ラキスにおまかせ [必殺技辞典]

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著者 :桑田 淳
イラスト:秕帷苓
(富士見ファンタジア文庫)
「朕の食卓に、かの知恵ある龍を材料にした料理を持って参れ!これは勅命である!」
プロペティア帝国皇帝オーウェル二世のこの発言からはじまったのがこのシリーズです。

主人公ラキス・フレーバーは宮廷魔術師団の総本部「朱雀の塔」の官僚試験最年少の首席合格者だが、いつの間にやらその勅命のための秘宝捜索隊のリーダーにされてしまった。 秘宝捜索隊のメンバーは性格にかなり問題のあるラキスの他に数年前まで冒険者をやっており、現在プロペティア帝国中央騎士団のロイヤル・ハーツ(本名は本人にとってとても恥ずかしい名らしい)、役立たず(というより腹の内が読めない)のベテラン冒険者のマイルズ・キュベルウィン、珍しい発見をすると全く周りが見えなくなる探求者グレン・フォード、帝国情報局のエージェントのメルフィーの5人である。皇帝と五大老の思惑が真っ向から対立している状態で、しかも周りからの援護は全くない状況の中、果たして運命はどう転ぶのか。 集めるだけで帝国の外に敵ばかり作りそうな秘宝の数々、しかも「知恵ある龍」紅龍ヴェルフェルは食べられてやってもいいぞとか言い出すし、「プロミネンスの炎」はドワーフ側が条件(世界樹の薪を手に入れるというオーウェル二世の勅命を実現するための条件とかぶっている内容+プロミネンスの炎を制御できる者を用意するという条件)さえ飲めば、少々分けてもらえそうだし、けっきょくエルフと帝国とのいざこざも起こらずに「世界樹の薪」手に入ってしまったし・・・・・ 順調にラキスたちや五大老の当初の予定からずれていくこの状況に果たしてどう対処するのか?そして伝説上の神と魔王と戦いの真実は?

魔晶顕現陣 ラキス・フレーバー
ラキスにおまかせ
ラキスが使う魔法のひとつ、前もって描かれた文様から出現した二筋の黒い光が魔方陣を形成し、その付近一帯の魔法使いの魔力を増幅し、神聖魔法を打ち消す。ラキスが『魔王の錫杖』を手に入れてからの、ルーファスとの戦いのときは二筋の赤い光が出現した。ちなみにこの魔法は本来禁忌の魔法だったりする(さらにラキスがこの魔法を覚えたことに関してゼラーエフ師が一枚かんでたり・・・)。(クウガもどきさんより)

言霊 ラキス 他多数
ラキスにおまかせ
宮廷魔術師特有の呪文詠唱方法。言葉1つ1つに呪文を込めて詠唱を早くする方法。(クウガもどきさんより)


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