エンジェリック・コンサート [必殺技辞典]

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機種:Windows(アンコールよりXP以降対応)、PS2、Xbox
制作:工画堂スタジオ/くろねこさんちーむ
コンシュマー版制作:株式会社サクセス
発売日:
(初期版)2001年1月19日
(PS2版) 2003年3月13日
(Xbox版)2003年3月13日
(アンコール)2004年12月3日
販売価格:
(初期版)9800円
(PS2版) 6800円
(Xbox版)6800円
(アンコール)5800円
ジャンル:ミュージックアドベンチャー
オープニングテーマ:
 Angel Pride(歌:田村ゆかり、PS2、Xbox以降)
エンディングテーマ:
 メロディーフラワー(歌:田村ゆかり、PS2、Xbox以降)
※PC初期版には正式な主題歌は無し


【あらすじ】
魔法演奏楽器フォルテールを演奏する少年カウジーと、その幼馴染で歌姫を目指す少女サフィ。
二人は音楽家の仲間入りを果たす為に故郷の村を出て、王都で年一回開かれる音楽コンクールの優勝を目指す。
途中立ち寄る町や村で歌を歌い路銀を稼ぎながら、コンクール会場がある王都フォルラータを目指し旅を続ける中で出会う者達とのふれあいや待ち受ける困難を通じて二人は成長していきます。
果たして二人は無事に王都にたどり着き、コンクールに優勝して音楽家の仲間入りを果たすことは出来るのでしょうか?


【作品紹介】
本作品は、イアルティスサーガに連なる作品群の五作目に連なる作品の一つにして、後に「シンフォニック=レイン」等の名作を世に送り出すこととなる工画堂くろねこさんちーむの「ミュージックアドベンチャーシリーズ」第一作目に位置する作品である。
くろねこさんちーむの前作「ハートフルメモリーズ〜リトル・ウィッチ パルフェ2〜」のルティルエンディングの4年後の話であり、歌姫志望の幼馴染に恋心を抱く音楽家志望の少年「カウジー・ストファート」となり、幼馴染のサフィと共にコンサートに出演するため旅を続けながら、魔法演奏楽器フォルテールを演奏するゲームである。
本作品のいたる所にくろねこさんちーむの「リトル・ウィッチ パルフェシリーズ」を知っていることが前提のネタが散りばめられており、物語を進めることには支障がないものの、ココナやリアン等パルフェシリーズを知らなければ分からない設定も多い。
音楽を題材としたゲームということで作中に用意されたボーカル曲は作品の長さに対して多めになっており、またPC版のフリープレイでは関連グッズなどに付属している追加プラグインをインストールデータファイルに加えることで演奏可能な曲が増えるという追加機能がある。ただしAS以降のミュージックパートは基礎部分から組み直された新規エンジンを使用しているためAS以降用のプラグインとの相互互換性はない。


【声優一覧(声優名は出演当時のもの)】
サフィ=スィーニー 役:堀江由衣
クリノン=リヴァーレ 役:田村ゆかり
ココナ=キュート(ココット・キルシュ) 役:麻績村まゆ子
リアン=エル=サーレ(PS2版以降) 役:水樹奈々
ピアラ=セティス(Xbox版以降) 役:沢城みゆき
ふかふか 役:川瀬ゆうこ
スフィンクースの門 役:将堂涯
白竜の剣(ネージュ) 役:藤田夏海


【用語解説】
『イアルティスサーガ共通設定』
 「イアルティスサーガの用語解説」参照


【関連作品】
[イアルティスサーガ]  ・リトル・ウィッチ パルフェシリーズ
 ・AS〜エンジェリックセレナーデ〜
 ・ミマナ イアルクロニクル
[ミュージックアドベンチャーシリーズ]
 ・シンフォニック=レイン
 ・ディアピアニッシモシリーズ
 ・ソルフェージュシリーズ

