スパイラル〜推理の絆〜シリーズ [必殺技辞典]

TOPへ
<概要>
原作:城平京
作画:水野英多

連載:エニックス(現スクウェア・エニックス)刊 月刊少年ガンガン 1999年8月〜2005年10月
アニメ:テレビ東京系列 2002年10月〜2003年3月 製作:SMEビジュアルワークス(現アニプレックス)

ガンガンコミックス(本編)全15巻(全77話)
ガンガンコミックス「スパイラル・アライヴ」1巻まで発売中(連載元は月刊ガンガンWING→月刊少年ガンガンに2006年より連載再開)
ドラマCD「もうパズルなんて解かない」
完全解析本「LIFE IS SPIRAL」
小説全4巻
アニメ版全25話(DVD、VHS全9巻発売中)

<ストーリー>
「ブレード・チルドレンの謎を追う」そう言い残して鳴海清隆が失踪して2年、月臣学園の屋上で昼寝をしていた清隆の弟・歩は女子高生転落事件の現場に居合わせたがために、事件の犯人と疑われてしまう。
その事件の『取材』と称して歩に近付いた女子高生・ひよのと共に事件の真犯人を暴くが、その真犯人は清隆が言い残した『ブレード・チルドレン』であり、歩達はブレード・チルドレンの謎に巻き込まれていくのだった…
基本的な話は1話完結ではなく連続モノで、連載開始当初は推理に主眼が置かれたストーリーであった。しかし、連載開始当初は人気が今一つだったためか2巻から物語の主軸に位置するブレード・チルドレンとしてアイズや理緒が登場し、推理も『推理して事件を解決する』から『推理(論理)で相手を打ち負かす』といった頭脳戦主体になり、高人気を獲得した。
6巻以降からは戦闘的なブレード・チルドレンのカノンが登場し、展開も2〜5巻のような『推理(論理)で相手を打ち負かす』に『戦闘』が加えられたバトルものへと路線変更した。
11巻以降はブレード・チルドレンの正体や彼等にとっての絶望の象徴であり、歩と対を成す少年・ミズシロ火澄(ひずみ)の出現、歩と火澄の出生の秘密等クライマックスに向けて収束された展開となっている。
アニメ版は5巻までの内容はほぼ原作通りだが、一番最初の女子高生転落事件の被害者が記憶喪失のブレード・チルドレンである白長谷小夜子(CV中原麻衣)に変更されており、原作では序盤しか出番が無かった彼女がアニメでは出番が増えている。また、カノンのポジションも一部変更が成されており、火澄も登場していない。
これ以外に外伝的なものとして『スパイラル・アライヴ』『小説スパイラル〜推理の絆〜外伝 名探偵鳴海清隆 小日向くるみの挑戦』が存在し、それぞれ時代設定は異なるが、話は全て繋がったものとなっている。(時間軸としては『外伝』→『アライヴ』→『推理の絆』となる)

<主な声の出演>
[TVアニメ版 ()内はドラマCD版]
鳴海歩:鈴村健一(石田彰)
結崎ひよの:浅野真澄(川澄綾子)
アイズ・ラザフォード:石田彰(佐々木望)
浅月香介:草尾毅
竹内理緒:堀江由衣
カノン・ヒルベルト:野島健児
高町亮子:加藤ひとみ
鳴海まどか:三石琴乃
和田谷末丸:島田敏
鳴海清隆:井上和彦

[1]ひよのスクリューパンチ
[2]ひよのぱんち
[3]ひよのぱんちダブル
結崎ひよの
スパイラル〜推理の絆〜
[1]アニメ版12話で使用したひよのぱんちの派生技。右腕にぬいぐるみを装着して放つコークスクリューパンチだが、肝心の目標(歩)には『本で叩かれる』というカウンターを受ける。(烏丸紫苑さんより)

[2]ひよのが放つパンチ(アニメではクマもしくはウサギのぬいぐるみを右手に着ける)。しかし、原作では技発動前に妨害(来客)があったり、かわされたり等で失敗する事が多い。
なお、この技は元々、原作者の城平京先生が考えたものではなく、作画担当の水野英多先生が生み出したものである。(烏丸紫苑さんより)

[3]ひよのの必殺技 両手にくまさんとうさぎさんのぬいぐるみをつけて歩にダブルアタック!(神威さんより)

すーぱーいなずまキィーック 鳴海まどか
スパイラル〜推理の絆〜
かなりの助走をつけてはなつ強烈な跳び蹴り。カノン君はこの蹴りをまともにくらってしまった。 ハイヒールを履いて蹴っていたが、かかとの部分に当たるとかなりのダメージになる。(神威さんより)

ウルトラいなずまキィーック 羽丘まどか
スパイラル外伝
ウサたんのきぐるみを着た鳴海清隆を捕まえるために使った強烈な蹴りである。 『この世に未練はありませんね!?では死んでください!ウルトラいなずまキィーック!』(神威さんより)


TOPへ