ULTRAMAN [必殺技辞典]

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2004年12月に松竹系で上映された劇場用作品、第17回東京国際映画際の特別招待作品。
A.D.2004、子供と過ごす時間を得る為に近く航空自衛隊を退職する事が決まっている青年「真木 舜一」はその夜、宇宙から飛来した赤い光の玉と空中で激突、傷を負いながらも奇跡的に生還した。自衛隊を退官した真木だが、防衛庁内の特殊機関BCSTに捕獲されてしまう。聞けば3ヶ月前に、深海で青い光と衝突した潜水艦から奇跡の生還をした男「有働 貴文」が、光の影響で遺伝子レベルの変質を遂げて、凶悪なビースト「ザ・ワン」に変化してしまい、逃走したと言うのだ。有働は逃走前に赤い光の飛来を予言し、いずれそれが自分を引き付ける事を告げた。そして、真木はザ・ワンを呼び寄せる為の囮として捕獲されてしまったのだ。ザ・ワンを攻撃する自衛隊だが予想以上の力に歯が立たない。その時、拘束状態から自力で脱出した真木が現れ、その全身を赤い光が包み、身長約10mの銀色の巨人「ザ・ネクスト」(アンファンス)が出現した。戦闘でザ・ワンを追い込んだザ・ネクストだが、光と真木との融合が完全でなかった為に力尽き、ザ・ワンを取り逃がしてしまう。その後、ザ・ワンが新宿の地下にいる事を突き止めたBCSTは真木を連れてザ・ワンを追い詰める。再び対峙するザ・ワンとザ・ネクストだが、ネズミを取り込んで身長50mまで巨大化したザ・ワンが地上に飛び出し、新宿を火の海に変えていく。その攻撃で崩れ落ちたビルの残骸が二人の親子を潰そうとしたその時、ザ・ネクストの体は光り輝き、身長40メートルの赤いラインの入った完全融合体「ザ・ネクスト」(ジュネッス)へと変身、ビルから親子を守り、ザ・ワンと壮絶な死闘を繰り広げた。ザ・ワンを撃退したザ・ネクストは真木と分離して宇宙に飛び去った。子供達から尊敬と憧れの念を込めて「ウルトラマン」と呼ばれて。 そして、その5年後……
フルCGによる大迫力な空中戦が反響を呼んだ今作は、「ウルトラマン」第一話「ウルトラ作戦第一号」を基に作られており、ザ・ワンもベムラーに似せて作られている。シリーズとして始めて防衛チームに自衛隊を用い、「実際にウルトラマンがいたら…」と言うコンセプトの元に作られた。新たなる「ウルトラ」伝説が始まった記念すべき一作である。

エボルレイ・シュトローム ウルトラマン・ザ・ネクスト
ULTRAMAN
映画「ULTRAMAN」でウルトラマン・ザ・ネクストが放った必殺技。これを食らった敵は、分子レベルで破壊される。ザ・ネクストはウルトラマンネクサスが最初に地球に現れた時の姿なので、これをさらに発展させたのが現在使用しているオーバーレイ・シュトロームであり、簡略化したのがクロスレイ・シュトロームである。(YAMAさんより)

ラムダ・スラッシャー ウルトラマン・ザ・ネクスト
ULTRAMAN
両腕から突き出ているヒレ・ストラトスエッジから放つ光のカッター。能力が不完全なアンファンスの形態では片腕のみしか放てなかったが、ジュネッスへのパワーアップを果たしたことで両腕からさらに強力な威力で放てるようになった。(matthewさんより)


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