天馬の風 [必殺技辞典]

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京都の北方に位置する愛宕山。天狗伝説が色濃く残るこの地には、とある古武道の流派が存在していた。その流派「神天扇流」は、天狗の血を引くとされる扇一族が代々伝承しており、風を自在に操る能力を持つとされた。そして、そんな流派の跡取りである中学生・「扇天馬」は、幼馴染の少女「伊吹七緒」や、アメリカからやってきた好敵手「結城硝」らといった友人たちとともに切磋琢磨し、己の技を磨いていたのだった。
だが、ある日伝統ある武術大会「愛宕山戦神祭」に出場した天馬は、そこで古より息づく天狗の宿敵たちと出会う。そして彼自身もまた、己のうちにある大いなる力に目覚めていくのであった・・・・・・・・

作者・・・・・・・・松葉博
連載・・・・・・・・増刊ガンガンWING
単行本・・・・・・全2巻
雑誌初連載となる作者の格闘漫画。同作者の「大正格闘浪漫 疾風の天」と裏設定で繋がっている。

合気投げ 扇汐音
天馬の風
攻撃してくる相手の懐に密着するように入って、腰を持ち上げながら肩を落とす。 ・・・相手はそのまま滑り落ちる訳です。(権兵衛さんより)

[1]一心流合気柔術”小手返し投げ”
[2]一心流合気柔術”入身投げ”
扇汐音
天馬の風
[1]相手の手首の関節を極めてそれを自分の膝下に持っていきながら右足を大きく引いて回る事で、ふんばりの効かない相手は引っ張られるように倒れてしまう。(権兵衛さんより)

[2]相手の首をラリアットのように抱え込むと同時に相手の後方へ回り込み、投げ落とす際に膝で背骨を折る。(権兵衛さんより)

[1]神天扇流”旋風破”
[2]神天扇流”連衝拳”
扇天馬
天馬の風
[1]左右の腕から同時に風を練り上げ、風の回転を寸分違いなく合わせる事で、一気に風を発ちこむ。(権兵衛さんより)

[2]拳に溜めた気を打ち込む。(権兵衛さんより)

蹴足[けそく] 希条実加
天馬の風
古武道の技。相手の繰り出した拳とガードした自分の拳で完全な死角を作り急所を狙う「殺法」に基づいた攻撃。(権兵衛さんより)

行違[ゆきちがい] 希条実加
天馬の風
古武道の投げ技。相手の逆関節を取って投げ終わったと同時に腕を破壊する「殺法」。(権兵衛さんより)

鬼神覚真流”天地逆舞” 結城硝
天馬の風
急所である上腹部を正確無比に射抜き、腕一本で相手の体ごと回転させ、そのまま相手の全体重を利用して項部から一気に地面に叩きつける。(権兵衛さんより)

七星天分肘 松崎光矢
天馬の風
蟷螂拳の奥義。中段への裏拳攻撃を足払いと同時に繰り出し、相手の後頭部を地面に叩きつける。(権兵衛さんより)

双飛脚 村雨桐羽
天馬の風
両足で蹴って宙を飛び、相手の顎に蹴りを食らわす少林寺の絶技。敵の中段攻撃をかわすと同時に顎にくらわすため、攻撃の勢いを返したカウンター技となる。(ケケケさんより)

大旋風脚 村雨桐羽
天馬の風
少林寺羅漢拳奥義。体を一回転させながら回し蹴りを放つ。(権兵衛さんより)

邪眼 紫鬼晢邏、紫鬼、美加など
天馬の風、大正格闘浪漫 疾風の天
鬼一族の証たる能力。名前は同じだが『天満の風』と『疾風の天』では内容がだいぶ違う。

○天馬の風
その瞳でにらみつけた相手の動きを一瞬止めて無防備な状態にする。 雷童も使えるようだが、拳で戦うこだわりのため使用しなかった。
作中では未使用だが物を見通す力もあるらしい。

○疾風の天
空間に干渉する”能力”。磁場を狂わし相手の動きを封じる(圧力で沈める)。 空間を歪めて心臓に直接圧力を加えて潰すことも出来る。 その威力は『天馬の風』のものとは比較にならない(権兵衛さん、ケケケさんより)


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