・リンカーズ“アクセル” | 幾瀬依 |
24歳の魔法少女こと幾瀬依が使用する技。初登場は9巻。 リンカーズを螺旋状に高速回転させ、周囲の魔力をその中央に引き込む魔力の渦を形成することで相手ノイズを強制的に自分の間合いに引きずり込み、逃れられなくする。ノイズなど魔力でできた相手に特に有効とのことから、おそらく渦の中央部は魔力密度が大幅に低下しているものと思われる。 あくまで必殺の一撃を叩き込むための予備動作のための技であるため、この技自体に攻撃能力はない。しかし、この技に捕らえられた相手は確実に、リンカーズをメリケンサック代わりに巻いた依の右ストレートによって葬られる事となる。 (クウガもどきさんより) |
・創造領域 | 瀬乃せらの、委員長の母(本名不明) |
一定の空間内を隔離して自分の領域とし、領域内の法則などを自身の支配下に置く魔法。 領域内の性質は術者の意思によって左右される為、術者の心象現象が領域に投影されることが多い。 モエル曰く魔法の中では最上位クラスの代物とされており、術式展開には膨大な魔力を必要とする。 委員長の母親は理由あって自身の自然な魔力回復が封じられている為、ノイズを発生させて誰かがノイズを消滅させた際に発生するノイズの魔力の残滓を無理矢理取り込むことにより術式を起動している。 ●バース・オブ・ナイト 使用者:委員長の母、フィアネス 最外殻を黒い壁で囲まれた永遠の夜の世界。 中にいる者を眠らせ、悪夢を見せる効果があり、中にいる者が見た悪夢を媒体にノイズを生み出し続けるという性質を持っている。 本来術者の意識が反映される同一の創造領域の使用者が二名存在することなどあり得ないが、委員長の母の意識から誕生したディスコード“フィアネス”は例外的にバース・オブ・ナイトを使用できる。 ●ミュート・ワールド 使用者:瀬乃せらの 瀬乃せらのが生み出した創造領域。白塗りで何も存在しない虚無の世界。 敵味方関係なく中にいる自分自身以外の存在の魔力を、せらのの魔力が許す限り全て吸収・無力化しつづける。(クウガもどきさんより) |
・ディストーション | エフェクト |
意思を持つノイズ“ディスコード”の一体、エフェクトの技。 自身との接触点から対象となる魔力衝撃やノイズなどの持つ魔力振動の波長と別の波長を持つ魔力振動を注ぎ込み、相殺させることで対象の魔力振動を中和・消滅させる技である。 作中初登場は5巻。彼方とモエルを飲み込んだノイズに対して使用した。(クウガもどきさんより) |
・黄金の弾丸 | エル=モエル |
変態猫モエルことエル=モエルが猫形態時に使用する必殺技。初登場は10巻。 体を丸めて魔力を纏い、高速の体当たりを行う。(クウガもどきさんより) |
・満月の盾 | エル=モエル |
変態猫モエルことエル=モエルが使用する防御術式。初登場は10巻。 オリジンキー“ルナ・フェイズ”との同化によって得られた変幻自在の髪の毛を伸ばし、全方位型魔力障壁を形成する。 作中では正円型と書かれているが、全方位型とのことから球形の結界(相手から見ると正円型に見える)と思われる。 (クウガもどきさんより) |
[1]蒼の軌跡 [2]蒼の螺旋 [3]蒼の世界 [4]蒼の螺旋“カノン” |
白姫彼方 |
[1]彼方が使用する魔力衝撃(つまり攻撃魔法など)に分類される魔法。 彼方の杖型(棍型?)オリジンキー・オーヴァゼアを振り下ろすことで目の前に蒼い半月上の魔力塊を形成し、それを杖で突くことにより推進力を得て目標へと飛来し、接触と同時に内蔵する魔力を爆発のエネルギーに変換して対象を木っ端微塵に破壊する。ちなみに魔力塊の飛来速度もかなり高い。 初登場は一巻で、それまでオリジンキーへの攻性魔力付与しかできなかった彼方にとっては初の遠距離魔力攻撃。ただし彼方自身の魔法使用時の魔力配分がまだ未完全で、一撃にほぼ全魔力を上乗せしてしまうために一度使用すると体力や魔力が回復するまで使用できないのが欠点である。 