おやさい戦士 ともゆき [必殺技辞典]

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原作:曽山一寿
単行本:「そやまつり」に収録

作者が高校3年生の時に書いた作品で、
第40回新人コミックス大賞の最終選考まで残った漫画。
雑誌には未掲載、受賞をしていないのにも関わらず、そやまつりに収録されている理由は、作者が素人時代に書いた漫画で最も好きな作品であるらしいから。(現役時代としては「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」が最も好きかと思われる)(本人曰く「絵は凄い下手(背景だけは今より上手い)で内容もはっきり言ってノリだけで書いてる」)
ただし、この作品は自分の「夢」や「思い」といったそんな感じのものが入っていて、完成した時は「天下とった!!」と頭の中で「アニメ化」や「ゲーム化」まで話が進んでいたらしい。
しかし、前述のとおり最終選考で落選したときは「小学館もビッグビジネスの掴み損ねた・・・」と残念がっていたそうだ・・・。
余談だが、彼は新人コミックス大賞の審査員でもあった。(その時、彼は小学生からの心の師匠で、「スーパーマリオくん」で有名なあの沢田ユキオと対面しておりその時は、涙が出るほど嬉しかった様だ)

今日も平和なベジタブル村には村人(名前不明)は普通に大きく育った野菜をカールおじさんにそっくりな農家の人(名前不明)に見せる。
しかし、そんな人もいれば・・・、
自分の約2倍の大きさの野菜を持ってきた主人公「ともゆき」に、
ハナクソの様に小さい野菜を持ってきた「お茶ノ介」
とこんな個性的な仲間も登場し、
「野菜の大きさで自分に勝てる奴はいない」と見栄を張ったともゆき。
しかし、そんな中、ともゆきの野菜よりも格段に大きい城(まあ、大きくて当然か・・・)は落下し、
その城のボス「秀野才蔵」にベジタブル村を侵略をしようとする。
そんな中、ともゆきは村長に頼るが、しっかりと買収され、今度は村の皆に力を貸すもやはり買収されてしまう。
そんな、非常事態にあったともゆきはお茶ノ介と共に、城へ立ち向かう。
果たして、ベジタブル村は侵略されずに新たに平和が訪れるのだろうか!?

ローリングまきびし ともゆき&お茶ノ介
おやさい戦士 ともゆき
ともゆきの番傘の上にお茶ノ介が乗り、ともゆきが番傘を回し、お茶の介の尻からまきびし(クソ)を巻いて敵から近づけないようにする。お茶ノ介曰く「いつもよりも多く撒き散らしている」とのこと。この技を秀野五人衆のメンバーは「田舎パワー」と呼んでいた。 (SHOさんより)


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