BLACK BLOOD BROTHERS [必殺技辞典]

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脈動 アダム・王(ウォン)
BLACK BLOOD BROTHERS
本来は世界の運命そのものの流れようなものを示す用語。極めて優秀な人間の風水師や賢者イヴの血統の始祖等ごく限られた者のみが感じ取ることが出来るとされる。

技術としてのものは九龍王アダムが風水を応用して編み出した。
世界の脈動に合わせて自身の心臓の鼓動を同調させることで、周囲に特殊な波動を発してその場に居る者に多大なプレッシャーを与えつつ変革を望み闘争心の強い者を血液を介さずに九龍の血統の直系へと強制転化させる。ただし、このとき九龍の血統の血に耐えられない能力の低い吸血鬼はその負荷に耐え切れず、灰になり滅びるものも多い。
転化前は優秀な風水師だったアダムだからこそ使用できる特殊かつ強力な技術であるが、アダムの脈動と同調している脈動を真銀(ジェンイン)等の強力な抗吸血鬼材(九龍の血統が弱点とする抗吸血鬼材は真銀、銀、火等ほぼ全ての吸血鬼が弱点とするもの以外には特に確認されておらず、またそのうちで劇的な効果を及ぼすものが真銀のみのため、実質は真銀のみ)で断たれた場合はそのダメージが直接アダムへとフィードバックされる為、実は諸刃の剣ともいえる技術でもある。そのため真銀が混ぜられた銀刀を保有し賢者イヴの血統の能力である程度脈動(本来の意味での)を感じ取れるジローはこの技の天敵ともいえる。
初登場は本編10巻。カーサがアダムの実の娘のワインに語った九龍聖戦直前の回想にて登場した(ただしこのときは詳細は伏せられていたので、詳細込みで使用したのは同巻に描かれた特区奪還作戦実行直前に香港で使用されたものである)
余談だが、カーサとザザは1997年のアダムが転化直後に使用(カーサの回想に登場したもの)した際に転化したことが記されている。 (クウガもどきさんより)

神経発火(アイ・イグナイト) ゼルマン・クロック、白峰サユカ、望月ジロー 等
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闘将アスラの血統が固有能力として持つ神経侵攻(アイ・レイド)の亜種。
自身の視線を媒介とし、視点を合わせた対象物を発火させる発火能力(バイロキネシス)である。
転びたて等年若い者は対象物以外を発火させることも多々あるが、古血(オールド・ブラッド)等の熟練者であれば対象物のみを指定して発火させ、周囲に引火することを防ぐことも可能。
本来は闘将アスラの血統でなければ使用できないが、ジローの場合は滅びが定められた他の血統の血を取り込み保存する宿命を負う賢者イヴの血統の特性故に使用できる。(クウガもどきさんより)

縮地法 セイ、西の虎仙、南の朱姫 等
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『真祖混沌』の血統が操る奇門遁甲術のひとつ。
自らが知る「龍脈」と呼ばれる力の流れを通して二点間の距離を時間・空間的に操作することで瞬間移動を行う。 その力は自分自身だけでなく、他の者にも適用可能。
奇門遁甲術の特性上当然のことながら、距離を逆に引き伸ばすことも可能。 (叛多亜さん、クウガもどきさんより)

ファルコン・アロー 望月コタロウ
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ジロー達の血統に代々伝わる必殺技。 空駆けし隼の如く敵の頭上より強襲するという荒技。
しかしその実は、ただ単にジローがコタロウを掴んでから敵に向けてまるで荷物の如く放り投げると言うだけのモノ。(叛多亜さんより)

霧化(フォグ・ラン) 望月ジロー、ナブローシュカ・バラライコフ 等
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魔術に長けた血統等の吸血鬼が使用する高等魔術の一種。
自身の体を霧状に変化させ、自らが弱点とする抗吸血鬼材等の特殊なものを除く物理的な攻撃を無効化する魔術である。
熟練者であれば一部の部位のみを実体化させるなどの芸当が出来、老牙ニザリ等の暗殺を得意とする血族が特に多用している。 通常では会得するには数百年はかかると言われている。(クウガもどきさんより)

化身(メタモーフィシス) カサンドラ・ジル・ウォーロック、
アンヌ・ウォーロック、ワイン・王 等
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選ばれた吸血鬼(ブラック・ブラッド)の血統のみが使える高等魔術で、『黒蛇カーサ』の得意技。
全身の姿を変化させて完全に別人と化す。
九龍王アダムの実の娘ワインにとってはカーサから最初かつ唯一学んだ魔術であり、いわばカーサの形見とも言える。 (叛多亜さん、クウガもどきさんより)

螺炎 ゼルマン・クロック、白峰サユカ(セイ)
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緋眼のゼルマンが使う神経発火(アイ・イグナイト)の中で最高峰に位置する力。 闘将アスラの血脈によって、両目を見開くと同時に、何もない空間にゼルマンの力によって超圧縮された炎を発生させる。 この炎は一度発動させてしまえば、ゼルマン自身でも制御することができない。
本編最終巻では、一時的にセイがサユカの体を操って発動している。