3巻の契約破棄による女性化時は魔力の制御の強化に伴い、連続使用できるようになった。なお、女性化時は自身のオリジンキーが変化した「クロス・オーヴァゼア」を使用する。 (クウガもどきさんより) [2]彼方が使用する魔力衝撃(攻撃魔法などの意)に分類される魔法で、「蒼の軌跡」の発展形。 効果範囲内で杖型オリジンキー・オーヴァゼアが描いた軌跡全てを「蒼の軌跡」として起動することで、描かれた軌跡から周囲へと無数の『蒼の軌跡』の魔力刃を放つ。ただし通常の『蒼の軌跡』の魔力調整が出来ないことからも分かるように今の彼方にはこれだけの軌跡を完全に制御下に収めることが出来ない。その結果軌跡が拡散するように膨張し相互干渉を起こして効果範囲を道連れに暴発してしまう。その威力は効果範囲にあった物体を消滅させるほどであり、いまだ眠り続けている彼方の魔力がどれほどの量か暗に示している。 初登場は二巻末のディスコード“エフェクト”戦。この時の彼方は明らかに『蒼の螺旋』を暴発させる前提で発動させていた。 (クウガもどきさんより) [3]契約の破棄によって文字通りリアルに魔法少女となった彼方が使用する魔法。 本人が持つ膨大な魔力と女性体への変化により得た魔力制御能力を以って展開されている創造領域に干渉し、持ち主の性質の変化によって進化した杖型オリジンキー「クロス・オーヴァゼア」を中心に領域の法則を強制書換(re-write)する。ちなみに魔法名の由来は領域内に投影された空を闇色から本来の状態の蒼穹へと変化させる為だと思われる。 初登場は委員長の母がノイズを取り込みすぎたが故に起こった意識の混濁から誕生したディスコード“フィアネス”との戦闘時。この魔法を使う前に此方から受けた魔力補給分は全て使い切っているので、創造魔法を書き換えるためこの魔法に使用された膨大な魔力と制御能力は全て彼方の自前の物、しかも一旦魔力を使いきった状態から契約破棄前後までに自然回復した分だけということになるので彼方自身の潜在的な魔力容量は一般のチューナー(発生したノイズを人知れず葬り去るする役目をもった者達のこと。基本女性なので「魔法少女」と形容される)と比べても破格のものといえよう。彼方の母親(此方)の能力が判らないので此方と比べるのは困難だが(笑)(クウガもどきさんより) [4]5巻より初登場した彼方の魔力衝撃(いわゆる攻撃魔法等のこと) 相手が軌跡中央部の鉛直線上に位置するよう蒼の螺旋の軌跡を描き、発動待機状態の蒼の螺旋中央部を通過して相手に直撃するよう彼方のオリジンキー「オーヴァゼア」を投擲することにより、蒼の螺旋の魔力を集束させたオーヴァゼアで相手のノイズを貫通・消滅させる。 5巻の時点で彼方の使用できる魔力衝撃の中では最も障壁貫通能力の高い魔力衝撃だが、技の内容からも分かる通り攻撃が非常に直線的なため回避されやすいという欠点がある。 初使用時は留真の金貨型オリジンキー「ウィズ・インタレスト」を使用した魔力衝撃による牽制と依の鎖型オリジンキー「リンカーズ」による捕縛で欠点を補っている。(クウガもどきさんより) |
・空白の軌跡 | 白姫彼方 |
周囲のチューナーのオリジンキーを取り込んでパワーアップした彼方の魔力衝撃。最終巻初登場。 杖型オリジンキー・オーヴァークリアを振るい、その軌跡を魔力衝撃として具現化し投射するオーヴァークリア版蒼の軌跡である。 基本的に従来の「蒼の軌跡」と同等の魔法だが、色が従来の彼方の魔力色の青空色ではなくあらゆる色の光が集まり白色になっている。またその出力は従来の強化形態であるオーヴァーフェイズ版と比較しても桁違いになっている。 (クウガもどきさんより) |
・くすぐり地獄 | 白姫彼方 |
主にモエルのセクハラに対して使用されるお仕置き技。初登場は9巻。 ただ単に相手をひたすらくすぐり続ける技で、受けた相手は次の朝まで気だるい脱力感に苛まれる。モエル曰く、くすぐられる際の彼方の手の柔らかさと、くすぐる際の独特のリズムがくすぐったさと同時に不規則な快楽を呼び起こすらしい。 本来はモエルに対して使用されるお仕置きだが、作中では事故で留真が彼方の服を剥いでしまい、過去に何度か行ったセクハラ行為の恨みも合わさって留真が食らう羽目になった。(クウガもどきさんより) |
