仮面ライダーアマゾン [必殺技辞典]

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≪ストーリー≫
ある日、旅客機が突如墜落し、ほぼ全員の乗客が死亡してしまった。その中でただ一人、幼児である主人公だけが無事に生き残った。両親の事故死で孤児となった彼は長老バゴーに育てられ、ジャングルの密林で強く成長していった。
そこへ、『ガガの腕輪』を強奪し超人的なパワーを得た十面鬼ゴルゴスが、野獣軍団ゲドンを組織して世界征服にのり出した。十面鬼は長老バゴーが持つ『ギギの腕輪』を狙った。ガガの腕輪とギギの腕輪は古代インカの超科学の謎をとく鍵であり、ゲドンはこの2つの腕輪を奪ってインカの超科学を自分たちのものにしようと目論んでいたのである。
長老バゴーは主人公の体に改造を施し、ギギの腕輪を彼に移植した。そして「日本に行け!」と言い残して息を引き取った。彼はバゴーの命に従って急いで日本へと向かった。
時を同じくして日本では、バゴーの知人である教授が彼を待っていた。そこへ突如ゲドンのクモ獣人が襲い掛かり、教授を殺害してしまった。泳いで日本に着いた彼は仮面ライダーアマゾンに変身し、クモ獣人を見事撃退した。
ここにゲドンとアマゾンライダーとの死闘が開始された。
第14話でゲドンが壊滅し、新たな組織ガランダーが登場する。ゲドンからガガの腕輪を奪ったガランダーと、ギギの腕輪を持つアマゾンライダーとの新たな死闘が始まった。果たしてこの死闘の行方は?そして2つの腕輪が揃った時に得る事が出来る古代インカの超科学とは何なのか?

≪作品解説≫
ライダーシリーズ第4弾である仮面ライダーアマゾンは、昭和ライダーの中で、いや平成を含む全ライダー作品の中でもとりわけ独創的な雰囲気を持っている。元々は初代仮面ライダーへの原点回帰がテーマであり、怪人の不気味さ、怪しげな雰囲気のストーリ、異形の姿であるヒーロー、などが前面に押し出されている。が、幾多の斬新な試み、強烈な個性を持つキャラクターのおかげで、原点回帰を目指しながらも、最終的には他のライダー作品の追随を許さない程独自に満ちた世界観を築きあげたのである。
1:言葉を話せない主人公
アマゾンは幼少の頃よりジャングルで鍛えられ成長したやせい児であり、日本の言葉、文化など全くしらなかった。そのため、数多くの誤解を招き、人間達から度々誹謗中傷を受け、人間不信に陥るほどに悩みくるしむ悲劇のヒーローである。悪とたたかうと同時に、こうした問題にもたちむかわないといけない、という悲壮感に満ちたストーリーが、仮面ライダーアマゾンの特徴である。
2:ワイルドなアクション
前作『仮面ライダーX』の棒術を駆使したアクションとは打ってかわって、仮面ライダーアマゾンの殺陣はジャングルで成長した主人公らしく、ワイルドな雰囲気にみちあふれている。四つんばいで這い回り、雄たけびをあげて敵に噛み付き、腕に付属しているカッターで敵の体を切りさく。敵の首、て、足がちぎれとび、全身から血しぶきをあげる、、、。こうしたバイオレンスに満ちた殺陣も、アマゾンライダーの魅力である。
この他にも数多くの独創性にあふれていたアマゾンライダーだが、TV局の都合のために、残念ながら全ライダー作品で最短の24話でストーリーは幕をとじた。

アマゾンキック アマゾンライダー
仮面ライダーアマゾン
第22話に登場したモモンガー獣人にとどめをさした技。 従来のライダーキックのように普通に飛び上がり放つキックである。 数少ないアマゾンが「大切断」以外の技で、とどめを刺した必殺技である。 第23話でも技名は叫ばなかったが、サンショウウオ獣人の腕を吹き飛ばした 技もおそらくコレだと考えられる。

