サスケ忍伝 [必殺技辞典]

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その昔“抜きし者天下を収める”とまでいわれた伝説の妖刀ガ存在した。その名を“十六夜”。徳川家康が用いたというこの刀は現在、伊賀の里に封じられ伊賀忍者によって守られている。だが、その力を狙う邪悪なる者どももまた存在していた・・・・・

 伊賀流忍者であるくノ一・美琴は、祖父の円妖斎と二人暮し。ところがある日、甲賀忍者の少年・流サスケが修行をしにやってきた。2人は同じ学校に通い、いささかのトラブルも切り抜けながら、とりあえず平穏に過ごしていた。
 だが、伊賀のくノ一・紅百合が訪れた時から事態は一変する。妖刀“十六夜”を守り続けてきた伊賀の里が、恐るべき“獣魔忍群”によって壊滅させられたというのだ。そこから逃げ延びてきた紅百合は、十六夜を託すべき人物を探し円妖斎のもとを訪れたのである。
 話を聞き驚愕するサスケらの前に、今度は獣魔忍群の幹部・獣王院影丸が現れる。獣魔忍群の野望を語り十六夜を奪おうとする影丸を、サスケ達が迎え撃つ。サスケと獣魔忍群の戦いの火蓋が、今切って落とされたのだ!!

連載・・・・・・・・週刊少年ジャンプ
作者・・・・・・・・黒岩よしひろ
単行本・・・・・・・・全1巻
作者の初連載となる忍者アクション漫画。初連載だけあって、今とはだいぶ絵柄が異なっている。

おぼろ影 獣王院影丸
サスケ忍伝
獣王院が初登場時に使っていた忍法。何も無い空間に自らの映像を投影し、その場にいるように見せかける。この技はスライドの原理を使っているため、術者は映像の反対方向に存在している。しかし、獣王院は映写機を使っていたので、サスケは位置を特定できなかった。 (ケケケさんより)

[1]獣王院烈火轟爆
[2]獣王院背影殺
[3]獣王院傀儡返し
獣王院影丸
サスケ忍伝
[1]獣王院が使う忍法のひとつ。全身を炎で包み、相手に向かって体当たりする。見た目も派手でかなり強そうだが、作中一回しか使っていない。
なお、自分以外に火の玉が複数発生しているので、本来はこれらと一緒に突っ込む技なのかもしれない。 (ケケケさんより)

[2]獣王院が使う忍法のひとつ。相手の背後にくっつくように移動しながら、背後から剣を突き立てる。サスケの胸を貫通し止めを刺したかに思えたが、変わり身だった。 (ケケケさんより)

[3]獣王院が、対サスケ用に編み出したと思われる忍法。自分に向かってくる「影法師」に剣を振るうと、その影が反転してサスケを襲う。「影法師」が影にまぎれて糸を使っていることを見抜いたうえでの技であり、サスケを一度は捕らえた。 (ケケケさんより)

獣魔忍法・葬帯縛術 装面鬼
サスケ忍伝
獣魔忍群・魔忍衆のひとり、装面鬼の忍法。マントを分解して大量の紐と化し、相手を縛り上げる。この状態からさらに締め付けたり、「激殺!!」の掛け声と共に相手を振り上げて地面に叩きつけたりする。サスケを捕らえたが、「流星影法師」によって破られた。 (ケケケさんより)

変わり身の術 流サスケなど
サスケ忍伝
攻撃を受けた時、やられたとみせかけて素早く偽者と入れ替わる。忍者の代名詞とでも言うべき技であり、この作品でも使い手が多い。サスケは、腕の部分だけの変わり身を披露している。(ケケケさんより)

[1]サスケ忍法・影法師
[2]サスケ忍法・雷光石火
[3]サスケ忍法・流星影法師
[4]サスケ忍法・閃光影法師
[5]サスケ忍法・おそうじ影法師
[6]サスケ忍法・究極影法師
[7]サスケ忍法・影法師紅蓮返し
流サスケ
サスケ忍伝
[1]この作品の代表的必殺技。自らの影を伸ばし、自由に操る。この影はあらゆる物を伝ったり立体になったりして、相手に絡みつきその動きを封じてしまう。基本的に捕獲用の技であり殺傷力は無いが、さまざまな応用技がある。ただし、影が出来ない状況では使えないという弱点もある。
なお、この技の本来の仕掛けは、影に隠して放たれる糸のほうにある。 (ケケケさんより)

[2]サスケが使った技のひとつ。相手の体に紐をくくりつけ、それを伝わらせて電気を流す。人間ひとりを燃え上がらせ、黒焦げにする威力があるが、獣王院には効かなかった。 (ケケケさんより)