・いっせいに | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 事前に周囲に展開した魔力球の足並みを整え、一斉に特定の目標を攻撃する。(クウガもどきさんより) |
・おおきく | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 事前に展開された魔力球の一部を巨大化させる。(クウガもどきさんより) |
・するどく | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 魔力球の形を錐状に変え、そのまま相手を貫く。(クウガもどきさんより) |
・そろえて | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 周囲に展開された魔力球の足並みをそろえ、一斉攻撃に備える術式である。(クウガもどきさんより) |
・たからかに | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 事前に展開された魔力球を、弧を描くように対象へと飛来させる。(クウガもどきさんより) |
・はじけて | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 魔力球を破裂させ、その破片等によって攻撃する。(クウガもどきさんより) |
・はやく | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 事前に展開された魔力球の移動速度を強化し、一時的に加速させる。(クウガもどきさんより) |
・ひびけ | 瀬乃せらの |
瀬乃の一員であるせらのが使用する魔力衝撃。第6巻初登場。 周囲に無数の魔力球を展開する術式で、展開された魔力球は追加術式によって追加効果を得ることができる。 せらの魔法は創造領域を除き、基本的にはこの術式をベースにして追加術式をその都度書き加えることで成立している。 (クウガもどきさんより) |
・ひろがるように | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 魔力球の形を巨大な壁状の防御障壁へと変化させる。(クウガもどきさんより) |
・ゆるやかに | 瀬乃せらの |
せらのが使用する「ひびけ」用の追加術式。 事前に展開された魔力球の速度を一時的に低下させる。(クウガもどきさんより) |
・灰色の軌跡 | ノイズ(偽 白姫彼方) |
彼方の姿を模したノイズが使用した魔力衝撃(つまり攻撃魔法など)に分類される魔法。 攻撃の内容は彼方の『蒼の軌跡』とほぼ同じだが魔力塊の色が灰色になっており、彼方の蒼の軌跡に比べて威力が下がっている代わりにこちらは連射可能なのが特徴である。(クウガもどきさんより) |
・ロケット鎌 | ノイズ |
機械のカマキリを模したような形状をしたノイズが使用した技。 両手の腕の鎌の部分だけを切り離し、ブーメラン状に飛ばして相手を切り裂く。 ちなみに技名は彼方のパートナーの猫・モエルが冗談で言ってみたら本当に使ってきただけ。(クウガもどきさんより) |
[1]碧(あお)の波濤(はとう)
[2]碧(あお)の渦流(かりゅう) [3]碧(あお)の終点 [4]碧(あお)の波紋 |
野々下深未 |