ジャガーショック 仮面ライダーアマゾン
仮面ライダーアマゾン
鋭いマダラオオトカゲの牙で敵に噛み付いて攻撃する。初戦で、クモ獣人の手足を食いちぎった。(IG88さんより)

スーパー大切断 アマゾンライダー
仮面ライダーアマゾン
ギギの腕輪とガガの腕輪が1つになったことで超パワーを手に入れたアマゾンが繰り出すTV版最終話のみに登場した最強の必殺技。 ゲドン・ガランダー帝国・真の支配者の両腕と首を刎ねた技。 大切断よりもさらに力強い声やグラフィック。 仮面ライダーSPIRITSにおいて、この技を使うときには腕のヒレカッターが長く伸びる事が判明。(一応、TV版ではそういう描写は無いのだが) (おおがみたいちさん、AAAさんより)

スピンキック アマゾン
仮面ライダーアマゾン
17話で自身の頭部を回転させて投げてくるガマ獣人の攻撃に苦戦したアマゾンが独楽の回転をヒントに編み出した新必殺技。 自身が回転することで、ガマ獣人の頭部を投げてくる回転攻撃を独楽と独楽が弾きあう現象のように、この攻撃を弾き返した。 独楽をヒントに言ってる割には何故か縦に前宙しながら体当たりをしてるように見える・・・・キックじゃないよな・・・・。

大切断 アマゾン
仮面ライダーアマゾン
アマゾンの決め技で、腕についたカッター状のヒレで敵をその名の通り切断してしまう技。 アマゾンライダーである山本大介は、ジャングル育ちで言葉をほとんど喋れなかったために、戦闘中もほとんど奇声しか発していなかった。 ある程度喋れるようになった第14話で初めて劇中でこの技名が判明する。 技名が判明する前でも、劇中では「大切断」と思われる技を何回も披露していたが・・・。 この技で、敵の首や体の一部を飛ばしたり、やたら血を噴出させてました。 他のライダーシリーズのとどめの刺し方と比べ、生々しさを感じる。

人喰いカビ キノコ獣人
仮面ライダーアマゾン
第20話に登場した必殺技。(毒キノコが原料である)猛毒カビを自身の体内で精製した後に口から吐く事で浴びた人間を消滅させてしまい、キノコ獣人はコレによる『東京カビ全滅作戦』を企んだのであり、アマゾン(山本大介)の友達であるモグラ獣人も倒した。しかし自ら犠牲になったモグラ獣人はカビの解毒剤を作らせるようにした。(ABCさんより)

毒の爪 黒ネコ獣人
仮面ライダーアマゾン
第10話に登場した必殺技。猛毒が仕組まれた両手の鋭い爪で敵を引っ掻く事で敵の体内に毒を注入するのであり、黒ネコ獣人に引っ掻かれた敵は時間が経てば全身に毒が回ってしまい、最期には絶命してしまう。劇中でアマゾン(山本大介)が技名を付けたのであり、黒ネコ獣人は変身前のアマゾンを爪の猛毒で殺した後にアマゾンから「ギギの腕輪」を奪い取ろうと企んだが、アマゾンの薬で簡単に毒を打ち消されてしまった。 (ABCさんより)

ブラックオンゴールド 十面鬼ゴルゴス
仮面ライダーアマゾン
技名を叫ぶと辺りが暗くなり、周囲を暗黒世界にかえてしまう。 特に技の説明がなかったので、具体的にどういう効果があったかは不明。 別に十面鬼自身がパワーアップしたような描写は特に見られなかった。

フクロウの術 フクロウ獣人
仮面ライダーアマゾン
撒き散らした羽で相手の目をふさぎ視力を奪う。さらに夜になって特殊な義眼を使えば、犠牲者を操ることができる。(ケケケさんより)


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