[3]サスケが使う忍法のひとつ。「影法師」の発展技で、動かした影に刃物のような切れ味を持たせる。捕獲用の「影法師」とは異なり、直接相手を攻撃できる技であり、作中最も多用された。ただし、影が出来ない所では使えないのは「影法師」と同じである。
なお、この技の原理も「影法師」と同じく、影に忍ばせた糸を使ったものである。(ケケケさんより)

[4]「影法師」の応用技のひとつ。妖刀“十六夜”の力で閃光を生み出し、それによって生じた影で相手を捕らえる。この時の光は、相手の注意をひきつける囮の役割も果たしている。この術で瑪瑙を倒した。 (ケケケさんより)

[5]「影法師」の応用技のひとつ。呼び出した影の手たちに、食器などを洗わせる。かなりの量の洗い物も、あっという間に片付けてしまう。手っ取り早く片付けるために使ったのだが、「影法師」の仕組みからすると、洗っているのは結局自分のはずなのだが?(ケケケさんより)

[6]「影法師」の発展技のひとつ。足元からふたつの影を発生させ、目標を攻撃する。究極とついてはいるが、普通の「影法師」とは影の数くらいしか違わない。獣王院の「傀儡返し」で破られた。なお、技名の「究極」は「スーパー」と読む。 (ケケケさんより)

[7]「影法師」が破られたときに備えて編み出された忍法で、サスケ曰く「破の影法師」。「影法師」で使っていた糸に、不動明王火焔法で呼び出された炎を纏わせ、標的に向かって放つ。糸はサスケの意のままに動きながら、標的を炎で包む。獣王院を捕らえることに成功した。 (ケケケさんより)

忍法地獄耳 流サスケ
サスケ忍伝
サスケが使う忍法のひとつ。聴力を増幅し、遠距離の音を聞き分ける。この技を使うと、相当離れている場所での会話も聞き分けることが出来るようになる。番長と子分の会話を聞き取るのに使った。 (ケケケさんより)

摩利支天増力隠形法 流サスケ
サスケ忍伝
サスケのみならず、忍者がよく使用する呪文。「オン マリシェイ ソバカ」と真言を唱えることで、精神を統一する。サスケは、十六夜を抜くときの精神集中のために使った。 (ケケケさんより)

不動明王火焔法 流サスケ
サスケ忍伝
古来より忍者が使用している呪文のひとつ。「ナグマクサンマンタ バサラダンカン」と真言を唱えることで、周囲に猛火を呼び出し操る。自分に捲きついた「影法師」の糸を焼き払うために使った。 (ケケケさんより)

番長忍法「BAN ban BAN」 晴海大作
サスケ忍伝
戦国高校の番長・晴海の忍法? 拳を素早く振るって、連続パンチを食らわせる。普通に殴っているようにしか見えないが、くノ一を倒したので、忍者にも通用すると思われる。なお技名は、その場のノリでつけたものである。 (ケケケさんより)

[1]美琴忍法「恋のロープをほどかないで」
[2]美琴忍法「不思議な手品のように」
[3]美琴忍法「ノーブルレッドの瞬間」
美琴
サスケ忍伝
[1]伊賀のくノ一・美琴が使う忍法。どこからか取り出した新体操のリボンを振るい、相手を絡め取る。このリボンは瞬時に捲きつくので、相手は一瞬でその動きを封じられることになる。
また、もう一本のリボンで絡め取った相手をはたく「乱れ打ち」というバージョンもある。 (ケケケさんより)

[2]「恋のロープをほどかないで」に続く、美琴忍法パート2。振るったリボンが、複雑な軌道を描きながら標的を雁字搦めにする。瑪瑙を捕らえたかに見えたが、「変わり身」で脱出された。
なお、技名の後にハートマークが付いている。 (ケケケさんより)

[3]美琴忍法パート3。ミニスカートを翻した大胆なポーズで相手を惑わし、その隙に飛び蹴りを食らわせる。獣王院の弱点を色香だと思い込んで使ったが、全く効果が無かった。(ケケケさんより)

[1]獣魔忍法・瑪瑙の舞い
[2]獣魔忍法・妖舞猫牙
瑪瑙
サスケ忍伝
[1]獣魔忍群・妖忍衆のひとり、瑪瑙の忍法。自らの血を霧と化して周囲にばら撒き、それに包まれた者を瑪瑙自身の動きに合わせて踊らせる。一度かけると、死ぬまで踊り続けるという。複数の相手にかける事もでき、サスケのほか美琴や番長も捕らえた。「血霧のダンスビート」とも呼ばれる。
この術は、相手の体に針を刺しその部分を操るのが正体であり、針を抜かれると効果が消えてしまう。(ケケケさんより)

[2]獣魔忍群・妖忍衆のひとり、瑪瑙の忍法。空中を高速で飛びまわり、鋭い爪で標的を切り裂く。周囲の建物を足場に突っ込んでくるスピードはかなり速く、サスケや美琴も対応できないほどである。 (ケケケさんより)


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