[1]深未の使用する魔力衝撃の一種。最終巻初登場。 彼方の使用する「蒼の軌跡」を模した魔法であるが、色は深未の未だ心の方向性を明確に自覚できないことを反映した深海の深い青色になっている。 模倣ではあるが出力自体はオリジナル以上であり、初使用ですら強化形態の魔法少女かなたんのオリジナルと相殺できる出力を持つ。 (クウガもどきさんより) [2]深未の使用する魔力衝撃の一種。最終巻初登場。 彼方の使用する「蒼の螺旋」を模した魔法であるが、色は深未の未だ心の方向性を明確に自覚できないことを反映した深海の深い青色になっている。 模倣ではあるが出力自体はオリジナル以上であり、初使用ですら強化形態の魔法少女かなたんのオリジナルと相殺できる出力を持つ。 (クウガもどきさんより) [3]深未の使用する魔力衝撃の一種。最終巻初登場。 彼方の使用する「蒼の始点」を模した魔法であるが、色は深未の未だ心の方向性を明確に自覚できないことを反映した深海の深い青色になっている。 模倣ではあるが出力自体はオリジナル以上であり、初使用ですらオリジナルと打ち合える出力を持つ。 (クウガもどきさんより) [4]深未の使用する魔力衝撃の一種。最終巻初登場。 作中では唯一彼方の魔力衝撃の模倣ではない完全オリジナル魔力衝撃であり、振動を利用して波のように周囲一帯に声を届ける魔法である。 また作中に登場した深未の魔力衝撃の中では唯一、チューナーと同様の心の力を原動力とした魔力衝撃となっている。(クウガもどきさんより) |
・ブロークン・ボリューム | ハーシュ |
“カコフォニー”のハーシュが切り札としている技。13巻初登場。 息を大きく吸い込み、奪った拡声器型オリジンキー(本来の所有者及び名称不明)のスイッチを入れ大声を発することで周囲に強力な音波による衝撃波を放つ。 威力は極めて高く、チューナー及びディスコード三人がかり(一人は防御魔法専門)で展開された複数層の魔力障壁を容易く破壊しチューナーを一撃で仕留めるほど。 ただし、一度の使用にハーシュの存在維持にも影響が出るほどの膨大な魔力が必要となるため、複数回の使用はできない。 (クウガもどきさんより) |
・散弾 | 樋野留真(魔法少女グレイス・チャペル) |
グレ子こと留真が使用する魔力衝撃の一種。 留真の持つオリジンキー「ウィズ・インタレスト」本体を媒介に複数個のコイン型魔力塊を現出させ、一斉に投射する。 名称初登場こそ第7巻だが、第1巻の頃から使用されている。(クウガもどきさんより) |
・貫通弾 | 樋野留真(魔法少女グレイス・チャペル) |
グレ子こと留真が使用する魔力衝撃の一種。 留真の持つオリジンキー「ウィズ・インタレスト」本体を媒介にコイン型魔力塊を現出させ、投射して相手を貫く。 名称初登場こそ1巻だが、第1巻の頃から使用されている。(クウガもどきさんより) |
・バンクラプト | 樋野留真(魔法少女グレイス・チャペル) |
グレ子が使用する新型魔力衝撃。初登場は10巻。 朱金色に燃え盛る留真のオリジンキー“ウィズ・インタレスト”を相手ノイズに直接撃ち込み、ノイズを焼き尽くす。 撃ち込まれたウィズ・インタレストは魔力が尽きると相手ノイズから想いを奪い取り、燃料にして燃え続ける(相手ノイズの想いを燃料にしている間は炎の色が変化する)ため相手ノイズが消滅するまで炎が消えることはない。(クウガもどきさんより) |
・蒼の始点 | 白姫彼方(魔法少女かなたん)&エル=モエル |
モエルとの同調によって二段変身した彼方の魔力衝撃。 彼方とモエルの二つの原初の想いによって誕生した杖型オリジンキー「オーヴァー・フェイズ」の先端の装飾品の先から彼方のイメージカラーとも言える蒼穹色の高出力の魔力刃を形成し、そのまま魔力刃で相手を斬り裂く。その出力は非常に高く、魔力が吸収され続けている状況下ですら最高峰の魔法とされる創造領域を内側から容易く斬り裂く程。 この魔力衝撃に使用されている魔力は以前の彼方のものと大して変わらないらしいが、彼方の最大の欠点である魔力の拡散とそれに伴う大量の魔力のロスがモエルの制御によって殆どなくなるため、元々高い威力を持つ彼方の魔力衝撃と比較してもその威力は破格の物といえる。 初登場は7巻。せらのの創造領域「ミュート・ワールド」を内部から斬り割き、破壊した。(クウガもどきさんより) |