|
新任の小学校教師・一色彩人は、教師生活第一日目で謎の宇宙人に遭遇する。その宇宙人はドゥ・トゥーン・ボーリ星の王子「クィン・ダ・オーレ二世」を名乗り、一色に“超人原色”なるものを渡す。ドゥ・トーン・ボーリ星の宝であるというそれは、塗りつければ超人的能力を得るという神秘の絵の具だった。状況を理解できず混乱していた一色も、成り行きとクィンの押し売りでそれを使う羽目になってしまう。
こうして、正義のヒーロー・“原色超人ペイントマン”が誕生した。気弱ながらも教師としての理想に燃える一色は、能力の特訓をしながら生徒たちとの信頼を深めたりして充実した生活を送る。 だが、そんな一色に危機が迫っていた。かつてドゥ・トーン・ボーリ星を滅ぼした“ケァ二・ドゥ・ルァーク一族”が、クィンと“超人原色”を狙って地球に接近していたのである・・・・・・・・・ 連載・・・・・・・・・・週刊少年ジャンプ 作者・・・・・・・・・・おおた文彦 単行本・・・・・・・・・全2巻 平成5年に連枝されていた変身ヒーロー漫画。作者が元々、森田まさのりのアシスタントだったため、『ろくでなしブルース』などの絵柄とかなり似ている。 なお、2巻には特別読切バージョンが2本収録されている。基本のストーリーは連載版と大して変わらないが、設定・キャラデザインなどはかなり異なっている。 |
| ・小野寺恵二スペシャル投げ | 小野寺恵二 |
| 上村とのケンカで使用。相手の脇と腕を持った状態で、引っこ抜くように投げ飛ばす。上村を壁に叩きつけた。(ケケケさんより) | |
| ・筋肉超増強の青(バーシャシュンズ･シアン) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。青色の絵の具の効果により、人間離れした超怪力を発揮する。その力は鉄の扉をこじ開け、コンクリートを粉砕し、大きなローラーを投げ飛ばすほどである。
なお、『特別読切その1』では水中行動、『その2』では連載時と同じく怪力の効果がある。 (ケケケさんより) | |
| ・五感超進化の黄(エスペディフォーズ･イエロー) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。黄色の絵の具の効力により、五感を強化する。それぞれの効果は以下の通り。どれもかなり強力だが消耗が激しく、短時間で元に戻ってしまう。
視覚：視力を強化し、あらゆる物体を透視する。もっとも基礎的なものであり、一色も最初に習得した。 聴覚：半径1km以内の音を聞き取る。 嗅覚：常人の5000倍もの効果を持つ。また、臭いのイメージ、意識などを察することができる。井崎先生の想いを感じ取り、失くした婚約指輪を発見した。 舌覚：舌でなめた物の材質や成分を分析する。 黄色の効果は『特別読切その1』では筋力アップ、『その2』では防御力アップの効果だった。 (ケケケさんより) | |
| ・悪夢の六方陣 | アディ･グル･スー |
| “ケァ二･ドゥ・ルァーク一族”のひとり、アディ･グル･スーの必殺技。液状化した状態から6人に分裂し、相手を囲んで袋叩きにする。文字通り六方から相手を囲んでいるため、大抵の敵は逃げる術無く倒されてしまう。 (ケケケさんより) | |
| ・高速飛行の赤(プレシュディーン･マゼンダ) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。赤い絵の具の効果により、空を飛ぶ。強烈な緊張感が必要とされるため、気軽に飛びまわることはできない。また、能力が発展途上だったためか、「飛ぶ」といううより「スピードアップ」の能力に見える。
『特別読切その1』では連載時と同じく飛行能力に、『その2』は「瞬間移動の赤」となっている。 (ケケケさんより) | |
| ・武装変形の緑(ベクタスカターンズ･グリーン) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。青と黄色を混ぜ合わせた“緑”の効果で、武器や防具を作り出す。使用したビィグ･ルーンズ戦では剣を作り、彼を真っ二つにして倒している。
『特別読切』ではスピードアップだった。(ケケケさんより) | |
| ・気術操作の紫(ハウルスターク･パープル) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。赤と青を混ぜた“紫”の効果により、エネルギー体を操る。掌に集中したエネルギーは、ビーム砲のような形態をとって、標的に命中するのである。使用した2回とも防がれたため、威力などは不明。
『特別読切』でも同じような効果を持っている。 (ケケケさんより) | |
| ・超硬防御皮膜の橙(フェングストール･オレンジ) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色による能力のひとつ。黄色と赤を混ぜた“橙”の効果により、全身を超硬度の皮膜で覆う。その効果はかなりのもので、殴った相手の腕のほうがダメージを受けるほどの防御力を持っている。 (ケケケさんより) | |
| ・三色融合(トリプルフュバーション) | ペイントマン（一色彩人） |
| 超人原色を三色全て混ぜ合わせることで発動する究極の力。クライマックスで発動したため詳細は不明だが、超人原色を創造したジャ･ロートァ･イーグの予想を上回る効果を発揮したようである。 (ケケケさんより) | |
| ・瞬間移動の赤(プレシュディーン･マゼンダ) | ペイントマン（一色彩人） |
| サマースペシャル掲載の読切で使用。赤い絵の具の効果により、瞬間移動する。移動距離はそれほど長いわけではなく、シャドー星人にはすぐ追いつかれていた。 (ケケケさんより) | |
| [1]ペイントマン・レインボー･スパーク [2]ペイントマン・レイジング･ナックル [3]ペイントマン･レイジング･スレッダーショット |
ペイントマン（一色彩人） |
| [1]ホップ・ステップ賞で佳作を取った読切で使用。相手を掴んだ状態で全力を込め、手から七色の光線を出して標的を攻撃する。全ての絵の具を塗り、真の力を発揮したことによって使用可能になった技である。 (ケケケさんより) [2]サマースペシャルに掲載された読切で使用。右手にエネルギーを集中し、スパークさせながらパンチを放つ。コンババ星人を一撃で倒したが、シャドー星人には通じなかった。(ケケケさんより) [3]サマースペシャル掲載の読切で使用。右手にエネルギーを蓄えつつ振り上げ、刃物のように敵を切り裂く。超人原色の黒（歴代勇者の意思）に認められたことにより、土壇場で使用可能になった。 (ケケケさんより) | |