新ソードワールドRPGリプレイ  [必殺技辞典]

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著者:秋田みやび/グループSNE
監修:清松みゆき
イラスト:浜田よしかづ
原作:ソードワールドRPG
(富士見ドラゴンブック 刊)


「へっぽこーず」の愛称でお馴染みのソードワールドRPGリプレイシリーズ第6部
魔法戦士リウイシリーズ(水野良 著)でおなじみの国「オーファン」の首都ファンに集った一組の冒険者たちが成長する様を描く大人気リプレイ作品。
人間の持ちうる最大レベルの筋力とそれに見合わないほどの不器用さを誇り、後に「ファリスの猛女」と語り継がれることとなる超突猛進型ファリス神官『イリーナ』、巧みな話術とLLサイズの態度で数々の修羅場をくぐって行く事となる俺様魔術師『ヒースクリフ』、金勘定にうるさいながらも確実にパーティのマネージメントを行う小市民なハーフエルフ『マウナ』、パーティ一枚ペースだがトラブルを引き起こす確率も高い盗賊『ノリス』、そんなでこぼこパーティに頭を悩ませつつも大人な対応でパーティを纏め上げるマイリー神官のドワーフ『ガルガド』の5人がオーファン、ラムリアースなどの周辺を舞台に大活躍する。
リウイシリーズと読み比べるといろいろ楽しめます。

【メンバー】
ゲームマスター(GM):秋田みやび
 今ではリプレイ以外にライトノベルも執筆する、現・グループSNEの主力作家候補。
 本作が公式リプレイGMデビュー作だが、その各種ゲームでの運の良さはグループSNE内では元から有名だったらしい。
 本作でもその運の良さを存分に発揮しており、そのダイス目の良さはメンバーを恐怖に陥れる。
 特にグリズリーを操ると異常な強さを誇り、ヤスガルン山脈のグリズリーは別名みやびクマーと呼ばれて恐怖の代名詞とされる。
 代表作:「ソードワールド短編集(へっぽこーず)」「マグナ・スペクトラ 緋の剣は誰がために」等
プレーヤーキャラクター:
・固定メンバー
「ヒースクリフ・セイバーヘーゲン」
「イリーナ・フォウリー」
「マウナ・ガジュマ」
・第一期
「ガルガド」
「ノリス・ウェストイック」
・第二期
「エキュー」
「バズ」


【既刊情報】
(本編:リプレイ[秋田みやび 著])
『新ソードワールドRPGリプレイ集1 進め!未来の大英雄』(2001年7月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集2 つかめ!明日の大勝利』(2001年9月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集3 目指せ!奇跡の大団円』(2002年1月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集4 狙え!魅惑の大出世』(2002年5月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集5 決めろ!最後の大逆転』(2002年10月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集6 賭けろ!世紀の大勝負』(2003年4月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集7 走れ!神秘の大森林』(2003年8月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集8 救え!かつての大親友』(2004年6月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集9 挑め!捨て身の大決戦』(2005年3月)
『新ソードワールドRPGリプレイ集10 名乗れ!今こそ大英雄』(2005年7月)
(小説版[秋田みやび 著])
『ソードワールド・ノベル へっぽこ冒険者と眠る白嶺』(2004年9月)
(他作品合同・ソードワールド短編集シリーズ[へっぽこーず掲載分のみ]) 『ソードワールド短編集 踊れ!へっぽこ大祭典』(2004年2月)
『ソードワールド短編集 狙われたヘッポコーズ』(2004年7月)
『ソードワールド短編集 へっぽこ冒険者とイオドの宝』(2005年2月)
『ソードワールド短編集 へっぽこ冒険者と緑の蔭』(2005年7月)
(漫画版:浜田よしかづ 著)
『突撃!へっぽこ冒険隊』(2005年7月)
(その他)
『新ソードワールドRPGリプレイ集ガイドブック 明かせ!へっぽこ大冒険』(2006年3月)


【用語説明】
『魂入れ替えの杖』
 初登場:リプレイ8巻
 ファンドリアの工作員”顔なしの”クランズが所有するマジックアイテム。
 その名の通り魂を入れ替える杖で、作中ではノリスの肉体にクランズが入っていた。
 なお、この状態のクランズ(肉体はノリス)のことを「ノリス=クランズ」と呼ぶ。

『シンデレラ』
 初登場:漫画版
 「ファリスの猛女」に続く吟遊詩人バズの詩曲。
 継母や義姉に虐待を受けていた少女が魔法使いの力できれいなドレスを纏ってお城のパーティに参加。
 ダンスではうまく踊れなかったものの、王子を襲撃してきた敵をその場で超重量級なグレートソードの一撃によって仕留め、最終的にその功績によって王子様に妻として迎え入れられるというもの。
 ファンの都に住む貧民層の少女達に大人気だが、傍で聴いていたイリーナはキレかけた。

『チャラ=ザ』
 分類:邪神?
 初登場:リプレイ2巻
 ヒースが作中でイリーナに教えた邪神の一柱。
 もちろん嘘であるが、設定はかなりしっかりと構成されている為、読者の間でも時々使われる用語である。
 商業の神チャ=ザとこの神は正義の神ファリスと暗黒神(自由の神)ファラリスのような関係らしい。
 ・教義:「汝の払いたい時に払うがよい」
 ・専用魔法:「アンラック」(毎日一度だけ使え、判定の内容を一度だけファンブルに変える)