反魂法 クリスティーヌの父
エンジェリック・コンサート
死亡したクリスティーヌのために彼女の父が魔導師ルシアから購入した本で習得した悪しき魔術。
ルシアから「死者を生き返らせる魔法」として購入した魔法であったが、その実態は死者の魂と生きた人間(生贄)を材料に亡霊を生み出し、同時に一定範囲内をまるで時間が止まってしまったかのように保存してしまう魔法らしい。正気を失ったクリスティーヌの亡霊は新しい肉体と生贄が揃えば蘇生できるといっていたが、死亡したものを蘇生させる魔法は存在しないと過去作品に名言されていることから、おそらく条件が揃ったとしても新たな肉体とされた生贄に取り付いて行動するのが限界と思われる(つまり蘇生は不可能)
また、魔法使用後から定期的に人間を殺して生贄にしていたことから、亡霊が存在し続ける為にも絶えず生きた生贄が必要となるようだ。
作中ではFons方面ルート6thStage「闇に響く歌声」にて術者不在のまま発動状態のものが登場。また過去に使用したことが術者の日記に、魔導書そのものに使用方法が記されていた。(クウガもどきさんより)

ふかふか・あたっく サフィ=スィーニー&ふかふか
エンジェリック・コンサート
7thStage(西ラーマ)「ヘビーな一日」にてサフィが使用した技。
普段帽子代わりに頭に載せている毛玉のような魔法生物ふかふかを手に掴み、そのまま相手をふかふかで殴りつける。
作中での技名の記述は「ふかふか・あた〜く」だが、実際の発音は「ふかふか・あたっく」である。(クウガもどきさんより)

ふかふかイヤー サフィ=スィーニー&ふかふか
エンジェリック・コンサート
サフィ曰く、ふかふかの特技の一つ。主に盗み聞きに使用される。
普段サフィの頭に乗っかっている毛玉のような魔法生物ふかふかの聴力を生かして離れた所に居る相手の小さな声を聞き取り、サフィがふかふかの説明を聞き取って内容を理解する。
名称初登場はPS2&XBOX版のおまけノベル3「伝説の歌姫」だが、この特技自体は作中でよく使用されている。(クウガもどきさんより)

魅了 ルグレ
エンジェリック・コンサート
フォルラータの貴族の一人・サンセルの雇った魔導師の魔法。
相手を魅了し、指定した対象の虜にする魔法である。(クウガもどきさんより)

空間移動 ココナ=キュート(ココット=キルシュ)、キルシュ宮廷魔導師
エンジェリック・コンサート
文字通り遠くにある場所を一瞬で移動する高度な空間魔法の一種。
ココナ(ココット)の場合は魔法陣などの下準備をした上で三時間の呪文詠唱を必要とするが、彼女の父にして某東○不敗声の水の国フロルエルモスの宮廷魔導師は十分程度の詠唱で発動できる。(クウガもどきさんより)

ヤカン召喚 ココナ=キュート(ココット=キルシュ)、メルローズ=キルシュ
エンジェリック・コンサート
ミマナ イアルクロニクル
ココナ(ココット)の得意な召喚魔法の一つで、やかんを召喚してぶつける。
ミマナ・イアルクロニクル(以降「MIC」)の戦闘時こそほぼ一律で頭より少し大きなヤカンを3個召喚するだけだが、ココナ(ココット)の場合は召喚個数・ヤカンのサイズを自在に変えていることから、術者の思い通りにヤカンの個数や大きさは変えられる模様。
被召喚対象がヤカンとはいえ召喚魔法自体が比較的高度な魔法であるため、この魔法も必然的に高度な魔法の一種に分類される。また、MICによると闇属性攻撃魔法に分類されるらしい(何故ヤカンが闇属性なのかは不明)
初登場は共通中央ルートの6th(PS2&XBOX版以降は7th)Stage「禁じられた歌」にて、領主の館にある牢獄に潜入した時(プレイヤー視点であるカウジー達は当時捕まっていた)(クウガもどきさんより)


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