ローリングソバット 望月ジロー
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ACTION#6でジローが使った技。技の手順は、まずふらっとよろめくように後ろに下がる。そして、強弓を引くように身をかがめ、地をけって体をひねり、高々と振り上げた右足を相手の延髄目がけて一気に蹴り下ろす。(クウガもどきさんより)

獣化(ファング・アップ) ジャック・ラウド、望月ジロー 等
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『術聖マーリン』の血統のみが伝承する高等魔術の一種。
自らの体を変化させて蝙蝠や狼といった獣を造り出し、操る魔術である。優秀な術者であれば体の一部のみを動物化させて波状攻撃を行うなどの細かい術のアレンジが可能となる。
本来はジャック及びレイチェルが死亡した1895年時点で術聖マーリンの血統は滅んでいるため現代編において使用者は本来存在しない筈だが、アリス・イヴの死亡を受けて賢者イヴの血統の始祖の血を預かっているジローは賢者イヴの血統の特性によって使用することができる。 (クウガもどきさんより)

魔女の霧 ケイン・ウォーロック、カサンドラ・ジル・ウォーロック、リズ 等
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『魔女モーガン』の血統のみが伝承する高等魔術の一種。
吸血鬼が扱う霧の魔術の中でも最高峰の魔術であり、周囲に圧倒的な質量感を持つ濃密な霧を発生させる。
この霧は周囲を覆い相手により高い圧力をかける他、結界として運用することも可能であり、他の能力・術式と組み合わせれば熟練の古血(オールド・ブラッド)にすら致命傷を負わせる牙ともなる。
基本的にこの霧が発する波長等は純血であればほぼ同一であるが、カーサやリズ、特区インパクト後に北の黒姫の血を受けて真祖混沌の混血となったケイン等混血が使用した場合は混ざった血に合わせて発する波長が変化する。 (クウガもどきさんより)

神経侵攻(アイ・レイド) 大抵の吸血鬼
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吸血鬼(ブラック・ブラッド)たちが使う能力の1つで、視線を媒介にして相手の思考を読み取ったり、相手を金縛り状態にしたりする。(クウガもどきさんより)

思念交感(トーク・パス) 大抵の吸血鬼
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吸血鬼(ブラック・ブラッド)の基本的な能力の一つで、念話とも呼ばれる。
所謂テレパシー能力で、吸血鬼同士かつある程度の距離内の二者間であれば言葉を直接かわさずとも情報伝達を行うことが出来る。また例外的に血を吸われた人間が一時的に思念交感を送受信できる場合もある。
本編1巻初登場。通常であれば一定距離間でしか行うことが出来ないが、賢者イヴの血統などは例外的に長距離で複数人との対話が可能であり、真祖混沌の始祖本人にいたっては奇門遁甲術を組み合わせることにより無数の対象と同時に思念交感を行うと同時に時間を超越することすら可能(世界各国の血族の代表者が人間の政府及びミミコが代表を務めるカンパニーとの協調行動を決定するきっかけとなった界での会議は過去の生存していた頃の真祖混沌が自ら用意した奇門遁甲に、思念交感で未来の一定以上の能力を持つ吸血鬼を強制的に接続させたことで実現している) (クウガもどきさんより)

力場思念(ハイド・ハンド) 大抵の吸血鬼
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吸血鬼(ブラック・ブラッド)の基本能力の一つ。念動力、PK等と呼ばれる代物。
思念による力の誘導で指定した場所に指定した形状の力場を形成する能力で、吸血鬼が力を振るう際には最も多用される能力でもある。
他の吸血鬼の能力同様、術者が弱点とする抗吸血鬼材等の影響を受けると打ち消されたり、もしくは効果範囲が大幅に制限される等の多大な影響を受ける。

代表的かつその汎用性ゆえに血統ごとのアレンジ技も多く、舞姫バサラの血統の螺旋状の思念で竜巻を形成する技術(作中では九龍の血統に転化した舞姫バサラの血統の剣士ダール卿が使用)等多くの血統がオリジナル技を編み出している。(クウガもどきさんより)

眩霧(リーク・ブラッド) 大抵の吸血鬼
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吸血鬼の基本的な能力の一つで、吸血鬼が力を発揮する際に自然と周囲に展開する霧状の代物。
この霧は技量に関係なく血が今まで重ねてきた年月によって濃密さを増すいわば経験の結晶のようなもので、特に古血(オールド・ブラッド)の、その中でも長い年月を重ねた古参の吸血鬼のものともなれば触れさせるだけで若く能力の低い吸血鬼を滅してしまうほどの力を持つ。
ただし、ジロー等賢者イヴの始祖の護衛者の場合は血統そのものが危機に瀕した状態であれば若年者でありながらも、年を重ねた古参の古血に匹敵もしくは凌駕する程の濃密な霧を発生させることが出来る。 (クウガもどきさんより)


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