『ティソダー』
 初登場:リプレイ2巻
 オーファン首都ファンにて1000ガメルで販売されていた火打石&金具つき指輪。
 販売方法が我々の世間一般で言う「マルチ商法」で、まんまとマウナが引っかかってしまった。
 名前は古代語魔法「ティンダー」に由来しており、大本の販売主はとあるファラリス信者の3人組。
 余談だが、問題の3人組のうち2人は喜びの野へ逝き、残りの一人は精神鍛錬部屋送りとなった。

『ティソダー商法』
 初登場:リプレイ2巻
 我々の世界で言う「マルチ商法」「ネズミ講」のこと。
 作中のPCではマウナ=ガジュマが引っかかった。

『ファリス神殿の精神鍛錬部屋』
 初登場:リプレイ2巻
 オーファン首都ファンにあるファリス神殿の一室。
 部屋は厳重に閉じられており、中は一面白塗りの部屋となっている。
 この部屋に入れられた者は一日中耳元でファリスの教義を説かれるらしい。
 そして中に入れられたものはダークエルフですら肌が真っ白で深遠なファリス信者となるらしい。
 いわゆる洗脳部屋である(をい)

『ファリスの猛女[ふぁりすのもうじょ]』
 [1]
  バズが演奏する詩曲の一つで、ファンの都では子供達(特に少年達)に大人気。
  内容はとあるファリスの神官戦士がレイピア一撃で巨大なワイヴァーンを倒すというもの。
 [2]
  オーファン首都ファンのファリス神殿に所属する神官戦士イリーナ=フォウリーのこと。
  類義語として「ファリスの猛娘(もーむす)」等がある。


【関連作品】
・魔法戦士リウイシリーズ(著:水野良)

イリーナアタック イリーナ・フォウリー
新ソードワールドRPGリプレイ集
第7巻にて、ホーリーライトの神聖魔法を目晦ましにして逃げようとするランディに対して放ったイリーナ渾身の体当たり。
武器などの補正が無い為に0レーティングでのダメージ算出であったが、それでも14点ダメージをたたき出すという化け物染みた威力を発揮している。
そして、この体当たりで転倒判定に失敗(と言っても、イリーナの筋力を考えればまともに判定で成功できる確立は低いが…)したランディはそのままイリーナにマウントポジションを取られ、”スティール・ライフ(生命奪取)”での抵抗も空しく顔の形が変わるまで殴られ続けることとなった…
なお、放った後に盾を構えて体当たりすればよかったなどと言っていたが、実現していたらもっと悲惨なことになっていただろう。(クウガもどきさんより)

ノーミソ・アタック イリーナ・フォウリー
新ソードワールドRPGリプレイ集
ガイドブック掲載の説明コーナーにて、ヒースの言葉を曲解したらしいイリーナが使用した新技。
つまるところただの頭突きであるが、イリーナの筋力というか総重量(武装含む)?によってその威力は殺人的なものに昇華されている(笑)
ノーミソを使えというヒースの言葉はただ単に知恵を働かせろという意味であって、頭で攻撃という意味じゃないですよ、猛女様。(クウガもどきさんより)

”フォース・イクスプロージョン”マキシマム ヴァンパイア・ミシェイル
新ソードワールドRPGリプレイ集
このキャンペーン最後の敵で、6レベルまでの古代語魔術を使える強化版ヴァンパイア(劣化ノーライフキング?)のミシェイルが、敗北しそうになった時に使用した神聖魔法。
内容はただの8レベル神聖魔法「フォース・イクスプロージョン」(「ソードワールドRPG」参照)であるが、この一撃によって新旧へっぽこーず(+ヤムヤル)の大半が瀕死状態へと陥った。技名が勝手にアレンジされたりするのもTRPGの醍醐味である。(クウガもどきさんより)

ファイナル・ノリス・アタック ノリス・ウェストイック
新ソードワールドRPGリプレイ集
第6話にてパーティのダメージ状況から生命点3のまま前衛で1ラウンド耐えることとなり、死の危機に直面するノリスが攻撃を放つ際に叫んだ技(?)。
技名付きだったのが功を奏したのか、その攻撃はクリティカルしてホブゴブリンを一撃で両断した。(クウガもどきさんより)

サンダー・ウェポン ヒースクリフ・セイバーヘーゲン
新ソードワールドRPGリプレイ
武器の打撃力を上げるエンチャント・ウェポンの雷バージョンで武器に使用する事でその武器に電撃をまとわせて打撃力を上昇させる戦闘補助呪文……でもなんでもなくただのライトニングの魔法。戦闘中にヒースが馬車の中から撃ったライトニングだったが敵と一緒に味方であるイリーナをも巻き込んでダメージを与え、その直後のイリーナの敵への攻撃の威力が高かったのでヒースがこう呼んだ。以後の話でもたまに使用された。(レディ・ヘルさんより)


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