哀愁戦士ヒーローババーン [必殺技辞典]

TOPへ
とある街に住むとある正義の味方。理想に燃え、人々のために戦う彼の名は「ヒーローババーン」。だがその志とは裏腹によわっちい彼は、子供にも馬鹿にされてしまう。おまけに貧乏暮らしを続けているため、今日のおかずにも事欠いていた。
 そんなヒーローだったババーンはある日、“アジの開き”というご馳走を手に入れるという幸運に恵まれる。だが、大喜びで食べようとする彼の前に、突如として何の脈絡もなく大怪獣が出現し子供を捕まえてしまった。恐怖と無念さを乗り越え、ヒーローとして戦おうとするババーンだったが・・・・・・・

雷句誠・作、少年サンデー1996年6月増刊号掲載。題名どおり哀愁溢れる主人公が、読者に笑いと感動を与える熱血ヒーローギャグ漫画である。『雷句誠短編集 玄米ブレード』に収録されている。
なお、主人公のヒーローババーンは、作者の師匠である藤田和日郎の作品『うしおととら』の巻末おまけ漫画で初登場し、作者の別作品のあちこちに顔を出す名物キャラとなっている。

ババーンフラッシュ ヒーローババーン
哀愁戦士ヒーローババーン
雷句誠先生の短編に登場したキャラの技。ババーン唯一の必殺技だが、頭のアンテナ?をピカピカと光らせるだけで、効果はまるで無い。(少不さんより)


TOPへ