつもりらしい。
作中では王子悟のテレパシーを受けて駆けつけると同時に、背景らしい爆発で周りの相手を吹っ飛ばした。見た目はヒーローっぽいかもしれないが、周りの惨状を考えるとヒーローといえるのだろうか…(クウガもどきさんより)

[4]最終話にて登場した喜びのエスパーマン(金郷地)の技で、派手に大回転して周りに群がる敵を問答無用で蹴散らすというもの。
作中では頭の上についているUFO型洗脳装置の効果で異常な身体能力を発揮する段ボール軍団を倒していたが、洗脳装置自体にはあまり効果はなかった。(クウガもどきさんより)

物質変換 金郷地 小五郎
愛と哀しみのエスパーマン
金郷地の持つ超能力の一つで、物質を分解・再構築できる。
作中では「喜びのエスパーマン」に変身する時や破壊された街の建物などを修理するときなどに使用されているが、質量保存の法則などを守っている様子はあまりなさそうに見える。(クウガもどきさんより)


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